2017沖縄旅行記(2) 2月5日(日) その2
昼食後、龍潭通りを首里城公園(世界遺産)へ向いました。
途中、沖縄県師範学校附属小学校跡(現県立芸術大学)で見た黄色いハイビスカス。
歓会門付近で見たガジュマルの木。
これはオオムラサキシキブ(大紫式部、クマツヅラ科)。名の由来は、ムラサキシキブより実が大きいから。
守礼門と歓会門の間にある園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん。国重文・世界遺産登録。琉球国王が外出する際に道中の無事を祈った場所)で祈りの準備をする人たち。
ご存知、守礼門です。龍潭通りを歩いてくると、歓会門側から守礼門をくぐります。守礼門の先(写真では右手前)、左手の石垣にハナチョウジが咲いていた記憶があるのですが、全く見当たりませんでした。
再度守礼門をくぐって、歓会門から首里城に入ります。
歓会門を入ると、沢山の草花が飾られていました。現在、「琉球の華みぐい」と題したフラワーフェスティバルが行われており、その一環です(草花装飾は2月19日まで)。
‘みぐい’は沖縄方言で‘巡り’ではないかと思いましたが、違うようです。ネットで調べても不明でした。
(追記 2月13日、東京ドームの蘭展で、美ら海水族館の展示があり、そこの係員に尋ねたところ、みぐいは「めぐり」のことだと確認出来ました)
使われている花は、ブーゲンビリア、ハイビスカス、パンジー、ペチュニア、サルビア、ベゴニア、インパチェンス、マリーゴールドなどです。
瑞泉門(左下)と漏刻門(右下)を抜けると見晴らしが良くなります。
見晴らしが良い日陰台からの眺めです。中央にある門は、久慶門。
上の写真を撮っている私(Tadaoさん提供)。
広福門をくぐると下ノ御庭です。14時から琉球舞踊が行われるとのことで、観賞しました。
(つづく)
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この記事へのコメント
なおさん
琉球舞踊も楽しみですね。
沖縄はなかなか行けませんので、地元川越駅の近くに沖縄料理の店があるので、こんど覗いてみますかねえ。
寿々木
長さん
沖縄の城(ぐすく)は琉球石灰岩を加工した石積みが特徴的です。門や屋根の形も、どちらかというと中国の影響を強く受けています。
琉球舞踊は在職中、出張の折に観賞したことがありますが、無料で見られるので、逃す手はありません。
沖縄料理は酒の肴になりそうなものが沢山ありますよ。
長さん
空港には11時20分に到着しました。首里城の後、徒歩の観光を予定していますので、レンタカーは翌日から借りました。
伝説の妖怪キジムナーはガジュマルの古木に生息していると伝えられていますので、この位の木にはいませんでしたよ(笑)。
この日はシャツで過ごしましたが、風があると上着が必要でした。
river
長さん
私も同じ推論で「巡り」と考えたのです。ネットの沖縄方言辞典や方言変換サイトをいくつも当たってみたのですが、めぐる、めぐりなどの沖縄口は出てきませんでした。
無門
なつかしい首里城ですね
以前行ったとき
妻とはぐれて
探し回りました
はるる
月奏曲
華みぐいってなんだろう?花見食いなら4月の上野公園あたりでやってそうだけど…
信徳
沖縄、台湾に近いので台湾の老人は沖縄は台湾だと思っている人も多いそうです。
台湾と風習が似ているところが沢山あるそうです。
長さん
首里城の建物は入り組んでいて、正殿の見学路は2階と1階がありますから、はぐれたら探すのが大変ですね。
長さん
冬は観光客が少ない時期ですから、沖縄県の観光課もいろいろ考えなくちゃね。
オオムラサキシキブは花が一カ所に沢山付くのですね。ガジュマルは気根を沢山垂らします。
長さん
みぐいは、沖縄の発音から考えると、巡りだと思うのですが、ネット情報がありません。古語なのかもしれません。
長さん
沖縄の与那国島や石垣島は台湾の近くですから、台湾と似た風習があるのは頷けます。しかし、沖縄が台湾の一部と思われると困ります(笑)。
shuuter
植物園でしか見たことないです。
長さん
この辺りは沖縄戦で甚大な被害に遭っていますから、このオオムラサキシキブは植えられたものでしょうね。
nobara
ハナチョウジ、かなり蔓延ってた感がありますが
消えていましたか?残念だわ~
そこの芝生でイソヒヨドリに出逢いました。
青い鳥だぁーと思いました。
オオムラサキシキブ、凄い実成りですね。
再訪だと、いろいろ選べていいですね。
ミグラセ⇒廻せ という意味らしいから
長さんの解釈でいいのではないかしら。
長さん
ハナチョウジ、すっかり刈り取られてしまったようです。
オオムラサキシキブは枝垂れた先だけに固まって実ができていました。
「沖縄の休日」というサイトに「ミグラセ」が載っていたのは記憶しています。同じような意味なのでしょうね。
行き当たりばったり
沖縄の再訪ですか、前回と比べることもできますね。
フェステバルもちょうど--で。
実際、本土の春と同じような---。
オオムラサキシキブには、びっくり
eko
ガジュマルの木の立派なこと。
オオムラサキシキブ凄いですね。
フラワーフェステバル開催とは良い時期に行かれましたね。可愛らしい花壇がカラフルな花たちに彩られて春爛漫のようです。
琉球舞踊も楽しみですね。
ロシアンブルー
オオムラサキシキブの実は確かに大きくて驚きました。
華みぐい、色とりどりの花が綺麗ですね。
首里城懐かしいです。
長さん
沖縄には何度も来ていますが、至近は3年前なんです。でも、花の装飾は初めてでした。
オオムラサキシキブの花付きは凄いですね。
長さん
守礼門は昔と変わっていませんでしたが、花の装飾は初めてでした。沖縄の日本人観光客は減少しているので、冬でも魅力のある企画が行われているようです。琉球舞踊も同様でしょう。
長さん
オオムラサキシキブの実は初めて見ました。身のつき方が半端じゃないです。
首里城は復元されてからもう20年になるんですよ。
すーちん
ガジュマルもオオムラサキシキブ
も大きいですね
見応え有りますね
イッシー
本来は違う成り立ちの国であったことが明らかに
記されていますよね。日本ではなかったほうが幸せだったかもしれませんしね。華やかな花や実が沖縄らしくていいですね。
長さん
南の島では何でも大きく育ちますね。ガジュマルはもっと大きくなるので、後日写真を投稿する予定です。
長さん
薩摩藩が攻め込む前は琉球国だったわけですが、言葉をみても分るように、文化圏は日本です。今の不幸はアメリカが半占領状態を続けていることでしょう。
うふふ
ガジュマルもオオムラサキシキブも立派ですね。
温暖な気候の中でこんなに大きく育つのですね。
写真を撮っていらっしゃる長さんも軽装で、とても楽しそう~☆
良い旅でしたね。
長さん
ガジュマルの木はまだ小さいものです。2日目に南部の観光をしましたが、大きなガジュマルの木を後日投稿したいと思います。
この日は曇りでしたが、風がないので、上着なしでも行動出来ました。