10月4日に行ったつくば植物園で見た花を紹介しています。
「山地草原(低地性・高地性)区画」でシモバシラが咲いているというので、行ってみました。
テンニンソウ(天人草)
シソ科テンニンソウ属の多年草。花期は9~10月
日本固有種。本州、四国、九州に分布する
(注)シモバシラとしていましたが、テンニンソウに訂正しました
ツクシミカエリソウ(筑紫見返草)
シソ科テンニンソウ属の落葉亜低木。花期は9~10月
筑紫とつくが紀伊半島から中国・四国・九州と広範囲に分布
別名:オオマルバノテンニンソウ(大丸葉天人草)
ミカエリソウは、シモバシラと同様、冬に“霜柱”ができるそうだ
花はピンクを帯びる。 咲き始めたばかりだった
ビッチュウフウロ(備中風露)
フウロソウ科フウロソウ属の多年草。花期は8~10月
名前の通り備中(岡山県)を中心とした地域の湿原に見られる
花径は2㎝くらい
ナンテンハギ(南天萩)
マメ科ソラマメ属の多年草。花期は6~10月
北海道〜九州の山野に分布。別名フタバハギ
ゴンズイ(権萃)
ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小高木。花期は5~6月
果実は袋果。果皮は肉質で厚く、9〜11月に赤く熟す。熟すと裂開し、
光沢のある黒い種子が1〜2個顔を出す。種子は直径約5mm
10月4日撮影。
次回から、温室で見た花を紹介します。
(つづく)
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ウォーキング中に見た花です。今年3度目の花を咲かせているブラシノキが見つかりました。
玄関先でヘリオトロープがきれいに咲いていました。
フウセンカズラの実が茶色くなってきたので、数個もぎって自宅へ持ち帰りました。
1個のみから黒い種が2~3個出てきますが、ハートの模様があるのが面白い。翌日、孫娘のさーちゃんが遊びに来たので、ハートの中に目と口を描いて「お猿の顔だよ」と見せてやりました。さーちゃんも細い油性ペンで目と口を描きましたが(下の写真で右側)、爺より上手いな。
10月6日撮影。
この記事へのコメント
しおん
備中風露は花の筋が特徴ですね。我が家の庭にもあちこちこの仲間が生えてきます。
風船蔓の種を利用して 姉は猿ぼぼの顔として置物を作ってます。面白いですよね。
目黒のおじいちゃん
river
ナンテンハギハギは山でよく見かける花です。ゴンズイという名の毒を持った魚がいますね。植物のゴンズイも役に立たないからという説があります。
フウセンカズラの実はハート形の白い部分がありますのでつい顔を書きたくなりますね。私もやりました。
nobara
分布域がちと?違いますもんね。
ビッチュウフウロはヤクシマフウロにも似ていますよね。
脈の紅紫色が魅力的ですね~~♪
こちらでもブラシノキが満開になっていました。
それでですね~シモバシラですが
花の付き方、蕾の様子、葉の様子からテンニンソウではないかと。思うのですが?いかがでしょうね。
シモバシラは片方に偏って花が付きます。
そんなことを思いましたが?いかがでしょう。
無門
フウセンカズラの種
子供たちの方が
面白い絵を描くよね
寿々木
イッシー
当たり前かな。お孫さん可愛いですね。
さぞ、長さんの生きがいになっていることでしょう。
娘さんじゃなお更可愛いや!!
信徳
シモバシラは高尾山のが立派です。
フウセンカズラの実、面白いですね。
乙女ヶ丘
「ゴンズイ」
海にはゴンズイと言うエラの所に毒バリをもった危険な魚がいますが、こちらのゴンズイの実に毒は・・・(笑)
月奏曲
おさるさんぽいwww
shuuter
当方でもミカエリソウ咲いています。
南天萩はおわったかもしれません。
長さん
写真のシモバシラ、テンニンソウの可能性がありますが、シモバシラの根元には氷の結晶ができます。
フウロソウの仲間は可愛いですね。その中でも、ビッチュウフウロは赤い筋が濃いようです。
フウセンカズラの実を猿ぼぼにしていますか。ピッタリですね。
長さん
シモバシラの花は白ですが、ツクシミカエリソウはピンクを帯びた花が咲くようです。
長さん
シモバシラは関東以南に分布しているそうですから榛名山に自生していてもおかしくはないですね。
ネットでゴンズイと検索すると、魚のゴンズイのサイトが先に表示されますね。
フウセンカズラの種の白い部分は実に固定されていた部分ですね。
長さん
冒頭の霜柱ですが、昨年と同じ場所で撮ったのです(写真追加)。でも、テンニンソウに似ていますね。植物園に電話して、画像添付のメールができるかどうか聞いてみます。
園内の植物は自生もあるでしょうが、殆どが植えたものです。ヤクシマフウロは見たことがないですが、ネット画像で見ると、赤い筋がくっきりしているところがよく似ていますね。
長さん
フウセンカズラの種に線を入れさせたら、絵本などで見た記憶通りに描いてくれたようです。
長さん
シモバシラは保留にします。
フウセンカズラの実は実についていた部分がハート型になるのです。種の直径は5mmくらいです。
長さん
ビッチュウフウロ、関東には自生がないので、植物園で見るしかないです。
我が家には息子2人だったので、女の子の孫はとても可愛いです。
長さん
シモバシラの氷柱は条件がそろわないとできませんよね。林の下に生えていると条件が良いみたいです。高尾山もそんな環境ではないでしょうか。
フウセンカズラの種には完全なハート型ができるんです。
長さん
魚のゴンズイは毒針さえ取り除けば美味しいらしいです。こちらの実は鳥がついばみに来るので、毒はないようですよ。
長さん
フウセンカズラの種は身についていた部分がハート型なので、昔から猿の顔にたとえられています。
長さん
ツクシミカエリソウはミカエリソウの変種ですが、関西も分布域に含まれているので、見つかるかもしれませんよ。
mori-sanpo
私は岡山県で育ったので見ているはずですが、ゲンノショウコと区分しないで見ていたのかも知れません。
うふふ
先日、私の所でお話していらっしゃったシモバシラですね。
やはり少し違うような気がしますが、どうでしょうね。
フウセンカズラの実、可愛らしい~☆
お孫さん、上手ですね。
おジジさんもたじたじかな?
長さん
ビッチュウフウロは小ぶりな花で、そういう意味でもゲンノショウコに近いですね。ただ、赤い筋が濃いので、印象はかなり違います。
長さん
昨年と同じ場所で咲いていたのですが、シモバシラの代わりにテンニンソウが植えられたのかもしれません。でも、植物園の開花情報にはテンニンソウが載っていないのです。
小さな丸い種にペンで線を書くのは難しいです。その点、小さな手のさーちゃんの方が有利だったかな(笑)。
eko
ビッチュウフウロは初めて見ました。花びらの赤い筋がユニークですね。
ゴンズイの実がいっぱいですね。赤い果皮から黒い種子が飛び出すのが面白いです。
フウセンカズラの小さな実によく書けましたね。さーちゃん、上手ですね。
ロシアンブルー
つくば植物園のゴンズイの木、大きな木があったのを思い出しました。
フウセンカズラの実は不思議ですね。
ミッキーマウスの顔で、更にさーちゃんの一書きが可愛いですね。
長さん
シモバシラの花は花茎の片側にしかつかないようなので、違うかもしれません。
ビッチュウフウロはフウロソウの仲間の中では小さい花です。
さちーちゃんが書いた顔の方が猿に似ています。
長さん
ゴンズイの木は遊歩道のT字型の角にありますね。
フウセンカズラは蔓延るので、実を少し減らしてあげました(笑)。手が小さいから、さーちゃんにはちょうど良い大きさでした。
すーちん
可愛らしいお猿さん
でしょうかね^^
長さん
こうして目と口を書き入れると猿の顔に見えるでしょう。
ジュン
可愛らしいです
お孫さんお上手ですね
長さん
フウセンカズラの種は初めてご覧になりましたか。
さーちゃんはイラストの才能あり?(爺馬鹿)
なおさん
ブラシノキは山火事に逢うと種子がこぼれて発芽するのだそうで、面白いですね。
フウセンカズラの実にマジックでいろいろお絵かきするのも楽しみですね。
はるる
長さん
やはりテンニンソウですね。つくば植物園のメールによる問い合わせ
窓口がないので、画像を送って調べてもらうことができません。直さんのお墨付きも出ましたので、植物名を訂正します。
ミカエル天使が出てくるとは思いませんでしたよ(笑)。
つくば植物園の温室にカリステモン・ピニフォリウスという植物の展示があります。緑井の花が咲くブラシノキの仲間ですが、これも山火事の遭うと発芽すると書いてありました。
長さん
フウセンカズラの種ははっきりとしたハート型が見えますね。この部分が実の付け根についていたので、黒くならないのです。
ゴンズイの実は黒くて目立たないので、仮果皮を赤くすることによって鳥を誘うということらしいですよ。
行き当たりばったり
どれもこれも驚きのお花ばかり。
ビッチュウフウロの花弁の網目模様---素敵です
長さん
植物園に行くと、普段見ることができない花がありますから、楽しいです。ビッチュウフウロはフウロソウの仲間の中でも赤い筋が目立つ花です。