スロヴァキアの首都・ブラスチラヴァの観光を終え、ユーロシティ(国際列車)でハンガリーの首都・ブダペストへ移動します(約200Km)。
写真はブラチスラヴァ中央駅です。首都ブラチスラヴァの人口は43万人ほど(スロヴァキアの人口は545万人)なので、この程度の規模で十分なのでしょう。
駅舎入口と駅前広場です。トロリーバスが写っています。
駅構内を奥に進みます。ここは、1988年に増築された部分。
1871年に造られた2代目駅舎コンコースの壁画が見事(フランチシェク・ガイドシュが1964年に描いたフレスコ画「社会主義叙事詩」)。この先がホームになっています。
日本のように改札口はありませんから、ホームに入って乗車位置を確認して、トイレタイムです。6号車じゃなく、5号車ですね。
左下は一般の切符売り場(現地ガイドのヤナさんが団体切符を受け取るために並んでいます)。右下は、総合案内窓口(他にも沢山あり)。ホテルの手配もしてくれるようです。
15時48分、乗車する列車が入線してきました。スーツケースはツアーバスがホテルまで運んでくれます。ヤナさんとはここでお別れ。
このような団体切符が各自に渡されました。私たちが乗った列車はプラハを11:52に発車したブダペスト行E279便。座席上のラックには予約席である旨表示されたカードが挟んでありました。
列車は15:53、定刻に発車。やっと落ち着きました。4人ボックスの2等車です。
検札がやってきました。 車内販売が終着までに1往復しました。
添乗員がロフリーク(月餅のようなお菓子)をサービスしてくれました。右下は、時刻表と乗り換え案内。
トイレに行ったついでに、後部車両に行ってみました。
6人用個室(在室のため、内部の写真は撮れず) 自転車置き場
食堂車(この奥にテーブル席があるらしい) 6人用ボックス席
列車はドナウ川に沿ってブダペストに向け走行しています。時間はかかりますが、船(写真左下)でも旅することができます。右下、17時35分頃、山の上に砦が見えてきました。
ここはドナウ川が北から西へと大きく流れを変えるところで、ヴィシェグラードという町。砦はその山の上にあり、“ドナウベンド(ドナウの曲がり角)”が一望できる唯一の名所だそうで、砦の標高は315m、13世紀に築かれた要塞です。
列車はあと1時間でブダペストに到着します。
(つづく)
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近所の花です。
サルスベリも夏を代表する花木と言って良いですね。
この記事へのコメント
river
我が家のサルスベリも咲き始めました。夏の花です。
まり
スロバキア国立劇場、、、ありがとうございます☆
いよいよハンガリー❕
楽しみです。。。
花は大好きですが、あまり詳しくありません。
アンティーチョーク蕾の時に食べずにいたら(笑)花が咲いて 大ぶりでなかなか綺麗な花でした
けい婆(baba)
けい婆(baba)もスイスからパリへのTGVやスペインのAVE,寝台特急などに乗ったことがあります。
ゆったりと旅情を楽しめますね。
食堂車もちょっと興味あります。
最近はツアーでも連泊や列車の利用が増えて嬉しいです。
無門
美しき青きドナウですね
優雅な旅を感じさせます
みっきい
ドナウ川の船旅も出来るのですね。
13世紀に築かれた要塞だそうですが、山の上の砦の標高は315m、見晴らしがよさそうですね。
サルスベリの花も良くみるときれいな花の集まりですね!
白ピンク濃いピンクと、近くの街路樹になっています。
長さん
列車の旅というのは、スイス国内で経験しましたが、国際列車は初めてです。同じEU内ですから、検札が1度来ただけでした。
上海で時速431Kmのリニアモーターカーに乗りましたが、超高速のTGVは1度乗ってみたいです。
長さん
スロヴァキア国立劇場、帰り道で通りましたね。お役に立てて良かったです。列車の旅も良いものですよね。
アーティチョークはアザミのような大きな花が咲きますね。私もブログを始めるまで、花の名前は殆ど知らなかったのです。
長さん
もっと長い距離の所を列車にすればと思いますが、今回のツアーバスは最初から最後までの契約でしたから、何度も列車で移動する訳にも行かなかったのでしょう。
今回は全て連泊なので、楽ちんでしたよ。海外の新幹線、乗ってみたいです。
長さん
列車の旅も良いものですね。
美しき青きドナウ、現実には濁った川でした。
長さん
列車の旅も良いですね。向かい合わせの4人で話も弾みますからね。
昨年、来たイタリアを旅行した時は自転車で旅をしている人を何人も見かけました。そういう人たちも国際列車を利用しているんですね。
サルスベリが街路樹になっていますか。枝を伸ばしながら次々に花が咲くから、長い間楽しめますね。
eko
列車の旅も良いものでしょうね。自転車置き場があるのも国際列車だからでしょうか。
ドナウ川の船旅も魅力がありますね。
次はハンガリー、楽しみです。
サルスベリが咲きだしましたね。これで梅雨が明ければ本格的な夏の到来です。
うふふ
列車の中は気心の知れた日本人ばかりというのもホッとするのではありませんか?
外国旅行は何かと気が張りますものね。
ドナウ川の上に見える古い砦は由緒ありげですね。
どんな歴史を歩んでいたのでしょうか。
月奏曲
バカンスとその時期を利用した顧客乗せられるソロバン算用もあるんでしょうけど日本でもこういうの浸透しないかなぁ?
なんというか観光レストラン電車みたいのは結構浸透してきたし自転車も…
長さん
20世紀になってもフレスコ画を描く技術が残っていたんですね。
日本では自転車置き場がある長距離列車は多分ないでしょうね。
ブダペストはドナウのバラとか、ドナウの真珠と言われている街ですから、楽しみです。
長さん
個人旅行で乗った場合、隣の人は当然外国人ですから、何か落ち着きませんよね。英語も不自由ですし…。
要塞のあるあたり、15世紀には“地上の楽園”と歌われるほど繁栄していたらそうです。
なおさん
サルスベリもあちこちで咲き出しましたね。暑さをものともせずに咲くさまが良いもので、フリフリのフリルがかわいらしいものです。
心
国際列車でハンガリーのブダペストへ移動ですね。 バスとは違った4人ボックス席、和気あいあいだったのでは・・。
食堂車、個室、自転車置き場もあるのですね。ドナウ川を眺めながら列車の旅も良いものですね。
サルスベリ、ピンクの花びらにフリルが沢山付いて可愛いです。白い花から紫まで種類が多いですね。
開花時期も長く楽しめます。
shuuter
mori-sanpo
サルスベリの花、この色が百日紅の本来の色なんでしょうね。また、白や薄紅色などの花も咲いています。
行き当たりばったり
列車の旅---いいですねぇ。ゆったり、そしてあれこれ考えることができます
列車から、ならではの写真もいっぱい。
もう、サルスベリ、咲いたのですねぇ
長さん
自転車置き場のある国際列車、良いですね。彼の地はモーテルは勿論、自転車旅行専用のホテルがあったりします。日本とは自転車の歴史が違うのでしょうね。
長さん
ユーロシティは1度乗ってみたかった列車です。運が良ければ、個室が割り当てられることもあるそうな。
サルスベリ、これから長く楽しめますね。
長さん
バス旅行だと向い合っては座れませんから、4人ボックス席は話が弾みますね。
他の人はトイレに行くだけだったようですが、3両先まで見に行ったのは私だけだったようです。
サルスベリの色は交配によって色々バリエーションができていますね。
長さん
この要塞があるあたり、眺めが良いので、王宮も置かれたりして、かなり繁栄していた時期があったそうです。
長さん
ドナウ川ばかり続く風景も良いですが、少々飽きてきました。それで、トイレに行くついでに車内を歩き回りました。
サルスベリの基本色は、ピンク、赤紫、白の三色だそうですよ。
長さん
列車の窓から写真を撮るのは少々難しいのです。シャッターを押そうとしたら手前に木が入ってしまったり、家が迫ってきたり。ですから、無駄な写真をたくさん撮りました。
寿々木
長さん
国際列車の車両はなかなか快適な乗り心地でしたよ。
すーちん
改札口がなかったり
自転車置き場が有ったり
国それぞれですね~
長さん
欧米の駅には改札口がありません。駅に改札口がある日本は少数派かもね。
はるる
列車内を探検するのもおもしろそうです。
山の上の砦、すごいものですね。
約300m、もっと高く見えました。
長さん
好奇心旺盛な私としては列車の様子を一応見ておかないとね。
標高が300mということで、ドナウ川の水面からだと100数十mと言ったところじゃないかと思います。
家ニスタ
僕も一度中欧を列車でめぐってみたいですね。
僕がヨーロッパで行ったことのあるのは、スペイン、ポルトガル、イタリアだけなのですが、スペインあたりは列車の料金も高かったですね。
チェコやハンガリーだと、鉄道運賃もやや安いのでしょうね。
長さん
今回のバスは2列+1列のデラックス仕様でしたが、列車の旅も良いものです。運賃はツアーの場合、分りませんから、調べていません。スイスはものすごく高かった記憶があります。
スペイン、ポルトガルは良いですね。次に行くとしらスペインだねと妻と話しています。