今回も、19日に訪れたつくば植物園のサバンナ温室で見た花たちです。
モラエア・ポリスタキア
アヤメ科モラエア属の多年草。南アフリカ~地中海沿岸原産の多年草
本来なら、茎は立ち上がる。花径は6cmほど
フィロテカ・ディフォルミス
ミカン科フィロテカ属の常緑低木。原産はオーストラリア東部
別名:エリオステモン・ディフォルミス。観賞用として栽培される
オゾタムヌス・ディオスミフォリウス
(ライスフラワー)
キク科ヘクリサム属の常緑小低木(高さ2~5m)。原産はオーストラリア
南東部の海岸地帯。米粒のような小さな花を密集して咲かせることから
ライスフラワーと呼ばれる。花は白ないしピンクで、ブーケに利用される
プロテア・キナロイデス(キングプロテア)
ヤマモガシ科プロテア属の常緑低木。原産は南アフリカ(西ケープ州)
プロテア属は100種類以上あるが、これはその中でも代表的な品種
花の王様と賞賛される。 南アフリカ共和国の国花
メトロシデロス・エクスケルサ
フトモモ科メトロシデロス属の常緑高木(20~25m)
原産はニューシーランド北部。マウリ語ではポフツカワ(和名はない)
クリスマス頃に咲くことから、「ニュージーランドクリスマスツリー」、
または、単に「クリスマスツリー」と呼ばれている
花から採れる蜜は、イギリス王室ご用達としても有名だそうです
カリアンドラ(大紅合歓)に似ている ↑ つぼみ ↓
シジギウム・ルーマニー(ライベリー)
フトモモ科フトモモ属の常緑低中木。オーストラリア東部原産
熟すと赤い実がなり、スイーツや料理、ジャムなどに利用される
新芽がピンク色になり、観葉植物としても楽しめる
1月19日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
フトモモ科の花、フェイジョアとかと似ていますね。
SDカード救済でご苦労されましたが、旅の収穫甲斐が
あったというものですね。
袋だの滝は氷曝しているようです。
なおさん
日本にも、米粒**とか小米**という名前のものがありますが、ライスフラワーの花も面白いですね。
キングプロテアの巨大な花も見ごたえ十分ですよね。ニュージーランドクリスマスツリーの花も面白いですが、蜜は英国王室御用達ですか。舐めてみたいですねえ。
無門
花の王様ですか
なんとも気品のある花
優しさまで感じますね
nobara
メトロシデロス・エクスケルサは
カリアンドラに凄く似てる?葉が違うだけ?
蜜は英国王室御用達? どんな味なんでしょ?
採取の花で味も色も違いますよね~♪
寿々木
信徳
ここに出て来た草花、すべて初見です。
南アフリカ原産の花、沢山有りますがこれは国花とは驚きました。
長さん
メトロシデロス・エクスケルサには花弁がありませんが、フェイジョアには分厚い花弁があり、しべも太いようです。
袋田の滝は私たちが行った日の翌日から凍り始め、25日に8割方と言っていましたから、今頃は完全に凍ったかもね。
長さん
モラエア・ポリスタキアは淡い色ですが、一目でアヤメ科と分かりますね。
ライスフラワーは開花しても見栄えが悪いので、このくらいの状態が良いのだそうです。
ニュージーランドクリスマスツリーの蜂蜜はポフツカワハニーと呼ばれ、現地でも入手困難だそうです。
river
プロテアの花はどこかで見た記憶があるのですが思い出せません。
長さん
キングプロテアは赤い総苞に囲まれた部分にピンクの小さな花が即のですが、写真のものは良い状態ではありません。
eko
フトモモ科の植物は面白い花が多いですね。クリスマスツリーはカリアンドラに似てますね。蜜は王室御用達とはどんなお味なんでしょうね。
珍しい花々見るだけでも楽しいです。
長さん
メトロシデロス・エクスケルサはしべが密集していないので、カリアンドラよりまばらな感じがします。カリアンドラはマメ科なので、葉も異なりますね。
ニュージーランドクリスマスツリーの蜂蜜はポフツカワハニーと呼ばれ、あるサイトには「世界で一番純度が高い蜂蜜と言われています。白みがかった色をしたクリームのような蜂蜜は、甘さ控えめの上品な味わいで、非常にめらかな舌触りが印象的です」と書かれていました。
長さん
日本のアヤメからすると色が淡いですが、顔つきはしっかりアヤメですね。
フィロテカ・ディフォルミスは香りを確かめませんでした。
フトモモ科の実は食べられるものが多いそうですね。
長さん
つくば植物園のサバンナ温室は収集数が多いのですが、時期により花が咲いていないものも多いのです。
キングプロテアはちょっと状態が悪い花です。本来はもっと綺麗なのです。↓をご覧ください。
https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/000/406/52/N000/000/019/128965651238616216335_YMS_Xj_1034.JPG
長さん
京都府立では、早春に2種類のモラエアを津時に見ることが出知るそうです。モラエア・ヴィロサは青い密標が目立ちますね。モラエア・ポリスタキアは画像検索すると、もっと色の濃い花も見つかります。
長さん
モラエア・ポリスタキアは淡い色合いが良いですね。
フトモモ科の植物は長いしべが特徴ですね。ボフツカワハニーは、クリーミーでなめらかな舌触りだそうですよ。長男の嫁さんがハワイ産オヒアレフアハニーをお土産に買ってきてくれたのですが、瓶のラベルにフトモモ科の花が描かれています。
乙女ヶ丘
「メトロシデロス・エクスケルサ」
蕾と花のギャップが驚きです
英王室御用達の蜜はどんな味が…
チョット気になりますね
長さん
メトロシデロス・エクスケルサはつぼみの中にしべがきつく巻かれた状態で入っているのです。蜂蜜ですが、クリーミーでなめらかな舌触りだそうですよ。
月奏曲
メトロシデロス・エクスケルサ、蕾からお花がこうなるとは予想つかないwww
長さん
ライスフラワーは白いつぼみがお米みたいに見えるわけです。
メトロシデロス・エクスケルサの蕾の中にはしべがとぐろを巻いて収まっているんです。ブラシノキも同じですよ。
mori-sanpo
花の王様といわれるキングプロテアを間近に見てみたいものです。
shuuter
素朴ながら強いものを感じます。
うふふ
珍しいお花ばかりですね。
名前も面白いです。
でも、一度では覚えられません。
長さん
つくば植物園は年に何度行っても良いところです。
国立博物館の付属施設ですから、65歳以上の高齢者は入苑無料です。車で行かれる場合は問題ないのですが、鉄道だとつくば駅からバスの便が悪いのが難点です。
行かれたときにキングプロテアが咲いていると良いですね。
長さん
モラエア・ポリスタキア、温室で咲いていますが、耐寒性があるようで、日本では晩秋から冬に開花します。
長さん
日本名の付いていない植物が多くてすみません。学名ですから、覚えるのは困難ですよね。
イッシー
すーちん
プロテア、国花と聞くと
気品あるように感じてしまいます
堂々とした花ですね
長さん
植物園の温室では、まだ日本では珍しい花に出会えることが楽しいのです。周年開花しないものも多く、時期を変えていくと違うものが見られます。
長さん
プロテアの中では最大の花ですからキングにふさわしい。南アフリカならではの花です。
ロシアンブルー
珍しいイギリス王室御用達、クリスマスツリーはネムノキっぽい赤さが魅力ですね。
シジギウム・ルーマニーは一見、新芽が花かと思いました。
ジュン
色も形も綺麗で楽しめますね
クリスマスツリー
花から採れる蜜
どんなお味なんでしょうね
長さん
オーストラリアでは夏がクリスマスになりますから、クリスマスツリーのイメージはずいぶん違ったものになりますね。
シジギウム・ルーマニーは、私も花が咲いていると思いましたよ。
長さん
メトロシデロス・エクスケルサから採れる蜂蜜の味は、クリーミーでなめらかな舌触りだそうですから、いわゆる生蜂蜜ではないかと思います。
降魔成道
長さん
星形の花がお好みですか。フィロテカ・ディフォルミスはミカン科ですが、図鑑には実についての記述が殆ど見られませんから、実は小さくて、食用になるようなものは出来ないようです。
ろこ
キングプロテア
ニュージーランドで見てきました。
つくば植物園で見ることができるんですね。
もう一度見てみたいものです。
長さん
キングプロテアをニュージーランドでご覧になりましたか。ご旅行ですか?
写真のキングプロテアは花の終盤でした。2年前は1月25日に行ったのですが、ちょっと早い感じでした。温室で模索時期は多少ずれるようです。