個別部門のトロフィー賞以上の作品は、日本大賞の作品に向かって、左右の後方に展示されていました。下の写真は、その左側の部分です。
今回も、個別部門の優秀作品の中から、奨励賞を受賞した作品を紹介します。
グアリアンセ スキンネリ セルレッセンス‘フミコ’
Gur. skinneri fma. coeulescens 'Fumiko'
田辺 茂氏(千葉県)
中米原産の着生種で、花が美しい
カトレア マザーズ ライフ‘フジワラ’
C. Mother's Life 'Fujiwara'
原 幸康氏(群馬県)
スダメリカステ グリーン スィーティー‘イクコ’
Sud. Green Sweetie 'Ikuko'
長野蘭友会 荒井郁子氏(長野県)
カトレア コクネシア アマレロ‘ユキズ フルムーン’
C. coccinea fma. amarelo 'Yuki's Full Moon'
原 幸康氏(群馬県) 奨励賞ダブル受賞
シンビジューム ゴエリンギー(春蘭)‘真実紅’
Cym. goeringii 'Shinjituko'
桑原一夫氏(奈良県)
パフィオペディラム ロスチャイルディアナム‘モエ’
Paph. rothschildianum 'Moe'
上里忠彦氏(埼玉県)
パフィオペディラム サクハクリー‘コウズケ’
Paph. sukhakulii 'Kouzuke'
高草木 操氏(群馬県)
カトレア イズミ メロディー‘フローレス キング’
C. Izumi Melody 'Flawless King'
石山 実氏(千葉県)
シンビジューム ゴエリンギー(春蘭)‘幻の華’
Cym. goeringii 'Maboroshinohana'
清家孝子氏(千葉県)
2月21日撮影。
今回で、個別部門の奨励賞の紹介が終わりました。
さて、次回はどんなテーマにしようかな。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
グリーンの蘭は私の時は緑一色でした。
私はISO500/F4でSSはオートです。今回は春ランはあんまり撮らなかったけどいいですね~!
river
月奏曲
人食べますって言われても信じるw
nobara
蘭も育成した人の名前を付けられる?のですね。
スダメリカステ グリーン スィーティー‘イクコ’
グリーンの蘭もすてきですね。
少し傷んでしまっていますが。
クリローもグリーンのに惹かれますから。
なおさん
オレンジの色変わりのシュンランはそうそうあるものではないでしょうね。その辺の雑木林で見るのは、普通のものあかりです。
寿々木
無門
薔薇などは
愛しい人の名前を
付けると言われますが
蘭でも同じなんですね
信徳
驚きです!
うふふ
素晴らしいですね。
美しいとか可愛らしいとかいうのが憚られるような不思議な雰囲気を持ったお花もあるのですね。
春蘭の優しい感じが好きです。
長さん
スダメリカステ グリーン スィーティー‘イクコ’は緑一色でしたか。もう痛み始めたのですね。
ISO500/F4でしたか。私のレンズはテレ端でF6.3なのでISOを上げないと露出アンダーでした。手持ちですし、被写界深度を高めたかったということもあったのです。
長さん
原幸康さんは昨年もダブル受賞でしたっけ。ベテランですから、たいていの蘭展に出展されていますね。
今回も東洋ランは個別部門で頑張っていました。フレグランス部門にも出展されていました。
長さん
パフィオペディラム サクハクリー‘コウズケ’は茶色の斑点が特徴なんですが、見ようによってはちょっと不気味だね。
長さん
奨励賞ともなると見事な作品が多いですね。
‘’内は個体名で、その株だけの名前ですから、皆さん好きな名前をつけているようです。
スダメリカステ グリーン スィーティー‘イクコ’は緑一色だったそうで、痛み始めている状態です。会場は湿度が低いせいでしょう。
長さん
グアリアンセ スキンネリ セルレッセンス‘フミコ’は薄紫の花で優しい感じがしますね。旧カトレア属から分離されたものです。
橙色の春蘭ですが、交配種でしょう。もっと色の濃いものも作り出されているようです。
長さん
グアリアンセはカトレア属から分離されました。花茎の頂点に10輪ほどの花をボール状につける性質がカトレアとは異なっています。
長さん
‘’内はその株限りの個体名ですから、栽培している人が好きな名前を付けているようです。
長さん
パフィオペディラムは一茎一花性のものと、一茎多花性のものがあるそうですよ。
長さん
一つの科の植物だけでこんなに大きな展示会が出来るのですから、ランの魅力は計り知れません。
東洋ランは地味ですが、味わいがありますよね。
shuuter
近所で自生の春蘭が咲くところがあります。
まだ早いですが、探しに出てみたいです。
長さん
自生の春蘭が咲くところをご存じですか。いいですね。見つかったらご報告ください。
すーちん
丹精して育てた蘭に
自分の名を付ける
これも特権ですね
長さん
自分の名前を付ける方、家族の名前を付ける方、愛する人の名前を付ける方、色々いらっしゃるようです。
ジュン
フミコ
色が素晴らしく好きですね
長さん
グアリアンセ スキンネリ セルレッセンス‘フミコ’の優しい花色が良いですね。カトレアそっくりで、事実、カトレア属となっていたのですが、花茎の頂点に球状に花を付ける点が異なっており、別属に分類されました。
目黒のおじいちゃん
流石さすがです。好きな和ものには特に釘付になります。
降魔成道
長さん
和ランは何種類も上位に入っており、健闘していました。和ランは鉢も素晴らしいです。
長さん
それぞれの審査部門でブルーリボン(第一席)を撮ったものを集め、更にその中から上位のものを奨励賞以上としていますから、どれも素晴らしい蘭です。
たじまん
長さん
ラン全体の花言葉は、愛情、美、上品、優雅などが上げられます。カトレアは美しい淑女という花言葉があります。花色についての好き好きは人それぞれですね。