ホウチャクソウ、アマドコロ & オーニソガラム各種

皇居東御苑にて(5)
 二の丸雑木林で見た野草です。

 ホウチャクソウ(宝鐸草)だと思うのですが、花の形が今までとみたものとは異なるようです。花が終盤になるとこのような形になるのでしょうか?
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(左側は花被片が落ちた後)
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図鑑などでよく見る姿(花被片は6枚で合着しない)
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イヌサフラン科(←ユリ科)チゴユリ属の多年草

 こちらは葉が波打っていますが、アマドコロ(甘野老)だと思います。まだ、花の先端が開いていません。
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キジカクシ科アマドコロ属の多年草

 イネ科の雑草だろうと思います。名前を調べたのですが、分りませんでした。上についているものが雄花で、下の固まりが雌花ではないかと・・・。
→ カヤツリグサ科のヒゴクサと判明しました。藍上雄さん、ありがとうございました。
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 二の丸池です。対岸に藤棚があり、藤色と白のノダフジが咲いていました。
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 池の手前で咲いていたヒメコウホネ(姫河骨)です。鯉が寄ってきたので、そちらがメインになってしまいました。
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スイレン科コウホネ属の水生植物。自生地では絶滅が危惧される

 5月2日撮影。
 閉園のアナウンスが聞こえてきたので、急いで帰りました。


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 ウォーキング中に見た花です。

 また、名前を知らない花に出合ってしまいました。外縁が白銀色で、中が緑色の星型の花です。
 調べる時間がないので、今回もお訊ねサイトのお世話になりました。お答えはオーニソガラム・ヌータンス(オーニソガラム・ヌタンス)でした。
 キジカクシ科(←ユリ科)オオアマナ(オーニソガラム)属には150種もあるそうで、ヌータンスはブルガリア、ギリシャからトルコが原産だそうです。
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 同じ日、別種のオーニソガラムに出合いました。これも初めて見る品種です。こちらは直ぐに名前が分り、オーニソガラム・ティルソイデスとうい、南アフリカ原産の品種でした。
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 5月2日撮影。
 その翌日、赤と黄色のオーニソガラムに出合いました。このお宅のご主人に品種を聞いてみたのですが、ご存知ではなく、同じ品種の色違いだとのことです。
 恐らく、南アフリカ原産のオーニソガラム・ダビウムではないかと思います。黄色やオレンジはネットの図鑑に載っていますが、赤い品種は見当たりません。
 とりあえずスマホで撮りましたが、後日訪ねると既に花が痛んでいました。

 nobaraさんから、イキシアではないかとご指摘がありました。感謝!!
 赤い方はイキシア ‘ビーナス’、黄色い方はイキシア ‘イエローエンペラー’に訂正します。
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 5月3日撮影。


 出かけておりますので、コメント欄を閉じています。


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