先週からコデマリやオオデマリの花を良く目にするようになりました。
先ずは、小さな花のコデマリ(小手鞠)から。バラ科(シモツケ属の落葉低木)なので、ピラカンサに似ています。
オオデマリ(大手鞠)です。こちらはスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木で、ヤブデマリの園芸品種です。花はアジサイに似ています。
4月21,22,27日撮影。
先日、所用で西新橋に行きました。近くにある南桜公園でまだ御衣黄が咲き残っていました。
鬱金桜と同様、黄緑の花を咲かせ、花心部から次第に赤くなりますが、赤い縦線が花弁の先端へ向うのが特徴です。
御衣黄の隣で咲いていた八重桜です。名札にはサトザクラとしか表示されておらず、品種名は不明です。
以上、4月26日撮影。
これは我が家の近くのお宅で、玄関先の鉢植えで咲いていた花です。八重桜だと思うのですが、葉が銅葉なのです。
「八重桜 銅葉」で検索してもヒットせず、日本花の会桜図鑑にも該当がありません。桜じゃないのかなー。
4月23日撮影。
先日、マルバアオダモの花を撮らせていただいたお宅で見た花木です。名前が分ったので、投稿します。
1本目はフォッサギラ・マヨールで、花の盛りを過ぎていました。
マンサク科ハンノキモドキ属の落葉低木で、北米原産です。別名:ホザキマンサク(穂咲万作)、シロバナマンサク(白花万作)。以前、箱根湿性花園で見たことを思い出しました。
2本目はちょっと手こずりましたが、ハイノキ(灰の木)と判明しました。
ハイノキ科ハイノキ属の常緑低木で、近畿から九州、南西諸島に自生すします。名の由来は、灰汁が染めものに利用されていたことから。
以上、4月23日撮影。
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この記事へのコメント
寿々木
銅葉の桜ですか、これは珍しいです。ネット上で見つかりませんか。
river
銅葉の桜は見たことがありません。テンシコウ、オオサワサクラ、オウシュウサトザクラなどは新芽が赤いですが該当するものはありません。でも銅葉の桜を観たと言う情報はブログにいくつかあるのでやはり桜でしょうね。
なおさん
スモモの銅葉は見たことがありますが、サクラは山桜が樺桜と呼ばれて葉が銅色っぽくなるものもありますね。でも八重のものでそうなるというのも面白いです。
ハイノキやらサワフタギやらは草木灰を利用するのでしょうね。どうしてそういうものを利用するようになったのか、いろいろ興味深いですね。
長さん
お隣のオオデマリが楽しめるとは良いですね。コデマリ、オオデマリが咲いて、そろそろアジサイが咲きそうですね。
銅葉の八重桜では見つかりませんでした。
長さん
コデマリは先週初めには白いつぼみが膨らみました。オオデマリの放火気がつかないうちにかなり咲いてきました。御衣黄は赤味が出ていましたか?
Yahooのオークションに銅葉の八重桜が出たようですが、売れてしまったのか写真は出てきませんでした。お書きいただいた3種類の他に、プルヌスブロンズというのがネットに出ていますが、これも一重なんです。
長さん
コデマリは小さな花が沢山咲いて、枝垂れる様も良いのですが、やはりオオデマリの方が見栄えがしますね。
こんなに濃い色の葉ですから、一重の桜にしても珍しいですよね。まして八重ですから。民家のお宅に普通に咲いているから、ネットで見つかるかと思ったのですが・・・。
昔の人は灰汁が媒染剤として利用出来るなんて、どうして知ったのでしょうね。
信徳
花が時間と共に色変わりするのは楽しみが有って良いですね。オオデマリ、御衣黄など割と身近に見られるようになりました。
御衣黄など以前は植物園などに行かないと見れませんでした。
りりい
一つ一つの花が、自己主張をしているように、輝いて咲いています。
上の写真のオオデマリもお見事ですね。随分、大きな木ですこと!
今年は、御衣黄には出合えずに終わってしまいました。
残念。
長さん
コデマリはこじんまりですが、オオデマリは名の通り、木も大きくなるので花がたくさん付き、それが色変わりしていく様はなかなか良いものです。
御衣黄は区立の公園で、名の通り、桜が何種類も植えられています。
長さん
コデマリが満開ですか。ひとつひとつの花は小さいですが、精一杯咲いている感じですよね。
このオオデマリ、以前は農家だったお宅のようで、かなりの年数ものみたいです。
eko
緑の桜御衣黄は今年も見ることが出来ました。次回アップ予定です(載せるのが遅れています)
銅葉の八重桜は珍しいですね。ネットでもヒットしないのですね。
shuuter
間もなく花咲くでしょう。
長さん
コデマリは咲ききる前に小さなつぼみが点在している姿が好きなんですよ。このオオデマリ、大きな木ですよね。
この御衣黄、1週間前にも見る機会があったのですが、失念して帰ってしまったのです。咲いていて良かった。
銅葉の八重桜、初めて見ました。かなり珍しいと思います。
長さん
コデマリにやっとつぼみが出ましたいたか。白くなってから3,4日で咲きましたよ。
うふふ
コデマリがあちこちで咲きはじめましたね。
小さな花が集まってコロンとした姿が可愛らしいです。
オオデマリは滅多に見かけませんが、時々行く植物園にあるので、今頃は咲いているのでしょうね。
一昨日、皇居東御苑で御衣黄を見ました。
そろそろ終わりそうでしたが、↑のお写真の山桜によく似たイチヨウはまだきれいでしたよ。
mori-sanpo
こちらでも、オオデマリはまだ緑色が目立ちますが、今の時期の緑色もいいものですね。
御衣黄の花びらに緑が残っている時、赤い縦線が入っている様子を見落としていましたが、変化の過程がきれいですね。
長さん
コデマリはあまり場所を取らないので、人気の庭木ではないかと思います。オオデマリ、見かけませんか。植物園なら咲いているでしょうね。
皇居東御苑に行かれましたか。一葉はまだ綺麗でしたか。そういえば、東御苑ではオオデマリを見かけませんね。
長さん
オオデマリは色が変化しますね。黄緑の頃も良いですが、真っ白になった頃も良いものです。
御衣黄は同じ木でも花に赤みが強まっていく過程が違うものがあるようですが、花弁に入った黄緑色の薄い筋から赤くなるように思います。
すーちん
低木のオオデマリ
こんなに咲かせられるとは
凄いですね
脱帽です
乙女ヶ丘
オオデマリ初めて目にします。黄緑色から白色に色変わりですか?二度楽しめますね。それとサトザクラの花とても優しい感じの花、大きな庭が有れば一本植えたいです。
行き当たりばったり
コデマリ、オオデマリ、いずれもいつの間にか、我が家から消えてなくなりました。地植えでないと、つい枯らしてしまいます
どのお花もこの時期の、代表的なお花ですね。見てて、とてもうれしいです。
長さん
オオデマリの1枚目、かなり大きな木でしょう?3枚目の木もかなりのものでした。
長さん
オオデマリは大きくなるので、コデマリのように鉢植えでと言う訳にも行かない木です。色が変っていく様子も楽しいものです。
桜は成長が早いの(ソメイヨシノは特に早い)で、広い庭がないと難しい木ですよね。
長さん
福島でもコデマリ、オオデマリが咲き出しましたか?
そちらは寒くなりますから花木を育てるのには気を遣わないといけないようですね。
イッシー
コデマリ、おおでまり、名前は似ているのに違う種類の植物なのですね。御衣黄きれいに撮られましたね。
長さん
花序が丸くなるので手鞠に例えたのでしょうね。
御衣黄は15時半頃、完全に日陰だったので、+補正で撮りました。
コスモス
風が強かったのに、南桜公園の御衣黄と桜がきれいに撮れていますね。さすがです。
御衣黄は赤い縦線が入る所がウコン桜との違いですね。一つ覚えました。
藍上雄
コデマリこちら(北海道)ではまだ見た事が有りません。
長さん
アジサイにも黄緑から白に変化する花がありますよ。アメリカノリノキ‘アナベル’と言う品種ですが、まだ咲いていないでしょうね。
南桜公園はビルの日陰になっていたので、プラス補正して撮りました。黄緑の桜は鬱金と御衣黄しかないので、見分けは比較的簡単です。
長さん
銅葉の八重桜、探していただいたのですね。お手数をおかけしました。
ネットでヒヨシザクラをいくつも検索しましたが、葉の色は問題の桜より薄いようですね。咲き方も異なるようです。
コデマリは比較的耐寒性があるようですが、それでも北海道南部が限界だそうです。
無門
オオデマリは
10年ほど前には
珍しかったような気がしますが
最近は随分みられるようになりましたね
長さん
オオデマリ、流行りだしたのは10年前ですか?
私のブログに初登場したのは2008年ですから、そんなものかもしれませんね。
はるる