この日は夕方出発するのが遅く、江戸川の堤防がら降りてくる頃は18時を回っていました。
LED外灯に照らされた白っぽいつぼみが目にとまりました。カラスウリが5,6mに亘ってフェンスに絡みついているのです。カラスウリの花は日没頃咲き始め、朝には萎んでしまうので、これはチャンスとばかり、10分ほど観察することにしました。
カラスウリ(烏瓜)
ウリ科カラスウリ属のつる性多年草
日本では本州・四国・九州に自生。雌雄異株
別名:玉章(たまずさ)・ツチウリ・キツネノマクラ・ヤマウリ
開花し始めたつぼみ
雌花の開花 (1枚目 18:19:02、 2枚目 18:24:28、 3枚目 18:28:48)
雄花の開花 (1枚目 18:21:54、 2枚目 18:26:48)
雄花の開花(横から、左下 18:21:19、 右下 18:31:20)
雄花は一カ所から数個の花が咲く
雄花の方が、雌花より髭が多いようだ
電線に鳥がたくさん止まっています。騒がしいので、多分ムクドリでしょう。道路を自動車が走ると、その音に驚いたのか、半数以上が飛び立ちました。しかし、旋回してまた戻ってきました。
8月25日撮影。
8月25日頃に、稲刈りが終わった田んぼが増えました。
左下は、日没終了のためか、中央が残されていた。右下は、稲刈りが終わった後の様子(藁が細かく刻まれて残されている)
親子が橋の上から農業用水路を覗き込んでいます。何をしているのか聞いてみると、バケツの中にはアメリカザリガニが20匹近く。へー、こんなにいるんだね。
以上、8月27日撮影。
この記事へのコメント
river
無門
アメリカザリガニ
幼少のころはエビガニと言っていました
数年前に我が町内から
絶滅してしまいましたが
寿々木
長さん
つぼみや萎んだ花がLEDの街灯に照らされ、白く目だったので、カラスウリと分りました。普通は実が赤くなる頃でしか分りませんが、ここでは大繁殖していました。キカラスウリより繊細なレースですよね。
ここでも雄花が多数で、雌花が少数ですから、実があまり期待できないかも。
長さん
エビガニと行っていましたか。子供の頃は都内に住んでいたのですが、単にザリガニとか、マッカチンなんて呼んでいました。するめに糸を付けて良く釣りに行ったものです。
長さん
カラスウリもキカラスウリも咲き出すのは夕方からですね。スマホで撮ったのですが、LEDの街灯が明るいので撮影できました。
行き当たりばったり
散歩の途中で素敵な発見これはうれしいです。なかなか実際の様子、見ることができません。
実写版ですね
目黒のおじいちゃん
乙女ヶ丘
カラスウリの白い花まるでレース編みの様ですね
私もエビガニ派です。エサはカエルを潰して
今思えば何と残酷なことを…
信徳
若いころ松戸市・串崎南にある佐渡ヶ嶽部屋に稽古を見に行った事が有るのですが新興住宅のイメージが強く残っています。カラスウリの花、ザリガニなど群馬の田舎と同じところが有って良いですね。こんな自然はズット残っていて欲しいものです。
shuuter
短時間で開花しますね。
面白い花です。
長さん
ウォーキング開始時間が遅かったので、珍しい開花シーンに出合いました。何が幸いするか分りませんねー。
長さん
カラスウリの実は一度しか見たことがないので、赤くなる頃が楽しみです。
長さん
キカラスウリは日中でも見られますが、花弁のレースの繊細さはカラスウリの勝です。
エビガニ釣りの餌がカエルでしたか。悪ガキの友達もやらなかったなー。
長さん
串崎南町は八柱霊園の近くで、ときどき花の取材に行く「ゆいのはな公園」の近くです。北総線の松飛台駅も近く、住宅も増えているところです。
ザリガニがいたのは江戸川近くの田園地帯です。秋から春にかけては水もないよう水路ですが、どこに隠れていたのか?
長さん
カラスウリの開花にピッタリの時間帯に当たりました。一つ咲き始めると次々に開花し、楽しい10分間でした。
月奏曲
虫とか捕捉しそうwww
長さん
忍者が投げる蜘蛛の巣みたいですよね。こんなに派手なのは夜行性のスズメガを誘うためなのだそうですよ。
mori-sanpo
赤く熟したカラスウリはよく見ましたが、開花時間は夜中だと勘違いしていました。
イッシー
凄いですねレースの繊細さと長さ。
なんでこんな。。上に書いてありましたね。
ロシアンブルー
カラスウリの花って素敵なレース編みのようですね。
夕方咲く花には妖しささえ感じます。
蛾が寄ってくるのかしら?
長さん
カラスウリは日没後咲き始めると言うことで、丁度良い時間に当たりました。開花順の写真に時間を入れておきましたので、もしカラスウリが見つかったら、参考にしてください。
eko
アメリカザリガニ大漁ですね。こんなにいるんですね。
長さん
カラスウリ、繊細なレースが広がる様子は感動ものです。三脚を持って行って、駒落としで撮ったら面白いですが、風が当たらない工夫が必要です。
長さん
繊細なレースという感じですね。ネット情報に寄れば、夜中に長い口吻を持ったスズメガを呼び寄せるための姿なんだそうです。
長さん
カラスウリの花は綺麗ですね。昼間でも見られるキカラスウリの花よりずっと繊細なレースです。もし、カラスウリの場所が分るのでしたら、時間を参考にしてください。
アメリカザリガニ、多分この農業用水路のあちこちで採ってきたのでしょう。
なおさん
うちの庭でもカラスウリを垣根に絡ませているところがありますが、夕方蚊に刺されるものですから、なかなか長い時間見ていられません。昼のうちに咲きそうな蕾を探しておいて、器に水を張って挿しておくと、室内でも咲くのを楽しめますね。
昔はアメリカザリガニは食用目的だったそうですが、田んぼなどにいるのは泥抜きしないといけないでしょうし、今でも食べるひとがいるのでしょうかねえ。
すーちん
カラスウリの開花一度見たいですねー
ザリガニ食べるんでしょうか
長さん
キカラスウリは日中でもレースを見ることが出来ますが、カラスウリの方は初めてでしたから、興味津々で観察しました。カラスウリの開花は光と温度が関係しているそうですね。明るい室内では、開花時刻が遅くなるそうです。切ってきたものも多分そうなんでしょう。
アメリカザリガニ、こんな家に持って帰っても死んでしまうのが落ちです。この親子、リリースしてくれたかなー。
長さん
ご近所にカラスウリは見つかりませんか。あったら、夕方がチャンスですね。
ザリガニ、どうなったでしょうね。逃がしてくれたら良いのですが。
コスモス
レースのようで美しいですね。
私が近所で見るのはキカラスウリばかりです。
長さん
これまで見たカラスウリの花は萎れたものばかりでしたからラッキーでした。キカラスウリは午前中なら綺麗な花が残っていたりしますね。
うふふ
カラスウリの咲く様子は夢のように美しいですね。
じっと見ていても、いつ糸がほぐれていくのか分からないままに咲いていくのが不思議でたまりません。
朝には萎んでしまうのが残念です。
長さん
カラスウリの開花は毛がほどけて広がっていく過程がとても神秘的というか、感動すら覚えます。夜行性の蛾が活動を終える朝方にはもう萎んでしまうのですね。