膵腫瘍摘出/入院の記(その7) 手術前検査について(その1)

 今回は入院直前の検査について記しておきたいと思います。
 入院の約1ヶ月前から胃カメラと大腸スコープの検査を受けました。私の疾患である膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)は消化器系の膵臓にできたものなので、手術前に消化器系の疾患を見つけておくためなのでしょう。
 写真は、内視鏡室の受付と胃カメラの検査室ですが、検査結果は良好でした。
画像画像

 大腸スコープは胃カメラの1週間後に行われました。
画像 経験した方はご存じでしょうが、検査前に大量の下剤を飲みます。
 写真は、下剤の入った容器と下剤の飲み方の説明図です。15分間で250ccを飲み干すペースで1リットル、500ccの水を挟んで、便が透明になるまで、更に下剤を飲みます。
画像

 この検査、便意を感じたら、素早くトイレに駆け込まないと大変なことになります。
 大腸スコープの検査は検査台の直ぐ傍に大きなモニターがあったので、自分の大腸の中がよく見えました。
 検査の結果、小腸との境目辺りに、2つの小さなポリープ、肛門から8cmほどの所にも小さなポリープが発見されましたが、摘出するほどではないようでした。
 同日、心電図と呼気機能検査が行われました。これは手術中の管理のために必要なデータをとるためですが、問題はありませんでした。写真は、それぞれの検査の受け方です。
画像画像

 この3日後に、CTスキャナーの検査を受けましたが、それは次回に。
 (つづく)


この記事へのコメント


この記事へのトラックバック