驚いたことに、ニワナナカマドが咲いていました。花期は6〜8月ですが、花後に剪定すると、伸びた新芽にまた花が咲くのだそうです。好きな花なので、歓迎です・。
モッコクの実が開裂し始めました。
モッコク(木斛)
ツバキ科モッコク属の常緑高木
江戸五木(注)の一つ。モチノキやマツと並び「庭木の王」とされる
実が赤くなるのでアカミノキとも称される
実の直径は1cmくらい。案外、肉厚の実なんです
朱色の種が1~2個入っている
(注)江戸五木とは江戸時代に江戸で重視された造園木。モッコク、アカマツ、イトヒバ(サワラの変種)、カヤ、イヌマキのこと。ツバキ科モッコク属の常緑高木
江戸五木(注)の一つ。モチノキやマツと並び「庭木の王」とされる
実が赤くなるのでアカミノキとも称される
実の直径は1cmくらい。案外、肉厚の実なんです
朱色の種が1~2個入っている
10月10日(ニワナナカマド)、11日(モッコク)撮影。
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つくば植物園にて(7)
10月4日に行ったつくば植物園で見た花を紹介しています。
今回も、「サバンナ温室」で見た花です。
サバンナ温室の様子
(左手のトックリ型の木はブラキキトン・ルペストリス、アオイ科)
オトンナ・クラビフォリア
キク科オトンナ属の多年草(多肉植物・根塊)
原産は南アフリカの北ケープ州やナミビア
カリステモン・ピニフォリウス
フトモモ科ブラシノキ属の常緑低木。オーストラリア原産
和名はグリーン・ボトルブラシ
写真は花後に出来る実ですが、とても堅く、山火事にも耐えられる
山火事の熱で実が割れ、種が落ちて、焼け跡から芽を出す
和名のように、緑色の花(雄蘂)をつける
← つくば植物園のHPより拝借
スカエボラ・アエムラ
クサトベラ科スカエボラ・アエムラの半耐寒性つる性多年草
原産はオーストラリア南部、東部
流通名はブルーファンフラワー、スカエボラ
10月4日撮影。
次回は、熱帯資源植物温室で見た花です。
(つづく)
この記事へのコメント
コスモス
とっても美しいです。
目黒のおじいちゃん
信徳
歳を取ってきて本当に助かっています。
そんな思い出のあるモッコクです。
shizuo
「伸びた新芽にまた花が咲く…」。
花期が済んだニワナナカマド、
何だかめっちゃ得したみたいですね~(^^♪。
我が家のプルーンバーゴみたい。
6月ごろ花が咲き、いったん枯れたみたいになって、
今また新しい枝から咲いています。
花期は10月ごろまでとはいえ、こういう咲き方もあるんだと感心しています。
river
モチ、モッコク、モクセイは家の庭に植えてあります。モッコクは種を播いたものがありますが3mほどに育ちました。
カリステモン・ピニフォリウスが山火事の後に発芽することはテレビで紹介されたことがあります。山火事の多いオーストラリアならではの木ですね。
寿々木
サバンナ温室の花、木、めずらしいものばかりです。
無門
ニワナナカマド
ナナカマドと言えば
山の中の植物と思っていたが
お仲間が「にわ」にもあるんですね
乙女ヶ丘
「ニワナナカマド」
初めて目にしますが何と美しい花でしょう。
思わず惚れちゃいますね。
葉の方は普通のナナカマドと同じ様に
綺麗に紅葉しますか?
降魔成道
ニワナナカマドはこれとは全く別の植物なのですね。
モッコクの開裂ですか。今まで気にもしてませんでしたが、なるほどです。
shuuter
長さん
ニワナナカマドは花後に剪定すると戻り咲きするなんて、初めて知りました。ニワナナカマドは丸いつぼみが残っているときが美しいと思います。
月奏曲
結構見てて飽きないですね。なんか興味深いw
長さん
江戸五木は大きくなる木が多く、庭が広くないと植えられないので、今、よく見られるのはイヌマキぐらいでしょうか。
寒くなりましたね、12月中旬並だとか。
長さん
三モクや江戸五木は手入れをする前提で選ばれたものなのでしょうね。ミカン、カキ、ブドウ、いずれも秋に実がなるのが良いですね。
長さん
ヤマブキやチロリアンランプみたいにぽちぽちと咲き続けるより、戻り咲きしてくれた方が嬉しいかも。
ブルンバゴは春から夏まで咲き続けることが出来る木です。夏場に花が咲かないのは水不足だろうと思います。
長さん
ニワナナカマドに比べると、ホザキナナカマドは花が密につきますね。
モッコクを実生で育てましたか。まだまだ大きくなるでしょうね。
山火事が起きることを前提に実をつけるなんて、面白い性質ですよね。
長さん
モッコクの実、赤くなったらそろそろ開裂しますよ。赤い種が魅力ですね。
ここには4つの温室がありますが、それぞれ珍しい植物が植えられていますよ。これからも紹介を続けますので、お楽しみに。
長さん
ニワナナカマドはナナカマドに比べて小ぶりなので、庭に似合うナナカマドという意味なんでしょう。
長さん
ニワナナカマド、きれいな花でしょう。一目惚れしたんですよ。ニワナナカマドもきれいに紅葉するそうですよ。
長さん
ニワナナカマドはナナカマドと属が異なりますが、葉は似ていますよね。花はニワナナカマドのほうが優しい感じですかね。
モッコクの実は開裂すると華やかになりますね。
長さん
ニワナナカマドは、花後剪定すると戻り咲きすることが分かったので、来年が楽しみになるでしょうね。
長さん
モッコクの種はしつこく残っているようです。落ちて芽生えるより、鳥に運んでもらうことで子孫を増やす戦略らしいです。
eko
モッコクの実が開裂して綺麗な朱色の種が見えますね。
カリステモン・ピニフォリウスの緑のブラシ見てみたいです。
イッシー
花綺麗なんですね~。
モッコクの実もこんな感じになるんですね。
長さん
ニワナナカマド、奇麗な花ですよね。選定すると戻り咲きする性質があるそうなんです。
モッコクの実、朱色なので目立ちます。
緑色のブラシ、3月末ごろならここで見られそうです。
長さん
ニワナナカマドも紅葉するそうですが、戻り咲きするほどですから、まだ時期的に早いのでしょう。
モッコクの実。皮が厚いですね。
mori-sanpo
戻り咲きとは珍しいですね。
モッコク、こちらの芳澤ガーデンギャラリーにありますが、まだ実が弾ける気配がありません。
長さん
ニワナナカマド、レストハウスの近くでご覧になりましたか。旧洋館御休所や旧御凉亭近くにも植えられているそうですよ。
ニワナナカマドが戻り咲きするなんて知りませんでした。あと一ヶ月半くらいすれば紅葉するのにね。
まだモッコクの実が割れませんか。赤くなったらまもなくと思いますが・・・。
なおさん
モッコクの実も面白いですね。花は蜜や花粉が多いようで、ミツバチなどハチが良く来ているのを見ます。
つくばの植物園も面白いものがいろいろで見飽きませんね。
すーちん
ニワナナカマド剪定で
2度楽しめるとは良いですねー
デュランタもそうですね^^
nobara
ニワナナカマド、花の一つ一つ、
梅の花?みたいで愛らしいですよね。
オトンナ・クラビフォリアって
ルビーネックレスと同じような花が咲きますね☆彡
昔、育てたことがありますが
我が家では長く育ちませんでした。可愛いのに。
長さん
ニワナナカマドが花後切り戻すと秋に咲くという性質があるとは知りませんでした。
モッコクは雌雄異株でですが、これは雌株が1本です、遠くから蜂が花粉を運んできたのでしょうね。
長さん
ニワナナカマドの花は好きなので、庭に植えられた良いのですが、とても無理です。デュランタも切り戻すと何度も咲くようですね。
長さん
モッコクの実は果皮が厚いので、朱色の種が覗いた様は、ニシキギかとは違った味わいがありますね。
ニワナナカマドの花はピラカンサの花のようでもありますね。
ルビーネックレスは、同じ南アフリカ産のオトンナ・カペンシスの変種と言われています。オトンナ・クラビフォリアと同属なので花はよく似ています。ルビーネックレスは冬越しが問題でしょう。
はるる
モッコクの実が割れるのを近くの公園で先日初めて見ました。興味深く拝見しました。
長さん
ニワナナカマド、好きな花が咲いていてラッキーでした。
モッコクが公園に植えてありますか。花は地味ですが、実が割れる頃は良いものですね。