この蘭展は、大きな蘭展としては新年に入って最初のものです(小規模なものは1月2日から14日までの「板橋区立熱帯環境植物館ラン展」が最初)。
右指がかなり自由の動かせるようになったので、ミラーレス一眼による撮影です。
会場入り口左右に置かれたランのディスプレイです。
会場に入ると左手に記念撮影コーナーがあり、互いに記念撮影(写真は大きくなりません)。
記念撮影コーナー前には、全日本蘭協会斉藤正博会長が作出したパフィオペディルム・サンシャインシティ40thアニバーサリー(Paph. Sunshine City 40th Anniversary = Miss Saigon x Katsura Gloru)の大輪株が飾られていました。
池袋サンシャインシティは今年開業40周年なのです。
入り口から見て正面は特別展示:「オンシジウムへの誘い」(オンシジウムの原種や身近な交配品種をパネルと生花を使って紹介し、オンシジウムの魅力に迫る)のコーナーですが、ここにも斉藤会長の作品が展示されていました。
左下、オンシジウム・クルエントイデス(Onc. cruentoides。コロンビア、エクアドル、ペルーの1800〜2550mの雲霧林に自生)。 右下、Oncidium keqeljanic(詳細不明)
シルトキルム・マクランサム(Cyrtochilum macranthum 'Golden Giant。旧Oncidium属。コロンビア、エクアドル、ペルーの標高2500~3000mの雲霧林に自生)
花弁が変色する前の姿

傍にいた協会関係者の話によると、花茎の長さはこの2倍以上になるという。また、20℃以上では生きられないので、冷暖房付きの温室でないと育てられないとのこと。
こちらは「らんにまつわるお宝展」(140年ほど前に出版された野生ランの石版画を展示)のコーナーに展示された斉藤正博氏の作品。
リンコスティリス・ギガンテア(Rhynchostylis gigante 'Riverside'。中国南部からビルマ、マレー半島、フィリピンに分布する着生ラン)
デンドロビウム・レポリナム(Dendrobium leporinum。インドネシアのモルカス島とニューギニアに分布する着生種)。
開催初日に来場された高円宮妃久子殿下(右から2人目)と斉藤正博会長(左から2人目)。
いつもながらですが、斉藤先生の作品はどれも凄かった。
1月5日撮影。
次回から、入賞作品展示コーナーの作品を紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
サンシャインシティも40年も経ちますか。いろいろイベントも多くあることでしょうから、見て回るのも楽しそうです。
これからいろいろなラン展があるでしょうから、好きなひとにはそわそわする季節ですねえ。
eko
手の方もずい分回復されたようで良かったです。
会場内の華やかなラン、きっといい香りとともに見て歩くのも楽しいでしょうね。
どんなランの花が登場するのか楽しみです。
目黒のおじいちゃん
ランといえば、戦後の園芸界をリードした江尻光一さんと
柳生信吾さんが趣味の園芸で対談した再放送を懐かしく見ました。
river
月奏曲
今年は注意して怪我の無いようにw
寿々木
長さん
1月は毎週どこかでラン展が開催されていますが、ラン好きにとってこういう大きなラン展で、しかも入場無料ですから堪えられません。昨年の入場者はおよそ1.3万人だったそうです。
サンシャインシティもいつの間にか40年なんですね。早いものです。
長さん
カメラは左手で支えれば良いので、右手はモニターにタッチする親指とシャッターとズーム操作をする人差し指が動けばなんとかなりました。
エレベーターを降りて入り口ロビーに入るともうランの香りが漂ってきましたよ。
長さん
ラン展の会期はあらかじめ分かっていますから、審査日に向けて開花調整する愛好家も多いようです。
江尻光一さんは2011年になくなりましたが、今はご子息の江尻宗一さんが活躍しておられますね。
長さん
1月は各地でラン展が目白押しです。2月は東京ドームと沖縄が最大のラン展になります。昨年は療法行きましたが、今年は東京ドームだけにします。
長さん
右手首は多少ひねっても痛みは少なくなりましたから、一眼レフの操作も楽になりました。しかし、500枚以上も撮ると疲れました。
長さん
リンコスチリスの香りをご記憶ですか。リンコスチリス属は一般に良い香りがしますね。ギガンテアは柑橘系みたいな香りです。
イッシー
手もだいぶ回復されたようで何よりです。
え!500枚以上撮りましたか!!
無門
素晴らしい作品ばかり
じっくり鑑賞出来ましたね
長さん
ちょっと疲れましたが、何とか撮り終えました。1作品に付き全体とアップ、受賞名、品種名と最低4枚撮りますから枚数が増えちゃうんです。
長さん
昼食を挟んで、2時間半くらい写真を撮りまくりました。
乙女ヶ丘
会場入り口に置かれたディスプレイを
見るだけでも十分見応えが有りますね
すーちん
これからあちこちでラン展
始まりますね
無理なさらないで楽しまれて
下さい^^
長さん
入り具陳に置かれたディスプレイにはコチョウラン、カトレア、デンドロビウム、オンシジウムと言ったポピュラーなランが使われていました。
shuuter
サブカメラを検討した時点 ミラレス1眼ともおもったのですが、コンパクトデジカメにいたしました。
長さん
好きなランの花を見るために1ヶ月間我慢してきましたので、そろそろ本格始動の準備です。でも慌てるのは禁物ですね。
長さん
APS-Cサイズのミラーレス一眼は軽くて扱いやすいですよ。しかもピントがピンポイントでばっちり決まるのはコンパクトデジカメより優れています。
mori-sanpo
また、右手の方も順調に回復されて、きれいな写真が撮れましたね。これから楽しみにしています。
うふふ
いよいよ始まりましたね。
昨日は買い物に池袋へ行きましたが、サンシャインまで行く時間がありませんでした。
グッドタイミングなお話にラッキー~♪
ミラーレスを使えるほど回復なさったとのこと、素晴らしい作品のご紹介を楽しみにしています。
長さん
全日本蘭協会は蘭愛好家の組織としては日本で一番なので、出展される作品も質が高いです。
何とか一眼レフの操作ができるようになりました・
長さん
池袋駅からラン展の会場に行くまで10分くらいかかりますからね。8日の15時までですからまだ間に合います。
15日頃にはギプスが取れる予定なのでもっと楽になると思います。
nobara
なられたのですね~ それはよかったですね。
まだ?ギブス着用なんですね。
長さんの熱心さには頭が下がります。
蘭の制作者の方もお慶びでしょうね。
コスモス
右手も順調に回復されているようで良かったです。
長さん
昨年、肱まで固定されていたギプスを半分の長さにしてもらったので、かなり楽になりました。多分、あと一週間でそれも外れると思います。
蘭は一番好きな花なので、つい沢山撮ってしまいます。
長さん
ギプスが15日に外れる予定ですが、1ヶ月半動かせない部分があったので、更に一ヶ月ほどリハビリが必要でしょう。筋力も落ちていますし・・・。