主催の蘭友会は日本で最も古いラン愛好家の全国団体ですが、他団体からの出品も多数展示されていました。
先ずは、会場一番奥にある「入賞花コーナー」へ。
以下、入賞花の紹介です。出展者の敬称は省略しています。なお、片仮名は名札に記載されておらず、正確でないものも含まれます。
< 蘭友会会長賞 >
デンドロビウム サブクラウスム
Den. subclausm var. subclausum
大和田武士
パプア北部とニューギニア、モルカ諸島に分布
日本ではまだとても珍しい品種だと思います
< 東京都知事賞 >
ユーロフィア ユーグロッサ ‘ペガサス’
Eulophia euglossa 'Pegasus' SBM/JOGA
上村長利
ガーナ、ナイジェリア、カメルーン、ガボン、ザイール、エチオピア、
ウガンダ等の1,200~1,300mの密林に自生するそうです
< 日本洋蘭農業協同組合賞 >
カトレア ルデマニアナ ‘アーサー・チャドウイック’
C. lueddemanniana 'Arthur Chadwick' AM/AOS
高澤 實
ベネズエラを代表する原種カトレア
< 一般社団法人沖縄美ら島財団理事長賞 >
カトレア パープラータ
C. purpurata fma. werkhauseri 'Yoko's Umbrella'
斉藤正博
一番目立っていたのは、矢張りこの方の作品でした
ブラジルを代表するカトレア(旧名レリア パープラータ)
< フレグランス部門第一位 資生堂賞 >
バンダ ファルカータ (風蘭 豆葉)
V. falcata (富嶽 × 紅孔雀)
鈴木隆夫
仄かながら、良い香りがしました
葉の短い、わい性系の小型フウラン。香りがよく、
主に初夏咲き。我が国の代表的野生ランの一つ
< 園芸文化協会賞 >
セロジネ パンジュラータ
Coel. pandurata
小林 晃
唇弁のアップ
ボルネオの海岸近くから標高1000mまでの範囲に生息する
デンドロビウム サブクラウスム
Den. subclausm var. subclausum
大和田武士
パプア北部とニューギニア、モルカ諸島に分布
日本ではまだとても珍しい品種だと思います
< 東京都知事賞 >
ユーロフィア ユーグロッサ ‘ペガサス’
Eulophia euglossa 'Pegasus' SBM/JOGA
上村長利
ガーナ、ナイジェリア、カメルーン、ガボン、ザイール、エチオピア、
ウガンダ等の1,200~1,300mの密林に自生するそうです
< 日本洋蘭農業協同組合賞 >
カトレア ルデマニアナ ‘アーサー・チャドウイック’
C. lueddemanniana 'Arthur Chadwick' AM/AOS
高澤 實
ベネズエラを代表する原種カトレア
< 一般社団法人沖縄美ら島財団理事長賞 >
カトレア パープラータ
C. purpurata fma. werkhauseri 'Yoko's Umbrella'
斉藤正博
一番目立っていたのは、矢張りこの方の作品でした
ブラジルを代表するカトレア(旧名レリア パープラータ)
< フレグランス部門第一位 資生堂賞 >
バンダ ファルカータ (風蘭 豆葉)
V. falcata (富嶽 × 紅孔雀)
鈴木隆夫
仄かながら、良い香りがしました
葉の短い、わい性系の小型フウラン。香りがよく、
主に初夏咲き。我が国の代表的野生ランの一つ
< 園芸文化協会賞 >
セロジネ パンジュラータ
Coel. pandurata
小林 晃
唇弁のアップ
ボルネオの海岸近くから標高1000mまでの範囲に生息する
6月1日撮影。
次回も入賞花の紹介を続けます。
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
ウォーキング中に見た花です。
サボンソウ(さぼん草)
ナデシコ科サボンソウ属の多年草。ヨーロッパ原産
サポニンを含み、古来から洗剤として利用されてきた
別名:シャボン草(シャボンソウ)、ソープワート
日本には明治初期に渡来
ジギタリス
オオバコ科(←ゴマノハグサ科)ジギタリス属の多年草
ヨーロッパ原産。別名キツネノテブクロ(英名foxgloveの直訳)
フランスギク
キク科フランスギク属の多年草。ヨーロッパ原産
マーガレットに似るが、花は大型で、葉に深い切れ込みはない
このガクアジサイの装飾花は、これから白くなるのだろうか?
ガーデン・ブーゲンビリア
オシロイバナ科ブーゲンビリア属のつる性多年草だが、
これは木立性の園芸種。花がこんもりと蜜に付くのが特徴
Veraシリーズとして、赤、ピンク、ライトグリーンなどがある
6月2日撮影。
この記事へのコメント
花咲か爺
ジュン
蘭の美しさを再認識です
岩場のお花教えて頂いて
ありがとうございました
寿々木
river
斉藤正博先生のランはやはり見事です。
無門
美しい花と
ほのかな香りでは
ふらふらと誘惑されそうですね
はるる
京のテレビで千葉のオープンガーデンが賑わっているとありました。
乙女ヶ丘
「カトレヤ」華やかさと風格
今でも相変わらず威勢を放ってますネ
shuuter
eko
やはり見事な花が並んでいますね。
一番最初のデンドロビウムは鮮やかな花で、見慣れた花とはイメージが違いますね。
カトレアは華やかでほんとに綺麗ですね。斎藤先生の花は流石に際立って美しいです。
最後のセロジネの唇弁が特徴ありますね。花色も涼しげで素敵です。
散歩道にも様々な花が見られて良いですね。
イッシー
ごめんなさい。一枚目に写ってるポスターの写真いいなーって見てました。
長さん
らん展は春先が多いので、今の時期はあまり開催されませんが、今頃咲くランも多いのです。
黄緑色のセロジネ パンジュラータは入賞花の中でも異彩を放っていました。
長さん
矢張りブルーリボン(第一席)に選ばれるランは見事です。この美しさに魅されてしまい、らん展通いをしています。
長さん
シャボンソウは原産地のヨーロッパでは雑草扱いですから、道ばたに咲いているのが似合います。
木立性のブーゲンビレア、初めて見ました。鉢植えなら、冬、いえに取り込むのも楽ですね。
長さん
今頃のらん展は少ないですが、蘭友会は毎年5月末ないし6月初旬に開催しているようです。今頃咲くランも多いですから、それで競うのもありですね。斉藤先生の作品は大株が多いですね。
我が家のミニ胡蝶蘭、昨年だめにしてしまいましたが、毎年3月中旬に咲いていました。
長さん
このらん展では、香りの蘭コーナーもあり、人気投票が行われていました。最後に撮ろうかと思っていたら、時間が不足してしまい、断念しました。
なおさん
フウラン系の交配種は低温に強く、香りも素晴らしいものが多いので初心者向きで良いですよね。
サイカチだのムクロジだのエゴノキだのとサポニンを含み洗濯に利用されてきたものはいろいろありますが、サボンソウ(ソープワート)は、その名からも洗濯用に選択されていたのが分かりますね。花も可愛らしく観賞用にもなるのが良いですね。
フランスギクは、車のタイヤについて運ばれ、結構な山奥の道路沿いで咲いていたりもしますよね。
長さん
素晴らしいランが沢山展示されているのですが、入場は無料です。主催者が費用負担すると言うこともあるでしょうが、業者のブースが多いので協賛金が集まるのでしょう。
千葉県のオープンガーデンですか、もしかして市原市かな。
長さん
いつの時代でもカトレアはランの中の女王様の地位を保っています。原種からして綺麗なのに、交配で更に美しいものが誕生しますからね。
長さん
セロジネをお持ちですか。株分けするとやはり弱りますか。今年はじっくり株を太らせるのですね。
長さん
会長賞のデンドロビューム、こういう咲き方をする品種はありますが、色が珍しいです。
カトレアはどれも美しいので、審査員も大変でしょう。
斉藤先生の作品はいつもながら大株を出展され、見事です。
黄緑色のセロジネ、唇弁かかわっているので拡大して撮りました。毛が生えています。
長さん
入口に置かれた開催案内板に使われた写真、プロが撮ったものだと思います。開会して直ぐに入場したので、また公式カメラマンによる入賞花の撮影が行われていました。
長さん
今の時期に行われる蘭展は貴重ですから、時間を作って見に行ってきました。今回も初めて出会う欄がありましたよ。
フウランは優しい香りで、育てるのも優しいですか。
サボンソウ、そのままのネーミングですね。ヨーロッパでは雑草だと言うから、石けんを買う必要がない(笑)。
フランスギクは耐寒性があるので、北海道にも多いようですね。
月奏曲
でもこれフレグランス部門だから本当は香りなんでしょうねw
mori-sanpo
カトレアはお馴染みですが、珍しいランが出展されていたようですね。
今の時期のラン展、ランの香りも十分に堪能されましたね。
長さん
フウラン、小さな花にカールした距がついて、可愛いです。小さくても良い香りを放っていました。
長さん
今の次期に開催されるらん展は少ないですが、見事な作品が多かったです。初めて見る品種もありました。
ランの香り人気コンテストも行われていましたが、写真を撮る時間が取れませんでした。
信徳
涼しい所で管理して運んでくるのでしょう。
あの暑い台湾でも一年中花市が開かれて
ランが売られていました。
管理は高い毎朝霧の降る高山だと聞いています。
夕焼け
ランの種類は多くありますが、どの花も綺麗ですね。
育てることは出来ませんが、見ることは出来ます。
友達にもらって、頑張ってみますがだめですね・・
気持ち玉やコメントを頂き感謝しています。
ありがとうございました。
すーちん
美しく咲かせるためには
ランは夏場も管理大変
なんでしょうね
長さん
初夏のらん展は少ないですね。小さな作品ならマイカーで搬入できますが、斉藤先生の作品のように大きなものはどうしているんでしょうね。
長さん
ランは管理が大変でしょうね。我が家には素人でも簡単なデンドロビュームくらいしかありませんので、こうしたらん展がある度に観賞に出かけます。
長さん
らん展に出展するようなベテランは自宅に温室を持っているのでしょうが、夏場は温度が上がりすぎるから、遮光や通風にも気を配っているのでしょうね。