
この絵の作者、アルフォンス・ミュシャ(チェコ語ではムハと発音する)の作品を展示する「ムハ美術館」を見学するのは散策の目的のひとつでした。
火薬塔の前から南西へとナ・プシーコピェ通りを歩き、200数十mで左折するとムハ美術館があります。
曲がり角(写真、左下)を通り過ぎてしまい、おもちゃのデパート「ハムレイズ」の前から引き返しました。
ムハ美術館の入口は建物の右端にありました。
左下は、美術館の窓。チケット売り場は入口を入った正面でした(右下)。その奥が展示室の入口です。
入館料は大人240コルナ(約1,200円)、子供・学生・シニア(65歳以上)は160コルナ(約800円)でした。
アールヌーヴォーを代表する画家として、日本でも人気のあるアルフォンス・ムハ(ミュシャ)はチェコ出身。1998年にオープンしたこの美術館では、今まで一般公開されていなかった多くの作品を鑑賞できる。特に印象的なのが、パリやアメリカで華々しく活躍した後、1910年にチェコに戻ってきて手がけた作品群だ。 (「地球の歩き方・中欧」より)
入口の直ぐ左はミュージアムショップ。右下は、展示してあった「ポスター」。
展示室内の作品は全て撮影禁止だったので、買い求めた「日本語版展示ガイド」をコピーして貼り付けました。クリックすれば、文字もそこそこ読めると思います。
およそ、40分ほど見学しました。左下は、展示室内から見た建物の中庭。右下は、退館後、外から撮ったミュシャ美術館。
ミュシャの大作「スラヴ叙事詩」(全20作)は、今年12月まで、プラハのヴェレトゥルジュニー宮殿 (国立美術館)で見ることができます(けい婆(baba)さんがレポートされています=こちら)。来年(3/08~6/05)、国立新美術館にやってきます。
ナ・プシーコピェ通りに戻る途中にあった、セグウェイ・レンタルショップ。ウィーンでもそうでしたが、プラハでもセグウェイで移動している人が多かったです。右下は、3輪タイプ(これなら安全?)。
ヨーロッパではイギリス以外の国でセグウェイが公道を自由に走ることができるそうです。日本ではつくば市・東京都大田区など一部の地域で許可制になっているものの、自由に乗り回せるようになるのはまだまだ先のことでしょう。
ナ・プシーコピェ通りを更に先へ進みます。
(つづく)
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
我が家の花です
チロリアンランプ
冬でもポツリポツリと咲くことがあります。
この記事へのコメント
無門
セグウェイは
発表当初は失望感がありましたが
徐々に広まってきましたね
ハワイでも歩道を走っていましたよ
river
日本では堺市立文化館アルフォンス・ミュシャ館に「ドイ・コレクション」をもとにした有数のコレクションがありますね。
寿々木
shuuter
月奏曲
( ° ¡¡ °)・:∴ブハッ
なおさん
本場オーストリアのチロルでランプの灯る宿に泊まりたいものですが、まず無理そうなのでウキツリボクの方でガマンですよねえ。室内で保護すると冬でも咲き続けますね。
うふふ
チェコ出身の方でしたか。
日本語版展示ガイドがあるのは有難いですね。
チロリアンランプは丈夫ですね。
家の近くの舗道に一年中咲いているところがあります。
時折、区の清掃課の人が来て刈り取ってしまうのですか、平気な顔をしてまた伸びてきます。
心
ミュシャ美術館にお出掛けだったのですね。
アールヌーヴォーを代表する画家と言ったらミュシャですね。
ミュシャの作品がミュージアムの窓にも・・。
一般公開されてなかった作品も鑑賞できるそうですね。 ため息がでるほど優雅で美しい作品ですね。
真っ赤な可愛いお花、チロリアンランプ。
寒さにも強く、冬でも咲いていますね。
長さん
オーストリアやチェコではセグウェイがレンタルされていて、よく見かけました。でも、スロバキアやハンガリーでは見ませんでした。
国営武蔵丘陵森林公園でレンタルしていましたが、65歳以上は貸してくれないんです。
eko
ミュシャ美術館でお好きな作品を観賞で来て良かったですね。
来年「スラブ叙事詩」が日本へ来るのですか。地方だとなかなか東京までは行けないのが残念です。
セグウェイはヨーロッパでは広がっているのですね。
チロリアンランプ長い間咲きますね。冬でも見かけます。
長さん
ミュシャはある意味チェコ民族の希望の星みたいな存在だったのですね。ナチスドイツも。共産主義政権もその影響力を恐れて逮捕したのですね。実にばかげた話です。
日本にもミュシャの美術館がありますか。知りませんでした。
長さん
チロリアンランプは関東南部なら越冬が可能です。我が家は鉢植えですが、雪の日だけは葦簀をかけるなどの対策をしています。
長さん
チロリアンランプ、咲きませんでしたか。根が早く伸びるので、1~2年に1回植え替えが必要らしいです。我が家は大きめの鉢に植えましたが、花が少なくなったら植え替え時でしょう。
長さん
今回の旅行で、クリムトもミュシャも、実物を見てきましたよ。
来年の国立新美術館には是非行ってみて下さい。でも、混雑するでしょうね。
長さん
国営武蔵丘陵森林公園のセグウェイツアーは1回8000円ですってね。私は年齢制限で乗れません。
チロリアンランプは良く伸びますね。我が家では3回。屋外で冬越ししており、冬でもポツポツ咲いていますよ。
長さん
ミュシャの絵やポスターは日本人にも好まれていますね。私もその一人です。ここには日本人も多く訪れるらしく、日本語展示ガイドもありました。
チロリアンランプは細い枝をどんどん伸ばしますね。我が家でも毎年剪定しています。
長さん
ミュシャのポスターワークが好みです。「地球の歩き方・中欧」には紹介がなく知らなかったのですが、プラハには「スラブ叙事詩」全20点を展示しているところがあったのですよ。
チロリアンランプ、可愛い花ですよね。ほぼ周年開花するので、嬉しいです。
mori-sanpo
ミュシャの絵やポスターなどの作品は、わずかしか知りませんが、ミュシャに詳しい長さんが美術館で本物を鑑賞できたのは素晴らしいことでしたね。
長さん
ミュシャのイラストは日本でもかなりコピーが出回っていますね。今回は本物を見ることができて良かったです。
来年の国立新美術館は混むでしょうね。日本人は有名作家の作品が来ると大挙して押しかけますからね。
長さん
ミュシャのポスターは複製をよく見ますが、やはり本物は違いますね。迫力があります。デッサンや油彩も展示されていました。行く前に知っていれば「スラブ叙事詩」も見に行きたかったですよ。
ロシアンブルー
ミュシャ美術館、絵を見て思い出しました。
こういう絵を見たことあります。
来年は日本にやってくるんですね。楽しみですね。
長さん
ミュシャの絵はどなたもご覧になった記憶があると思います。
「スラブ叙事詩」の来日はかなり評判になるでしょうね。
行き当たりばったり
あいにく美術に関しても素養がないのでわかりませんでしたが、すばらしい美術館のようで。
来訪者が多いのですね----日本語のパンフアブチロンの仲間もかなり多いとか聞きました
みっきい
絵は見た事ありますが、チェコ人のミュシャは知りませんでした。アールヌーボーの時代、活躍した芸術家だったのですね。日本語説明に「常に現金が入った引き出し」で、友人を応援したというのが目に留まりました。
来年3月「スラブ叙事詩」20作が国立美術館にやってくるんですか!?そんなニュースには興味津々ですが、行くことはないでしょうが。
セグウェイの三輪車、公道を走ってますか?
2005年愛知万博アメリカ館で、未来の乗り物として二輪車が走りまわってました。
チロリアンランプ可愛い花ですね!!
長さん
絵を鑑賞するのに美術に関する素養の有無はあまり問題になりません。美術館にいらっしゃれば、美しいな、素晴らしいなと言う作品にきっと出会えるはずです。
アブチロンの仲間は世界で100種類位の原種がありますから、多いですね。チロリアンランプはその中でも特異な花のかたちです。
長さん
ムハはパリで活躍した期間が長かったので、チェコ人とは知らない人がいます。ポスター装飾が成功して、お金が入るようになったのでしょうが、引き出しに現金を入れていたと言っても来ず回線に毛が生えた程度ではなかったかと想像するのですが…。
セグウェイはウィーン、プラハで流行っていましたが、スロバキア・ハンガリーでは殆ど見かけませんでした。
nobara
幻想的な感じもします。
現実離れした絵で眺めていてときめきますね。
セグウェイ、昭和公園でも貸出していますね。
操作はどうでしょう?
原チャに乗れるんなら大丈夫かしら?
チロリアンランプも環境が合えばよく咲くみたいですね。我が家はアブチロンでも初恋が年中、頑張ってます。
はるる
チロリアンランプ、けっこう植物育てているんですね。
冬場でも咲くのは嬉しいです。花の少ない時期の可愛い花は楽しくなります。
長さん
ミュシャの絵は誰にでも描けそうで、描けない。それでいて、飽きが来ませんね。
セグウェイはほんの少しの体重移動で操作できるそうですよ。ホントかどうか知りませんが、体を1mm前に倒すだけで、前進するとか。
チロリアンランプは日当たりが悪くても咲いてくれるので、ありがたいです。
長さん
思ったより狭い美術館でしたが、じっくりと見てきました。
殆どが鉢物ですが、面倒見が良い方じゃないので、宿根草が一年草になったりしています。でも、チロリアンランプは丈夫です。