「平成29年 酉の名の付く植物展」がエントランスホールと廊下で開催されていました。
2回に分けてその展示を紹介します。この酉は、鶏だけでなく鳥一般をさすようでした。
鶏頭 (ヒユ科)
ドライフラワーですが、鶏のトサカに見立てたのはご存知の通り
酉年だから、真っ先に上げなきゃいけませんね
子持ち孔雀ヤシ (ヤシ科)
名の由来は、葉の形が孔雀の羽に似て二回羽状複葉だから
英名をBurmese fishtail palmと言い、確かに魚の尾びれに似ている
単幹にならず、株立ちするので、別名株立ち孔雀ヤシとも
折鶴蘭 (キジカクシ科)
ランナーの先に出来る子株が折り鶴に似ているからですね。ポピュラーな
植物ですが、原産が熱帯アフリカから南アフリカだってご存知でしたか?
フラミンゴフラワー (サトイモ科)
アンスリウムという名で知られていますが、英名がフラミンゴフラワーです
フラミンゴでは、他に、セリフラミンゴ(セリの斑入り品種、左下)や
アロエ・フラミンゴ(アロエの交配種、右下)が展示されていました

鷹の爪 (ナス科)
なるほど、そう来ましたか
不死鳥 (ベンケイソウ科)
多肉植物の「子宝草」(写真左)と「錦蝶」の交配種です
細い葉先に出来た子株が落下して、いくらでも増えます
常緑で、暑さや乾燥に強い、丈夫すぎる生命力から名付けられました
1月24日撮影。
(つづく)
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サンシャインシティ「世界のらん展2017」にて(その13)
「第56回 全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ 世界のらん展2017 ~温室がなくても蘭~」(1月5日~9日開催)で見たランの中から紹介しています。
カランセ ルベンス
Calanthe rubens
堀江 勲さん(宇都宮蘭友会)
原産はタイ、マレー半島、ベトナム、フィリピン
種小名のルベンスは、「赤色の」という意味で、基本種の花色は淡赤紫色
リップに少し赤紫が残るものは見たことがあるが、ほぼ純白は初めて見た
< 日本ワルケリアナ協会賞 >
ロシオグロッサム ロードン ジェスター
Rssgls. Rawdon Jester (Rossioglossum grande x williamsianum)
吉田雅彦さん(全日本蘭協会)
黄色に茶色の縞模様が面白い
デンドロビウム チャノク ピンクストライプ
Den. Chanok Pink Stripe 'Oki'
佐藤春雄さん(全日本蘭協会)
名の通り、ピンクの縞模様。リップが花弁状になっている
1月9日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
アンスリュームは中々覚えられない名前です。
この花に似た白い花はスパテフィラムでしたね。この二つはフラワーパークに行くと何時も見るのですが名札を見てしまいます。
nobara
面白いですね。
鷹の爪には大笑いしました。そ~ き鷹?ですね。
不死鳥はキンチョウの交配種?
沖縄の石垣にピュンピュン。立っていますよね。
とっても不思議な植物だと印象に残りました。
寿々木
イッシー
そうきましたか。
色々なラン、見ごたえありますね。
無門
鷹の爪ですか
盲点でしたね
なるほど
eko
鷹の爪ね~そうきましたか(笑)
色々なランの花は綺麗で、見応えありますね。
river
ランは卒業して手を出さないつもりでしたが今日小さなシンビジュウムを1鉢買ってしまいました。
長さん
フラミンゴフラワーと言われれば、なるほどなと思います。
スパティフィラムもサトイモ科で、アンスリウム同様、仏炎苞が特徴ですね。
長さん
そ~き鷹!座布団1枚です。タカノツメはウコギ科の樹木にも同じ名前がありました。
錦蝶はカランコエ・デラゴネンシスの園芸名だそうです。沖縄でご覧になりましたか。沖縄に行く予定があるので、注意してみます。
長さん
ケイトウをドライフラワーにする発想はなかったです。面白いですね。乾燥剤でも利用したんですかね。
アンスリウムは白やピンク、黄色っぽいものまであり、温室展示の定番ですね。
長さん
酉年の年頭企画なんですね。来年は戌年、イヌと名がつく植物は沢山あるからどんなてんじがあるのか楽しみでもあります。
長さん
鷹の爪って、実のことだけじゃ無く、れっきとしたトウガラシの一品種名なんですって。
長さん
鶏頭がドライフラワーになっているのなんて、初めて見ましたよ。
鷹の爪で唐辛子が展示してあったのには笑っちゃいました。
長さん
植物名を身近な鳥に例えたものは沢山ありますね。次回は何が出てくるか、お楽しみです。
シンピジュームを買っちゃいましたか。誘惑には勝てませんでしたね。
心
『酉の名の付く植物展』では様々な植物が・・。
鶏頭、折鶴蘭、不死鳥、鷹の爪には、なるほどです(笑)
子持ち孔雀ヤシは、初めて見せて頂きました。
『世界のらん』蘭は本当に美しいですし種類も多いですね。
月奏曲
全然今回とは関係ないお話なのですが今日電車乗ってたら来月東京ドームで世界ラン展開催するみたいで…日本大賞?だっけかな?
ランの世界の規模の大きさにちょびっとびっくりw
なおさん
秘密結社鷹の爪などというアニメもあり、鷹の爪も人気ですねえ。
shuuter
地元京都の蘭の会が蘭展を開いていました。
植物園も春への動きが鈍く ネタ探し 四苦八苦です。
早く暖かくなり野山を駆けずり回りたいです。
長さん
酉年ならではの企画ですね。私も子持ち孔雀ヤシは初めて見ました。次回にも初めて見たものが登場します。
ランの花はまだストックがあるので、もうしばらくお付合い下さい。
長さん
普段見たことがない鳥の名がつく植物が見られました。鷹の爪は笑えますね。
世界らん展日本大賞というらん展で、日本では最大級のらん展です。入場料が高いのに、大混雑です。それでも行きますけど(笑)。
長さん
酉にまつわる面白い企画で、今まで知らなかった植物に出会えたのは収穫でした。
へー、秘密結社鷹の爪なんてアニメがあるんですか。アニメは全くと言って良いほど見ないので知りませんでした。
長さん
らん展をご覧になりましたか。府立植物園の割には出展が200鉢程度とはちょっと寂しい感じがします。
ロシアンブルー
酉に因んだ植物、何の気なしに見ていますが集めてみると面白いですね。
家の子宝草、外と家の中とも元気にどんどん葉が出て子供も増えています。
面白い多肉植物です。
すーちん
開催側もいろいろ知恵を絞
っての展示ですね
鷹の爪もそうですねー^^
長さん
我が家にも行きつけの床屋さんからもらってきた子宝草がありました。鉢の中に子供がたくさん出来た上、大きくなりすぎて処分されてしまいました。
長さん
鳥の名がつく植物は多いですね。トウガラシの鷹の爪は意外だったので、笑っちゃいました。
りりい
オリヅルランが南アフリカ原産だったとは、へ~~って、感じがしました。
それと、アンスリウムの別名が、フラミンゴフラワーだということも初めて知りました。
家にある花たちなので、家族にも教えてあげたいと思いました。
長さん
4,5年前の1月に行った時は干支にちなむ植物展は行われていませんでした。最も酉以外で名がつく植物と言ったら、猿、羊、そして、来年の犬くらいでしょうか。
折鶴蘭は日本的な植物ですが、南アフリカ原産とは意外ですね。お宅でもアンスリウムが咲いているのですね。
はるる
白いラン、花びらがきれいですね。
長さん
干支が名前に付く植物は酉と戌ぐらいでしょうか。時季を得た面白い企画です。鷹の爪は笑えますね。タカノツメという木もありますが、タカノハススキを展示して欲しかった。