前記事の「平成29年 酉の名の付く植物展」に出展された植物紹介の続きです。
入口の右側に飾られたパンジーのタペストリーも、モチーフは鳥だと言うんですが・・・、何だろう。
山鳥椰子 (ヤシ科)
葉が、日本固有種のヤマドリに似ていることが語源です
原産はマダガスカル島。英名はイエローバタフライパーム
一般的には、アレカヤシの名で流通しています
宵待孔雀 (サボテン科)
月下美人の仲間で、葉が孔雀の羽を思わせます
月下美人より少し小振りな花で、細長い花弁が特徴とのこと
花は夕暮れから夜に咲き始め、朝にはしぼみます
キウイフルーツ (マタタビ科)
毛に包まれた果実が鳥のキウイにそっくり。和名は鬼マタタビ
今はこんな姿でも仕方がありません
たまごの木 フクギ科(←オトギリソウ科)
熱帯果樹キャニモモの和名がたまごの木。原産はインド、ヒマラヤ西部
実は5cmほど。酸味があり、ジャムやシャーベットに向く
英名はエッグプラント
くだものたまご(アカテツ科、英名カニステル、左)や、ペリカンマンゴー(ウルシ
科、別名フィリピンマンゴー、右)の木も展示してありましたが、まだ幼木でした
鳳凰木 (マメ科)
世界三大花木のひとつで、燃えるような花が鳳凰の飛来を思わせる
世界三大花木のうち、火炎木と紫雲木(ジャカランダ)の花は見た
ことがあるので、いつか鳳凰木の花も見てみたいものです
温室(Aドーム)の入口近くに展示されたランの花です。
1月24日撮影。
次回は温室の花を紹介しましょう。
(つづく)
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サンシャインシティ「世界のらん展2017」にて(その14)
「第56回 全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ 世界のらん展2017 ~温室がなくても蘭~」(1月5日~9日開催)で見たランの中から紹介しています。
ファレノプシス交配種
Phal. 'Oki' (Workd Class x Sogo Yukidian)
佐藤春雄さん(全日本蘭協会))
パフィオペディルム リッペウンダー‘リバーサイド’
Pahp. Lippewunder ' Riverside '
斉藤正博さん(全日本蘭協会)
斉藤先生ご自慢のパフィオらしく、らん展でよく拝見する個体です
パフィオペディルム ポールパークス
Paph. Paul Parks 'Northern Whizz' (adductum x sanderianum)
斉藤正博さん(全日本蘭協会)
側花弁が長ーく伸びて、捻れている
パフィオペディルム 交配種
Paph. leucochikum x niveum
菊池秀樹さん(全日本蘭協会)
上のパフィオとは全く雰囲気が違います
1月9日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
キウイはうちにも苗があったのですが、まだ若い苗でしたので、ネコにかじられて枯れてしまいました。
ホウオウボクは見たことがないのですが、ホウオウシャジンなら何度か鉢植えにされたものを見たことがあります。
イッシー
無門
ラオス国境のタイの村
メコン河畔には
鳳凰木の並木がありました
満開の時期はとてもきれいです
river
ランは卒業したつもりでしたがこれだけ蘭を見せられると今年も「世界らん展日本大賞」を見に行かねばと思っています。今年行けば5年連続、8回目で家人に呆れられています。
eko
鳥に因んだ植物も様々ありますね。
鳳凰木の花見てみたいです。
側弁花が長く伸びて捻じれているパフィオペディルムは見事です。
寿々木
月奏曲
意表ついてお花畑にいるルリチョウの可能性も捨てがたいですがw
たまごの木はなぁ…カメのタマゴだったらどうすんだろ?みたいなw
みっきい
今回の花のタペストリー、何でしょうか?可愛いくてきれいなので、孔雀かな!?と思いました。
極楽鳥花と言うご意見が多いようですが、正解はご存知ですか?
長さん
ヤマドリゼンマイ、クジャクアスター、ホウオウシャジンと色々出てきますね。ヤマドリゼンマイは乾燥させたものが1キロ1万円以上で取引されるとか。
キウイはマタタビ科ですから猫がかじるんですね。近所のお宅にありますが、猫対策はしているのだろうか。
長さん
植物の説明は、展示物の説明やネット情報を元にして書いていますから、殆ど知識がなくても何とかなるものです。
長さん
鳳凰木の並木ですか。それは良いものをご覧になりましたね。
内地の植物園では京都府立植物園にあるらしいのですが・・・。
長さん
パンジーのタペストリーはゴクラクチョウカですかー。熱帯植物館のHPには「ヒント:熱帯の鳥」とだけしか書いてないのです。
東京ドームのらん展は何度行っても良いですよ。私は中でお弁当を買って4時間くらい粘りますから。
長さん
ここでは立体花壇と呼んでいます。ヒントは熱帯の植物なので、多分ゴクラクチョウカでしょう。しかし、イメージが合わないなー。
ホウオウボクの花は夏の沖縄に行けば見られるかも。
花弁の伸びたパフィオペディルムは面白いですね。
長さん
やはりゴクラクチョウカですか。あの上に伸びた橙色の苞葉がどの部分なのか、想像力が貧困でよく分りません。
長さん
極楽鳥花が本命でしょうね。瑠璃鳥はちょっと苦しいかな。もしかして孔雀?
なるほど、亀の卵ね。いわゆる卵形じゃなく、丸いものね。
長さん
ランの花、しつこく連載しておりますが、感動して頂けたとは嬉しいな。
孔雀も良い線行っていますね。植物館のHPには「ヒント:熱帯の鳥」だけしか書いていないのです。
うふふ
鳥に関係するお花がいろいろあるのですね。
鳳凰木の燃えるようなお花、どんなでしょうね。
是非見てみたいです。
信徳
タマゴノ木、ぐんまフラワーパークには大きな木が有って実がつきます。
長さん
ホウオウ木の花を見ることができるところをちょっと探してみたのですが、夏の沖縄か、京都府立植物園ぐらいしかありませんでした。
長さん
孔雀に見えましたか。私も極楽鳥花より孔雀の可能性の苞が高いかなと思うのですが・・・。
ぐんまフラワーパークのタマゴノキを画像検索したら出てきました。3,4mくらいありそうですね。
ロシアンブルー
酉に関する木でたまごの木も入るんですね~
花が咲いたらわかる木も注目、どんな花かしら?
パンジーのタペストリー、わたしはクジャクに見えますが
何の鳥でしょうね。
すーちん
タペストリー、孔雀に
見えます~
鳳凰木の花、見てみたいですね~
長さん
卵は鳥だけじゃないですから、ちょっと苦しい展示ですよね。
今の時期は花が咲いていないものばかりですから、仕方が無いのですが、ホウオウホクの花は実物を見てみたい。
孔雀に見えましたか。
長さん
やはり孔雀派ですか。ちょっと分り難い図柄ですよね。
鳳凰木は世界三大花木の一つですから、どこかで見たいものです。
nobara
裾に広がる様子など・・
クジャクに見えないこともない?
だけどヒントが南国の鳥?で悩みますね。
ホウオウボク、沖縄で見たことがあるような?
ドリームセンターだったかな。
きっと沖縄旅行でご覧になれるかも。
長さん
黄色い部分がトサカですか、なるほどね。中央上部のハボタンが目に見えなくも無いけれど、難解です。
熱帯ドリームセンターには何度か行っているのですが、ホウオウボクはありませんでした。海洋博公園の中に植えてあるのは分っているので、8月頃なら見ることができるでしょう。
ジュン
鳥に関するお花が多いのに驚きました
たまごの木可愛いですね
長さん
ホウオウボクは世界三大花木と言うことですから、実際に咲いているところを見てみたいですね。
タマゴノキ、実は可愛いですが、酸味が強く、あまり美味しくないそうです。
はるる
いいアイディアです。
たまごの木、なんておもしろいのでしょう。
名前から興味をもってしまいます。
最後のラン、豪華ですね。
心
パンジーのタペストリー、幾株あるのでしょうか見事ですね~。
クジャクのように見えますが・・。
キウイフルーツもそうなんですね(笑)
鳳凰木は、沖縄でご覧になれるかと・・。
初めての沖縄で出会った鮮やかな花、名前を調べて鳳凰木と分かりました(笑)
花後には大きな豆が出来てました。
長さん
植物館の入口にはいつも花のタペストリーがあり、定期的に更新しているようです。
タマゴノキ、その実はちょっといびつな球形で、いわゆる卵形じゃないんです。
長さん
パンジーの鉢はざっと数えたところ15x20=300くらいでしょう。パンジーは安いので投資が少なくて済む(笑)。
初めて行った沖縄でホウオウボクの花に出合うとはラッキー。豆果は長かったでしょう。