アサザの葉が浮く池です。右側に新潟で越冬したミズバショウの葉が見えます。稜線は箱根の外輪山です。
アサザ(浅沙、阿佐佐)の花は、残念ながら、綺麗なものがなかった。
同じく、水生植物のミツガシワ(三槲)です。ミツガシワ科ミツガシワ属の一属一種の多年草で、日本にも自生があり、氷河期時代の生き残りと言われています。
「ヌマガヤ草原植物」区では6月になるとニッコウキスゲなどが咲くのですが、今の時期は特に見るべきものはありません。写真はヌマガヤ草原から見た台ヶ岳でその裾野に仙石原すすき草原が広がっています。
以下は、「低層湿原の植物」区の先に休憩所があるのですが、その周囲で見た花です。
クマガイソウ(熊谷草)
ラン科アツモリソウ属の多年草
シラネアオイ(白根葵)
キンポウゲ科(またはシラネアオイ科)シラネアオイ属の多年草
センダイハギ(千代萩、先代萩)
マメ科センダイハギ属の多年草
キジムシロ(雉莚、雉蓆)
バラ科キジムシロ属の多年草
続いて、「高山のお花畑」区に入りますが、その南西側でツツジが咲いていました。
オサバグサ(筬葉草)です。いつもは通行止めになっている管理棟への近道で咲いていました。初めて見る植物です。
ケシ科(←ケマンソウ科)オサバグサ属の多年草。1属1種。日本特産。本州の中部地方、東北地方に分布し、亜高山帯針葉樹林の林床、林縁にまれに生育する。
名の由来は、葉の形がシダ類に似て、機織の筬(おさ)に似ていることから。
5月8日撮影。
次回は、高山植物などを紹介します。
(つづく)
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ウォーキング中に見た花です。今回はレッド・ロビンとピラカンサを取り上げてみました。同じバラ科で、ひとつひとつの花はよく似ています。
レッド・ロビン
バラ科カナメモチ属の常緑広葉木小高木
カナメモチとオオバカナメモチの交配品種で、ベニカナメモチより新芽の
赤が濃く、葉が大きくて柔らかく、葉縁のギザギザ(鋸歯)が控えめ
ピラカンサ
バラ科ピラカンサ属の常緑広葉中高木
別名:トキワサンザシ(常盤山櫨子)、タチバナモドキ(橘擬)
バラ科カナメモチ属の常緑広葉木小高木
カナメモチとオオバカナメモチの交配品種で、ベニカナメモチより新芽の
赤が濃く、葉が大きくて柔らかく、葉縁のギザギザ(鋸歯)が控えめ
ピラカンサ
バラ科ピラカンサ属の常緑広葉中高木
別名:トキワサンザシ(常盤山櫨子)、タチバナモドキ(橘擬)
5月5日撮影。
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