海洋博公園の熱帯ドリームセンターで開催されていた「沖縄国際洋蘭博覧会」(2/04~2/12)に出展されたランの花です。ファレノプシス温室の途中からは鉢物展示の会場になっています。
「ファレノプシスの交配種(花径7cm未満)」の展示です。
Phal. Unimax Moon Light
左上、Phal. Champion Fairy 'Michiko' 右上、Phal. Galaxy 'Okinawa'
左下、Phal Carmeka's Brother x Spots Mirage
右下、Phal. OX Yellow Lip
「アングレカムとその近縁の原種・交配種」の展示です。
左下、Angrecum sesquipedale 'Mion' 右下、Acanpe papillosa
右上の、アカンペ・パピロサは初めて知りました
ヒマラヤ地方の600~1,600mの落葉樹林に分布する着生種です
「バンダとその近縁の原種(草丈14cm以上)」の展示です。
「その他の原種、交配種(21の出展分類に属さないもの)」の展示です。
左下、Cycnoches Taiwan Gold 'Orchis' (スワンオーキッド)
右下、Masd. CopperAngel 'Yun'
ナリヤラン(成屋蘭) 常緑性の地生ランのひとつ
熱帯アジアに広く分布。日本では八重山諸島(石垣島・西表島)に自生
次回は、バンダ温室で見た展示を紹介します。
(つづく)
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ウォーキング中に見た花です。
ヒマラヤユキノシタが咲き始めました。よく見ると、綺麗な花ですね。
プリムラ・フィルクネラエ(雲南サクラソウ)です。nobaraさんのご指摘により、訂正しました。
こちらはプリムラ・マラコイデス、めんこいでしょう。
3月5日撮影。
この記事へのコメント
寿々木
西洋サクラソウ、花穂が伸びて沢山花が着いていますね。3種類程有るそうですが、ジュリアン系では無いですね。
nobara
ナリヤラン(成屋蘭)も素朴でいて華やか?です。
ヒマラヤユキノシタってべっぴんさんですよね。
プリムラ・マラコイデスのtopのは
ウンナンサクラソウ(雲南桜草)ですね。
様子が違いますでしょ?
花びらが大きいですね。葉も切れ込みが深い?
長さん
作品には出展者が書いたと思われる名札が全てについていました。それに、リボン賞や審査部門ごとのラベルなどがつけられていました。寿々木さんの過去記事(2013年、2014年)を拝見しましたが、同じスタイルのようです。
プリムラ属はこのマラコイデスやジュリアン、ポリアンサ、オプコニカが流通していますね。マラコイデスは他の三種より花が小さく、花穂が上に伸びます。
無門
プリムラの仲間は
キャピキャピした少女のような
明るさがありますね
長さん
胡蝶蘭のムーンライト、優しい色合いで良いですね。黄色は珍しい部類でしょう。ナリヤランは草丈が50cmにもなるものがあり、切花に向いています。
ヒマラヤユキノシタはこれまでよく観察しなかったのですが、意外に可愛いですね。
プリムラのご指摘、ありがとうございました。早速訂正しました。
長さん
プリムラの中では、マラコイデスが好きなんですよ。でも、毎年種を蒔かなきゃならないので、育てていませんが・・・。
はるる
もう次々咲いてきて楽しめます。
ランは本当に美しい花ですね。たくさんランをご覧になっていても、初めてというランがあるんですね。
種類が多いこと、よくわかります。
信徳
プリムラ・マラコイデス、プリムラ・シネンシスは一つの茎でも花数が多くて賑やかに見えますね。
shuuter
道端の鉢植えでもよく見かけます。
新春早々に咲き出しますね。
長さん
どこに行っても、花は自然に目に入ってきます。春は、花の種類が多くなりますから、ウォーキングも楽しいです。
ランは種類が膨大ですから、いまだに初めてのものに出合います。それもラン展の楽しみのひとつです。
長さん
胡蝶蘭は大型のものは扱いにくいのではないでしょうか。ミニとかミディといわれる品種がはやりのようですよ。
ウォーキングしているとプリムラ・マラコイデスや雲南サクラソウが目に付きます。こんもりとした花姿が好まれるのでしょうか。
長さん
西洋サクラソウは耐寒性があるし、発芽率が良いようで、一般家庭でも早春の庭を飾る花として好まれているのですね。
なおさん
ヒマラヤユキノシタはうちの庭でも咲いていますが、花茎がまだこんなに伸びていません。
プリムラ・メンコイデス??も雲南サクラソウも、なまらめんこいんでないかい、という可愛らしさですねえ。
心
胡蝶蘭は、淡い色から濃い色まで美しいです。
寒い中で花を咲かせるヒマラヤユキノシタ、ピンク花を沢山付けていますね。
プリムラ、この花たちが咲き始めると甘い香りが漂って春を感じます。
ウォーキング中に、様々な植物などをご覧になり教えて頂く事が多いです。
eko
雲南サクラソウ、淡い花色でやさしい感じがします。こんもりした花が可愛らしくて良いですね。
river
中国産のサクラソウの呼称には混乱があります。プリムラ・フィルクネラエは雲南サクラソウと呼ばれそのまま流通しています。この花の中国名は陝西羽葉報春で和名は陝西切葉桜草ですがこの名前では誰も理解しません。よく似たプリムラ・プラエニテンス(旧名はプリムラ・シネンシス)は中国名が蔵報春、和名は中華小桜ですが流通名はプリムラ・シネンシスのままです。最近はこの2種を交配させた品種が売られています。
長さん
今回も、初見のランが何種類かありましたよ。ラン育成家はとても多いようですから、人とは変った種類のランを育てる人もおられるのですね。
ヒマラヤユキノシタ、日当たりが良いお宅でした。
ウォーキングしていてもプリムラの仲間をあちこちで目にします。
長さん
コチョウランはカトレアと共に人気の品種で、ラン展には多くの品種が出展されます。
ヒマラヤユキノシタは、まだあまり見かけませんが、このお宅は綺麗に咲いていました。
プリムラの方は多いので、歩いていてもよく目に飛び込んできます。好奇心が強いので、変った花が咲いていないかと気にしています。
長さん
まだ上位作品ではないのですが、見過ごせないランがあるので、各展示区分で少しずつ紹介しています。ムーンライトもその中のひとつで、この色合いが気に入りました。
長さん
通常展示されているランに加えて出展作品が並べられているので、見応えがあります。
西洋サクラソウと中国サクラソウ、雲南サクラソウ、私も混同しています。流通名は業者がつけるものですが、それが本来の名前を凌駕してしまうことは良くあることですね。
うふふ
蘭はどのお花も魅力がありますね。
パンダは温室がないと育てられないと聞きましたが、沖縄でも温室育ちなのですか?
家の近所にもヒマラヤユキノシタが咲いていますが、まだほんの少しでした。
ご覧になったのは、たくさん花をつけていますね。
ロシアンブルー
たくさんのランの鉢が並んで素晴らしいですね。
原種が多いんですね~
地生ラン成屋ランもいいですね。
長さん
沖縄でも冬は5℃くらいまで下がるそうですから、温室は必要と思いますが、夏は逆に暑すぎて困るでしょうね。
ヒマラヤユキノシタの花期は3月~5月だそうで、このお宅は早いほうでしょう。
長さん
出展数が多いので、所せましてと鉢が並べてありました。原種の出店もありますが、全体としては少数派です。
ナリヤラン、日本時も自生のランがあるのは嬉しいことです。
イッシー
無造作に置かれている鉢が、普段着の感じでいいですね。
ユキノシタにさくらそう、いい色ですねー。
こういうの見ると春も近いんだなーって実感します。
ジュン
拝読しながら頷いています
ナリヤラン綺麗ですね
本当にお花がお好きなんですね
ウォーキングでも
目に入られるくらいですもの
長さん
ランは原種だけで2万とも3万とも言われていますから、種類が極めて多いです。出展数も多いですから、並べるのは大変でしょうね。
早春の花は黄色が多いですが、次第に色が豊富になりますね。
長さん
八重山諸島は亜熱帯気候ですから、ランの自生もあるんですね。
花好きになったのは定年後2,3年してからです。それまでは全く無関心だったのですよ。