宿根ネメシア
オオバコ科ネメシア属の多年草 (背後はハボタン)
カルーナ・ブルガリス
ツツジ科ギョリュウモドキ属の常緑低木。一属一種
原産はヨーロッパから南西アジア
別名:ギョリュウモドキ、ヘザー、カルーナ、ハイデソウ
プリムラ・ジュリアン、プリムラ・マラコイデス
サクラソウ科サクラソウ属の多年草
マンリョウ、シロミノマンリョウ
サクラソウ科(またはヤブコウジ科)ヤブコウジ属の常緑小低木
1月10日撮影。
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アメリカ大陸の原種ラン(その8)
つくば蘭展(昨年12月10日から18日まで開催)の第二会場で見たアメリカ大陸の原種ランたちです。
エピデンドルム アビキュラ
Epidendrum avicula (= Lanium avicula)
アマゾン川流域(エクアドル、ブラジル、ペルー)の
標高500~11450mの熱帯雨林に自生する着生種
エピデンドルム ラニペス
Epidendrum lanipes
アマゾン川流域(エクアドル、ボリビア、コロンビア、ペルー)の
標高700~1500mの熱帯雨林に自生する着生種
エピデンドルム属
中南米に約700種が分布する着生ラン。カトレアとは近縁にあたる。
自生地は低地から高地までと広く、性質や形状は大きく異なる。
ステリス タランツラ
Stelis tarantula (= Pleurothallis tarantula)
コロンビア、エクアドルの熱帯地域に自生する着生種
花茎を葉の裏に伸ばし、小さな黒い花を咲かせる(花弁に毛がある)
種名は毒蜘蛛のタンランチュラをイメージしたものか?
ステリス クアドリフィダ
Stelis quadrifida (= Pleurothallis quadrifida)
メキシコ~コロンビアの広い範囲に分布する着生種
黄色い小さな花で、レモンに似た香りがある
ステリス ケフェレスティニアナ
Stelis kefersteiniana
ベネズエラ~ペルーの熱帯雨林に分布する着生種
茶色ないし黄色の花を下向きに咲かせる
ステリス・種名不詳
Stelis sp.
熱帯アメリカに分布する着生種
ステリス属
メキシコ~西インド諸島、ボリビア、ブラジルに分布する着生ランで、約370種が確認されている。花茎は茎の先端からでて、多数の小さな花をつける。
(シリーズ終了)
この記事へのコメント
寿々木
信徳
花がないないと思いながらも結構な草花が咲いているんですね。
ここ2~3日の厳しい寒さで凍りつかなければ良いですが・・・
我が家でもベゴニアなどは玄関先に取り込んでいます。
river
マンリョウやセンリョウは正月の縁起物としてたくさん売られていましたが年が明けて半額で売られていました。
イッシー
原種の方が素朴で面白いかもしれませんね。
月奏曲
でもこれくらいのほうが落ち着きはあると思うんですが…
鑑賞用のはど派手すぎて…w
すーちん
白のマンリョウは初めて見ました
キンギョソウ、種をまいたものは
咲くまでにまだかかりそうです
nobara
これでも花?なのかしら・・・
葉の裏に咲いてるように見えるので
何かのタマゴかしら、なんて思いました。
キンギョソウ⇒宿根ネメシア?のように思います。
同じオオバコ科でよく似ていますね。
nobara
eko
縁起物のマンリョウ紅白で見られて良いですね。白いマンリョウはあまり多くは見かけません。
アメリカ大陸の原種ラン今回もユニークですね。ステリス タランツラは花とは思えません。毒グモそのものに見えます。
shuuter
近所でも見かけます。
飾り気のない素朴なところがいい花です。
プリムラ いろいろな品種ができているようですね。
K.たじまん
長さん
近所を歩いていてもミニのハボタンを寄せ植えしているお宅をよく見かけます。いずれおおきくなるのでしょうが・・・。
縁起物はシーズンを過ぎれば安くなりますね。シロミノマンリョウもそんな運命でしょうか。
ロシアンブルー
2番目の花鉢を板橋熱帯環境植物館で買いました。
ステリスタランツラはあの毒蜘蛛のイメージでしょうか。
何だか色もグロテスクな感じの花で薄気味悪いですね。
長さん
群馬より暖かいせいか、まだまだ花は見られますよ。
今朝は寒かったですね。バイクや自転車のサドルに霜がびっしりでした。でも、我が家のビオラやプリムラ・マラコイデスなどは元気です。
長さん
カルーナ・ブルガリスは昨年買ったものらしく、真新しい名札が刺さったままで、まだミニサイズでした。
今朝は氷が張るくらい寒かったので、妻がエリカを室内に取り込んでいました。大丈夫なのになー。
縁起物の植物は安く売られていますね。
長さん
華やかなランも良いですが、素朴な原種もそれなりに魅力があります。ちょっと変なのも多いですけどね。
長さん
やはり見栄えが良い原種はそれなりに改良されたり、交配に使われますが、今回紹介したような種類は商業ベースには乗らないでしょうね。
長さん
シロミノマンリョウ、見たのはこれで3回目くらいです。キミノマンリョウというのもあるらしいです。
スミマセン、キンギョソウじゃなく、宿根ネメシアでした。
長さん
ステリス タランツラ、毛が生えていますが、目を近づけたらちゃんと花の形をしていました。葉の付け根からちょっと下の辺りから細い花茎が伸び、それが葉の裏側に伸びて花を咲かせるという、変わり者です。
宿根ネメシアですよね。勘違いしました。ご指摘、恐縮です。ネットでは。園芸種名までは確認出来ませんでした。
長さん
ビオラやパンジーを始め、サザンカ、プリムラ、etc、色々咲いています。今朝は氷が張るくらい冷えましたから、これからどうなるでしょう。
シロミノマンリョウはまだ珍しい部類でしょうね。
ステリス タランツラ、毛が生えていて、命名者はタランチュラという毒蜘蛛をイメージしたのでしょう。
長さん
本物のサクラソウは滅多に見かけませんが、プリムラ・マラコイデスを植えているお宅は多いです。
長さん
冬に咲く花は、ある程度耐寒性を持っているし、改良がなされているので、南関東では花が絶えるということはありません。
今日もウオーキングをしながら見てきましたが、ウメの開花はまだ先のようです。
mori-sanpo
形は確かに毒蜘蛛のような雰囲気を感じます。
ステリス属の着生ランは370種も確認されているんですね。
長さん
カルーナ・ブルガリスをお買い求めになりましたか。近所ではこの白と、ピンクの花を見かけましたが、園芸種の花色は豊富なようです。
ステリス タランツラ、毒蜘蛛を連想させますね。毛が生えていますが、実際は小さくて可愛い花ですよ。
なおさん
プリムラ・メンコイデス??も花盛りのようで、ひと足早く春の訪れを感じられるようです。この冬最強の寒波襲来、ということで植物も大変なことでしょう。
マンリョウの実も紅白であると、よりおめでたいですね。うちの庭にも紅白で揃っています。
ランも派手で艶やかなものばかりでなく、渋いもの、面白いものもいろいろで楽しみが深いですよね。
長さん
ステリス タランツラ、よく見ると花弁がちゃんとあるのですが、黒いし、毛が生えているしで、毒蜘蛛みたいな感じがしますよね。
長さん
裏日本や北日本では寒さが厳しいから花がなくなるかも知れませんが、南関東は花が絶えることはありませんね。でも、今朝は寒かったですね。外壁に吊した温度計が初めて0℃を下回りました。
なおさん宅でも紅白のマンリョウがあるのですね。
ステリス属のような原種がみられるのはつくば植物園ならではです。
うふふ
紅白のマンリョウが見られましたか。
白い実はなかなか見つけられません。
ラッキーでしたね。
原種ランはいろいろな種類があって驚きます。
ステリス タランツラはお花とはとても思えませんね。
珍しいものを見せていただきました。
長さん
シロミノマンリョウを植えているお宅、赤い実のマンリョウがなかったのがちょっと残念。
ステリス タランツラは毛が生えた黒い花なので、ちょっと見、虫みたいに見えますよね。
はるる
ランは珍しいものがたくさんあって目の保養にもなります。
長さん
花を戸外で咲かせているのは、花好きのお宅が多いのかも知れませんね。嬉しいことです。
蘭は原種だけで2.5万種類もあるそうで、毎年初めて見る品種に出合います。