プラハ歴史地区観光⑨・・・パジージュスカー通り、ユダヤ人地区、芸術家の家など

中欧5カ国8日間旅行(26) 旅行4日目(6月7日…その9)
 プラハの銀座通りとでもいうヴァーツラフ広場から旧市街に戻ってきました。
 聖ミクラーシュ教会の右手から北へ延びるパジージュスカー通りを北方面へ歩きます。下の写真は、パジージュスカー通りから旧市街広場に入ってきた観光馬車です。
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 聖ミクラーシュ教会はコンサートで使われているらしく、中には入れませんでした。
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 パジージュスカー通りは高級ブランド店がずらりと並んでいました。1枚目の写真で、角の店はカルティエ。
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 赤い屋根の建物、1階はエルメス。
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 クラシックカーで観光する人たちも見かけました。角の店はプラダ。
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 プラダの店のあたりで左折するとユダヤ人街に入ります。
 屋根の切り妻の形が面白い「旧新シナゴーグ」です。1270年頃に建てられたヨーロッパ最古のシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)。初期のゴシック建築。建設当時は新しいシナゴーグだったが、16世紀以降、次々に新しいシナゴーグができたため、「旧新シナゴーグ」と呼ばれるようになった。
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ユダヤ教を象徴するダビデの星     付近には土産物店が並ぶ
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 「儀式の家」(1912年に建てられた、ユダヤ教の儀式のためのホール。死体置き場でもあった。現在は、ユダヤ人の生活の様子がパネル展示されている)。右手の林の中には「旧ユダヤ人墓地」がある。
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 ヒットラーは、“絶滅した民族の博物館”として、プラハのこの地区を残すことを決定、当時の占領下の国々から貴重な品々をここに収集した。それらが今、残っているのだそうです。

 ユダヤ人地区を抜けて、ヴルタヴァ川に向いました。
 下は、地下鉄A線のスタロムニェストスカ-駅がある交差点。左下の建物は「プラハ芸術アカデミー」。2枚の写真の間を進むとヴルタヴァ川にかかるマーネスーフ橋(マーネス橋)がある。
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 右上の写真に写っている「ルドルフィヌム」(芸術家の家)をヤン・パラフ広場から撮ったもの。ルドルフィヌムは19世紀後半に建てられた、代表的なネオルネッサンス様式の建物。「プラハの春」音楽祭のメイン会場となっているドヴォジャーク・ホールなどがある。
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 15時頃、ちょっと休憩したかったので、マーネスーフ橋のたもとにある水上レストラン「グロッセト・マリーナ・レストラン」へ。右下の写真の席を案内されましたが、妻の希望で、室内席へ。
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 ヴルタヴァ川越しにプラハ城が正面に見える絶好のロケーションで、30分ほどのんびりしました。
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 ヴルタヴァ川を右手に見て、川沿いの公園の中をカレル橋に向いました。
 間もなくカレル橋で、プラハ城を写しました。手前に遊覧船の船着き場があります。
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 上の写真の左手、カレル橋です。
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 もう一度、カレル橋を渡ってみましょう。
 (つづく)


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 近所の花です。あちこちでトウネズミモチが満開です。
 源じいちゃんさんから、シマトネリコではないかとのご指摘がありました。

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この記事へのコメント

  • 寿々木

    ユダヤ人地区ですか、珍しい。中国人地区というのは沢山有りますが・・
    2016年07月07日 14:55
  • うふふ

    歴史のある街並みを通る観光馬車は絵になりますね。
    ひずめの音が響いてきそうです。
    ユダヤ人街は辛い過去を持っていますね。
    博物館として残されている建物が物語っているように見えます。
    2016年07月07日 16:01
  • nobara

    ヒットラーもこうやって残していたのですね。今のイスラム国みたいに破壊するだけではなくて~~~
    長い歴史のモノも壊す時は一瞬です。
    銀座みたいに高級店がいっぱい並んでいますが、重厚さが違いますね~ 銀座だって場違いな気もしますが。
    こんな景色を眺めながらのカフェでまったりしたいです。
    2016年07月07日 16:43
  • 無門

    こんにちは

    風景を見ていると
    数日間ここで過ごしてみた気分
    心休まるでしょうね
    2016年07月07日 17:00
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    様々な迫害を受けてきたユダヤ人、ここだけが住むのを許された地域だったのです。
    2016年07月07日 18:54
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    観光馬車の蹄の音、カツカツ、カツカルと軽快に響いてきました。
    かつてのユダヤ教徒は狭い地域に押し込められ、土地の所有も許されませんでした。19世紀にやっとプラハ市の一部と認められましたが、さらにヒトラーのユダヤ人刈りですからね。
    2016年07月07日 18:58
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    「ヒトラーは、当時の占領下の国々から貴重な品々をここに収集した」書かれていましたが、「ここではユダヤ人の迫害がなかった」とは書かれていなかったので、辛い思いをしたのでしょうね。
    一流ブランド店が並ぶ通りですが、2階以上はオフィスだったり、住宅だったりするのでしょう。流石に、この通りには、旅行会社おすすめのカフェはありませんでした。
    2016年07月07日 19:05
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    プラハの旧市街は、とにかく見所が多い町です。数泊してゆっくり歩きたいですが、ツアーでは無理ですね。
    2016年07月07日 19:07
  • 月奏曲

    ナチス幹部は少なくとも審美眼は本物だったっぽいですからねぇ…
    根こそぎ美術品かっぱら…ゴホゴホ

    旧市街地橋とかもあって風情がまたw素晴らしい♪

    馬車とかクラシックカーとか小粋(ノ´∀`*)
    2016年07月07日 21:26
  • みっきい

    高級ブランド店が並び、観光馬車、クラシックカーまで、観光客を喜ばせてくれてますね。見所いっぱいプラハの旧市街、夢ですが歩いてみたい気持ちです!!
    水上レストランで一休みですか?川越しにプラハ城が見える場所での30分の一服は何よりでしたね!!
    2016年07月07日 21:44
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    昔、ナチスドイツが美術品を列車でフランスから運び出すのを阻止するパルチザンの闘いを画いた映画がありましたよ。「列車大作戦」とう題名だったかな。
    マーネスーフ橋の写真を貼り付けるのを忘れました。次々回にご覧頂きましょう。
    2016年07月07日 22:00
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    高級ブランド品を冷やかながらブラブラ歩きたいところです…なんて、単なる夢です(笑)。
    水上レストランで飲んだ手作りジュース、2杯でたった600円。安い休憩代でした。
    2016年07月07日 22:13
  • なおさん

    ダビデの星の六芒星は日本では籠目紋として、五芒星同様に強力な魔除けとして、いにしえから利用されていますね。麻の葉の紋も同様ですので興味深いものです。

     トウネズミモチもこれだけまとまって咲くと壮観ですね。
    2016年07月07日 22:14
  • eko

    歴史ある街並みに観光馬車は絵になりますね。赤いクラッシクカーも街並みにしっくり馴染んでいます。
    ユダヤ人街に入ると建物の雰囲気が変わりますね。
    水上レストランからのヴルタヴァ川越しのプラハ城はとても良い眺めです。
    トウネズミモチの表面を覆うように咲く小さな花は遠くからでも目立ちますね。
    2016年07月07日 22:18
  • shuuter

    暑い時です。花が少なくトウネズミモチ 私も撮りました。
    ネタ集め苦労いたします。
    2016年07月07日 22:42
  • こんばんは。
    アールヌーヴォー様式の建物が建ち並ぶ通りには、カルティエやエルメスなどの高級ブランド店が。
    歴史ある美しい通りを馬車が走ってるのですね。
    対岸のプラハ城を眺めながらのコーヒータイム、ホッとしますね。
    トウネズミモチの花、凄いですね~。
    紫黒色の果実も見事でしょうね。
    2016年07月07日 22:43
  • mori-sanpo

    通りには観光馬車やオープンカーなど、青空のもとのんびりと楽しげな雰囲気ですが、この時期は気候的には北海道の札幌位のイメージでしょうか。
     ヴルタヴァ川越しの景色は絶景ですね。
    2016年07月07日 22:45
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    伊勢神宮の石灯籠には六芒星が刻まれており、ユダヤ教との共通性が取りざたされていますね。五芒星は子供の頃から星の一筆書きとして親しんできました。
    トウネズミモチ、たまたま見かけた2本とも、満開状態でした。
    2016年07月07日 23:20
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    中世の雰囲気が残る町並みには馬車やクラシックカーがよく似合います。日本でも人力車を使っているところが増えましたね。
    ユダヤ人街はユダヤ教のシナゴーグがいくつもあるようです。
    水上レストランで、川風を感じながらしばしのんびりしました。
    トウネズミモチ、スマホで撮ったので、アップは失敗しました。
    2016年07月07日 23:25
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    夏になっても、花木では、キョウチクトウやサルスベリ、ザクロ、フヨウ、ノウゼンカズラ、ムクゲなど、探せば結構咲いていますよ。
    2016年07月07日 23:29
  • 長さん

    心さん、コメントありがとうございます。
    欧米の歴史ある有名ブランド品、こういう中世風の建物が似合いますね。でも、我々庶民は入り難い雰囲気があります。
    ヨーロッパの人たちはテラス席が好きですね。私たち夫婦は広い室内に2人だけでした。
    トウネズミモチ、花が全部実になるんじゃないかと思うほど、鈴なりになりますね。
    2016年07月07日 23:33
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    我々東洋人は殆どが団体ツアーですが、欧米の人たちはゆったりと個人旅行で訪れている人が多いように感じました。
    私たちが行った頃は結構暑くて、25、6℃ありました。
    私たちの入った水上レストラン、景色が良いので、結構人気があるらしかったです。
    2016年07月07日 23:40
  • すーちん

    お早うございます
    高級ブランド店が並ぶ
    街並みに馬車会いますね~
    「儀式の家」素敵な雰囲気ですが
    死体置き場でしたか
    2016年07月08日 07:56
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    観光馬車でブランド街を巡るのは気分が良いでしょうね。
    隣が墓地だったので、一時的な死体置き場だったのでしょう。
    2016年07月08日 08:18
  • コスモス

    素晴らしい青空の下で歴史ある美しい景色を眺めながら素敵な散策ができましたね。
    水上レストランでは夏のバカンスのような服装ですが、暑かったのですか?
    2016年07月08日 09:06
  • 長さん

    コスモスさん、コメントありがとうございます。
    ご覧のように快晴で、願ってもない条件で散策できました。
    予想より暑く、25℃くらいになったのでは、と感じました。半袖を持って行かなかったので、困りました。
    2016年07月08日 13:19
  • 行き当たりばったり

    今晩は。
    日光を避けて、周りの様子を---。
    いずれにしても壮大な景色です。
    お天気がいいからなおさら映えますね
    2016年07月08日 17:59
  • 長さん

    行き当たりばったりさん、コメントありがとうございます。
    水上レストランの水際の席が良かったのですが…。気温は上がっていましたが、妻は風に当たると風邪を引きやすいたちなんで…。
    2016年07月08日 18:23
  • はるる

    観光馬車はこちらの人力車みたいなものでしょうか。
    とてもきれいですね。
    ヒットラーが残したもの、これは見学されなかったのですか。
    すばらしい景色を眺めながらの休憩は優雅ですね。
    2016年07月08日 20:24
  • 源じいちゃん

    トウネズミモチに見えたようですが、もしかして「シマトネリコ」ではないかなあ!と思いました。「シマトネリコ」は最近はやりの庭木で、あちこちで見かけます。トウネズミモチは庭木としてはまず使いません。花の時期はほぼ同じですが、花の色はトウネズミモチはやや白いのが特徴です。
    葉のつき方も異なります。
    今後、どういう実がなるかを確認されればはっきりすると思います。(生意気なコメントで申し訳ございません)
    2016年07月08日 21:09
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    観光馬車、そうそう、日本で例えるなら人力車という感じです。
    ユダヤ人街については予備知識なしで言ったものですから、ヒットラーの行いについては、この記事を書く時に知りました。
    水上レストランの休憩、良かったですよ。お茶代も安かったし(笑)。
    2016年07月08日 21:35
  • 長さん

    源じいちゃんさん、コメントありがとうございます。
    シマトネリコですか!そういえば、花色は少し黄色っぽいかな。
    どちらのお宅も実がなっている頃は記憶にないので、秋になったら確認してみます。
    ご指摘、ありがとうございました。
    2016年07月08日 21:36
  • K.たじまん

    こうゆう中世の伝統的な街並みに馬車がぴったりにあいますね!クラッシック・カーもいいですね!こんな街角にカルティエやプラダが佇んでいますか?カレル橋は飽きさせないものなんですか?
    2016年07月09日 19:42
  • 長さん

    K.たじまんさん、コメントありがとうございます。
    観光馬車、乗ってみたい気もします。ポットンがあるのがちょっと困りますが…。その点、クラシックカーなら問題ない。
    観光客の多いところには必ずと言って良いほど、ブランド店が並んでいます。
    カレル橋、もう一度ゆっくり見たくなりました。
    2016年07月09日 21:36

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