9月5日に訪れた箱根湿性花園で見た花などですが、今回でラストです。
「高層湿原の植物区」を抜けると「仙石原湿原の植物区」に入ります。入った所の右手でタイアザミが咲き始めており、コオニユリが2株咲いていました。
タイアザミ(大薊、キク科アザミ属)
ナンブアザミ(南部薊)の変種で、別名トネアザミ(利根薊)
コオニユリ(小鬼百合、ユリ科ユリ属)
サワフジバカマ(沢藤袴、キク科ヒヨドリバナ属)
咲く寸前の、ピンク帯びたつぼみが可愛い
ヒツジグサ(未草、スイレン科スイレン属)
敷地の南側、柵を抜けて「仙石原湿原植生復元区」から見た仙石原ススキ草原方向です。手前にオミナエシが咲いています。妻たちとの約束の時間が迫ってきたので、急いで木道を進みます。
開花情報ではミズトンボが咲いているとのことでしたが、見つけられなかったのは残念でした。
「湿生林の植物区」に入ると、オクトリカブトやツリフネソウが見つかりました。
最後は、是非見たかったこの花です。
9月5日撮影。
星の王子さまミュージアムから戻ってラリック美術館でお茶をしていた妻とREIKOさん、金時神社から戻ったTADAOさんと合流し、昼食を摂った後、富士山二合目にある「富士花めぐりの里」と「遊園地グリンパの天空のダリア祭り」を見に向いました。ところが、ここがとんだ食わせ物だったのです。報告は次回に。
(つづく)
この記事へのコメント
寿々木
無門
トリカブトは高原の花
そう思っていたけれど
箱根で見たとき・・平地?
ああ箱根も高原だったと
自覚したことを思い出しました
shizuo
雰囲気がホタルブクロに似てますね。
長さん、気になりますね~、
「ここがとんだ食わせ物だったのです」(^^♪。
目黒のおじいちゃん
ラリックは車両を使ったしゃれた店ですね。撮影お疲れ様でした。
イッシー
乙女ヶ丘
半月程前に駐車場除草作業のお手伝いに…ピンク色のアザミが沢山咲いていて刈った後の袋詰めの時、何処を持っても棘だらけで酷い目にあいました。因みにタイアザミも棘だらけですか?
nobara
タイアザミ、華奢な感じに撮れましたね。
目黒の教育園に群生していましたね。
オクトリカブト、優しい色~~
ここのキレンゲショウマ、はかない感じに撮れています。環境で咲きようが違うものなのですね。
マツカゼソウも品のあるお花です。
信徳
オクトリカブトは色が淡い色ですね。
キレンゲショウマ、蕾が半開きが良いですね。
昨日質問したのですが、アケボノソウは見られませんでしたか?
湿生植物の代表的なものですが。
なおさん
コオニユリもかろうじて咲いているという感じで、8月に山の草原で見るのとまた違う感じです。
サワヒヨドリとフジバカマが交雑したものがサワフジバカマですか。ピンクが濃くなり良い感じですよね。
ヒツジグサは上三依水生植物園でも見られました。清楚な白は良いですね。
こちらのキレンゲショウマはひっそり咲いている、という雰囲気ですね。
月奏曲
食わせ物…気になりますw
長さん
ジャコウソウとイブキジャコウソウは同じシソ科ですが、属が違うので花は全く似ていませんね。
river
キレンゲショウマはアジサイ科バイカウツギ族キレンゲショウマ属の植物です。アジサイ科の植物を栽培している私ももちろんキレンゲショウマは栽培しているのですが私はこの植物が苦手でうまく咲かせることが出来ません。つぼみは付けるのですがなかなか咲いてくれません。今年はやっと咲いたと思ったらカラスが花を持って行ってしまいました。
長さん
箱根湿性花園の標高は646mですから、そこそこ高いですね。
長さん
ジャコウソウもホタルブクロも長い釣鐘型の花を下向きに咲させる点では似ていますが、雰囲気はかなり違いますね。
気になりますか?次回をお楽しみに。
長さん
ジャコウソウ、少し咲いていました。
ラリック美術館のオリエント急行ですね。3年前に体験していますので、今回はティールームの方だったようです。
ロシアンブルー
サワフジバカマの花、赤っぽい色の蕾でしょうか?
野草の種類が豊富ですね。
トリカブトの花色、薄紫色ですか?
青紫の色は見たことありますが毒草とは思えないです。
長さん
レンゲショウマはキンポウゲ科、キレンゲショウマはアジサイ科なので、全く似ていません。ネーミングが悪い例ですね。
ジャコウソウは早く木を揺らすと麝香のような匂いがするというのが名の由来ですが、実際にはそんな匂いはしません。
長さん
トゲだらけのアザミ、もしかしたらアメリカオニアザミかも。
タイアザミは苞の部分にトゲがあり、下の方の葉にもトゲがあります。トゲのないアザミはキツネアザミくらいでしょう。
ごんたくん
さわやかな黄色。控えめな美しさ。とても綺麗です。
長さん
コオニユリは残り花で、タイアザミはやっと咲き出したという感じですね。タイアザミ、自然教育園で群生していましたか。秋にはあまり行っていないので、見たことがないです。
このオクトリカブト、花色が薄いですね。株により変異があるようです。
このキレンゲショウマはまだ年数が経っていないような、そんな感じでした。
長さん
前記事のレスが抜けていて、大変失礼しました。遅ればせながら、2時間半ほど前に記入しておきました。お訊ねのアケボノソウは見開花でした。今週咲いたようです。
コオニユリは咲き残りですね。オクトリカブトは以前見たものより色が薄いです。
キレンゲショウマ、これ以上開きませんね。
shuuter
日本の睡蓮 なかなか味があります。
長さん
タイアザミ、やっと咲き始めた1輪なのです。コオニユリは何カ所かで咲いていましたが、残り花ですね。
このサワフジバカマは咲き始めたところで、つぼみのピングが綺麗ですよね。
上三依水生植物園のヒツジグサは一番奥の池に咲いていましたね。
キレンゲショウマ、木漏れ日を浴びた姿です。3年前に見た上三依水生植物園のものは葉も大きく、花数も多かったです。
長さん
ヒツジグサは、 未の刻(午後2時)頃に花を咲かせることから名がついたのです。ちなみに私は未年です。
長さん
フジバカマと名がつく植物、多いですよね。フジバカマは交雑しやすいそうで、純粋なフジバカマが残っているのは奇跡じゃないかと思います。
キレンゲショウマはアジサイ科に変更になっていますね。以前の記事をコピペしたものですから、うっかりしていました。riverさんでも上手く咲かせられませんか。難しいものなんですね。
長さん
サワフジバカマの赤い部分はつぼみです。開花してしまうと赤は目立たなくなります。
トリカブトは変化しやすい植物らしく、花色も変わるみたいです。以前ここで見たのはもっと濃い色でした(↓)。花の形は独特ですね。
http://kobacho-niwaijiri.at.webry.info/201509/article_28.html
長さん
キレンゲショウマは北海道には自生が無いようですが、植物園なら見ることが出来るでしょう。
札幌・豊平公園の野草園で咲いているそうですよ。
長さん
ヒツジグサ、スイレンよりずっと小さく、可愛い花です。私の干支と同じなんです。
eko
ヒツジグサは、華やかなスイレンとは違って質素で清楚な感じが良いですね。
オクトリカブトの花色は薄いですね。トリカブトも色々ありますね。
ジャコウソウはホタルブクロに似ていますね。イブキジャコウソウとは全然違います。
キレンゲショウマ一度見てみたいです。
長さん
ヒツジグサは私の干支と同じで、何かいとおしい花なんです。
オクトリカブト、色が薄いですね。3年前に見たものはもっと紫色だったのですが、咲き始めだからかなー。
イブキジャコウソウとジャコウソウ、同じシソ科でも属が違うのですが、地域変種かと思われそうな名前ですね。
キレンゲショウマ、まだご覧になっていませんか。足助えびねの森で咲いているそうですが、ちょっと遠いですか。
mori-sanpo
キレンゲショウマは魅力的な花ですね。
長さん
箱根湿性花園は秋も良いですよ。10月にも行ったことがありますが、ガイドウォークで色々教えてもらいました。
キレンゲショウマ、花数は多くなかったのですが、良い感じの花ですよね。
ジュン
綺麗なお花ですね
箱根に行っても見なかったお花
こんなにも沢山咲いているのですね
長さん
ここのキレンゲショウマ、株数は少ないですが、園内2カ所で綺麗に咲いていましたよ。