近くに駐車場にもならない細長い空き地があるのですが、その空き地の奥に面したお宅の木が黄緑色に染まっているように見えました。良く通りがかる道路で、昨年までは新葉の色かなと思っていたのですが、今年はやけに黄緑色が多いのです。それで空き地に入っていくと、何とシキミの花が咲いていたのです。今年は花の当たり年?
シキミは有毒で、実の形状は中華料理で多用される八角に似る。仏事に用いるため寺院に植栽される。別名が、「ハナノキ」と「ハナシバ」。
シキミの語源は、四季とおして美しいことから「しきみ しきび」となったと言う説、また実の形から「敷き実」、あるいは有毒なので「悪しき実」からともいわれる。日本特有の香木とされるが、『真俗仏事論』2には供物儀を引いて、「樒の実はもと天竺より来れり。本邦へは鑑真和上の請来なり。その形天竺無熱池の青蓮華に似たり、故に之を取りて仏に供す」とあり、一説に鑑真がもたらしたとも言われる。 (Wikipediaから)
モクレン(木蓮)
モクレン科モクレン属の落葉低木
ハクモクレンと区別するため、別名シモクレン(紫木蓮)


4月4日撮影
この花色は、nobaraさんのブログで紹介されていた(こちら)
マグノリア`アレキサンドリア' (シモクレンとハクモクレンの交雑種)かも

4月6日撮影
フリージア
アヤメ科フリージア属の半耐寒性の球根植物


原産は南アフリカで、ケープ地方に100種ほど分布しており、園芸種は150以上。和名はアサギスイセン(浅黄水仙)、コウセツラン(香雪蘭)。モクレン科モクレン属の落葉低木
ハクモクレンと区別するため、別名シモクレン(紫木蓮)
4月4日撮影
この花色は、nobaraさんのブログで紹介されていた(こちら)
マグノリア`アレキサンドリア' (シモクレンとハクモクレンの交雑種)かも
4月6日撮影
フリージア
アヤメ科フリージア属の半耐寒性の球根植物
4月4日撮影
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越後雪割草街道の旅⑦ 雪国植物園にて(2)
雪国植物園で見た花の続きです。
ザゼンソウ(座禅草)
サトイモ科ザゼンソウ属の多年草
ガイドさんが花序が赤いといっていました。なるほど、そう見えます
コシノコバイモ(越の小貝母)
ユリ科バイモ属の多年草 一輪だけ見つかった
北陸の春を代表する春植物スプリング・エフェメラルのひとつ
名の由来は、バイモより小さく、新潟県を中心に分布するから
ホクリクネコノメソウ(北陸猫の目草)
本州(新潟県〜島根県の日本海側)に分布
「ホクリク」は北陸地方を中心に分布することに由来する
コシノチャルメルソウ(越の哨吶草)
ユキノシタ科チャルメルソウ属の多年草
「コシ」は分布の中心地が越後であることから
遊歩道から遠かったので、トリミングしてもこのくらい
一昨年撮った接写写真はこちら。面白い花です
ニリンソウ(左下)やエンレイソウ(右下)はまだつぼみだった
大山椒魚の卵塊 山赤蛙のオタマジャクシ
3月26日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
オオサンショウウオの卵が新潟にありましたか。
寿々木
信徳
最近ハクレンは見られますがモクレンは少なくなりました。
ザゼンソウ、コシノコバイモ、コシノチャルメルソウを見られましたか。
river
雪国植物園は広いのでゆっくり回ればいろいろな植物が見られますね。岩野城跡から展望台に向かう道にはまだ雪が残っていました。オタマジャクシは私も見ました。
長さん
今年はやはり雪が多かったですが、遊歩道はほぼ問題がありませんでした。
大山椒魚の生息する池は雪解け水なんですが、園内では比較的暖かい場所なんだそうです。
長さん
シキミの花、多かったです。昨年までは気づかないくらい少なかったから、ちょっと驚きです。花から香りはあまり出ないようですよ。
コシノチャルメルソウ、緯度と気温の関係でしょうね。花はリンクを貼っておきましたが、正面から見ると雪の結晶みたいです。
長さん
我が家の近くで民家のシキミの木を見たのは2軒目です。1軒目のお宅は仏前に供えるために植えていると仰っていましたが、このお宅はしばらく空き家だったので、現在の住人は土地建物を購入されて、入居されたようです。大きな木だからそのままにされているのでしょう。
本来のシモクレンより色の薄い品種の方が多く見られます。ハクモクレンはもっと多いような感じですね。
長さん
このお宅の前の住人がシキミを植えた理由は分かりませんが、私が徒歩圏内で知るもう1軒のお宅は仏前に供えるためと言っておられました。
雪国植物園の東口から雪割草の群生地に向かう際、左手の、元水田だった低地の西側にある丘陵の手前、つまり北向きの斜面にも雪がかなりありましたよ。
ガイドの話によると、たまに大山椒魚が泳いでいるのが目撃されているそうです。
無門
樒は香花ですよね
毎月墓参り
いつも持参していきます
♪のこ♪
シキミは お墓や仏壇にお供えするので
買い求めますが・・・少々花が付いてるのは
見た事ありますが、こんなに❢
びっしりと お花が咲いてるのは
初めてでした~~~ \(◎o◎)/
カワ(・∀・)イイ!! お花です(✿ゝ‿◕)σネッ
他にも・・・珍しいお花や背の高い!
シモクレン(紫木蓮)のお写真を
見せて頂きまして ┣心━心━心┫
ありがとうございました♪.+゚♬✿
長さん
シキミの枝葉には香りがあるそうですが、花は特に匂うような感じはしませんでした。
nobara
夫の祖父のお墓に大きな木がありお彼岸頃咲いてました。
我が家の墓所は義母が『シキミ』を飾ります。
無宗教なんですけどね。シキミに拘ってました。
私は色々なお花を飾ってあげたいのですけれど・・
マグノリア・サヨナラというのは
クリームホワイトにピンクを帯びるんですって、
いろんなマグノリアがありますね。
ヨーロッパでは人気があるようです。
私はツルネコノメソウのお花を発見しました☆
近日、公開します((((^Q^)/
shuuter
植物園もこの時期ご無沙汰ですからね。
長さん
今までに見たシキミの中で一番花付きが良い木でしたよ。シキミもサカキも売られているようですね。
シモクレン、日の当たる方向が膨らんで丸くなりますね。
mori-sanpo
こちらでも、真間山弘法寺の近くで咲いているのを見かけ、図鑑で名前を確認したところです。
ザゼンソウの花、かなり以前になりますが、根室の海岸近く林の中を歩いているとき見たことがありました。
nobara
私、ガールマグノリアを勘違いしていました。
早とちりです。 あれは マグノリア`アレキサンドリア'
シモクレンとハクモクレンの交雑種です。
ガールマグノリアは濃い赤紫の小ぶりの単色咲きでした。
ほんとにごめんなさいね。
長さん
神様はサカキ、仏様はシキミと決めている方もいるようですね。
ガールマグノリアには3種類あるそうで、サヨナラというのはヒマラヤ産のマグノリア・キャンベリーの代表的な品種なんだそうですね。
つる性のネコノメソウがあるのですか。ネコノメソウの仲間も種類が多いですね。
月奏曲
ザゼンソウってダルマみたいでいつ見ても可愛いw
卵塊とオタマジャクシはちょっとパスw
長さん
ホクリクネコノメソウは新潟県〜島根県の日本海側に分布するそうですから、兵庫県でも見られカモしれませんよ。
長さん
シキミは良くお寺さんに植えられていますね。でも、民家で植えてあるのは珍しい部類でしょうね。
ザゼンソウを根室肝がんでご覧になりましたか。雪解けからしばらくすると咲き出す花ですから、耐寒性があるのですね。
長さん
長さん
シモクレンは3月末頃から見かけるようになりました。最近は色の薄い交雑種が人気だとか。
ザゼンソウの名はお坊さんが座禅をしている姿を後ろから見た形に由来するんですから、達磨さんもこんな格好をしていたんですね。
うふふ
ハクモクレンがすっかり姿を消してしまったらシモクレンが咲きはじめましたね。
どちらも大きな花で見応えがあります。
ザゼンソウは不思議な雰囲気がありますね。
何年か前に植物園で見ました。
eko
シモクレンが咲き始めましたね。中間のマグノリア`アレキサンドリア'は優しい花色で良いですね。
ザゼンソウは達磨さんみたいで可愛いですね。自生花はみたことがないですが、自宅で栽培されているのを見たことがあります。
色々なネコノメソウがありますね。ホクリクネコノメソウはこちらでは見ることが出来なくて残念です。
ロシアンブルー
シキミは鑑真和上と関係があるのですか~、知りませんでした。
ザゼンソウを見たのは確か尾瀬に行ったとき、水芭蕉とともにみた記憶がありますが小さかったです。
長さん
紫木蓮は白木蓮より遅く開花するのが普通です。最近は紫木蓮と白木蓮との交雑種に人気があるようです。
座禅草は花序から発熱する植物なんですよ。
長さん
このシキミ、居住者が変わったら突如沢山咲き出しました。住人を歓迎しているのかな(笑)。今後は、モクレンとハクモクレン、あるいはシモクレンとシデコブシの交雑種が多くなりそうです。
ネコノメソウは10種類以上あるようですよ。
長さん
シキミを日本に紹介したのは明確にはなっていないようで、鑑真がもたらしたという説もあるということらしいです。
ザゼンソウ、尾瀬でも盛られますね。赤茶色の部分は成長するのでもっと大きくなりますよ。
なおさん
コシノコバイモは丈も低くおとなしい花ですので、ぼんやり歩いていると見落としてしまいますね。
僕が雪国植物園に行った時もオオサンショウウオの寒天のような卵を見せてもらいました。面白いですよねえ。
すーちん
ザゼンソウは忍野八海に
行った時、道端に咲いてました
そんな時代も有ったんです~
長さん
シキミは良くお寺に植えられていますが、民家で咲いているのはごく稀ではないかと思います。魔除けみたいな意味合いもあったのでしょうか。
コシノバイモ、小さくても黄色が目立ちますから、妻がいち早く見つけました。
オオサンショウウオが泳いでいることがあるというので、池の縁の草むらを探ったのですが、見つかりませんでした。
長さん
忍野八海は世界遺産に指定されたので観光客がぐんと増えましたね。ザゼンソウもびっくりして顔を出さないかも。
ジュン
昨日見かけたのです
やはり大きく育っていました
ザゼンソウは不思議お花
見たいお花です
長さん
シキミの花をご覧になりましたか。萼片と花弁がほぼ同じ長さなので、八重の花みたいに見えますよね。
ザゼンソウ、ミズバショウと同じサトイモ科なんですが、変わった形ですね。
イッシー
目立たない花ですが良く見ると綺麗ですよね。
モクレンもきれいですよね、白と時期がだいぶ違うんですね。あ、これが交配種!!
長さん
シキミの花、よくご覧になりますか。住宅街では希なんです。
地味な花ですが、こんなに咲いていると目立ちますね。
シモクレンは色が濃いのが在来種です。このように色が薄いのは交配種と思った間違いないです。
りりい
オオサンショウウオと山アマガエルの卵、これも珍しい!
ちょっと驚きましたが。
はるる
雪国植物園、いろいろありますね。
こんなに次から次へ野草が見られると、楽しいでしょう。
おたまじゃくしも可愛いです。カエルになると苦手ですが。
長さん
シキミの花はお寺さんでよく見かけますが、住宅街で見るのは希だと思います。
オオサンショウウオの卵塊は以前にも見たことがありますが、山赤蛙の赤いオタマジャクシにはビックリ。
長さん
シキミの花をご覧になりましたか。ちょっと変わった花ですよね。
雪国植物園の見頃の季節は4月上旬からが良いのです。今回は少し早すぎました。
オタマジャクシは可愛いですが、赤いのはちょっと不気味。