夢の島熱帯植物館の温室で咲いていた花を紹介しています。この日は、絵画のグループが入館しており、花や観葉植物などをスケッチしておられました。写真は、デンドロビウム・ファレノプシスをスケッチする女性ですが、中には細い見学路に足を伸ばして座り込むという大胆な方も・・・。
温室の中央部、Bドームで咲いていた花などです。
ルエリア・バルビラナ
キツネノマゴ科ルイラソウ属の常緑多年草。原産はコスタリカ
こちらを向いて咲いている花が無かった
セントポーリア
イワタバコ科セントポーリア属の非耐寒性の多年草
原産はケニア南部とタンザニア北部の山地。和名はアフリカスミレ
ヘンヨウボク (変葉木、クロトン)
トウダイグサ科コディアエウム属(ヘンヨウボク属)の常緑低木
黄や赤、緑、黒など葉色が多く、葉形にも様々な種類がある
逆光で撮ってみました
クロトンモドキ
キツネノマゴ科クロトンモドキ属(グラプトフィルム属)の常緑低木
原産は西アフリカ、オーストラリア、ニューギニアなど
日が当たると白い斑の部分が赤く変色するようだ
木立性ベゴニア
シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草
これも逆光だったのですが、花が2輪確認出来たので
グズマニア
パイナップル科グズマニア属の常緑多年草(着生植物)
原産は中南米の熱帯雨林帯。通称アナナス
赤や黄色い部分は苞(花が咲いているところにはなかなかで会わない)
ペリストロフェ・ヒッソピフォリア
キツネノマゴ科ハグロソウ属の常緑多年草。インドネシア原産
ハグロソウの仲間だけあって、花はよく似ています
1月24日撮影。
次回は引き続きBドームの花を紹介しましょう。
(つづく)
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サンシャインシティ「世界のらん展2017」にて(その17)
「第56回 全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ 世界のらん展2017 ~温室がなくても蘭~」(1月5日~9日開催)で見たランの中から紹介しています。
< らぶりぃ洋ランの集い賞 >
パフィオペディルム サイウン
Paphiopedilum Saiun (sakhakulii x wardii)
染野 登さん(京葉洋ラン同好会)
この個体は緑一色で、とても爽やか
< 大光製作所賞 >
バンダ タラブブルー
V. Tharab Blue (V. Ogden Phipps × V. coerulea)
佐藤修康さん(藤沢洋蘭愛好会)
カトリアンセ ピュアイエロー
Ctt. Pure Yellow (C. Intermedia var. Alba x Ctt Trick or Treat)
伊藤忠夫さん(つくば洋蘭会)
1月9日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
人迷惑ですね。
ワザと引っかかった振りをして忠告したら良いのかな。
ハグロソウの花に色も形もそっくりですね。大きいですね。
river
ヘンヨウボクはクロトンの方が通りが良いです。寒さにはあまり強くありませんが沖縄では路地に植えられていました。
グズマニアは鉢植えが良く売られています。
無門
温室でのスケッチも
素敵ですね
ただし周りに配慮しなくっちゃ
イッシー
スケッチのかたは邪魔だと思ったことは殆どないんです。
キャンバスから視線が離れてるから周囲の状況にもある程度気を配れてますからね。
一方、ファインダーをのぞきっぱなしで三脚構えてる人は始末悪いです。あれでは周囲の状況が見えないでしょうから、声でも掛けない限り気づいてもらえない。しかも頑固な人が多い(笑)
寿々木
月奏曲
パフィオペディルム サイウン、角度のせいもあるのかもだけどちょっとクリオネみたいw
長さん
ここの遊歩道は幅1m位しか無いところがあるんです。この日は空いていたから良いようなものの・・・。
ペリストロフェ・ヒッソピフォリアの花はハグロソウと同じくらいの大きさです。
長さん
セントポーリアは一時期流行ったそうですね。エアコンの室外機の上に置けるようなワーディアンケースを探しているんですが・・・。
ヘンヨウボクはクロトンの名の方が有名ですね。沖縄では良く目にする植物です。
長さん
件の女性、直ぐに立ち上がろうとしてくれたのですが、そうも行かない体制だったので・・・。
長さん
スペースがあれば邪魔にならないんですがね。
そうそう、アマチュアカメラマンで迷惑な人がいますね。自分だけ良い写真を撮ろうと思っているようですが、そういう配慮が出来ない人は良い写真が撮れるわけがない(笑)。
eko
セントポーリアの花色が素敵です。
緑一色のパフィオぺデルム、すっきりして美しいですね。
長さん
クロトンモドキ、以前からここにあるのは知っていたのですが、他では見ないような気がします。投稿するのは初めてです。
長さん
厚みのある葉や色の濃い葉を逆光で見ると意外に綺麗なことがあります。紅葉も同様ですね。
おっと、今度はクリオネに例えましたか。体の両側にあるひらひらを揺らせて泳いでいましたが、体幹は赤い色だったような。
長さん
温室は良いですね。何度も見ている花ですが、ネタの少ない冬になると行きたくなります。
俯いて咲く花を下から見上げて描きたかったのでしょうが、ちょっとね。
このセントポーリアはオプティマラ系というそうで、育てやすいとか。
オグリ君
昨年の一時期「体の具合が悪い」ようでしたがもうすっかり良くなったよう!…良かったですね。
しかも昨日のブログをみると「毎日1万歩目標」で歩いておられるとか!
私も、きょうは「じゅんさ池(市川市)」へ。その帰り道、「ふれあい松戸川沿い」を歩き小鳥をみてきました。
お互い体に気を付けて、元気よくブログを楽しみましょう!
行き当たりばったり
暖かな陽気がうかがわれます。温室ですから、メガネが曇ってしまうかもしれませんね。植物が生き生きしています。
ランのお花、見事に仕上がっていますね。とても素敵です。
なおさん
観葉植物もいろいろで、緑に紅のアクセントが映えて鮮やかなものは良いですね。
ペリストロフェ・ヒッソピフォリアは、ハグロソウに比べてずいぶん花色が濃いですね。日本のはもっと色がやさしくおとなしめですね。
すーちん
昔、セントポーリア
人気に成りましたね~
育てるの難しかったです
長さん
膵臓を切除したので、必然的に糖尿病になりました。食事療法とインスリンなどの薬物療法、それに、運動療法が三大療法なのです。右足に若干障害があって走れないので、たくさん歩くことにしました。
オグリ君さんもあちこち精力的に出かけられていますね。
長さん
冬、寒い戸外からいきなり温室に入ると、メガネは曇るし、カメラのレンズも曇ります。今回は温室に入る前に、エントランスと廊下で撮影し、トイレにも行きましたから、大丈夫でしたが・・・。
長さん
絵の場合は撮影よりずっと長い間そこに止まりますから、ベストポジションに腰を落ち着けられるとちょっとねー。カメラマンにも人の迷惑を考えない人が多いですね。
ペリストロフェ・ヒッソピフォリアはハグロソウのような斑はありませんが、少し花色が濃いですね。
長さん
セントポーリアは育てにくいらしく、今では、プリムラ・ジュリアンやポリアンサなどに人気を奪われましたね。
nobara
セントポーリア、まだ人気があるのかしら?
一頃、凄かったですね。クリローなども熱に浮かされた?そんな時もありましたが。欲しい花より育ってくれる花?なかなか思い通りにいきません((+_+))
長さん
ルエリアの仲間は多いですね。花弁にしわが寄っているように見えますね。ルエリア・グラエキザンスなんて平開しない筒花もあります。
セントポーリアは園芸店でも見かけません。もっと簡単に育てられる花が多いからでしょうね。
はるる
温室の中は蒸し暑さを除けば、植物が目の前にいっぱい広がって植物好きにはたまらないですね。それもきれいな花ばかりで楽しいです。
長さん
誰にも撮ってみたくなるアングルがありますね。写真の上手な人はそれほど時間をかけずにベストショットが撮れますが、時間をかければ良い写真が撮れると勘違いしている人もいて、はた迷惑なことです。画面の隅々まで気を配れる人は、周囲にも気配りが出来る人だと思います。