夢の島熱帯植物館は3つのドームを組み合わせた形をしています(半球形+1/4球形X2)。入口は東側のAドームにあり、入ったところは展望台のようになっています。ここから、Bドームとの境に作られている人工の滝を写しました。
滝の左上にはブーゲンビリア(オシロイバナ科)が繁茂しており、ピンクの花(苞葉)が咲いていました。
Aドームに入って右側には真っ赤なウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉、アオイ科)が目を惹きました。つぼみのうちは上を向いていますが(黄色矢印)、次第に下向きになります。
Aドームのウナズキヒメフヨウの隣で咲いていたブッソウゲ(仏桑華、アオイ科)。ハイビスカスの名の方が有名ですね。
1月24日撮影。
次回は引き続きAドームの花を紹介しましょう。
(つづく)
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
サンシャインシティ「世界のらん展2017」にて(その15)
「第56回 全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ 世界のらん展2017 ~温室がなくても蘭~」(1月5日~9日開催)で見たランの中から紹介しています。
フラグミペディウム ベッセエ
Phrag. besseae
斉藤 保さん(全日本蘭協会)
コロンビア、エクアドル、ペルーに原生する地生種
パフィオペディルムに近縁だが、分布域は地球の反対側になる
カトレア ミニペット
C. Mini Pet
原 幸康さん(全日本蘭協会)
オルペティ(プミラ x コクシネア)とコクシネアの交配種
幅広な朱赤色の花弁が美しい
< 東京原種カトレヤ研究会賞 >
カトリアンセ シーガルズ カムドロップ
Ctt. Seagulls Gumdrop
秋元弘子さん(全日本蘭協会)
ソフロニティス セルヌアとカトリアンセ チョコレートドロップの交配種
1月9日撮影。
(つづく)
今回の記事は、赤い花特集みたいになってしまいました。
この記事へのコメント
寿々木
なおさん
濃い紅の蘭もいろいろでそれぞれに良いですね。
river
ブッソウゲはタイのアユタヤ遺跡で咲いていたのを思い出しました。
nobara
フウリンブッソウゲが心惹かれます。
なんか~風情があるんですよね。
ウナヅキヒメフヨウもかわいいですね
福岡在住の時、住まい近くのお宅に大きなブーゲンビリアがあり。真冬でもいっぱい花が咲いていました。
信徳
台湾では一年中咲いていたような気がします。
伊豆半島も暖かく地植えで良く見ます。
長さん
川平湾でウナズキヒメフヨウをご覧になりましたか。私もグラスボートに乗りましたよ。船長は浅いところを選んで運転しているようですね。
長さん
ここの温室はさほど広くないので、温室展示の定番ばかりで恐縮です。
新宿御苑の温室も、以前から比べると展示スペースが少なくなったようですね。
長さん
昔、都内の下町でしたが、11月末頃ブーゲンビリアの花が咲いていてビックリしたことがあります。鉢植えだったので、家に取り込んでいるんでしょうね。
ハイビスカスも耐寒性がありますね。我が家の近所では11月になっても咲いていました。
長さん
フウリンブッソウゲは良いですね。沖縄に行った時初めて見ました。今回の旅行でも見ることができるかもしれません。
ハイビスカスやブーゲンビリアは意外に耐寒性がありますね。日本の気候に合うように改良されているのでしょうか。
長さん
ブーゲンビリアやハイビスカス、熱帯性植物だと思っていたのですが・・・。初冬に都内でブーゲンビリアの鉢植えが咲いていたり、我が家の近くでもハイビスカスが遅くまで咲いていますから、次第に耐寒性を身につけてきているようです。
ロシアンブルー
ブーゲンビリアは温室で咲いてる花なのに、私は外に出しっぱなし、だから咲いてくれないのか~、可哀そうなことをしています。
赤いブッソウゲ、新宿御苑の温室でみました。
うふふ
冬でも真夏のお花が見られる温室は楽しいですね。
なのに、あまり入ったことがありません。
レンズは曇りませんか?
初歩的質問ですみません。
長さん
ブーゲンビリアは水を与えるほど枝葉がどんどん生えて、花の芽の生育が鈍くなるという性質があるそうですよ。乾燥してから水をやるのが良さそうです。
新宿御苑の温室で池を回りきった辺りで仏桑花が咲いていましたね。
eko
赤いランの花も鮮やかで素敵ですね。
長さん
冬はカメラを持っていきなり温室に入るとレンズが曇ります。ですから、バッグに入れたままちょっと温室内を一回りして、カメラが室温になれた頃から撮影すると良いですよ。
長さん
温室の定番展示ですが、今回は少し丁寧に撮ってみようかなと思って、55-250mmズームレンズを持って行きました。
真っ赤なランも良いものですね。
すーちん
北風が身に沁みますが
温室はブーゲンビリアが咲き
乱れているんですね~
長さん
昨日は江戸川の堤防をウォーキングしたのですが、気温は高いにの北風が強かったです。それに比べると、花が咲く温室は天国ですね。
無門
温室の中に
南国を思わせる滝
ジャングルに分け入りたくなりました
長さん
さして広くない温室なのですが、部分を切り取ってみるとジャングルみたいですね。
ジュン
南国を思います
ブーゲンビリア
頑張っているのですが
今は悲惨な姿で花が付くか心配です
長さん
赤や黄色などの原色の花は熱帯に多いですね。
ブーゲンビリアは結構耐寒性がありますが、いまは冬ですからやむを得ないでしょう。暖かくなるのを待ちましょう。
はるる
色違いもいいですね。温室のなかは暖かいでしょうが、こうして見せていただいても暖かさを花から感じます。
毎日よく歩いていて優等生ですね。雨の日などはどうされているのですか。
長さん
ブーゲンビリアは苞の色が多様で、実に温室向きの花ですね。
冬は温室に行けば、必ず花を見ることができますから、ブログネタが無くなりそうになると行ってしまいます。
このところ雨が降らないので、毎日歩いています。雨が降ったらどうしましょう。レインコートを着て歩くのもちょっとなー。