シロバナオオベニゴウカン、ベニマツリ、ブッソウゲ、ベニサンゴバナ

新宿御苑の大温室にて（２）　11月22日
　今回は、新宿御苑の大温室で見た赤い花と白い花を取り上げました。

シロバナオオベニゴウカン （白花大紅合歓）


↑　左上の実はパパイヤ　　　　糸状に伸びているのは雄しべ　↓


マメ科カリアンドラ属の熱帯性常緑低木
オオベニゴウカン（ボリビア、ペルー、
ブラジル原産）の園芸品種

右はオオベニゴウカン
2014年3月4日
清水公園花ファンタジアにて



ベニマツリ （紅末莉）


末莉はジャスミンのことで、ベニマツリも花に芳香がある

アカネ科ベニマツリ属の常緑低木
原産は中南米（キューバ～パナマ）


ブッソウゲ （仏桑花）



アオイ科フヨウ属の低木。いわゆるハイビスカスの一種
扶桑花、仏桑華とも書く。沖縄では赤花ともいう


白花ブッソウゲ （白花仏桑花）





ベニサンゴバナ （紅珊瑚花）



キツネノマゴ科パキスタキス属の常緑低木
原産は南アフリカ。別名 パキスタキス・コッキネア

サンゴバナ（キツネノマゴ科キツネノマゴ属）とは別種

下は、サンゴバナ（2013年11月、夢の島熱帯植物館で）

　次回も、大温室で見た花などを紹介します。
　（つづく）

Comments

[イッシー]

紅白そろい踏みが見事ですね！
シロバナオオベニゴウカンはいかにも熱帯の花という感じです。

[shuuter]

温室のおなじみの花が並びましたね。
冬季は温室のせわにならざるをえません。
温室のカタカナの名前苦手です。
しばらく我慢です。

[長さん]

イッシーさん、コメントありがとうございます。
赤・白としましたが、正確には赤・橙・白ですね。
シロバナオオベニゴウカンは熱帯性ですから、日本では温室でないと育ちませんが、沖縄では地植えで咲いていました。

[長さん]

shuuterさん、コメントありがとうございます。
京都市植物園でも咲いている花だと思います。
和名のない植物は学名のカタカナで書かざるを得ませんね。

[K.たじまん]

白と赤いずれも棄てがたく良いものですね！お花には本当に癒されます。お花だけで毎日これだけの情報を凄いです。
愛犬のチョコが１６才で亡くなってから間もなく５ヶ月ですが、お花は欠かしていません。

[river]

オオベニゴウカンはよく見るのですがシロバナオオベニゴウカン は見たことがありません。日本の合歓(ネム)の近縁種ですから花が良く似ています。
　ブッソウゲも赤花はごく普通に見るのですが白花ブッソウゲ は随分雰囲気が違いますね。

[nobara]

仏桑花・ぶっそうげって呼び方好きなんです。
なんといっても風鈴仏桑花が」いいですね～
シロバナオオベニゴウカンが愛らしいです。
博多駅ビルの室内で咲いていました。
PhotoPadは有料に切り替わる日、限定で50％オフで約30米ドルでした。それぐらいなら仕方ないかなと思いましたが落ちるときのレートが高かったです。
Photoshop、搭載したのでそれを使えればいいのですが。どうしても使いこなせません。チンプンカンプンで！！

[長さん]

K・たじまんさん、コメントありがとうございます。
赤が良いか白が良いか、日本人はとかく白黒を付けたがる（笑）。
チョコちゃんが亡くなったのですか。それは知りませんでした。ご愁傷様です。

[長さん]

riverさん、コメントありがとうございます。
内地の植物園ではシロバナオオベニゴウカンを展示しているところは少ないようです。沖縄の植物園ではオオシロゴウカンとしてありましたが、オオベニゴウカンの白花種だから、シロバナオオベニゴウカンが正しいようです。
白花ブッソウゲは私も初めて見ました。ちょっと違和感がありますね。

[長さん]

nobaraさん、コメントありがとうございます。
仏桑花は、古くは扶桑花（華）と書いたそうで、それが訛ったのだそうです。南方では仏前に供える花だから「仏」と書いたとの説もあるそうです。実は、今日も大温室に行ったのですが、シロバナオオベニゴウカンがたくさん咲いていました。
Photoshop、難しいですか？最初はクイックモードやガイドモードで始めるのが良いようです。私はPhotoshopとPhotoscapeの両方を使っていますが、慣れれば簡単なんですがねー。

[なおさん]

ベニゴウカンやシロバナオオベニゴウカンは、紅白歌合戦の応援に出てきそうな、チアリーダーの持っていそうなポンポンのようですよね。

　そのほかの紅白の花も良いですね。あちこちの温室もこれから真冬になるとありがたいですよね。

[eko]

シロバナオオベニゴウカン初めて見ます、赤色とは趣が違いますね。
ブッソウゲの紅白の花も綺麗ですね。
温室の花は寒い時期楽しめて良いですね。

[長さん]

なおさん、コメントありがとうございます。
ベニゴウカンやシロバナオオベニゴウカンは柔らかそうなしべが丸く伸びて、ポンポンを思わせますよね。西洋人はこれをご婦人の使うパフに見立てて、シロバナオオベニゴウカンをホワイト・パウダー・パフと言うそうです。
温室は冬のネタ切れ時の強い味方です。

[長さん]

ekoさん、コメントありがとうございます。
たまたまブッソウゲが紅白で咲いていたので、シロバナオオベニゴウカンも手持ちの画像を合せて紅白で並べてみました。
冬枯れ時、これからも温室の花を取材に行きますよ。

[月奏曲]

昨日の拝見した限りでは『小さくなってしょぼくなった』と予想したのですがけっコ色々咲いていて綺麗ですね。

てか最初の『パパイヤみたいな実がなる木だな』と思ったらパパイヤだったｗ

[長さん]

月奏曲さん、コメントありがとうございます。
小さいながらも、結構展示スペースはありますよ。特に、12月4日まではらん展が開催されているので、とても華やかになっています。私は今日行ってきましたが、是非お出かけ下さい。

[ロシアンブルー]

大温室の花類、普段なかなか見ることがありませんがオオシロバナゴウカンも初めてです。
白花ブッソウゲもおおきな花でスッキリ、爽やかな花ですね。
赤花ブッソウゲは以前大温室で見たことあります。

[夕焼け]

ハワイでよく見かける花のように思います。
長さんコメントありがとうございます。
勇気を出して手術する方向で過ごすことにします。
今月は23日から1月1日まで沖縄旅行を予約していますので、出来れば1月の早いうちに実行できれば幸いと考えています。

ブログの話とかけ離れましたがいつもありがとうございます。

[寿々木]

冬は暖かい温室が南国風に賑やかでいいです。オオベニゴウカン、赤花、白花共に沖縄東南植物楽園の露地植えで茂っていましたね。再度訪れたいと思っているのですが・・

[長さん]

ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
私みたいに花好きの人以外は、温室の花を年に何回も見に行く人はいませんよね。関東地方の温室で、シロバナオオベニゴウカンの展示は少ないと思います。白花ブッソウゲも珍しいですね。

[長さん]

夕焼けさん、コメントありがとうございます。
今回ご紹介した花はハワイでもご覧になれるかも知れませんね。
現在は私が手術した頃より技術が向上しているでしょうから、手術は心配ありません。術後1週間くらい寝返りは禁止で、寝たまま食事をしなきゃならなかったのが苦痛でした。

[長さん]

寿々木さん、コメントありがとうございます。
オオベニゴウカンの赤白、私も東南植物楽園で見たのが最初です。面白い花だなという印象でした。復活した東南植物楽園を訪れたのは2014年1月末でしたから、もう3年近く行っていないことになります。植物が充実していると良いですね。

[ジュン]

オオベニゴウカンは
温室で見ましたが
白もあるのですね
サンゴバナ可愛いですね

[長さん]

ジュンさん、コメントありがとうございます。
オオベニゴウカンの白花種は園芸種だからか、植物園の温室では展示するところが少ないようです。
サンゴバナ、珊瑚に似てないけれど、色が似ているから良いか（笑）。

[はるる]

温室の花って珍しいものばかりです。
入ってまずわーっと声をあげてしまうほどです。
紅白取り揃えてあるのも嬉しいですね。
華やかな気分になりました。

[長さん]

はるるさん、コメントありがとうございます。
植物園、特に温室は普段では見ることの出来ない植物に出会えることが魅力です。初めて見る植物に出会うと嬉しくなってしまいます。紅白の仏桑花は隣り合わせて植えてあったら良いと思いました。白の方はちょっと目立たない場所にあるんですよ。