国営越後丘陵公園の「雪割草まつり」は「花と緑の館」で行われていましたが、会場の多くのスペースを使って国際雪割草協会甲信越支部の展示、及び即売会が行われていました。
様々なタイプ、色合いの、雪割草の園芸種が展示されており、総数は180鉢以上に上るのではないかと思われます。
今回は出展作品の中から紹介します。銘が見えたものは記載しました。
標準花 「潮風」

千重咲き 「珠みどり」

八重咲き・雄蕊弁化・二段咲き

千重咲き 緑色が均一に出ていない

千重咲きの株に一輪だけ三段咲きが出現

標準花 「佐渡五色」

千重咲き

八重咲き・唐子咲き

三段咲き 「跳珠」 二段咲き 「麗花」


標準花 「大和絵」 標準花 「涼月」


標準花 「紙風船」 唐子咲き 「乙和媛」


二段咲き 「紫扇」 標準花 「緋恋梅」


標準花 無銘 標準花 紫 白しべ


標準花 「紫香梅」 強い香りがするのは珍しい!

千重咲き 「珠みどり」
八重咲き・雄蕊弁化・二段咲き
千重咲き 緑色が均一に出ていない
千重咲きの株に一輪だけ三段咲きが出現
標準花 「佐渡五色」
千重咲き
八重咲き・唐子咲き
三段咲き 「跳珠」 二段咲き 「麗花」
標準花 「大和絵」 標準花 「涼月」
標準花 「紙風船」 唐子咲き 「乙和媛」
二段咲き 「紫扇」 標準花 「緋恋梅」
標準花 無銘 標準花 紫 白しべ
標準花 「紫香梅」 強い香りがするのは珍しい!
会場では雪割草の押し花を使ったクラフト教室や押し花アートの展示も行われていました。
即売会は、標準花は3ポット1,000円からで、多くは800円~2,000円。変化の大きな銘品では8万円のものもありました。
3月25日撮影。
この日はJR長岡駅近くのビジネスホテルに泊まり、翌日、雪国植物園を訪れました。
(つづく)
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
今日あたり、現地では降雪も予想されます。バスで案内されても里山の花探索は大変でしょうね。
なおさん
交配してさまざまな優良花を作出するというのも楽しみでしょうが、根気とヒマとスペースがないとなかなか出来ませんので、大変ですよね。
楽老
信徳
60前には長岡の学校に通っていましたが長岡市も変わりました。15年ほど前に花火を見に行った以降長岡には行っていません。今年あたりは花火を見に行かないと中々チャンスが有りません。
来年ユキワリソウ見物にでも行こうかな(笑)。長岡には友人がいるのですが草花の趣味を持っている人がいないのが残念です。
寿々木
無門
八重で驚いていたら
笑われるね
千重咲きですか
原型が何だったか
忘れてしまうかも
nobara
育てるものなら? お持ち帰りしたですが・・
そこはぐっと堪えないと~駄目にする名人(-_-;)ゞ
こうやって定期的に見に
行かれる方も多いのでしょうね。
素晴らしいモノ、見せて頂きました。
はるる
これなら高い値がついても、当然だと思いました。
shuuter
色の変化は多いようですが、香りまであるとは知りませんでした。
mori-sanpo
小さな花でも色合いが鮮やかで、標準花から千重花までバラエティに富んでいて、それぞれ魅力的ですね。
降魔成道
勉強になります。
長さん
後輩を続けて、自分だけの品種を作り上げることを目標にしているのでしょうね。ただ、千重咲きは種が出来ないからこれ以上の変化は望めないのです。
園内バスでカタクリの自生地まで行ってくれて、帰りに途中下車すると雪割草の群生地なんです。
長さん
この前の週は国際雪割草協会の品評会が行われていいたので、どんな花が優秀なのか見ることが出来たのですが、これだけの品種が並べられていれば十分に楽しめましたよ。
実生から4,5年は結果が分からないから、気長にやらないと出来ない趣味ですね。
長さん
雄蕊か雌蕊が残っていないと交配は出来ませんからね。千重咲きが出来るまで交配を繰り返さないと、究極の趣味とはならないのですね。まだこの世界にはバイオ技術は入っていないようですね。
長さん
甲信越支部の展示ですが、やはり新潟在住の方が多いのでしょうね。
長岡駅の西側には大きなビルもたくさん出来て、昔のオモカゲがないかも知れませんね。
群馬からなら近いので、ぜひ雪割草街道をお訪ねください。
長さん
雪割草も変化が出やすい植物なので、昔から園芸種作りは盛んに行われてきたそうです。雄蕊も雌蕊もある標準花と比べると、花は全く別の植物に見えますね。
長さん
千重咲きは、八重咲きの雄蕊がある品種と同じく雌蕊がある品種を交配させるのだろうと思います。
長さん
雪割草は実に色々と変化するものですね。これだけのものを作り出すのは大変なことだったでしょう。
スミレみたいにほったらかしても毎年咲いてくれるようなら良いのですが、雪割草はそうもいかないですからね。
長さん
育種家の長い間の努力の結晶がこれらの雪割草なのです。それを見せていただくのは実にありがたいことです。基本種なら安価なんですが、それでも一般的な草花より高いですね。
長さん
雪割草は香りがないものとほのかに香るものがあるそうです。その中で、「紫香梅」は貴重な品種といえるでしょう。初めての経験でした。
長さん
雪割草の園芸種は実に多彩でした。変化が出やすい植物ですが、珍しいものを作り出すにはそれなりの技術と時間が必要ですから、大変なことです。
長さん
自生種の可憐さから比べると実に多罪なものが作り出されています。それが雪割草の魅力なんですね。
eko
これだけ多種多様な花があるんですね。どの花も可愛いですね。育てられるなら欲しいですが、見るだけにしておきます。
8万円の花もあるとは凄いですね。
イッシー
それにしてもすごい変化ですね。
八万円ですか!怖くって買えない。
長さん
強い香りがする雪割草、初めて出会いました。意図して作られたものではないと思います。そんな思いがけない変化が出るのが雪割草なんですね。
私も育てる自信は無いので、こうして見るだけにしておきます。
長さん
標準花から二段咲きや、三段咲き、千重咲きなどがいきなり出来るわけではなく、飽くなき交配を続けた結果だと思います。
ランも高いのがありますよ。
月奏曲
押し花…これだけ種類あるなら綺麗に作れそう
長さん
雪割草、こうしてみるとなかなかのものでしょう。
押し花の入ったしおりとか、スケールなんかを作っていました。時間が無いので、押し花入りスケールを買ってきました。
すーちん
可愛らしい花
愛好家おおいでしょうねー
集めたくなっちゃいますねー
長さん
いろいろ変化が生み出されるので、愛好家が多いかも。
こういう園芸種は育てるのが大変そうですね。
ジュン
凄い種類で多彩ですね
香りのまであるのですね
拝見して可愛い雪割草の
愛好家になりそうです
長さん
交配に交配を重ねていますから、様々な品種が作り出されているようです。究極の目標が千重咲きで、もはや雄蕊も雌蕊もすべて花弁化しているので、これ以上の品種は出来ません。
りりい
「八重咲き」は良く聞きますが,千重咲きとは、驚きました。
色も素敵です。8万円という値段にもまたびっくりしました。
長さん
千重咲きはこれ以上の変化は作れないので、究極の雪割草と言われています。千重咲きは椿などにもありますね。