10月26日に行った皇居東御苑で見た花や実を紹介しています。前回までは、大手門から入ったかのような書き方をしましたが、実は、北側の平川門から入苑したのです。
平川門の途中から毎日新聞社の本社ビルを見た写真です。窓に大きな万国旗が飾られています。
東京2020オリンピックのオフィシャルパートナー(新聞)となった毎日新聞社がオリンピック開幕1000日前(10月28日)を記念して、国際オリンピック委員会(IOC)に加盟する206の国・地域の旗を掲出する、毎日新聞本社ビル国旗デコレーション「世界は一つ ~東京2020オリンピック1000日前~」が実施されているのです。
平川門を抜け、梅林坂を右手に見て、二の丸に向かう途中で、クコ(枸杞)の実が鈴なりでした。まだ花が数輪咲いています。
石垣をバックにススキの花穂を撮ってみました。構図は良いと思ったのですが、あまりぱっとしませんね。
二の丸雑木林に入りました。
キンミズヒキ(金水引)の実はひっつき虫です。
近くにシラヤマギク(キク科)と立て札が出ていましたが、ノコンギクのようでもあり、同定には自信なし。 → nobaraさんからシラヤマギクでお墨付きが出ました。
こちらはノコンギク(野紺菊)で良いと思います。
ツリガネニンジン(釣鐘人参)がまだ咲いていました。
ヌスビトハギ(盗人萩)の実です。実の形が盗人の足跡に似ているからと言うのが名の由来です。
ヤマハギ(山萩)は最後の頑張りというところでしょうか。
10月26日撮影。
(つづく)
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ウォーキング中に見た花です。今回は、戻り咲き(狂い咲き)した2種類の花です。
ヒペリカム・ヒドコート
オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木
キンシバイの園芸品種で、通常の花期は5~6月
タカサゴユリ(高砂百合)
ユリ科ユリ属の多年草(球根)。花期は7~9月
老朽化して無住となった集合住宅の入り口で咲いていました
紫色の筋があるので、シンテッポウユリではない
あるお宅の寄せ植えです。カランコエ、ダイアンサス、ビオラが使われています。
10月27日撮影。
この記事へのコメント
shizuo
「エイッ」「やぁ~」。
子どもの頃よく遊んだあれですか?
この実で服にくっつけたり、投げたり…(^^♪
キンミズヒキの実だったんですね。
2週続けての台風、直撃は避けられそうな三重北部の我が家ですが、
午前中に一応の対策はしました。
全国に被害がないことを願います。
目黒のおじいちゃん
平川門脇に以前訪問時ハルサザンカが咲いていたのを覚えています。
なおさん
ススキの穂はやはり背景が暗く落ち込むようなところでないと、ぱっと目を惹くようにはなりませんね。
ほんのりやさしい薄紫のノコンギクは群れ咲くさまがいかにも野菊らしい趣で良いものです。
キンミズヒキ、ヤマハギ、ツリガネニンジンの種子を播いて見たことがありますが、それなりに生えるものですね。
戻り花もいろいろで、思いがけないものに出会えるというのも楽しいですね。
寿々木
この時期に金糸梅ですか、返り咲きにしても珍しです。ヒドコートは当地にもアチコチで見るのですが、花は有りません。
river
ハギがいまだに咲いていたり東京はどうもこちらとは季節が違うようです。
月奏曲
ススキは残念。肉眼で見た時の立体感との違いとか思ったより写真だと光の透過でとばされちゃうとかで(´・ω・`)ショボーンな時ありますよね。
信徳
タカサゴユリの狂い咲きなどが気候の異変を感じさせてくれます。タカサゴユリは種になって種が落ちるのを待っているところです。
ロシアンブルー
毎日新聞社屋の万国旗壮観ですね~。
クコの実と花が両方見られますね。
狂い咲きのヒペリカムや高砂ユリも気候の変化なんでしょうか?
降魔成道
クコの実も果実酒によく使われますね。
それと葉はクコ茶として売られてますね。コレステロールを下げる効果がある書いていたような。私は正常値なのでクコ茶は飲んだことがありません。
黄色い花のキンミズヒキは埼玉県の野原にもよく咲いてました。秋には実が衣服のあちこちに引っ付いていて、一つ一つ取った覚えがあります。今の子供たちにはわからないことかも知れませんが。
長さん
キンミズヒキのひっつき虫で遊んだ記憶がおありですか、良いですね。私が子供の頃はキンミズヒキは身近になかったです。
台風は本州の南を進んでいるようですから、大きな被害は出ないでしょう。
長さん
杏仁豆腐のトッピングはクコの実の仁を乾燥させたものでしたね。
ハルサザンカは、平川門を入って道なりに進むと左手にありますね。
長さん
クコは放っておくととても暴れた姿になりますが、ここは増えすぎないように手入れがされているようです。
ススキの穂を撮る場合は石垣が日陰になる午後が良さそうです。その場合はススキが逆行になるので、コントラストは上がるでしょうね。
ノコンギクは自然に咲き乱れているところの方が良さそうです。
長さん
ススキの穂はバックがもっと暗い方が良かったですね。
ヒペリカムは秋口になってもパラパラと咲いていることがありますが、もう10月末ですからね。
長さん
ウォーキングコースにもクコを植えてあるところがありますが、実を採取している様子は見られませんね。
ハギがまだ咲いているのはまだしも、ヒペリカムやタカサゴユリがまだ咲いているのはちょっとびっくり。
長さん
クコの実は薬膳や中華料理に使われていますね。サンザシの実は消化不良や下痢止めなどに効果があるそうです。
ここでは、ススキの穂は、朝ではなく午後の方がバックが暗くなって良さそうです。
長さん
皇居東御苑では紅葉は一ヶ月ほど後になりますが、木々の実や秋の花が咲いていてネタを貯めることが出来ました。
タカサゴユリ、どうしちゃったんでしょうね。実がでいていましたが、まだつぼみが残っていました。
長さん
この万国旗、パネルになっていて、近くで見るととても大きなものなんです。
ウォーキングコースのクコはもう花が咲いていませんが、都心は暖かいせいかまだ花が残っていました。
このところ雨続きで肌寒いのですが、植物の気持ちは分からないものですね(笑)。
長さん
果実酒がお好きですか。枸杞酒とか枸杞子酒と言うそうですね。コレステロールが正常値とはうらやましい。私はLDLコレステロールが高めなんです。
昔はキンミズヒキが咲くような野原が多かったのですね。息子たちも孫たちもキンミズヒキなんて見たことがないでしょう。
nobara
まだ残り花もありましたか?
オーギョーチのクコが大好きです。
シラヤマギクでいいと思います。
頭花がまばらですね。
地下鉄だと竹橋の所ですね~
息子の勤務先が隣接しています。
1000日前なんていうと、大阪の商店街みたい(笑)
ヒペリカムヒドコートは返り花の定番ですね。
mori-sanpo
里見公園の下の道路沿いの斜面では、花は咲きましたがこのように見事な実は付きませんでした。天候不順で陽光不足だったのかも知れません。
白鳥濠の周辺のススキがきれいに撮れましたね。
shuuter
ナス科で紫の花が咲くのですね。
よく憶えておきます。
長さん
オーキョーチ?知らなかったので、ググって見ました。愛玉子と書く、最近人気の台湾スイーツなんですってね。杏仁豆腐はもう古い?(笑)。
シラヤマギクで良いですか。お墨付きが出たと書いておきましょう。
千日前は大阪にありますね。ここは皇居前、いや、皇居裏かな(笑)。
長さん
ウォーキングコースにもクコがあるのですが、こんなに実がついていません。やはりほったらかしじゃ駄目なんでしょうね。
ススキのバックにした石垣はもっと暗い方がススキの穂が浮き出るように思いました。
無門
ススキが風情を醸し出します
脇役だけでは
物足りないですね
長さん
クコの花、初めてですか。6月末に投稿した時、近所で咲いているとコメントをいただいたような・・・。
ナス科の花は、ナスを始め、紫色が多いですよ。
長さん
ススキも秋を象徴する花補ですから、もっと大きく扱った方が良かったですね。
eko
クコの実は食べたことがありますが、花は初めて見たと思います。
キンミズヒキ、ヌスビトハギの実は引っ付き虫で取るのに困ります。
ヒペリカム・ヒドコート今年は季節外れによく咲いていますね。
すーちん
クコの実は目立ちますねー
ノコンギクは総苞がワイングラス型
チョッと太目でカクテルグラス型に見えますが^^
長さん
1000日前のイベント、TVでも報道していましたか。残りの期間が長いのか短いのか分かりませんが、競技施設なんかは間に合うのでしょうか。
我が家のあたりはキンミズヒキもゲンノショウコも生えていませんが、センダングサの種はズボンについてくることがあります。
長さん
赤いクコの実はよく目立ちますね。
ノコンギクの総包、そういえば横から見るとワイングラスやカクテルグラスのの形に見えますね。
降魔成道
同じ焼酎でも、酎ハイは嫌いですが果実酒は好きです。
長さん
やはりね。果実酒は氷砂糖を入れるのでしょう?だったら、糖尿病の私には飲めません。醸造酒は駄目で、蒸留酒ならOKなのですが・・・。
イッシー
イメージを盛り上げるのにいいことだと思います。
石垣バックのススキは趣が有ります。侍が出てきそう。
長さん
毎日新聞社の万国旗パネルは1枚1枚がかなり大きいもので、インパクトがあります。
ススキを2枚撮りましたが、背景に埋もれた感じがしますよね。