旅行3日目(7月9日) その3
旭川の「上野ファーム」の見学2日目です。前回に続いて、「ノームの庭」の紹介です。
砂由紀さんの「花壇の作り方」
花壇をつくる時は、机に向って完成形を想像し、植栽図をしっかり描く場合と、現場で植栽デザインを考える場合があります。日頃、上野ファームで植栽を考える時は図面などは描かず、すべて頭の中で考えて直接植え込みます。
依頼された場所で庭をつくる場合は、例え植栽図がしっかりと固まっていても、すぐには植えつけず、ますはポットの状態で一度デザイン通りに配置してみます。何度も配置を確認して、植物それぞれの株の広がり方なども想像して位置を調整します。(後略)
…ビズブックス「上野砂由紀のガーデン花図鑑」より
いつかまた、必ず訪れたい、そんな気持を強く持った素敵なガーデンでした。
次回は、美瑛の定番観光地を訪れます。
(つづく)
この記事へのコメント
無門
どの花も
笑顔で迎えてくれましたね
心の中も花盛り
nobara
なるほど~ですね。実際、青写真との違いを探る?
我が家の環境も好きな花より育つ花です。
どんなに好きでもナムナムするのではかわいそうです。
最後の花(キンバイソウ)八島ヶ原湿原でもそろそろ咲いてる頃でしょうか?
鮮やかなオレンジで目立ちますね。
それともこれは Trollius の園芸種? なのかしら?
長さん
これだけの花を見ると、頭の中も心の中も花いっぱいになり、幸せな気分です。
長さん
砂由紀さんの「花壇の作り方」一般のご家庭でも参考になると思って、記載しました。花がその家に適しているかどうかを知る一番の方法は種を買ってきて蒔くことかもしれませんね。
最後の花は、掲示板によると、トロリウス ゴールデンクイーンとしてありましたから、園芸種ですね。正確には、トロリウス・キネンシス‘ゴールデン クイーン’、和名はカンムリキンバイです。
乙女ヶ丘
流石、北海道
空の青さと筋雲が美しい
それと水辺の散策も楽しそう
寿々木
信徳
こんな広いガーディン、花後の手入れなども大変なんでしょうね。
相当な人出を掛けて対応しているんでしょう。
内の狭い庭でも家内が朝は一番で花後の手入れなどやっています。好きでなければ出来ない事ですね。少し枯れだすと思い切ってバッサリやって行くのが良いようです。
river
長さん
旅行3日目も良く晴れていたのは良かったのですが、暑かったです。
池はショベルカーで掘って作ったようです。
長さん
電線は、上野ファームの奥に民家があり、そこへ引き込むタムのものらしいです。その民家を除けば、周囲は全部田んぼでした。でも、2キロくらいまで市街地が迫ってきています。
うふふ
名前の通り、お花の陰にとんがり帽子の小人さんが隠れていそうな庭ですね。
メルヘンを感じる場所は幸せ気分になります~☆
長さん
とてもご家族だけでは出来ないと思うのですが、雇い人らしき人はいないようです。植えつけるまでが大変でしょうが、維持するのは楽なのかもしれません。
shuuter
京都の植物園で見ましたよ。
長さん
海外から種を仕入れ、蒔いてみて北海道の気候に合うかどうか確かめる、そんな作業の連続らしいです。当然失敗するものも多いとか。一般家庭ではそんなまどろっこしいことは出来ませんよね。
長さん
ノームは大地を司る妖精だそうですから、トンガリ帽子の小屋以外にも草花の根元に隠れているかもしれませんね。
長さん
1枚目は草丈が高いですから、エゾミソハギで間違いないと思います。壁面に貼られた写真を調べてみたら、リスルム・サリカリアと出ていたので、エゾミソハギの園芸種でした。
月奏曲
長さん
ここは谷じゃないので、ムーミントロールはいなかった模様。いるとしたら三角帽子のスナフキンかな(笑)。
eko
すべて頭の中で考えて直接植え込むとは凄いですね。
三角屋根の建物と池が素敵ですね。
バーベナ・ハスタータ咲いていますね。
タンチョウアリウムもありますね。今年は見られなかったので嬉しいです。
最後のキンバイソウ、伊吹山でも咲いていました。
ロシアンブルー
これだけの広さのどこにどの花を植えるか、難しそうですね。
ポットを置いてみるといっても大変な作業ですね。
植え付けた後の広がりも考えながら、思うように花を咲かせてうれしいでしょうね。
mori-sanpo
以前、TVでイギリスのガーデニングの特集を何回か見たことがありましたが、道東地方特有の生態系を活かして、イギリスの庭園に匹敵するものが出来上がっているんですね。
なおさん
見事な庭園で見応えがあるのは素晴らしいです。再訪したい、というのもなるほどですよね。
長さん
もしかしたら、上野さんはガーデナーの天才かもしれませんね。
バーベナ・ハスタータは花茎が沢山分岐して見栄えがあります。
写真の掲示によると、アリウムだけで、カロシニアナム、ピュリーガード、グラジエーター、スファエロセファラム、グローブマスター、カエルイレウムと6種類ありました。このうち、写真のものはスファエロセファラムで、これがタンチョウアリウムに相当するようです。
最後の写真は、トロリウス・キネンシス‘ゴールデン クイーン’で、和名はカンムリキンバイです。
長さん
相当多くの品種について、花色から性質まで幅広い知識がないと、どれをどこに配置するかなんて考えられませんよね。北海道は寒いので、選んだとしても気候に合うかどうか等も実際に確かめて見なければならない訳ですね。
長さん
つる性のものはマメ科が少々とツルバラくらいでした。密植すると雑草も生えにくいのかもね。
上野砂由紀はイングリッシュガーデンから出発しましたが、北海道にあった庭作りをした結果、北海道ガーデンという新しいジャンルを切り開いたのだそうです。
長さん
上野ファミリーは働き者ばかりのようで、ネットや書籍からは実に楽しそうに仕事をしておられる様子が窺えます。
次回は6月中旬から下旬頃に行ってみたいと思っています。
イッシー
北海道ならではのすがすがしい空気を感じます!
ジュン
三角屋根の建物
池とお青空素敵ですね
長さん
花の見本市、それは言えてますね。植物園でも470種類の花が一挙に見られるなんてところはごく少数ですから。
長さん
時間が足りないので、目に付いた花をささっと撮ってきましたが、まだまだ多くの花が咲いていたんですよ。
すーちん
フェスティバル等の
植え方と違い花々が生き生き
と咲いてますね
長さん
上野砂由紀さんが北海道にあう品種を選抜しただけに、どの植物もすくすく伸びて、花を咲かせていました。
行き当たりばったり
ものすごく花数が多いですね。
北海道のこの季節、お花にもいい時期なのでしょうか。
花壇づくりをじっくり考えられたのでしょうね
長さん
この日に咲いていた花の品種は何と470種類でしたから、驚きます。
北海道では6月から8月が花の一番多い季節なのだそうですよ。
しおん
アスチルベもまとまって咲くと 更にその魅力が増します。
この広さでなくては実現しませんね。
長さん
これだけ広い空間ですから、一品種をまとめて植えることなしではデザインが成り立たないということもありますね。
アスチルベは5品種が咲いており、写真の赤い品種は‘ファナル’、ピンクのものは‘ルックアットミー’です。