「第56回 全日本蘭協会洋らん展 サンシャインシティ 世界のらん展2017 ~温室がなくても蘭~」(1月5日~9日開催)での受賞作品を紹介しています。今回はその3回目です。
< 日本洋蘭農業協同組合賞 >
カトレア マザーズ・ライフ
C. Mother's Life 'Fujiwara'
原 幸康さん(全日本蘭協会)
爽やかな花色です
< 日本・蘭協会賞 >
パフィオペディルム プレスタンス
Paph. prestans 'Shuu'
桜井 一さん(全日本蘭協会)
ニューギニア北西部とインドネシア北西部に原生する着生種
< 台湾蘭花産銷發展協会賞 >
ファレノプシス ルデマニアナ
Phal. lueddemanniana
伊東忠夫さん(全日本蘭協会)
フィリピンの標高300~600mの雨林に原生する着生蘭
属名は「蛾のような」という意味だそうだ
< 東京オーキッド・ナーセリー賞 >
パフィオペディルム交配種
Paph. Hellas 'Westonbirt' x Martien 'Chikako'
寺田昭廣さん(日本パフィオペディルム研究会)
< OGgarde賞 >
カトレア ワルケリアナ
C. walkeriana 'Rosa Silvestre'
久保田展可さん(足利蘭友会)
人気の高い品種で、ブラジルでは「セラードのプリンセス」と呼ばれる
セラードとは、ブラジル中央部のサバンナ気候地域にみられる植生のこと
< 松本洋ラン園賞 >
セラトスティリス フィリッピネンシス
Ceratostylis philippinensis 'Rio Arroz'
米川勝利さん(宇都宮蘭友会)
フィリピンの標高700~2100mの林に自生する、ミニチュアの着生種
< 北軽ガーデン賞 >
パフィオペディルム グラトリキシアナム
Paph. gratrixianum
安藤美恵子さん(川崎洋蘭クラブ)
ラオス~ベトナムの標高900~1,200mの雲霧林に原生する着生種
< 埼玉洋蘭会賞 >
カトレア ワルケリアナ ティポ
C. walkeriana tipo 'Akiko's Smile' AM/AJOS
佐藤悦朗さん(全日本蘭協会)
非常に形が良い花でした
カトレア マザーズ・ライフ
C. Mother's Life 'Fujiwara'
原 幸康さん(全日本蘭協会)
爽やかな花色です
< 日本・蘭協会賞 >
パフィオペディルム プレスタンス
Paph. prestans 'Shuu'
桜井 一さん(全日本蘭協会)
ニューギニア北西部とインドネシア北西部に原生する着生種
< 台湾蘭花産銷發展協会賞 >
ファレノプシス ルデマニアナ
Phal. lueddemanniana
伊東忠夫さん(全日本蘭協会)
フィリピンの標高300~600mの雨林に原生する着生蘭
属名は「蛾のような」という意味だそうだ
< 東京オーキッド・ナーセリー賞 >
パフィオペディルム交配種
Paph. Hellas 'Westonbirt' x Martien 'Chikako'
寺田昭廣さん(日本パフィオペディルム研究会)
< OGgarde賞 >
カトレア ワルケリアナ
C. walkeriana 'Rosa Silvestre'
久保田展可さん(足利蘭友会)
人気の高い品種で、ブラジルでは「セラードのプリンセス」と呼ばれる
セラードとは、ブラジル中央部のサバンナ気候地域にみられる植生のこと
< 松本洋ラン園賞 >
セラトスティリス フィリッピネンシス
Ceratostylis philippinensis 'Rio Arroz'
米川勝利さん(宇都宮蘭友会)
フィリピンの標高700~2100mの林に自生する、ミニチュアの着生種
< 北軽ガーデン賞 >
パフィオペディルム グラトリキシアナム
Paph. gratrixianum
安藤美恵子さん(川崎洋蘭クラブ)
ラオス~ベトナムの標高900~1,200mの雲霧林に原生する着生種
< 埼玉洋蘭会賞 >
カトレア ワルケリアナ ティポ
C. walkeriana tipo 'Akiko's Smile' AM/AJOS
佐藤悦朗さん(全日本蘭協会)
非常に形が良い花でした
1月9日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
寿々木
セラトスティリスなどはランとは思えないような葉です。
長さん
今年は昨年の受賞作品より品種にバラエティがありました。
セラトスティリスのように小さい花が咲くランは細い小さな葉を持つ品種が多いようです。
イッシー
種類ごとに味わいが違うのですね。
信徳
ランは開花時期が長いので他の花よりも楽なんでしょうが優秀なものばかりでタイミングもバッチリなんでしょうね。
ここは全日本ラン協会だから日本からのだけですね。
ドームは世界ラン展でしたね。今年も日本と台湾の最優秀賞争いになるのでしょうか・・・
river
パフィオペディルム グラトリキシアナムは2日前の笠小富江さんのものが形が良いようです。
月奏曲
カトレア マザーズ・ライフはお花らしい可愛らしさでパフィオペディルム プレスタンスはスッキリした凛々しさみたいな感じかな?
パフィオペディルムは結構存在感ある感じで面白いです。
なおさん
その一方でごく小ぶりな可愛らしいランもまた面白いですよね。さまざまな変異があるのがたのしいですね。
shuuter
標高の高いところに咲くらんは耐寒性がるものが多いようですね。
カトレアも 高いところに咲くものが多く育てやすいものがあります。
長さん
蘭は種類ごとに違いがあり、同じ種類でもバラエティがあり、更にその変種がありますから、見比べてみると面白いですよ。
長さん
らん展に出展しようと思う人たちはかなり前からその審査日に合せて最高の花が咲くように調整するのだそうです。しかし、それが成功するとは限らないのが生き物の世界です。
東京ドームは世界らん展日本大賞とあるように、日本の方の出展が圧倒的です。海外からだと運んでこなければならないという、大きなハンデがありますよね。
長さん
カトレア マザーズ・ライフは個体によって色が異なるものがあるようです。ネット画像には全体が白っぽい物もありました。
笠小富江さんのパフィオペディルムは優良賞に選ばれるだけのことはありますね。
長さん
今回の投稿はカトレアやパフィオペディルムというポピュラーな品種が多かったですから、分かり易かったでしょう。
パフィオペディルムは袋状の唇弁が特徴、この属名は「女神のスリッパ」を意味するんです。
長さん
カトレアがないらん展なんてあり得ないほどで、やはりランの女王ですね。
一方、セラトスティリス フィリッピネンシスは花径が1cm程しかないですが、しっかりランの花の特徴を備えています。
長さん
~温室がなくても蘭~は今回のらん展のキャッチコピーですが、カトレアやパフィオペディルムは温室が無くても育てられますよね。良い花が咲くかどうかは別ですが・・・。
標高の高いところに分布するランは、逆に温室だと暑すぎて不味いですよね。
eko
パフィオペディルムも細身からぽってりしたものまで様々あって面白いですね。
ミニチュアのランも花が沢山付いて可愛らしいですね。
行き当たりばったり
いやはや、今回も素晴らしい
パフィオペディルム プレスタンス、切れ味のいいシャープな印象?好きな模様です
長さん
カトレア マザーズ・ライフはシックな色合いで、素敵です。命名者の母親は素敵な人だったのでしょうね。
今回はパフィオペディルムだけの展示コーナーがあって、様々なタイプの作品が並べられていました。
小振りな花が咲くランを好んで育てておられる方もいらっしゃるんですね。
長さん
パフィオペディルム プレスタンスがお気に召しましたか。1本の茎に複数の花を咲かせるタイプでは美しい方だと思います。
mori-sanpo
一方、パフィオペディルム プレスタンスは 風格がありますね。
長さん
カトレアにはフリフリの花弁のものと、今回のようなすっきりしたタイプがありますが、それぞれにバラエティがあります。
パフィオペディルム プレスタンスは会期までに花を全て完全に開花させなければならないので、調整が大変だと思いました。
すーちん
手をかけて育てた蘭
甲乙付け難いでしょうね
長さん
それでも、審査員は甲乙を付けなければならないので、大変ですよね。
nobara
フィリピンの標高のある林に咲くのですか@@
こんなミニチュアだと心が動きます。
大会などに出品するのはその時期に合わせるだけでも大変なご苦労でしょうね。
蘭って高嶺の花かと思い込んでいましたが
この頃はアレンジにも使われますよね。
それでもやはり高価ですけどね。
長さん
セラトスティリス フィリッピネンシスは大きくなるよりは、小さくてもいいからより繁殖するという選択をしたのでしょうね。
我が家のシンビジウムは12月下旬に咲き始めましたが、同じ鉢でも今頃花茎が上がってきた株がありますから、開花時期のコントロールは難しいと思います。
ランの切り花は高いですよね。
無門
派手なカトレア系の花
数ミリの花まで
蘭はどの花も
見ごたえがありますね
ジュン
どれも素晴らしく
見応えがありますね
shizuo
やっぱり「華麗さと高級感」が。
洋ランの代名詞、“カトレア“、いいですね~♪
潅水、置き場所、肥料…、
出展者の苦労や努力の跡がうかがえます、
並ぶどの“らん”も。
撮り甲斐がありますね、長さん^^。
長さん
今回のらん展でも小さな花が咲く品種が出展されていましたが、小さくてもちゃんとランの花の特徴が出ているので面白いです。
長さん
今回はカトレアやパフィオペディルムといった有名な品種が多かったので、馴染みがありますね。
長さん
カトレアのような品種でも、同じ学名ながら個体ごとに花の形や色が少しずつ違いますから、愛好家の楽しみも増えるわけです。私たち素人はそこまで深くは観賞出来ませんが、努力の結晶を写させてもらっています。
はるる
属名は蛾のような、そう言われればそんな風に見えます。
おもしろいですね。
セラードのプリンセス、すばらしい。小さい花もすごいです。
長さん
カトレア マザーズ・ライフは唇弁の色がどぎつくないのが良いです。
ファレノプシス ルデマニアナ、こんな綺麗な蛾なら歓迎しちゃおかな(笑)。
カトレア ワルケリアナはカトレアの中でも銘花です。