キバナコスモスやアサガオと一緒に、小さな白い物がたくさん写っています。今年6月にも投稿しましたが、かなり繁殖しています。
少し、花に寄ってみます。釣鐘型の花だと分ります。
先日、イヌホオズキ(ナス科ナス属)の小さな花を投稿しましたが、これはハコベホオズキ(繁縷酸漿)と言います。
ナス科ハコベホオズキ属の多年草で、南アメリカ原産。明治時代中期に小石川植物園へ輸入されたものが逸出し、今では帰化植物とされているそうです。
名の由来は葉がハコベに似て、果実(液果)がホオズキに似る(白や黄色に熟す)からとのことです。
<国立環境研究所の侵入生物データベースより引用>
茎はつる状に伸びて長さ数mになる。前面に曲がった短毛を持ち、葉の長さは0.3-3cm。やや厚い。花は葉笨に単生して横または下を向く。花冠は白色、つぼ型で先は5裂、雄ずい5個、雌ずい1個。
花は小さな壷型(花径5、6mm)で可愛いのですが、近づくといやな臭いがします。
地下茎での繁殖力が強く、蔓延ると根絶しにくいそうですが、「原産地では果実ができるようだが、日本ではなんらかの原因でできないようだ」との報告もあり、あちこちにどんどん広がっていくものでもなさそうです。
ハコベホオズキの実をネットで探しましたが、こちら位しか見つかりませんでした。ホオズキには似ていませんね。
先日投稿しましたが(こちら)、近くにオオニシキソウ(大錦草)が咲いていたので、ついでにマクロレンズで撮りました。
ついでに、アサガオとキバナコスモスも。
9月7日撮影。
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
オオニシキソウらしき草、近所でみかけましたが私には花が認識できませんでした。また覗いてみます。
river
花咲か爺
寿々木
イヌホオズキは庭に蔓延ってるのですが、白花で小さくてうまく撮れません。
信徳
eko
オオニシキソウ、教えて頂いて見つけました。蔓延っていました。小さな花で全然見えていませんでした(苦笑)
長さん
単に壷型ではなく、先端が反転しているところに可愛さがありますね。
オオニシキソウの花はとても小さく、ルーペでも持って行かないと肉眼では白い点があるな位しか認識できないかもしれません。
長さん
国立環境研究所のHPをご覧になりましたか。埼玉以北は赤く塗られていませんね。実の写真が載っているHPを発見しましたので、リンクを追加しておきました。確かに、ホオズキには似ていませんね。
nobara
臭いのですか?
並んで咲いてるのがにゃんともかわいい☆彡
今日、原チャで走ってて・・・
キンモクセイの香りが漂ってきました。
やけに早いですよね~
我が家には影も形もありませんが・・・
長さん
ハコベホオズキは数個の花では見逃すかもしれませんが、これだけ咲いていると目に入ってきます。
キバナコスモスの代わりにコキアですか。今はちょっと地味ですが、赤くなる頃は良いですね。
長さん
ミラーレスのズームレンズでは最短撮影距離の問題があり、マクロレンズで接近して撮りました。近くなので三脚も持って行きました。
オオニシキソウやイヌホオズキも小さな花なので、マクロレンズの出番です。
長さん
今頃はヒルガオ科の花が目立ちますね。今日のウォーキングではマメアサガオが目立つようになっていました。ヒガンバナも花茎の先端が赤くなっていましたよ。
月奏曲
長さん
ハコベホオズキについて、国立環境研究所のHPでは岐阜県でも確認されていると示されていますが、局地的ではないかと思われます。いやな臭いと言っても花をくっつけるくらいでしか認識できないほどの臭いです。
オオニシキソウの写真、拝見しましたよ。写真で拡大すると花だと分りますね。
長さん
ハコベホオズキ、匂うと言ってもごく僅かで、マクロ撮影していても気にならないくらいです。4~5枚目は写真写りの良さそうなものを探して撮りました。
もうキンモクセイが咲いていましたか。都内は早いのかな。
長さん
ハコベホオズキはとても小さい花で、豆電球でも仕込めないかな。匂うと言っても殆ど気付かないくらいです。
ロシアンブルー
ハコベホオズキは小さなランプの様な花がとても可愛いですね
あまりみたことがないような気がします。
オオニシキソウも多分見ても記憶に残らないかもしれません。
長さん
ハコベホオズキはまだ珍しい部類ではないかと思います。
コニシキソウは以前から見かけますが、オオニシキソウはここ数年で増えてきたように感じます。
shuuter
強い野草ですね。
長さん
オオニシキソウ、数年のうちに目立つようになってきました。
mori-sanpo
オオニシキソウ、坂川旧河口の土手にかなり広がっていましたが、今年は殆ど見当たりません。刈り払い機の構造が変化したことによるのではないかと思います。
長さん
ハコベホオズキ、いやな臭いと言っても柔らかな臭いです。可愛いですから、是非見つけてください。
オオニシキソウに限らず、土手に生えているものは刈払機にあったらひとたまりもありませんね。
なおさん
ハコベホオズキは、僕は実物はまだ見たことないのです。小石川植物園なら見られるのかもしれませんね。可憐な白い花で、縁がくるりと巻き上がるさまも可愛らしいです。
オオニシキソウもぐぐっとマクロレンズで寄って写すと表情が良く分かり、可憐で良いですね。
キバナコスモスもよく蝶が来ますので楽しみですね。
無門
かわいい釣鐘型
ゆらゆらゆれる
海月にも似てるかな
どちらかと言うと
花のほうがホウヅキに
似ている感じがします
菜の花
オオニシキソウは八王子でも見られます。
長さん
セリバヒエンソウなども小石川植物園から逸失したものでしたね。ハコベホオズキは本家の小石川植物園にまだあるようですが、花の作事期でしか見つからないかも。
オオニシキソウ、標準ズームでははっきり写らなかったので、マクロで撮ってきました。
長さん
なるほど、釣鐘型の花が沢山咲いて揺れ散ると、小さなクラゲを連想しますね。ホオズキの花は傘のように開いていますから感じが違いますね。
長さん
ここのハコベホオズキは6月頃から咲いていましたが、小石川植物園ではまだだったのですね。それは残念でした。今頃は沢山咲いているかもしれませんよ。
オオニシキソウ、以前より増えてきたように思います。
りりい
ホオズキには全然似ていない気がします。
最初は、ヘクソカズラかな?と思いました。臭いの点だけ、重なりますね。
小枝
ハコベホオズキ初めて知りました。
野に咲く小さな花は
見落とされがちですけれでも、
優しい観察眼で接していくと
そこには素敵な出会いが
待っていることを本日も
貴記事より改めて教えられました。
ありがとうございました。
長さん
ハコベホオズキ、可愛い花ですが、ネーミングに問題ありですね。
いやな臭いと言ってもかすかなもので、ヘクソカズラほどではありませんでした。
長さん
要注意の侵入生物ですが、それほどあちこちで蔓延っている様子も見えず、可愛い花だから許しちゃおうかな。この花、6年ほど前に発見したのですが、その後、今年になるまで忘れていたんですよ。
心
花びらの先をカールさせて小さな可愛い花ですね。
香りは、いただけないようですが・・。
まだ、出会った事のない花です。
オオニシキソウ、名前は大きいですが小さな花ですね。
蕊まで綺麗に撮られてますね(^^♪
長さん
ハコベホオズキ、私の行動範囲内で見かけるのはここだけです。小さい花ですから、気付かない人も多いです。匂いがすると言っても、微かなものです。
オオニシキソウはニシキソウやコニシキソウに比べて大きいと言うことですが、花はいずれもごく小さなものです。