10月4日に行ったつくば植物園で見た花を紹介しています。
今回も、「熱帯雨林温室」で見た花を紹介します。
温室の2階回廊には開花中のランが展示されていますが、今回は珍しいものを見ました。、
デンドロビウム・ロセイオドルム
ベトナムの標高1000~2000mの岩や枝に分する着生種
ほのかな香りだったが、開花時には強いバラの香りがするそうだ
デンドロビウム・ディアレイ
(デンドロビウム・デアレイ)
フィリピンに分布する着生種
ルソン島、ミンドロ島、レイテ島、ミンダナオ島の低地に生える
このランに実が出来ていました。実に!珍しいことです!!
(植物園の説明文)
大部分のランは、特定の種類の昆虫によって交配されているため、栽培中に果実をつけることは滅多にありません。
また自生地でも結実率の低い種が多いため、果実を観察する機会は少ないのです。
こうした事情があって、これまでのラン科の分類や進化についての研究では、果実の形態にはあまり注意が払われていませんでした。 実際には、ランの果実の形や大きさはきわめて多様で、おもしろい研究材料になる可能性があります。
10月4日撮影。
(つづく)
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10月20日、日比谷ガーデニングショーで飾り付けが殆ど終わった頃に撮ったハンギングバスケット部門の写真で、昨日の続きです。
< 夜明けの曙光 >
< 華舞季 >
< 錦草花文 >
< 秋の装い >
< 光風霽月(こうふうせいげつ) >
< 夕焼けこやけ >
< 喧噪と静寂と花灯と >
<黄金色に輝く秋 >
< 秋茜の小径 >
< 秋日和 >
もう1回続きます。
10月20日撮影。
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
寿々木
再三にわたり入力拒否されました。
river
nobara
シュウカイドウの♀の雰囲気がありますね。
タカクマホトトギス、私の故郷の近く?
大隅半島の高隅には珍しい固有種がありますね。
寄せ植えハンギング。
どうやら無事だったようですね~~
義母の所に訪れ、一緒に音楽療法をやってきました。
いつもはそういう事に興味を示さないので
少し体を動かして楽しそうでしたのでヨシ!です。
無門
蘭は実生では増やしませんね
でも実をつけるなら
それもできるのでしょう
shuuter
近頃重荷になって放置 したままです。
いずれ決断しなければと思っています。
デンドロ 栽培しやすい洋ランです。
ミックン
長さん
ラン科の植物は根を伸ばしたり、種子を発芽させたりする時のラン菌との関わり合いが強いことが知られていますね。シュンランやシランにも実が出来るそうですが、見たことはありません。
長さん
デンドロビウム・ディアレイは花茎を下垂させて花を咲かせる種類だそうです、
タカクマホトトギスは初めて見ました。感じとしては、キバナノホトトギスに似ています。
私もコメントが入らない経験が度々あります。最近のウェブリブログは問題が多いですね。
長さん
ランは交配によって新種を作ることが容易な植物ですね。栽培品種で、人工受粉以外で実をつけるのはまれですが、バニラは人工授粉法が古くから確立されているそうです。
長さん
バニラ以外でランの実を見ることは珍しいことです。そういえば、シュウカイドウの実にも稜がありますね。
大隅半島は故郷の近くですか。大隅半島に分布する固有種は他にもありそうですね。
音楽療法は良いそうですね。子供の頃に覚えた歌を聞いてもらうのも良いそうですよ。
長さん
ランは自然界では特定の生き物が媒介しますが、人工授粉させやすい植物でもあるそうです。
長さん
私もデンドロビウムを2種類栽培しています。そろそろ植え替えしないといけないのですが、ずっとサボっているんです。
長さん
タカクマホトトギスをご覧になったことがおありですか。ラン科の植物は葉がしっかりしたものが多いですね。温室では開花しているものが2鉢、展示してありましたから、他にも何鉢か栽培されているようです。
信徳
デンドロビュウムに実が付いたのですか。
珍しいですね、初見です。
タカクマホトトギスも初見です。
珍しい植物がありますね。
降魔成道
長さん
人工授粉ではない結実は珍しいですね。
タカクマホトトギス、キバナのホトトギスにしてはちょっと違うなと思って調べました。
なおさん
日本の野生ランの実はいろいろ見ていますが、自然のなかでは発芽効率もそれほど高くないのでしょうね。
キバナホトトギスは以前育てたことがありますが、タカクマホトトギスは育てたことはないのです。黄色いホトトギスもいろいろあり、それぞれに良いですね。
長さん
人工授粉ならいざ知らず、ランを温室で栽培していて実がつくなんて、殆ど偶然の出来事でしょう。
長さん
ランは遺伝子配列が近いので、容易に人工交配は可能だそうですが、植物園ではそれをしないでしょうから、結実したのは珍しいことなのですね。
ランの発芽にはラン菌との関わり合いがあるようなので、自然界でも発芽は厳しいのかもしれません。
タカクマホトトギスはキバナホトトギスに似ていますね。
月奏曲
メジャーなお花だからそんなことないと思い込んでました。種類も多いし…意外だったなぁ
長さん
ランは特殊な発展をしたものが多く、特定の昆虫と共生するものが少なくありません。温室栽培だと特定の昆虫が来ることはないので、種が出来にくいと言うわけです。
mori-sanpo
魅力的なホトトギスですね。
eko
タカクマホトトギス初見です。綺麗ですね。
日比谷ガーデングショーのハンギングバスケット秋色が並びどれも力作ですね。
乙女ヶ丘
「タカクマホトトギス」
やはり時鳥の胸と同じように
花びらに赤い斑点が有るから
ホトトギスと言うのですね
イッシー
2枚目のラン、どうやって受粉したんだろう?
すーちん
ハンギング、矢張り色鮮やかな
コリウスが使われてるのが多いですね
長さん
キバナノホトトギスは見たことがないのですが、図鑑によると、花弁に目立つ斑点がありますね。タカクマホトトギスにはその斑点が少ないだけで、よく似ています。
長さん
ランは人工交配で実を作らせることが出来るのですが、自然のままにしておいて実が出来るのは珍しいです。
タカクマホトトギス、淡い黄色でしべの形からホトトギスと分かりますね。
ハンギングバスケット部門の作品、どれも良く出来ていました。
長さん
ホトトギスの仲間は、杜鵑の胸にある斑点が花弁にあるのが特徴ですが、キイジョウロウホトトギスのように花弁があまり開かない花は中を覗き込まないと斑点が確認できないものもあります。
長さん
1枚目のデンドロビウムは、ランにしては珍しく、バラの香りがします。
2枚目のラン、受粉したのが偶然の出来事なのでしょう。その偶然に理由は分かりませんが・・・。
長さん
コリウスの葉は様々な色合いのものがありますから、緑との取り合わせをするには重宝するのでしょう。花も引き立ちますしね。
ジュン
果実の観察は貴重なんですね
ハンギング
どれも鮮やかで綺麗ですね
長さん
ランは、自生地では実をつけることがありますが、栽培種では珍しいことなのだそうです。
ハンギングバスケット部門、どれも秋らしいものになっていますね。