茨城県内の三つの植物園で見た花などを投稿していますが、今回は茨城県植物園の「熱帯植物館」の展示から紹介します。
今の時期はやはりランの展示が多かったです。



ネオスティリス ルー スニリ
Neost. Lou Sneary (Neof. falcata x Rhy. coelestis)
ネオスティリス属はフウランとリンコスティリスの一代交配種で、
初めて見ました。 花径は2.5cmくらいで、芳香があります

ここからは、ラン以外の植物です。
マイソルヤハズカズラ (マイソル矢筈蔓)
キツネノマゴ科ツンベルギア属の常緑多年草
名前は原産地であるインド南部の都市・マイソールから
花序は1mほど、黄色い花弁と暗赤褐色の苞が美しい

エクメア・ファスキアタ‘エンジェル’ (園芸種)
パイナップル科エクメア属。原産はブラジル
和名シマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス)
ピンク色の部分は苞。苞の間から紫色の花が咲く

クフェア・イグネア(煙草草)
ミソハギ科クフェア属の常緑小低木。原産はメキシコ、ジャマイカ
鮮紅色の筒状の部分は萼で、花弁はない
和名は、英名のCigar Plant(シガープラント)から

マレーシアシャクナゲ(マレーシア石楠花)
ツツジ科ツツジ属の常緑低木。アジアの熱帯高地に自生する
シャクナゲの一種。花径は5cmほど。赤やオレンジ色の花もある

アルテルナンセラ・デンタタ
ヒユ科ツルノゲイトウ属の常緑多年草。原産はブラジル
和名はアカバセンニチコウ(赤葉千日紅)


ハゴロモジャスミン(羽衣素馨)
モクセイ科ソケイ属の蔓性常緑性灌木。原産は中国
香りがきつく、好き嫌いがあるようです

ツンベルギア・フォーゲリアナ
キツネノマゴ科ツンベルギア属の常緑小低木
原産は熱帯アフリカ西部
コダチヤハズカズラ(ツンベルギア・エレクタ)に極似なので、見分けが困難

1月19日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
river
shizuo
いいですね~、この寒さにそう思います。
今日の我が三重北部は-3℃、20㎝くらいの積雪でした。
明日も又同じ、「凍っているような朝」になるようです。
気分だけでも長さん家で(^^♪。
寿々木
eko
クフェア・イグネアの赤い筒状の萼からのぞく紫色のシベが個性的ですね。
ツンベルギア・フォーゲリアナの花色が素敵です。
今日は最高気温2℃、昨夜から降った雪は10㎝程、道路の雪は融けましたが、明日の朝もマイナスで厳しい寒さになりそうです。
nobara
ネオスティリス ルー スニリがいいですね。
ツンベルギア・フォーゲリアナは
石垣島で這うように咲いていたのを思い出します。
こちらの方が小ぶりな気がしますね。
マレーシア石楠花というのもあるのですね。
シャクナゲ、是清邸で少し前に満開でしたよ!
昨日から原チャに乗っていますが
未だ、裏道はコントロール不可になります。
なるべく大通りを選んで走ります。
mori-sanpo
黄色い花弁と暗赤褐色の苞が目を惹きますね。
長さん
タバコソウは面白い花ですね。煙草というと、紙巻きの白いものを思い浮かべますが、これは細い葉巻なんですね。先端の白い部分が灰に見えてリアルです(笑)。
長さん
ツツジもシャクナゲもツツジ属ですからよく似たところがありますね。ツツジは落葉性、シャクナゲは常緑、でも、サツキは常緑ですね。ツツジ科を観察するときは葉の裏側も見てみる必要がありますね。
長さん
寒い日に温室に入ると、メガネは曇るし、カメラのレンズも曇るので、しばらくは撮影が出来なくて困ります。
岐阜のブログ共さんは10cmくらいと行っていましたが、三重北部では20cmも積もりましたか。明日も寒そうです。
長さん
レイシネ・リンデニーと書かれた名札に「花が咲いています」という札が付け加えられていたので、確認もせずに投稿したら、やはりこれは赤葉千日紅ですね。写真を確認したら、近くにレイシネは確認できず、ずいぶん前の名札が刺さったままだったようです。
ツンベルギア・フォーゲリアナはコダチヤハズカズラにそっくりです。
長さん
温室に入ると途端にメガネもカメラのレンズも曇ってしまいますが、しばらくすると楽しい撮影が出来るようになります。
クフェア・イグネアは細い葉巻が燃えているようで面白いですね。
こちらも明朝は氷点下の予報です。日陰の雪が消えそうもありません。
月奏曲
クフェア・イグネア、煙草ってかトウガラシっぽいw
マイソルヤハズカズラ、これ綺麗ですね~。
上の方が大ぶりではっきり咲いていて先の方はこれからなのか小ぶりなのがなんか上の方のお花の子供っぽくて可愛いw
長さん
ネオスティリス ルー スニリは唇弁に紫色が入るのが普通らしくいのですが、これは真っ白で、フウランの影響が色濃く出たようです。
ツンベルギア・フォーゲリアナはコダチヤハズカズラにそっくりです。フォーゲリアナは葉が波打つと言うのですが、差がよく分かりません。
戸外でもうシャクナゲが咲いていたのですか?早いですね。
今日も気温が上がらず、溶けた氷が再氷結してツルツル状態でした。
長さん
マイソル・ヤハズカズラは花序が長く垂れ下がり、上の方から順に咲いてきます。黄色い開口部の長さは5cmくらいでしょうか。花は縦長のため、中のしべが花を押し上げているような錯覚に陥ります。
長さん
エクメア・ファスキアタ、花が咲いていれば、ウニには見えなかったのにね(笑)。
クフェア・イグネアがトウガラシかー。刻んで食べたら辛いかも。
マイソル・ヤハズカズラ、面白いでしょう。下の方に見える小さいのはつぼみです。
shuuter
京都府立植物園の温室の入り口にあるのです。
長さん
ツンベルギア・マイソレンシスは京都府立植物園の温室の入り口にあるのですね。それで、府立植物園シリーズの冒頭に登場した意味が分かりました。
ロシアンブルー
結構たくさんのランが出品されていますね。
マイソルヤハギカズラの花が印象的です。
少し色もノウゼンカズラと似ているような気もします。
なおさん
ネオスティルス・ルースニーリーは爽やかで甘い香りが良いですね。薄紫がほんのり差すのもやさしげです。前に育てたことがあります。
信徳
今朝は室内温度が6度C,これまでの最低記録でした。
この温度になれば袋田の滝も凍るでしょうね。
すーちん
煙草草、名前も色、形も
変っていますね
不思議な形の花々まだまだ
有るんですねー
長さん
ランの花は植物館のエントランスや2階に多く展示されていました。それぞれに名札を浸けてもらえるとありがたいのですが・・・。
マイソル・ヤハズカズラは特異な形が印象的ですね。
長さん
この熱帯植物館は次第に温度が暖かくなるような順路でレンズは曇らなかったのですが、いきなり温室に入るような場合はすぐに撮影できないので困ります。
ネオスティルス・ルースニーリーを育てたことがおありですか。この個体は紫が薄いようですね。
長さん
通常展示もランが多かったです。
今朝の外気温はマイナス3度でした。これでは残雪も溶けません。
昨日’25日)の袋田の滝は全面結氷の8割程度の凍結だそうです。
長さん
萼筒だけの花・タバコソウは面白いですね。赤い細巻きのシガレットの先端に燃えた灰までついていて、名前がピッタリです。
ジュン
沢山拝見出来るのは嬉しいです
シガープラン
面白いお花ですね
イッシー
それに他のお花もたくさん有りますね。
冬でもやはり花の撮影したいですよね。
やっぱり暖かいところがいいなー。
長さん
綺麗な花、特にランは嬉しいですね。
シガープランツ、煙草の先に灰が付いているように見えて、面白い花です。
長さん
寒いところが苦手になってきたので、こうした温室があちこちにあると冬は重宝します。神代植物公園の新しい温室にも行ってみたいのです。
無門
南の花は
香りで色でその迫力で
強烈なアッピールをしていますね
長さん
綺麗な花色と香りを持つ花は、断然暖かいところのものが多いですね。花粉を運んでくれる鳥や昆虫が多い事とも関係があるようです。