沖縄国際洋蘭博覧会にて(5)・・沖縄本部観光(5)
バンダ温室に続いてカトレア温室にやってきました。ここにもカテゴリー別の展示が並んでいますが、順路の最後に展示してあった各大臣賞の作品から先に紹介します。
ちなみに、昨年の最優秀賞・沖縄国際洋蘭博覧会大賞は、全日本蘭協会会長の斉藤正博さんがマスデバリアで獲得しています。
<内閣総理大臣賞>
<総合審査の部 最優秀賞 沖縄国際洋蘭博覧会大賞>
リンコスティリス ギガンテア ‘ホワイト’
Rhy. gigantea 'White'
徳里 衛さん(沖縄県)
中国南部からビルマ、マレー半島、フィリピンに分布する着生種
<農林水産大臣賞>
<切花審査の部:優秀賞>
デンファレ(デンドロビウム・ファレノプシス) ‘シャネル’
Dendrobium phalaenopsis 'Chanel'
金城英行さん(沖縄県)
<沖縄及び北方対策担当大臣賞>
<鉢物審査の部:優秀賞>
ロシオグロッスム ロードンジェスター ‘トミ’
Ros. Rawdon Jester (gande x willamsianum) 'Tomi'
鈴木富蔵さん(千葉県)
<外務大臣賞>
<国外出展審査の部:優秀賞>
バンダ ラメラタ ‘ユアン4N’ (尖閣蘭、紅頭翡翠蘭)
Vanda lamellata 'Yuan 4N'
許 永傳さん(台湾)
フィリピン、台湾、沖縄に自生する着生種
続いて、上位作品です。
<鉢物審査の部 優良賞・沖縄総合事務局長賞>
パフィオペディラム ユリウス ‘シンフォニア’
Paph. Julius 'Sinfonia'
齊藤鈴子さん(福岡県)
<国外出展審査の部 優良賞・沖縄総合事務局長賞>
ファレノプシス ユニマックス ブラッシュ
Phal. Unimax Blush 'Cl.245'
呉 明坤さん(台湾)
パフィオペディラム ユリウス ‘シンフォニア’
Paph. Julius 'Sinfonia'
齊藤鈴子さん(福岡県)
<国外出展審査の部 優良賞・沖縄総合事務局長賞>
ファレノプシス ユニマックス ブラッシュ
Phal. Unimax Blush 'Cl.245'
呉 明坤さん(台湾)
以下は、<奨励賞・沖縄美ら島財団理事長賞>の作品(リンコレリオカトレヤとカトレヤ)です。受賞者名は省略します。
Rlc. George Herbert Walker Bush 'Waldor'
Rlc. Artist's Pride `Pink Queen'
Rlc. First Class 'Strawberry Milk'
C. walkeriana semi-alba 'Tokyo No.1'
Rlc. Artist's Pride `Pink Queen'
Rlc. First Class 'Strawberry Milk'
C. walkeriana semi-alba 'Tokyo No.1'
次回も、奨励賞の作品を紹介しようと思います。
(つづく)
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3月8日、朝は寒かったけれど快晴だったので、10時半頃からウォーキングに出かけました。その時撮った花です。
やっと、サンシュユ(山茱萸)の花を見つけました。ミズキ科ミズキ属の落葉小高木で、ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれます。花が黄色く輝くので、C-PLフィルターを使っています。空の色が濃いのはそのためです。
サンシュユの西側にはマンサクの木があったのですが、花は殆ど萎れており、一輪だけ撮りました。
黄色い花ばかりですが、もう1枚。フユシラズ(冬知らず)です。キク科カレンデュラ(キンセンカ)属の耐寒性一年草。別名寒咲きカレンジュラ、冬咲きキンセンカ、カレンデュラ。
この記事へのコメント
nobara
リンコスティリス ギガンテア‘ホワイト’
茎もしっかりしていて~立派ですね。
多彩な中にあって、白が新鮮ですね。
その時期にドンピシャと花の時期もあってさすがですね。
山茱萸、個人のお宅のはやはり強剪定されますね。
それでも頑張って咲くお花にエール
マンサクも残りの姿、よく撮ってくださいました。
フユシラズ、綺麗ですね。5月頃まで咲きますね
river
沖縄及び北方対策担当大臣賞や外務大臣賞があるのは沖縄のらん展らしいです。
心
内閣総理大臣賞、見事な蘭ですね。
どの作品も素晴らしいです。
ピンクのコチョウラン、花を数えてしまいました(^^♪
8日は、寒かったですね~。
鮮やかな黄色のサンシュユ、青空に映えてますね。
マンサクは終盤でしょうか・・。
早春から咲いて楽しませてくれましたね。
信徳
パフィオペディラムのような地生ランよりも着生ランの方が育成が難しいように思います。
それにしても凄い数のランですね。
青空に黄金色のサンシュユ、リッチな気分にさせてくれます。
長さん
大賞のリンコスティリスは大株ですねー。そして、花穂の数も多いです。この期間に合わせて開花させるため、皆さん苦労されているようです。
サンシュユは大きくなりすぎたのか、樹高を切り詰め、枝もかなり短くされていました。マンサクの方は全体を撮ると哀れなので、1輪だけにしました。
長さん
大賞のリンコスティリス ギガンテアは正確にはアルバがつくと思われます。この属は太い花穂が垂れ下がるので、英名では狐の尾と呼ばれていますね。
文科大臣賞は他にフラワーデザイン審査部門があったのですが、私たちが行った前日に展示が終わっていました。
はるる
外国の方も賞をもらっていて、参加しているんですね。
さすがに立派なものばかりです。
フユシラズが可愛く、でもこれたくさんありますね。
いい色です。
shuuter
当方も見に出かけてみます。
長さん
どれも素晴らしい作品でした。ラン展で切花部門があるのが、親しみやすくて良いです。コチョウランをこのように垂直に仕立てるのも面白いです。
サンシュユは強剪定されてしまいましたが、よく咲いてくれましたね。
長さん
各温室の条件差は感じませんでした。各温室の名の通り、ランの種類別に展示をしているのだと思います。
パフィオペディルムは温度と湿度の管理が必要だそうですから、着生ランと同様、難しいのではないでしょうか。
サンシュユが黄金だったら良いのにね(笑)。
長さん
国債と銘打っているように、また台湾や東南アジアにも近いので、外国の方も多数出展されていました。外務大臣賞の許さんは常連さんのようです。
フユシラズは1mx50cm位の所にびっしり咲いていました。
長さん
マンサクに続いて、サンシュユが咲き出しました。今日はヒュウガミズキの花を見つけましたよ。
月奏曲
パっと見でも立派だなぁ…と思っちゃいますね。
長さん
大臣賞の作品は、素人目にも凄いのが分りますよね。総理大臣賞の作品は副賞が100万円ですって。これにも驚き。もっとも、東京ドームの世界らん展日本で大賞受賞者には車1台が贈られているから、それほどでもないか。
eko
サンシュユの花が咲いてマンサクはもう終わりですか。当地より早いですね。こちらはサンシュユはまだ蕾、1~2輪ほころびかけただけ、マンサクは満開でした。トサミズキも咲きだしています。次回に載せるつもりです。
なおさん
公園のサンシュユはのびのび枝を伸ばして見事に咲きますが、お庭のはあまり伸ばせられませんね。
フユシラズの花も可愛らしいですよね。あまりにも可愛らしいので可憐ジュラ??なのか、冬でも枯れないので枯れんシュラ??なのか、良いですねえ。
すーちん
沖縄という事で温室とは
いえ、より力強く生き生きと
咲いているように感じます
寿々木
昨日ですが、当地東谷山フルーツパークではシナ満作が満開で、紅花満作はお終い花でした。フユシラズも咲いていました。
長さん
総理大臣賞のリンコスティリスは大株で素晴らしかったです。勿論、他の大臣賞もね。
ここのマンサク、早く咲いたようです。今日は午前中のウォーキングでしたが他のお宅でもサンシュユを見ました。
長さん
リンコスティリスは香りが良いそうですが、舞台の上では鼻が届きません(笑)。
このお宅のサンシュユは横に伸びずに上に伸びてしまい、強剪定されたようです。
可憐でゅら、枯れんでゅら、どっちかな。両方でしょう。
長さん
沖縄だと冬は温室でしょうが、厳しい暑さになるので、日陰を作らないと温室の中が暑くなりすぎるでしょうね。
長さん
4作品とも凄いですよね。リンコスティリスは草丈が15~30cm位だそうですが、これは50cm以上ありそうでした。
ベニバナマンサクは終盤でしたか。カレンデュラは花期が長いですね。
ジュン
ご苦労凄い事と思います
賞を頂くと励みになるでしょうね
黄色いお花は元気が出ます
長さん
咲かせるだけでも一苦労なのに、展示会に合せる苦労たるや想像以上でしょう。趣味はお金に換えられませんが、賞金が出たら嬉しいですよね。
ロシアンブルー
どのランも花の付き方しっかりしていて見事ですね。
総理大臣賞の真っ白いランは茎が太そうですね。
サンシュユの木、花が小さいので中々ぴんとが合わないので撮れません。
長さん
どのランも適切な管理がなされていて、しっかり咲いていますね。
総理大臣賞のリンコスティリス、こんなに大きくなるのは珍しいと思います。
サンシュユは花が小さいので、撮るのが難しいですよね。マクロレンズで撮るか、固まりで雰囲気を出すかでしょうね。
イッシー
本当に見事ですね!
こんなふうに育ってくれたら育てていても嬉しいでしょうね。
長さん
ラン愛好家にとってこうしたコンテストで上位に入賞するということは、育てた苦労が報われたということですから、嬉しいでしょうね。