9月6日に訪れた熱川バナナワニ園の植物園(本園)で見た花などの紹介を続けます。今回はオオオニバスの温室に入りました。
前回(5月)の報告にはオオオニバスとパラグアイ・オニバスを区別せずに投稿してしまいましたが、今回はその違いをはっきり確認しました。
パラグアイ・オニバス
スイレン科オオオニバス属の一年草
原産はパラグアイ・北部アルゼンチン・ボリビア
パラグアイ・オニバスは立ち上がった葉の縁が緑色だが、オオオニバスは茶色
パラグアイ・オニバスの花
葉の裏側が分るように、裏返しにされていた
発芽したばかりのオオオニバスと、オオオニバスの種
ショウジョウトラノオ(猩々虎の尾)
アカネ科ワルセウィツチア属の常緑小低木
熱帯アメリカ~西インド諸島原産
5月には八重ショウジョウトラノオとしたが、八重と付けなくても良いようだ
赤い部分は苞で、花は目立たない
オオバミズオジギソウ(大葉水含羞草)
(エスキノメネ・フルイタンス)
マメ科クサネム属の水生植物。タンガニーカ原産
初めて知りました。葉を触ると、ゆっくり閉じるそうだ
↑ 背後の葉はオオオニバス 手前の葉はパラグアイ・オニバス ↓
花は、ポンポンみたいはオジキソウと言うより、マメがそのもの
東南アジアにはミズオジギソウがあり、黄色いポンポン状の花が咲く
ランの花。右下は、ソブラリア・マクランサ(メキシコの地性ラン)
ベニマツリ(紅茉莉)
アカネ科ベニマツリ属の常緑低木
原産はメキシコ~中央アメリカ
スイレン科オオオニバス属の一年草
原産はパラグアイ・北部アルゼンチン・ボリビア
パラグアイ・オニバスは立ち上がった葉の縁が緑色だが、オオオニバスは茶色
パラグアイ・オニバスの花
葉の裏側が分るように、裏返しにされていた
発芽したばかりのオオオニバスと、オオオニバスの種
ショウジョウトラノオ(猩々虎の尾)
アカネ科ワルセウィツチア属の常緑小低木
熱帯アメリカ~西インド諸島原産
5月には八重ショウジョウトラノオとしたが、八重と付けなくても良いようだ
赤い部分は苞で、花は目立たない
オオバミズオジギソウ(大葉水含羞草)
(エスキノメネ・フルイタンス)
マメ科クサネム属の水生植物。タンガニーカ原産
初めて知りました。葉を触ると、ゆっくり閉じるそうだ
↑ 背後の葉はオオオニバス 手前の葉はパラグアイ・オニバス ↓
花は、ポンポンみたいはオジキソウと言うより、マメがそのもの
東南アジアにはミズオジギソウがあり、黄色いポンポン状の花が咲く
ランの花。右下は、ソブラリア・マクランサ(メキシコの地性ラン)
ベニマツリ(紅茉莉)
アカネ科ベニマツリ属の常緑低木
原産はメキシコ~中央アメリカ
9月6日撮影。
次回は、オオオニバスの温室で咲いていた花の続きです。
(つづく)
この記事へのコメント
river
目黒のおじいちゃん
信徳
オオオニバスの葉の裏側を見せて貰えれば葉の上に小さな子供が乗っても平気と納得ですね。
葉の裏側は初見です。
寿々木
オオバミズオジギソウ、初めてです。やはり触れると動くのでしょうか。
nobara
実に面白い形です。
自然の造形はなんと素晴らしい☆彡
オオバミズオジギソウ、マメ科のお花ですね。
ベニマツリは鮮やかですね~(*^-゚)⌒☆
shuuter
オジギソウ 手で触れたら閉じるのでしょうね。
乙女ヶ丘
「パラグアイオニバス」
水に浮かぶ姿圧巻ですね
裏側の葉脈も太く左右対称で
力強く迫力満点ですね
無門
裏返しのオオオニバス
強い山のようなものを
感じますね
なおさん
オオバミズオジギソウというのもあるのですか。僕は見たことがありません。ゆっくり閉じる葉というのも面白いです。
mori-sanpo
木の葉がきれいな姿を保っていた理由が分かりました。
長さん
前回はオオオニバスとパラグアイ・オニバスを混同していました。パラグアイオオオニバスと表記しているHPもありますが、植物園の表記に従いました。
日本のオニバスは環境省のレッドリストで絶滅危惧種(VU)に指定されていますね。
長さん
私もオニバスの葉の裏側を初めて見ました。これだけしっかりした筋があれば葉の水平を保てるので、重さが加わっても支えられるのですね。筏のルーツは、木や竹、皮を利用したことかららしいですよ。
長さん
オオオニバスの葉裏を見せるのはアイディアですね。これを見ただけで納得してしまいます。
長さん
大きな葉を成長させる一年草ですから、1枚くらい裏返しにしても植物を痛めることにはならないとの考えからじゃないかと思います。
オオバミズオジギソウの葉に触れると、ゆっくり閉じるらしいですよ。
長さん
オオオニバスの葉裏を葉裏を見せるのは植物園ならではで、重さを支える仕組みが理解できますね。
オオバミズオジギソウ、葉も花もいかにもマメ科の形状ですが、含羞草とは花が全く違いますね。
長さん
オオオニバスの葉に子供が乗っている写真はネット検索すると必ず出てきますね。ここは人手が足りないようで、そういうサービスはしていないようです。
オオバミズオジギソウ、葉に触れるとゆっくり動くそうですよ。
長さん
オオオニバスの葉裏を見せることは、葉の構造や重量に耐える仕組みを理解させるのに良いことですね。
ミズオジギソウというのもあって、これはオジギソウと同じ、ポンポンみたい花が咲くそうです。これも、見たいものです。
長さん
オオオニバスの葉裏、表面を見ただけでは分らないことが一目瞭然です。
月奏曲
長さん
神代植物公園でもオオオニバスの葉の上に乗れますか。安全確保も必要ですから、人出が必要ですね。
オオバミズオジギソウ、名札がなかったので、困りました。マメ科というのは分りますが、マメ科に水生植物があるのは意外でした。
長さん
オオオニバスの葉が展示できるだけのスペースがなければなりませんから、どこでもと言うわけにはいきませんね。今回は葉裏を見られたので良かったです。
長さん
おお、奇抜な発想ですね。どこでもそんなことやらせてくれませんから、どこぞの温泉でどうぞ(笑)。
eko
マメ科の水生植物もあるんですね。変わった花があって面白いですね。
ベニマツリは色鮮やかですね。
長さん
葉の縁の色で見分けるとは初めて知りました。前回(5月)の写真でもパラグアイオニバスと名札が出ていたのに、気付いていなかったんです。葉裏を見せるなんて自然じゃないから、普通は気付かないですよね。
マメ科に水生植物があるなんて意外でした。
しおん
裏返しのオオオニバス 一瞬蛇の目傘か?って思いました。
面白い演出ですね。
すーちん
ハスの裏側こんなになって
るんですね
精巧な竹細工の様ですねー
長さん
オオオニバスの葉裏が蛇の目傘に見えましたか。それも面白い(失礼)。
長さん
オオオニバスの葉を裏返すのは良い展示ですね。大きな葉になる構造がよくわかります。
ジュン
面白いですねまだ実物見ていないのです
オオバミズオジギソウ
葉っぱ触ってみたいです
はるる
花がまた美しいですね。写真が神秘的です。
オジギソウ、触ってみたいですね。
長さん
オオオニバスを裏返して展示するのは良い企画ですね。5月に行った時はやっていませんでした。
オオバミズオジギソウは遊歩道から遠く、触ることが出来ませんでした。
長さん
オオオニバスの葉裏、初めて見ました。太い葉脈の間に仕切りがあるので、水をしっかりとらえることが出来ますから、思いものが乗っても沈まないんでしょうね。
イッシー
こんなことになってるんですか!
驚いちゃいました。
長さん
オオオニバスの葉裏を見せるやり方はここだけではなさそうですが、葉の構造を知るには一番良い方法ですね。