羽田発とかち帯広空港行きのJL便は前便が条件付き出発でしたが、私たちのJL577便は問題なく定刻通り到着しました。
格安ツアーでは出発が午後になることが多いのが難点で、初日の観光の然別湖コタンと十勝川温泉の彩凜華はホテルに入る前となり、夕食は20時半以降となりました。
先ずは、然別湖コタンの紹介です。
然別湖は帯広市の北、大雪国立公園内の標高810mにある湖です。北海道では最も標高が高いところにあり、冬は分厚い氷が湖を覆います。
しかりべつ湖コタンは、1981年から始まって、今年で38回目を迎える雪と氷を使ったイベントです。コタンとはアイヌ語で村という意味です。
厳冬期、全面結氷した然別湖を会場として、氷や雪のブロックを積み上げて作る、イグルーという建物を作り、村に見立てて楽しむイベントです。
とかち帯広空港からバスで約1時間半、17時頃湖畔に到着、既に暗くなっています。右手前の建物は然別湖ネイチャーセンター。左端が私たちのツアーバス。湖は写真の左側です。
右のイグルーはイベント用。会場は左手奥に続く。気温はマイナス9℃。
アイスシアター。かなり大きなイグルーです。
アイスバー。夜だからか、会場内にはスタッフやボランティアは誰もいませんでした。観光客の減少で、ホテル福原が昨年廃業。ホテル福原の従業員がボランティアで大活躍していたのだそうだ。
ここからスロープを降りて湖の氷の上へ。
イグルーがいくつも並び、氷の迷路も作られていた。
温泉の引かれたイグルー。今年は足湯のみ。温泉は湯気でピントが合わず。
ホテルが1軒で、集客力も落ち、下り坂のイベントという感じが強かった然別湖コタンでした。
17時50分、次のイベント会場「彩凜華」に向かいます。
(つづく)
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第67回関東東海花の展覧会にて(その4)
今回は、花き関係3団体による花と緑の装飾展示です。花と緑のプロが空間を鮮やかに演出していました。
花き関係3団体は、一般社団法人JFTD、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会、一般社団法人日本種苗協会です。
「芽吹く力(春の訪れ)」
レンギョウ、コデマリ、チューリップ、房咲きスイセン、
グロリオサ、ツツジ、キキョウラン、オタフクナンテンなど
「多様性と調和」
アンスリウム、オンシジウム、シンビジウム、
グロリオサ、ガーベラ、ゴクラクチョウカなど
部分
2月2日撮影。
(つづく)
インフルエンザに罹患したので、途中からコメント欄を閉じさせていただきました。 → 再開しました。
この記事へのコメント
なおさん
紅いアンスリウムも華やかな雰囲気で会場を盛り上げ、上記事の氷雪の世界とは真逆の暖かみを感じますね。
寿々木
river
ホテル福原は廃業ですか。今でもインターネットの予約サイトが存在しますね。もちろんもう予約は出来ないでしょうが。
eko
イグルーの中、氷のテーブルに客席は雪、寒さは感じないですか。
赤いアンスリウムが青い布(?)でひき立っていますね。とても華やかです。
nobara
やはり空港からバスが遠いですね~
北海道も広いですから、致し方ないのかな?
雪の中の足湯・・どんな感じかしら?
とにかく、飛行機が無事に飛んだだけでもヨシ?
旭川の友人が厳しい冬の生活を伝えてきます。
関東赴任が長かったのでどうかなと思いましたが。
厳しくても、旭川が一番だと言っています。
そういう魅力があるのでしょうね。
アンスリウムもこういう見せ方があるのですね。
グリーンのアンスリウムも効いていますね。
月奏曲
この先行き不安感が出てるイベントブログ見ると十和田湖の2月のイベントもアレ行っといたほうがいいのかなぁ?と微妙に不安に…あっちは横に奥入瀬持ってるからまだ大丈夫なのかなぁ?
すーちん
幻想的な世界ですね
集客力下り坂ですか
TVで雪で集客と言うの
遣ってましたけど
無門
極寒の地
廃業したホテルが
寒々として哀しげですね
うふふ
北ヨーロッパと言われて納得しそうな風景ですね。
下り坂のイベントとはなんとも寂しいです。
ネットで広めたら外国の方がどっと来る…とは、うまい具合にいかないでしょうね。
長さん
帯広からはさほど遠いわけではありませんが、やはる雪道を上っていかないとならないので、よほど魅力のあるイベントでないと先細りは否めませんね。
厳冬の世界と春の世界、ずいぶん温度差がありますよね。
長さん
赤のアンスリウムと青の布地、色の対比でアンスリウムが浮き出しています。
然別湖は私たちも在職中の夏に、同等巡りで訪れたことがあります。
長さん
然別湖畔温泉ホテル風水にお泊まりになりましたか。今、家凝視テイルのがこのホテルだけになってしまったそうです。
ホテル福原はまだヤフーなどの予約サイトが存在しますが、宿泊プランは表示されません。いずれ削除されるでしょう。
長さん
然別湖コタンは授業員がボランティアで活躍していたのだそうですが、ホテルの採算が取れずに閉館になりました。昼間もスタッフが確保されているかどうか分かりません。イグルーの中は外と同じ気温でしょうが風がないので幾分か楽です。
青い布をあしらうだけでああ著アンスリウムやグロリオサがぐっと引き立ちますね。
長さん
然別湖はとかち帯広空港から車で1.5時間、帯広駅からなら1時間で、北海道ではさほど遠いわけではありません。
氷上の温泉は脱衣所までイグルーで作られていましたが、昼間はいざ知らず、夜は寒くて足を出すのは勇気がいります。
寒いところに住むと次第に体が慣れてくるのでしょうね。室内は暖房で居心地が良いそうです。どこでも住めば都ですよね。
長さん
確かに冬の北海道は気象条件に左右されますね。吹雪で欠航なんてこともありますし。
十和田湖は集客数の桁が違うでしょう。送迎バス付きの宿泊プランなんかもあるようですね。
長さん
帯広市民は1時間~1時間半で行かれるところですが、本州からとなると多分ここだけ行くという人はいないでしょうね。
長さん
40回近くも同じことをやっているとマンネリになって飽きられる、そんな企画のような気がします。
長さん
企画をよみがえらせる方法はあるのでしょうがこのままではいずれ廃止になりそうな気がします。最盛期はホテルが3軒あったのです。