再びの上野ファーム ノームの庭(その2)

2017北海道ガーデン街道の旅(21)
              旅行3日目(7月9日) その3

 旭川の「上野ファーム」の見学2日目です。前回に続いて、「ノームの庭」の紹介です。
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大きな池の奥に小さな池がある
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砂由紀さんの「花壇の作り方」
 花壇をつくる時は、机に向って完成形を想像し、植栽図をしっかり描く場合と、現場で植栽デザインを考える場合があります。日頃、上野ファームで植栽を考える時は図面などは描かず、すべて頭の中で考えて直接植え込みます。
 依頼された場所で庭をつくる場合は、例え植栽図がしっかりと固まっていても、すぐには植えつけず、ますはポットの状態で一度デザイン通りに配置してみます。何度も配置を確認して、植物それぞれの株の広がり方なども想像して位置を調整します。(後略) 
    …ビズブックス「上野砂由紀のガーデン花図鑑」より

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最後はこの花。風のガーデンでも記憶に強く残った花です
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 いつかまた、必ず訪れたい、そんな気持を強く持った素敵なガーデンでした。
 次回は、美瑛の定番観光地を訪れます。
 (つづく)


この記事へのコメント

  • 無門

    こんにちは

    どの花も
    笑顔で迎えてくれましたね
    心の中も花盛り
    2017年08月09日 16:20
  • nobara

    ポットで配置して様子を見る?
    なるほど~ですね。実際、青写真との違いを探る?
    我が家の環境も好きな花より育つ花です。
    どんなに好きでもナムナムするのではかわいそうです。
    最後の花(キンバイソウ)八島ヶ原湿原でもそろそろ咲いてる頃でしょうか?
    鮮やかなオレンジで目立ちますね。
    それともこれは Trollius の園芸種? なのかしら?
    2017年08月09日 16:30
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    これだけの花を見ると、頭の中も心の中も花いっぱいになり、幸せな気分です。
    2017年08月09日 17:07
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    砂由紀さんの「花壇の作り方」一般のご家庭でも参考になると思って、記載しました。花がその家に適しているかどうかを知る一番の方法は種を買ってきて蒔くことかもしれませんね。
    最後の花は、掲示板によると、トロリウス ゴールデンクイーンとしてありましたから、園芸種ですね。正確には、トロリウス・キネンシス‘ゴールデン クイーン’、和名はカンムリキンバイです。
    2017年08月09日 17:15
  • 乙女ヶ丘

    こんにちは
    流石、北海道
    空の青さと筋雲が美しい
    それと水辺の散策も楽しそう
    2017年08月09日 17:35
  • 寿々木

    綺麗な花いっぱいで素敵です。遠くに電柱が見えますから山の中じゃ無いんですね。旭川は北海道第2の都市ですから、こんなの作るの大変だったでしょう。
    2017年08月09日 19:19
  • 信徳

    今晩は!
    こんな広いガーディン、花後の手入れなども大変なんでしょうね。
    相当な人出を掛けて対応しているんでしょう。
    内の狭い庭でも家内が朝は一番で花後の手入れなどやっています。好きでなければ出来ない事ですね。少し枯れだすと思い切ってバッサリやって行くのが良いようです。
    2017年08月09日 19:38
  • river

    確かに素敵な花が多いですね。ただ洋種の宿根草が多いのでそのまま自分の庭に導入してもうまくは行かないかもしれませんね。植物の性質を熟知していないと造園の設計は難しいです。
    2017年08月09日 20:39
  • 長さん

    乙女ヶ丘さん、コメントありがとうございます。
    旅行3日目も良く晴れていたのは良かったのですが、暑かったです。
    池はショベルカーで掘って作ったようです。
    2017年08月09日 21:10
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    電線は、上野ファームの奥に民家があり、そこへ引き込むタムのものらしいです。その民家を除けば、周囲は全部田んぼでした。でも、2キロくらいまで市街地が迫ってきています。
    2017年08月09日 21:21
  • うふふ

    こんばんは!
    名前の通り、お花の陰にとんがり帽子の小人さんが隠れていそうな庭ですね。
    メルヘンを感じる場所は幸せ気分になります~☆
    2017年08月09日 21:26
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    とてもご家族だけでは出来ないと思うのですが、雇い人らしき人はいないようです。植えつけるまでが大変でしょうが、維持するのは楽なのかもしれません。
    2017年08月09日 21:30
  • shuuter

    上の写真 蝦夷ミソハギですかね。
    京都の植物園で見ましたよ。
    2017年08月09日 21:36
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    海外から種を仕入れ、蒔いてみて北海道の気候に合うかどうか確かめる、そんな作業の連続らしいです。当然失敗するものも多いとか。一般家庭ではそんなまどろっこしいことは出来ませんよね。
    2017年08月09日 21:38
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    ノームは大地を司る妖精だそうですから、トンガリ帽子の小屋以外にも草花の根元に隠れているかもしれませんね。
    2017年08月09日 21:41
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    1枚目は草丈が高いですから、エゾミソハギで間違いないと思います。壁面に貼られた写真を調べてみたら、リスルム・サリカリアと出ていたので、エゾミソハギの園芸種でした。
    2017年08月09日 21:47
  • 月奏曲

    小屋を入れて撮るとなんかムーミン谷みたいで牧歌的というか抒情的というか…あれノームじゃなくてトロールだけどw
    2017年08月09日 22:37
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    ここは谷じゃないので、ムーミントロールはいなかった模様。いるとしたら三角帽子のスナフキンかな(笑)。
    2017年08月09日 22:52
  • eko

    こんばんは!
    すべて頭の中で考えて直接植え込むとは凄いですね。
    三角屋根の建物と池が素敵ですね。
    バーベナ・ハスタータ咲いていますね。
    タンチョウアリウムもありますね。今年は見られなかったので嬉しいです。
    最後のキンバイソウ、伊吹山でも咲いていました。
    2017年08月09日 23:41
  • ロシアンブルー

    こんばんは。
    これだけの広さのどこにどの花を植えるか、難しそうですね。
    ポットを置いてみるといっても大変な作業ですね。
    植え付けた後の広がりも考えながら、思うように花を咲かせてうれしいでしょうね。
    2017年08月09日 23:49
  • mori-sanpo

    写真を拝見していて、蔓や雑草類が全く見当たりませんが、手入れの行き届いた庭に感心しました。
    以前、TVでイギリスのガーデニングの特集を何回か見たことがありましたが、道東地方特有の生態系を活かして、イギリスの庭園に匹敵するものが出来上がっているんですね。
    2017年08月09日 23:53
  • なおさん

    うちの狭い庭でも思うように手入れが出来ずにいますので、これだけ広い場所を手入れして美しく花を咲かせるとなると、いろいろな苦労があることでしょうね。
     見事な庭園で見応えがあるのは素晴らしいです。再訪したい、というのもなるほどですよね。
    2017年08月10日 04:49
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    もしかしたら、上野さんはガーデナーの天才かもしれませんね。
    バーベナ・ハスタータは花茎が沢山分岐して見栄えがあります。
    写真の掲示によると、アリウムだけで、カロシニアナム、ピュリーガード、グラジエーター、スファエロセファラム、グローブマスター、カエルイレウムと6種類ありました。このうち、写真のものはスファエロセファラムで、これがタンチョウアリウムに相当するようです。
    最後の写真は、トロリウス・キネンシス‘ゴールデン クイーン’で、和名はカンムリキンバイです。
    2017年08月10日 09:45
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    相当多くの品種について、花色から性質まで幅広い知識がないと、どれをどこに配置するかなんて考えられませんよね。北海道は寒いので、選んだとしても気候に合うかどうか等も実際に確かめて見なければならない訳ですね。
    2017年08月10日 09:48
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    つる性のものはマメ科が少々とツルバラくらいでした。密植すると雑草も生えにくいのかもね。
    上野砂由紀はイングリッシュガーデンから出発しましたが、北海道にあった庭作りをした結果、北海道ガーデンという新しいジャンルを切り開いたのだそうです。
    2017年08月10日 09:50
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    上野ファミリーは働き者ばかりのようで、ネットや書籍からは実に楽しそうに仕事をしておられる様子が窺えます。
    次回は6月中旬から下旬頃に行ってみたいと思っています。
    2017年08月10日 09:55
  • イッシー

    まるでお花の見本市のようですね。
    北海道ならではのすがすがしい空気を感じます!
    2017年08月10日 12:18
  • ジュン

    素敵な花が多く
    三角屋根の建物
    池とお青空素敵ですね
    2017年08月10日 14:23
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    花の見本市、それは言えてますね。植物園でも470種類の花が一挙に見られるなんてところはごく少数ですから。
    2017年08月10日 14:36
  • 長さん

    ジュンさん、コメントありがとうございます。
    時間が足りないので、目に付いた花をささっと撮ってきましたが、まだまだ多くの花が咲いていたんですよ。
    2017年08月10日 14:37
  • すーちん

    今晩は
    フェスティバル等の
    植え方と違い花々が生き生き
    と咲いてますね
    2017年08月10日 20:33
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    上野砂由紀さんが北海道にあう品種を選抜しただけに、どの植物もすくすく伸びて、花を咲かせていました。
    2017年08月10日 21:45
  • 行き当たりばったり

    今日は。
    ものすごく花数が多いですね。
    北海道のこの季節、お花にもいい時期なのでしょうか。
    花壇づくりをじっくり考えられたのでしょうね
    2017年08月11日 12:12
  • 長さん

    行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    この日に咲いていた花の品種は何と470種類でしたから、驚きます。
    北海道では6月から8月が花の一番多い季節なのだそうですよ。
    2017年08月11日 15:19
  • しおん

    一つ一つの種類をまとめて植えてあると迫力ありますね。
    アスチルベもまとまって咲くと 更にその魅力が増します。
    この広さでなくては実現しませんね。
    2017年08月11日 23:16
  • 長さん

    しおんさん、コメントありがとうございます。
    これだけ広い空間ですから、一品種をまとめて植えることなしではデザインが成り立たないということもありますね。
    アスチルベは5品種が咲いており、写真の赤い品種は‘ファナル’、ピンクのものは‘ルックアットミー’です。
    2017年08月11日 23:39

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