日本人のお名前(1) & AOJS秋の洋らん展2017にて(5)

 あちこちウォーキングしていると珍しい名字、変わった名字、読めない名字などに良く出会います。何でも興味を持つ悪い癖があるので、そんな時はスマホで表札を撮ってきます。
 最近、花の取材に行けないので、そんな名字を記事にしてみました。
 日本の名字は、1997年版の「日本苗字大辞典」によると、29万1129種類もあるそうですから、その中のほんの一部ですが、皆さんも初めて見る名字があるのではないかと…。
 表題は、「人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!」(NHK総合毎週木曜 午後7時30分)のパクリです。

 今回は、馬塲、花泉、百木田、美根、稲井田を取り上げました。

画像 珍しい名字に興味がわいたのはこのお宅の表札を見てからです。馬塲さんの「塲」の字は初めてお目にかかりました。
 「名字由来net」によると、「馬塲」は、ばば、ばんば、まんばと読み、【全国順位】 25,431位、【全国人数】 およそ150人と表示されました。都道府県別では新潟県と群馬県、佐賀県におられるそうですが、苗字の由来は分かっていません。
 「日本姓氏語源辞典」では、【人口】 約40人、【順位】 ランク外。「馬場の異形」とあるだけで、由来は記載されていません。

画像 私が好きな花の字が入った苗字で花泉さん。
 「名字由来net」によると、【読み】はないずみ、【全国順位】 21,394位、【全国人数】 およそ200人だそうです。
 岩手県一関市に花泉町がありますが、そことは関係なく、福島県に多い苗字だそうです。
 「日本姓氏語源辞典」では、【人口】 約200人、【順位】 21,275 位。「福島県会津若松市。地形。花と泉から。福島県会津若松市追手町が藩庁の会津藩士が同地の会津若松城の落城で落人になって1868年(慶応4年)に称したと伝える」とあります。

画像 百木田と書いて、もぎたかなと思いましたが、からきださんでした。
 「名字由来net」によると、【読み】からきだ、からきた、ももきだ、【全国順位】 30,723位、【全国人数】 およそ100人。現福島県西半部である岩代国耶麻郡に百木田中村がみられる。近年、茨城県から静岡県にかけて分布している。
 「日本姓氏語源辞典」では、【人口】 約100人、【順位】 31,707 位。茨城県、埼玉県、静岡県。唐木田の異形。唐木田は、栃木県那須郡那須町唐木田発祥。江戸時代から記録のある地名。

画像 美根さんは表札にローマ字で読みが記載されていました。
 「名字由来net」によると、【読み】みね、【全国順位】 15,688位、【全国人数】 およそ350人。同名字は、福岡県、兵庫県、東京都などにみられる。
 「日本姓氏語源辞典」では、【人口】 約300人、【順位】 17,706 位。福岡県朝倉市野鳥が藩庁の秋月藩士に、江戸時代にあったとあり、地形から来た、峰、嶺、嶺、三根、見根は同じルーツかもしれませんね。

画像 稲井田さんも読みがローマ字で書かれています。
 「名字由来net」によると、【読み】いないだ、【全国順位】 20,986位、【全国人数】 およそ210人。現福井県東部である越前国丹生郡の豪族。近年、福井県に多く特に丹生郡清水町在田に集中してみられる。と、ありました。
 「日本姓氏語源辞典」では、【人口】 約200人、【順位】 19,267 位。福井県福井市、東京都・神奈川県。福井県福井市在田町が本拠。福井県丹生郡越前町が起源地。稲井田弥三兵衛の名前があった。時代不詳の人物。とありました。

 いかがでしょう。こんな記事にご興味はございませんか?無くても連載します(笑)。

出典など:
「名字由来net」(こちら) 日本人の名字(苗字)99%を掲載する。
「日本姓氏語源辞典」(こちら) 日本最大級の姓氏辞典サイト。110,027個の姓氏を解説。


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AOJS秋の洋らん展2017にて(5)
 11月9日~12日に開催された、AOJS(全日本蘭協会)晴海トリトン秋の洋らん展2017で見たランの中から、ちょっと気になったランを紹介します。

変わった形で、色が綺麗
Masd. Lyn Sherlock 'No.1'
マスデバリア リンシャーロック ‘No.1’
櫻井 一氏
画像
(Masd. Bella Donna × Masd. coccinea)

変わった形で珍しい
Bulb. fascinator fma, album 'Aquarius'
バルボフィラム ファッシネーター アルバ ‘アクエリアス’
櫻井 一氏
画像
タイ、ラオス、インド、フィリピン、マレーシアに分布
原種は赤茶色だが、これは白い上に、毛が生えている

プレクトランサス・モナラベンダーに似てる?
Stenoglottis longifolia
ステノグロティス ロンギフォリア
稲葉茂子氏
画像
南アフリカに分布する岩生・地生種

 11月9日撮影。
 (つづく)


この記事へのコメント

  • 目黒のおじいちゃん

    多くの方がご先祖に関心をもちルーツ探しをしているようですね。統計的には日本人は皆が親戚になるとも聞いた事があります。大事な課題です。
    2017年11月22日 15:12
  • 夕焼け

    面白いですね。
    名字とは・・でも、読めないですね。
    ずいぶん前に、テレビで"御手洗"で有名になった名字もありましたね。
    2017年11月22日 15:45
  • 信徳

    珍しい名字ですね。新潟、群馬にいると聞いたのですが「馬塲」さんには一度も聞いたことも見たことも有りません。極一部の人なんでしょう。IMEパッドで漢字を書きました。
    2017年11月22日 16:07
  • 寿々木

    最後の画像、私もシソ科もプレクトランサス属の花に似ているなと思います。
    2017年11月22日 16:41
  • 乙女ヶ丘

    こんにちは
    首都圏には全国から珍しい名字が集まって来てますよね。珍しい名字のお宅に出会うと思わずどんな人が住んでいるか興味を持ちます。因みに家の近所に「煙草」と言う名字のお宅が在りますが未だに正しい読み方が分かりません。(笑)
    2017年11月22日 16:59
  • 無門

    こんにちは

    百木田さんの奥さんは
    旧姓が一文字だったのね
    バランスよく3文字の名前を
    親に付けてもらったが
    結婚したら6文字になったと
    笑っていました
    2017年11月22日 17:20
  • river

    私は1字苗字1字名です。簡単で良いのですが「苗字だけで名前がない」と言われます。ちなみに「名字由来net」では5542位、「日本姓氏語源辞典」では5553位で全国で1800人いるようです。
    2017年11月22日 18:12
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    日本人のルーツは北方系、南方系があると言われていますが、現在は婚姻が進んでいますから、遠い親戚がつながっている可能性はありますね。
    2017年11月22日 18:46
  • 長さん

    夕焼けさん、コメントありがとうございます。
    日本には読めない名字がたくさんありそうです。御手洗さんは由緒ある名字で、全国2,579位、およそ5,500人田そうです。
    2017年11月22日 18:49
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    馬塲さんは、「ばば」と入力すればIME変換できる名字です。でも、読み方が分からなければ手書きで探さないとなりませんね。私も最初はそうでした。
    2017年11月22日 18:52
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ステノグロティス・ロンギフォリアは花だけ見るとシソ科みたいに見えますよね。多様な変化をしたらんだからこそですね。
    2017年11月22日 18:54
  • 長さん

    乙女ヶ丘さん、コメントありがとうございます。
    我が家のある地域は昭和40年代に人口が増え始めた地域で、珍しい名字の方が移り住む確率が高いのではないかと思います。
    「煙草」さんは「たばこ」と読みますが、「えんそう」あるいは「えんぐさ」と読むように変えたお宅もあるそうですよ。ルーツはずばり煙草をあつかっていたからだそうです。
    2017年11月22日 19:02
  • はるる

    何かで見ましたが、幻のラン「シマクモキリソウ」
    ランも奥が深いですね。
    NHKで一度見たことあります。読み方というのは難しいですね。
    2017年11月22日 19:29
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    お知り合いに百木田さんがいらっしゃいましたか。6文字になっても好きな人と結婚できたから良かったのでしょうね。
    2017年11月22日 21:00
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    ウェブネームから多分一文字の名字ではないかと想像していました。1文字+1文字の方も少ないでしょうね。
    2017年11月22日 21:02
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    シマクモキリソウは79年ぶりに再発見されたランですね。当然みたことがありませんが、日本のクモキリソウはみたことがあります。クモキリソウ属(リパリス属)の花は虫の形に似ているものが多いです。スズムシソウもクモキリソウ属の仲間です。
    2017年11月22日 21:10
  • eko

    「日本人のお名前」時々見ています。珍しいお名前があるものですね。私の名前はどこにでもある単純な名前なんです。
    「馬塲」さんは初めて見ました。今回取り上げられたお名前、私の周りにはない名前ばかり、珍しいお名前だと由来も興味深いのでしょうね。
    ステノグロティス ロンギフォリアはプレクトランサス・モナラベンダーに確かに似ていますね。ランも珍しい花が多くて面白いですね。
    2017年11月22日 21:27
  • nobara

    NHKの番組でも話が広がりましたよね。
    由来やら間違って登録したりとか色々?
    面白いですが、表札を撮るのは大丈夫ですか?
    珍名、迷名、難名は鹿児島も凄いです。
    粢田・しときでんという級友がいました。
    私の旧姓もかなり珍しいですが公表できません(笑)

    数日前に新聞でも「シマクモキリソウ」が咲いたと報じてましたね。クモキリソウは見た事ありますが?
    かなり珍しいものなのでしょうね。
    2017年11月22日 22:03
  • mori-sanpo

    日本人の名前の中で、珍しくて始めて知る名前がありますが、一方、東北地方では集落全体が同じ名前というところがあり、驚いたことがあります。
    2017年11月22日 22:12
  • 月奏曲

    『ももきだ』さんかと思ったら違ったw

    六馬(ろくうま)さんという方がいらっしゃって頼朝公が挙兵して千葉氏と合流する際になんか勲功があって馬を6頭拝領したが由来なんですよ~という話を聞いたことがありますがまぁこの方も珍名さんなんだろうなぁ…
    2017年11月22日 22:23
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    NHKの番組、見ていらっしゃいますか。我が家も見ています。
    花を探して歩きながらこうした珍しい名字を探すのは面白いです。その由来が分かると更に面白いですよ。
    ステノグロティス・ロンギフォリアとプレクトランサス・モナラベンダー、他人のそら似ですが、ラン科の奥深さですね。
    2017年11月22日 22:27
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    表札を撮っていると、空き巣狙いの下見と間違われかねないので、人気の無いのを見計らって(笑)。該当のお宅の方がいらっしゃれば由来を聞いてみたいのですが、今のところは成功していません。
    鹿児島は琉球から移住した人もいるでしょうから、変わった名字がありそうですね。
    「幻のラン」と言われたシマクモキリソウが79年ぶりに再発見されたと毎日新聞が報じていたそうです。
    2017年11月22日 22:33
  • うふふ

    面白いですね。
    珍しい名前の方はすぐに覚えてもらえるのではないでしょうか。
    そうそう、私の友人のおばあさんは愛子さんというのですが、苗字が愛子さんという方と結婚したので、愛子愛子さんとなったそうです。
    嘘のような本当の話です。
    2017年11月22日 22:39
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    東北に限らず、一族が移住した先などに同じ名字のお宅があったりするようです。集落名を全員が名字とした場所もあったのではないかと思っています。
    2017年11月22日 22:40
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    六馬さんも珍しい名字ですね。日本姓氏語源辞典によると、41,086位で、兵庫県西宮市社家町の西宮神社に騎馬で供奉したことから六に「馬」を追加して江戸時代初期に称した例があった、と記載されています。昔は拝領の名字も多かったそうですから、頼朝からというのもあり得ますね。
    2017年11月22日 22:52
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    えー、愛子愛子さんが実在ですか。それは珍しい。「名字由来net」によると、愛子さんは「あやし」と読むそうで、全国順位は74,432位、およそ10人だそうですから、超レア名字ですね。その上、姓と名が同じ漢字なんて、激レア例ですよ。
    2017年11月22日 22:57
  • すーちん

    お早うございます
    同窓会で一と言う苗字に
    なってる方いましたー
    いちさんではなく、読み方
    忘れました^^
    2017年11月23日 07:37
  • イッシー

    面白い企画ですね!
    知的好奇心旺盛なのはボケ防止(失礼しました)にいいかと思います。苗字の由来は奥深く興味がわきますが、下の名前、最近難しい読みが増えてさっぱりわかりません。
    2017年11月23日 07:41
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    一という名字も珍しいですね。読み方は色々あって、いち、かず、はじめ、にのまえ、よこいち、いちもんじ、ひともんじ、かずと、でかた、があります。該当はありましたか?
    2017年11月23日 09:22
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    興味を持って調べてみる行為はぼけ防止には良いかもしれませんよ。
    確かに、下の名前も読めないのがありますね。じつは私の名前もそうなんです。長さんの長は上の一文字ですが、これを「ひさ」と読みます。
    2017年11月23日 09:28
  • ジュン

    詠めない名字がありますね
    研究すると面白そうです
    この頃名前が読めないのが多いです
    変わった形で珍しい蘭がありますね
    拝見出来て嬉しいです
    2017年11月23日 13:20
  • なおさん

    難読地名・人名というのは雑学知識として興味深いですよね。NHKのこの番組は良く見ています。同じ字でも幾通りも読みがあり、それぞれに由来やら歴史があり、面白いです。
    2017年11月23日 14:13
  • 長さん

    ジュンさん、コメントありがとうございます。
    名字の研究なんて出来ませんが、興味があるので、出会った名字で珍しいものを調べてみました。最近の子供たちは当て字の名前が多いですね。そのためかどうか分かりませんが、小学校の生徒名簿は全部ひらがなでした。
    変わったランの方も紹介を続けたいと思います。
    2017年11月23日 17:28
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    なおさんも「日本人のおなまえっ!」をご覧になっていらっしゃいますか。娯楽が番組としては面白いですよね。
    レア名字のストックがかなり出来ましたので、順次ご紹介したいと思います。
    2017年11月23日 17:30
  • 降魔成道

    ランの仲間は世界中に存在するのですね。
    ところで東南アジア原産のも、アフリカ原産のも、みな洋ランなのでしょうか。日本原産のは和ラン?東洋ランという言葉も聞いたことがありますが。???
    2017年11月26日 15:39
  • 長さん

    降魔成道さん、コメントありがとうございます。
    洋ランは日本産以外のものを広い意味で使っているようです。和ランは日本原産のランで、東洋ランというと中国や台湾産を中心とするラン(和ランを含めることもある)というように理解しています。
    2017年11月26日 16:30

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