ドナウベンドの観光を終え、ブダペストに戻ってきました。
写真はマルギット橋の手前、ドナウ川の東岸から撮った数枚のうちの1枚で、偶然、ナイトクルーズで乗った船(奥に泊まっている)が写っていました。対岸はマルギット島です。
マルギット橋です。この橋も世界遺産の構成要素になっています。
ドナウ川沿いの道路で夕方のラッシュにぶつかってしまい、インターコンチネンタルホテルで、待ちくたびれた市内散策組をピックアップして、レストランに到着したのは40分遅れになっていました。途中、雨に降られましたが、田舎風のレストランに到着した時には小降りになっていました。
店の看板を撮った(右上)のですが、調べてみたらビールの銘柄でした。左上の写真で、壁面に、「NYITVA」と書いてありますが、これはオープンという意味でした。従って、店の名前は分らずじまい。
小さな店は貸し切り状態で「フォークロアディナーショー」(ハンガリーの伝統音楽とダンスのショー)が楽しめました。
ただ、横長の部屋で、私の席からショーを見るには食事を中断して振り返らねばならず、ちょっとしんどかった。
夕食です。ビールはいつもより大きめのジョッキです。前菜は4人分です。メインは豚肉に野菜の煮込みを掛けたもの(ポテトとライス添え)、デザートはアイスクリームでした。味はまあまあ。
マルギット橋の近くに戻ってきて、20時半頃ナイトクルーズの遊覧船に乗りました。この時点で30分遅れなので、1時間の予定が短縮されてしまいました。日没にはまだ間があり、明るいです。
マルギット橋をくぐると、左手に「国会議事堂」(世界遺産)が見えてきます。なお、世界遺産は「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」で登録されています。
「国会議事堂」は1902年に完成したネオゴシック様式の建物で、中央のドームはルネッサンス風(高さ96m)。内部はバロック風で絢爛豪華だとか。添乗員の説明によると、デザインコンテストで1位になった人(シュテインドル・イムレ)の設計だそうです。幅は268m、奥行きは123mもある。
右手、王宮の丘方向です。左上に、「マーチャーシュ教会」や「漁夫の砦」が見えます。右手前は「ブダ改革派教会」。
「くさり橋」の下を通過しました。
「ブダ城」(現国立美術館)です。現在の姿は1980年代以降にネオ・バロック様式で復元されたものです。一部でライトアップが始まったようです。
「エルジェーベト橋」を通過します。中央は、「市内教区教会」。
ゲッレールト山の下に建つ「ルダッシュ温泉」です(世界遺産。1566年にオスマン帝国のパシャ・ムスタファによって作られたトルコ式の温泉施設)。山の上に「シュロの葉を掲げる女神像」が見えます。
遊覧船は「自由橋」が見えてきたところで引き返しました。
長くなりましたので、ナイトクル-ズの後半は次回に。
(つづく)
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7月20日に行った居酒屋の生け花です。まだ、生けて間もないのか、オリエンタルリリーが一輪だけ開花していました。ピンクの花穂はリアトリスです。
入店した時は気づかなかったのですが、上の方に生けてある葉物の間に小さな白い花が咲いていました。
何と、心さんのブログ(こちら)で紹介されていた バイカツツジ じゃありませんか。何枚か写真を撮ったのですが、スマホだったので、ピンがよいのはこれ1枚です。
バイカツツジ(梅花躑躅) ツツジ科ツツジ属の落葉低木
北海道南部から本州・四国・九州に分布するが、多くはない
花径は2cmほど、花弁は後ろに反り、一部に赤い斑点がある
名の由来は、5弁の花が梅に似たツツジだから
この記事へのコメント
無門
田舎風レストラン
静かに音楽聞きながらの晩餐
味わい深いですね
nobara
さすがデザインコンテストで1位になっただけの事はありますね。食事の量が多いですね~
旅行すると目方が増えて困ってしまいます。
1㎏減らしたいのに1㎏増えて・・((+_+))
食欲ばかり旺盛で困ります。
バイカツツジ、今咲いてるのですか?
river
ドナウ川も確か国際河川だと思うのですが橋がいくつもありますね。
長さん
ダンスも登場しましたから静かな音楽ではなく乗りの良い音楽とでも言いましょうか。私は断りましたが、男どもはダンスに引っ張り出されて大変でした。
長さん
国会議事堂、かっこいいですね。長さは268m、幅は123mもあるんです。
食事の量はイタリアほどではなく、ちょうど良い場合もありました。今回、ライスは少し残しましたが…。動き回っています赤ら、海外旅行に行くと体脂肪率が下がって帰国します。直ぐに戻りますけど(笑)。
バイカツツジの花期は6月から7月上旬のようですね。
花咲か爺
長さん
私も定年退職から2年後の6月に行ったツアーで、リューデスハイムからザンクトゴアハウゼンまでライン川クルーズを楽しみました。ドナウ川は浅かったり狭かったりするところがあり、ライン川のような大型の船は航行できないようです。
長さん
何でも写真に撮っておくものですね。その中の1枚が偶然ヒットしました。旅程が30分遅れたために夕方のラッシュにぶつかってしまいました。
ヨーロッパの夏は日没は遅く、20時40分~50分ですから、ナイトクルーズというよりイブニングクルーズですね。
K.たじまん
まり
葉加瀬太郎の情熱大陸のテーマ曲も弾いてくれて、大盛り上がりでした。
想像以上の演奏にビックリしてCDを購入しました。
15曲入りで買って良かっです。ただバイオリン奏者が長さんの時と違う方でした。
私もダンスに駆り出されそうになりましたが、お断りしました。が、踊っちゃえばよかったかな。(笑)
ヘアスタイルが個性的な男性ダンサーがワインの瓶を頭上に乗せてくれたので面白い写真が撮れました。
つづきの記事も楽しみです。。。
長さん
ブダペスト都市圏の人口は330万人で、東・中央ヨーロッパでは最大です。少々波があったとしても川ですからうねりはない。従って、船酔いする人はまずいないでしょう。
長さん
ディナーショーは楽しかったですね。葉加瀬太郎の曲が演奏されましたか。それは記憶にないので、やらなかったのかな。バイオリン奏者がキーマンですね。
ワインの瓶を頭に乗せる理由が分りませんが、私がトイレに行っている間にやったそうで、妻が写真を撮っていました。
eko
まだ明るさが残って暗くなるのは何時頃でしょう。
フォークロアディナーショーも楽しそうですね。
バイカツツジ初めて見ました。赤い斑点が可愛い花ですね。
なおさん
居酒屋で偶然バイカツツジをご覧になれましたか。良いですねえ。ふつうのツツジを連想していると、あまりにもちいさい花で、こんなに小さいんだ、と意外に思います。でもかわいらしいですね。
長さん
大きな建物は近くからでは全体が見えません。川の上から眺めると周囲との大きさの比較もできますから良いですよね。
どこかの国の議事堂も立派ですが、無機質で親近感が湧きませんね。
日没は20時40分~50分です。カメラのせいもありますが、まだ明るいでしょう。
バイカツツジ、土岐・陶史の森で見られるそうですよ。ちょっと遠いですか。
長さん
ヨーロッパの日没は遅く、ブダペストでは20時40分~50分でした。暗くならないうちに終わってしまうかもと、添乗員が言っていました。
バイカツツジ、心さんのブログに登場して、見たいなと思っていたら、その後2週間ですからね。こんなに早く出会えるとは思いませんでした。
月奏曲
今回ライス添え多いですがツアーの関係なのか米食の土地柄なのか?まぁツアーが日本団体客だからかなぁ?
・・・・
・・・
・・
こう食べ物ばかり反応してると【食いしん坊キャラ】と誤解されそうで怖いw
心
ナイトクルーズ、水上に浮かんだ世界遺産の国会議事堂、美しいですね~。
夕暮れから夜景に変わる様子もロマンチックだったことと思います。
バイカツツジ、華やかな花々の中、葉の陰に咲いた小さな花を発見されたのですね、凄いです。
鋭い観察力に驚きました。
ご覧になられて良かったですね♪
TBして頂き有難うございました。
shuuter
伝統の文化に触れられたのは すばらしいです。
長さん
民族音楽とダンスを楽しませるレストランですから、料理も家庭料理なんでしょう。ハンガリーはアジア系民族ですから、主食ではないものの、米食文化があるそうです。パプリカの肉詰めにお米を煮込んだ料理もあるそうですよ。
長さん
ナイトクルーズというか、イブニングクルーズでしたが、明るい分、建物なんかはよく見えました。日の沈む方向が丘だったので、日没時間がはっきりしませんが、船が折り返す頃には次第に暗くなり始めました。
バイカツツジは帰り際に下足を出そうとした時に気づきました。心さんのブログに登場して、わずか2週間で見ることができたのはラッキーでした。まさかこんなところで出会うとは思いませんからね。
長さん
ショーを見ながらの食事、それなりに楽しかったのですが、もう一つ乗り切れない私がいました。何故なんですかねー。
mori-sanpo
国会議事堂が真正面から全体が見えて素晴らしいです。
こうして拝見していますと、地震がなく洪水もないこの都市は、世界遺産としても長く保存されていくことでしょうね。
長さん
船に乗ると道路から見るのとは違って建物のスケール感が感じられます。国会議事堂はデザインコンペで造られただけあって、見事です。
地震はなさそうですが、洪水はあるようで、最近では2002年と2013年の6月初旬に記録されています。
ロシアンブルー
ナイトクルーズ、真っ暗ではなく割合明るいんですね。
ビールは美味しかったでしょうね。
陸からと川側から見る景色も素敵ですね。
信徳
腕の良い建築家が多いのでしょう。
みっきい
20時半頃ナイトクルーズの遊覧船からは、立派な国会議事堂や橋や教会ブタ城がみえますね。陸からと船上から見た風景が重なって印象的に残りますね。
夜8時半過ぎても夕方のイメージで、ナイトクルーズではやっと点灯し始めたという明るいものですね!
中欧の異国情緒たっぷりです!!
寿々木
長さん
この地域の日没は日本よりずっと遅く、20時40分~50分です。ですから、ナイトクルーズというよりイブニングクルーズのような感じですね。
中欧諸国はビールが美味しいのですよ。
長さん
中世の時代にはかなりの技量を持つ設計家が多いそうで、財力があれば、多国籍の建築家を招いて造らせるということもあったそうです。
長さん
ツアーに限らず、海外旅行ではハプニングがつきものです。それにうまく対処できるかどうかが添乗員の腕の見せ所になります。
遊覧船の上からだと、地上とは違った風景が楽しめますよね。
次回にはライトアップされた風景をご覧いただきたいと思います。
長さん
私たちが参加したトラピックス(阪急交通社)のツアーは趣向が盛りだくさんで、ウィーンでは宮廷音楽とバレー、今回は民族音楽とダンスがスケジュールされていました。
ゆけむり
旅のハイライトと言っても過言ではない、ワクワクドキドキなクルーズですね
でも若干時間が短縮されたようで、そこがちょっと残念ですね
だんたん辺りが暗くなり、ライトアップされた街が煌びやかで美しかったんでしょうね~
あっ、ディナーですが、豚肉の野菜煮込み掛けライス添えはなかなか美味しそうですね
ビールにも良いし、ライスもあるから食事的にもバッチリだったのではないでしょうか?
長さん
時期的に日没が遅い季節ですから、ナイトクルーズというよりイブニングクルーズなんですが、次第に暗くなって雰囲気が出てきました。クルーズが終わりに近づく頃、予定よりハヤ位とアップが始まりました。
民族音楽とダンスですから、料理も家庭料理みたいなものが出てきました。量的には十分ですね。
はるる
より食事が楽しめますね。
ナイトクルーズ、いろいろなところが広く見られてよかったでしょう。でも短縮されたのは少し残念です。
バイカツツジ珍しいのですね。
長さん
このフォークロアディナーショーは団体向けのような感じですね。そういう予約が入った時は貸し切りと言うことなのかも知れません。
川から見る眺めは視野が広がりますから、良い眺めでしたよ。ラストが良かったのですが、それは次回に。
バイカツツジ、広く分布しているようですが、自生の個体数が少ないらしいです。県によっては絶滅危惧種に指定されています。