ロックガーデンなどで「ヒマラヤの青いケシ」が見られるのですが、「昨年9月に北海道を襲った四つの台風により、生産者の数軒で 壊滅的な被害が発生したため、今年は仕入れが一切不可能になった」とのこと。残念でした。
イリス・クリスタータ
アヤメ科アヤメ属の多年草。北アメリカ東南部原産
非常に丈夫で、カーペット状に群生する。日本では原種と白花が流通
四季咲きコマクサ
ケシ科コマクサ属の耐寒性多年草
日本のコマクサと北米のコマクサ(エクシミア)の交配種
ゲンチアナ・ベルナ
リンドウ科リンドウ属の多年草
ヨーロッパからシベリアにかけて分布し、アルプスを代表する花のひとつ
ゲンチアナ・ヴェルナ、ゲンチアナ・ウェルナとも表記される
一昨年の北イタリア旅行で、自生の花を見てきました(こちら)
オヤマナデシコ(小山撫子)
ナデシコ科ナデシコ属の多年草。ヨーロッパアルプスの東部に分布
標高1000~2500mの草地に生える高山植物
アケボノフウロ(曙風露)
フウロソウ科フウロソウ属の多年草。原産はヨーロッパ~コーカサス
別名ゲラニウム・サングイネウム
ユーフォルビアの一種(右下の写真に蟻が写っています)
トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草
ハマカンザシ(浜簪)
イソマツ科ハマカンザシ属の多年草。別名:アルメリア
???
調査が間に合わず、ご存知の方、教えてください
→ ユキシロキンバイ(雪白金梅)
バラ科キジムシロ属の多年草。ヨーロッパ原産
別名:ポテンティラ・ウランゲリアナ
菜の花さんからお知らせがありました。感謝!
次回は、特設会場の山野草展で見た花を紹介します。
(つづく)
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
ウォーキング中に見た花です。
ゲラニウム・ビウンキナツム
フウロソウ科ゲラニウム属の1年草
初めて見ました。赤紫のツートンカラーで、花径は1.5cmほどです
ヒレハリソウ(鰭玻璃草)
ムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草木。英名のコンフリーのほうが有名
ムギセンノウ(麦仙翁)
ナデシコ科ムギセンノウ属の一年草
別名:アグロステンマ、ムギナデシコ(麦撫子)
麦つながりと言うことでもないのですが、麦畑の中で咲いていた花です。スターチスのような咲き方ですが、花も葉も異なります。ちょっと忙しくて、調査未了です。どなたかご存知の方、教えてください。
→ nobaraさん、なおさん、riverさんから、アンジェリア(ハゼリソウ)とのお知らせがありました。感謝!
ファセリア・タナケティフォリア
ハゼリソウ科ファセリア属の一年草。アメリカ・カリフォルニア原産
別名:アンジェリア、レーシーファセリア、パープル・タンジー、ハゼリソウ
ユウゲショウ(夕化粧)
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。別名:アカバナユウゲショウ
猫ちゃんにしばらく遊んでもらいました
ハゼリソウ科ファセリア属の一年草。アメリカ・カリフォルニア原産
別名:アンジェリア、レーシーファセリア、パープル・タンジー、ハゼリソウ
ユウゲショウ(夕化粧)
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。別名:アカバナユウゲショウ
猫ちゃんにしばらく遊んでもらいました
5月4日、6日撮影。
この記事へのコメント
nobara
花博公園の咲くやこの花館みたいに育成は無理?
それでも興味深いお花が見られましたね。
白い花?草本ですか?
葉をみるとマメ科のような?ご免なさいm(_ _)m
下の紫のは北海道などで緑肥に使われてる
アンジェリア(ハゼリソウ科)と思います。
これがいっぱい咲いてるといい景観になるようです。
レンゲソウみたいな役割かと・・
アカバナユウゲショウ、我が家に根付いてほしいですが、これがなかなかなんですよね~(-_-;)ゞ
寿々木
イッシー
かなりレアな植物が有りそうですね。
無門
撫子は派手さはなくても
可憐な鮮やかさですね
近所に咲いていて目につきました
なおさん
ユウゲショウの上のは、僕もハゼリソウと思います。武蔵丘陵森林公園でも植えてあるところがあります。
ねこさんもいいモデルさんになってくれましたね。
mori-sanpo
ゲラニウム・ビウンキナツムは初めて拝見しました。ウオーキングにも力が入りますね。
river
私もハゼリソウだと思いますがもう1つは分かりません。
はるる
ウォーキング中でも珍しい花に出会えるものですね。
ユウゲショウが猫ちゃんを背景にして優しそうです。
よくじっとしていましたね。カメラ目線でいいモデルになってくれました。
月奏曲
あ~去年の台風の影響、結構色々続いてますねぇ…
長さん
ヒマラヤノアオイケシは見られませんでしたが、他に初めて見る植物もあり、良しとしましょう。
アンジェリアですね。ありがとうございました。小麦を購入した時に種籾に混入していたのかもしれませんね。
アカバナユウゲショウ、道ばたに沢山生えていますが、根付きませんか。
長さん
ハマカンザシは花色が濃いので、アルメリア・フォルモーサ 'ジョイスティック'という園芸種じゃないかと思います。
北海道でご覧になったと、昨年も仰っておられましたね。
長さん
コマクサは高山植物ですから、交雑種を作ることで四季咲きに改良したのでしょうね。
レアな植物があるのはこのあたりだけで、あとは普通の植物園とあまり変わりません。
長さん
オヤマナデシコは色鮮やかですが、高山植物なので、草丈が低いです。
長さん
ハコネと名がつく植物も集められていますが、花期にはちょっと早かったようです。
ハゼリソウですね。ありがとうございます。武蔵丘陵森林公園でも咲いていますか。
この猫、一定の距離から近づかなければ安心していたようです。
長さん
コマクサはここと、高山の植物区でも咲いていましたよ。
ゲラニウム・ビウンキナツムは、葉の形からフウロソウ科ではないかと当りをつけ、ネットの図鑑で探し当てました。ゲラニウムらしからぬ風貌ですよね。
長さん
コンフリーは、肝障害を起こす例が海外で多数報告されていることから、2004年、厚労省により食品としての販売が禁止されたとのこどです。食べ続けなくて良かったですね。
ムギセンノウ、大きな花と小さな花が出回っているようです。
ハゼリソウ、確認出来ました。ありがとうございます。
長さん
たまに珍しい花に出合うことがあるので、最近はローラー作戦を展開しています(笑)。
ユウゲショウに出合ったのは夕方なんですが、猫ににゃーと呼びかけたらしばらく同じ場所で動かずにいてくれました。
長さん
猫に焦点を合わせて花をぼかしたものと、その反対と、2枚撮りました。比べてみたら、やはりこの方が良いかなと・・・。
北海道上陸の台風、予想外の影響があったのですね。
eko
四季咲きのコマクサですか。一年を通して見られるんですね。
ユーフォルビアに蟻が…大きくして見てしまいました。甘いのでしょうか?
箱根湿性花園は珍しい花が色々見られて良いですね。
ウォーキング中にも珍しい花が見られるんですね。
ゲラニウム・ビウンキナツムがゲラニウムとは思えないですね。
ハゼリンソウは先日初めて見ました。一面に咲いていました。
猫ちゃんあくびなんかして逃げる気配もありませんね。
nobara
ハクロバイ(白露梅)バラ科キンロバイ属
ギンロバイ(銀露梅)ともいいますが?
それの線も捨てきれないですが、細部がわからなくて~
信徳
洋種と言えども今や日本の生産者が仕入れて増殖してこのような施設に供給しているのでしょう。
それ以上多くなって来ると一般の方にも出回って来るのでしょうね。
青いケシなどもJA園芸センターで売られています。今年はまだ見ていませんが・・・
菜の花
??の植物ですがユキシロキンバイといいます。葉が独特でステキな花ですよね。
以前山野草の仲間から見せて頂き、ステキだなあ~と思い苗を頂きました。私の手元でも咲いております。
長さん
まさか北海道の台風被害のためとは思いませんでした。
四季咲きコマクサの開花は主に春から夏、その後秋遅くまで開花を繰り返すそうです。耐暑性もあるようで、ご家庭向きでしょう。
匍匐性のユーフォルビアで蟻も直ぐに蜜にありつけたようです。
ゲラニウム・ビウンキナツムは珍しいですね。
長さん
引き続き、探していただいたんですね。お手数をおかけし、申し訳ありません。
その後、菜の花さんからお知らせがあり、ユキシロキンバイと判明しました。
長さん
日本は花の消費大国ですから、外国産の園芸種を日本で生産しているのですね。とは言え、ヒマラヤノアオイケシの生産業者はまだ少数だとのことです。通販でも種が入手出来ますすが、売り切れが多いようです。
長さん
箱根湿性花園は遊歩道を回って1キロ程度ですから、さほど広くはないのですが、花の種類は多いですね。
ユキシロキンバイですね。ネットでも確認させてもらいました。漠然とバラ科かなとは思っていましたが、キジムシロの仲間なんですね。ご自宅で咲いているとは素敵ですね。
りりい
学生時代に中央アルプスに登ったとき、先輩に教えてもらって感動した覚えがあります。
ユウゲショウと言うんですね.近所の田んぼの畦道や遊歩道で、ときどき見かける小さい可愛い花。最近増えてきています。
ジュン
勉強になり楽しいです
長さん
コマクサ、学生時代の思い出の花ですか。当時から希少種だったのでしょうね。
ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ)は帰化植物で、あちこちで増えているようです。我が家のあたりでは、ヒルザキツキミソウより多く見られます。
長さん
私も知らない花に出合うと、嬉しくなっちゃう方なんですよ。
行き当たりばったり
お花が立体的に見えますね。
どのお花も素晴らしい。
ムギセンノウ--初めて見た時は感動しました。
長さん
望遠ズームでピントを合わせると前後がぼけるので、立体的に見えるんですよ。
ムギセンノウ、変わった花ですよね。