茨城県植物園 「早春の洋ラン展」から

茨城3植物園巡りと湯治の一泊旅(1月19~20日) その3
 茨城県内の三つの植物園で見た花などを投稿していますが、訪問順ではありません。
画像 今回は、1月19日の午後に立ち寄った茨城県植物園ですが、丁度、「早春の洋ラン展」が行われていると知ったからです(1月21日終了)。
 県立の植物園ですが、ありがたいことに、県外でも70歳以上であれば入園無料でした。
 右上は、洋ラン展の会場となった園内の「熱帯植物館」です。

 洋ラン展の展示風景です。出展者は皆さん、「常陸洋蘭友の会」の会員のようでした。
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パフィオペディラムの愛好家が多いようです
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各賞の書かれた文字の稚拙さが如何にもローカルなラン展らしい
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大株の展示はごく少数でした
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< 茨城県知事賞 >
カトレア トリアネイ 'エーシーバレッジ'
C. trianae 'A,C,Burrage'
伊藤光雄氏
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大輪の花が咲くトリアネ。栽培が容易で、人気がある


< 金 賞 >
パフィオペディラム オシッピー ‘レッドバレー’
Paph. Ossipee 'Red Valley'
石井 健氏
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(Winston Churchill x Keyeshill)
かなり大輪のパフィオです


< 金 賞 >
モンニエララ ミレニアム マジック ‘ウィッチクラフト’
Monn.Millennium Magic ‘Witchcraft’
清野 昭氏
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(Ctnchs.Midnight Jem x Mor.sinuata)
カタセタム属、シクノチェス属、モルモデス属の3属交配種
わずかに赤みを含んだ黒い花を咲かせる


< 銀 賞 >
リンカトレアンセ チーフ スイート オレンジ
Pth.(Pot.) Chief Sweet Orange 'Sweet Orange'
石崎博祥氏
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(Ctt. Tutankamen x Rlc. Chyong Guu Chaffinch)
4属の交配によって誕生した。花径は10cmくらい


出展作品の中で気に入った品種です

ドリテノプシス パープル・ジェム
Dtps. Purplle Gem
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ドリチス属とファレノプシス属との属間交配種で、胡蝶蘭の仲間
赤紫の花が多い中、これは淡い色合いの個体


エピデンドラム ディフォルメ ‘ホワイト’
Epi.difforme‘White’
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通常は緑色の花が咲く、カトレア近縁の原種です

 (つづく)


 都合により、コメント欄を閉じています。



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