中欧5カ国8日間旅行(29) 旅行5日目(6月8日…その1)
旅行5日目はプラハからブラスチラヴァへ向います。バスの移動距離は約337Kmで、モーニングコールはこの日が最も早く、5時45分でした。バスの出発は7時半ですが、6時半にはスーツケースの回収が始まるので、忙しい。
左下はモーニングコールが鳴った直後の風景です。この日も天気は上々、暑くなる予報です。
右下は朝食。プレートが小さいので、たくさん食べているように見えてしまいます。我ながら、ひどい盛りつけだ。
ホテルの前庭で咲いていたフウロソウなど。
ヴルタヴァ川からプラハ城を遙かに望む(以下、バスの車窓から)。
左下、プラハ・マサリク駅(黒い火薬塔やティーン教会の2つの塔が見える)。
右下、ヴァーツラフ広場(聖ヴァーツラフの騎馬像が見えるが、ピンぼけ)。
プラハからブラスチラヴァはほぼ南東の方向にあります。
10時少し前、見晴らしの良いところでトイレタイム。ところが、施設は改修中。
おまけに、簡易トイレに並ぶことに。仮設の売店で、少々残ったチェコ・コルナを使い切ることにしました。「SEMTEX EXPLOSIVE ENERGY」と書かれた清涼飲料水を購入。SEMTEXは高性能プラスチック爆弾と同じ名前。疲労回復にはめちゃ効きそう。
付近で見た花です。
アメリカテマリシモツケの 'ディアボロ'(銅葉)と 'ルテウス'。
セイヨウミヤコグサと、右下は何だろう?
ボヘミア平原はどこまでもなだらか(11時頃、車窓から)。間もなく国境を越えます。
11時25分頃、同じEUのためか、停止命令もなく国境を通り過ぎました。
12時過ぎにブラスチラヴァに入りました。
ブラチスラヴァは、1993年にチェコスロヴァキアから分離・独立したスロヴァキアの首都です。長い間、ハンガリーの支配下にあり、一時的にはハンガリーの首都となったこともあります。
左下、高速道路の向こうにブラスチラヴァ城が見える。右下、ドナウ川を渡ります。
今、ドナウ川を渡ったのは「SNP橋」。塔の上、84.6mのところに旧市街を見渡せる展望台が設置されており、その形から「UFO橋」とも呼ばれる(1972年築)。
橋のたもとでバスを降りました。トイレ休憩を含めて、プラハから4時間45分かかりました。
丘の上に、「ブラスチラバ城」が見えます。
先ずは、旧市街のメインストリートであるヴェントゥースカ通りを抜けて、レストランに急ぎます。
ヴェントゥースカ通りの途中で右に折れた先にある「ズラタコルナⅠ(英名:ゴールドクラウン I)」に入りました(HPはこちら。チェコ語)。
メニューはベジタブルスープ(鶏肉入り)、鱒?のソテー・ポテト添え、ケーキ。今回はビールではなく、食後のエスプレッソにしました。
食後、レストランの前で現地ガイドと待ち合わせして、観光に出発です。
(つづく)
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この記事へのコメント
river
オーストリアからスイス(EUには入っていません)に入ったときも何とかパスポートに判を押してもらおうと頼んだのですが必要ないと言われてしまった思い出があります。
なおさん
ボヘミアの大平原もなかなか素晴らしい眺めですね。線路は続くよどこまでも、という眺めをご覧になりましたか。
花咲か爺
無門
国境も見えない世界
民族主義回帰の時代
平和な世界が続いてほしいですね
長さん
添乗員によると、ツアーバスでもごくたまに停止を命ぜられることがあるそうです。反対方向の道路は車が繋がっていたので、何らかのチェックがあったのかもしれません。
スイスはEU加盟国に囲まれていますから、簡素化しているのでしょう
長さん
写真撮影ツアーだと早朝に出かけないとシャッターチャンスを逃しますからね。長い移動だと早起きは仕方ありません。バスの中でも寝られますから。
こちらはジーゼルカーしか走れないようです。
長さん
EU加盟国間の旅は楽になりましたね。マイカーやレンタカーで旅する人も多いと聞きます。
イギリスは日本と同じ島国ですから、ヨーロッパ大陸の人たちとはちょっと考え方が異なるようですね。
長さん
私たちの国は海に囲まれていますから、国境を意識すう必要はありませんが、陸続きの国にとってはいやでも意識せざるを得ませんね。そういう煩わしさを取り除くのがEUの目的の一つなのでしょうが…。
shuuter
西洋ミヤコグサも咲いていましたか。
eko
いよいよスロヴァキアへ入りましたね。
ボヘミヤ平原の広々とした景色は雄大で気持ちいいですね。
ドナウ川のUFO橋ユニークな形ですが、展望台からの眺めも素晴らしいでしょうね。
長さん
ミヤコグサが咲いていましたか。
セイヨウミヤコグサ、この一群れしか見られませんでしたが、どんどん増えそうな感じがしました。
長さん
337Kmというと、東京から名古屋位ですから、かなりの距離ですよね。
チェコは起伏がないので、どもまでも同じ景色なんですよ。
UFO橋とは言い得て妙なニックネームですね。今回は上る時間はありませんでした。
月奏曲
ナイフとフォークを降ろして紙ナプキンの上にパン置いてお皿にサラダ盛り付ければよかったのではないかな?
スロバキアの鱒?のソテー結構おいしそうwとうか意外と食べやすそうな気が…
mori-sanpo
ドヴォルザークの「新世界」を思い出しました。
この曲は、故郷ボヘミアを想いながら作曲したと聞いたことがあります。
ロシアンブルー
国境を超えるということが、日本では不思議に感じますが陸続きですからそのまま入国なんですね。
ドナウ川の水は濁っているのでしょうか?
お写真の色だとそんな感じにうけとれましたが。
心
広大なボヘミア平原、美しいですね。
お天気に恵まれて青空に描いた白い雲も美しいです。 異国でご覧になられた可愛い花々に癒されますね。
アメリカテマリシモツケ、小さな花に沢山の蕊が可愛いです。
お食事なども楽しみに見せて頂いてます♪
長さん
お皿の上へ先にパンを置いたのが失敗でしたね。片手にお皿、片手に飲み物ですからね。まっ、2回通えば良いんですがね。
魚のソテー、美味しかったです。骨も取り除いてありましたしね。
長さん
ドヴォルザーク(チェコ語ではドヴォジャーク)の「新世界」は、Wikipediaによると、「アメリカの黒人の音楽が故郷ボヘミアの音楽に似ていることに刺激を受け、『新世界から』故郷ボヘミアへ向けて作られた作品」と書かれていました。
長さん
同じEC内であれば移動の自由が協定されているので、日本で言えば東京都から千葉県に行くというような感覚なんでしょうね。
ドナウ川の水は流域が多いためか、濁っていました。
長さん
なだらかな平原でした。天気も良く空気も澄んでおり、雲も綺麗です。
アメリカテマリシモツケは初めて見ました。それも2種類一度にね。
うふふ
4時間45分の移動でも、バスからの景色を見ていると時間を忘れそうです。
検問なしで国境を越えられるのはEU加盟のおかげなのですね。
「世界はひとつ」がフッと頭をよぎりました。
いつの時代も平和な地球であってほしいです。
信徳
バスの旅、長いですね。逆にこんな時が疲労回復の時間なんでしょうか(笑)。
こんな旅が三日も続けばバタ~ンQです。
寿々木
すーちん
ボヘミアン平原を超えて
幻想的ですね
然しハードでしたね
長さん
長時間のバス移動、夜の睡眠不足を解消する時間でもあります。横3列、前後の余裕もあるデラックス仕様のバスで楽チンでした。
検問無しの国境通過、平和でなければできませんね。
長さん
バスではなく、飛行機を利用するツアーなら楽なんでしょうが、そうなると旅行代金が高いですよね。
バスはデラックス仕様で身体には楽でしたよ。
長さん
横3列でシートピッチも長いデラックスバス仕様ということも、このツアーに決めたポイントの一つなんですよ。
長さん
ブラチスラバも中世の香りがプンプンする街でしたよ。次回もお楽しみに。
nobara
お食事とりわけ、写真用にとっさに盛りつけるなら、相当のブロガーでしょう((((^Q^)/ ね。
並んでるとレイアウトする余裕がありません。
???花ですが、ボタンクサギに白花があるなら?
そんな感じがしますね~~どうなんでしょうね。
長さん
大平原の曇は、日本の秋の空のようでした。
朝食の盛りつけ、後からサラダを乗せたら運んでくる途中で崩れたのです。女性なら直してから撮ったでしょうね。
ボタンクサギならピンクの花ですし、その園芸種も白はできていないようです。学名でも画像検索したし、センニンソウ属でも探したんですが、見当たりません。
はるる
世界のどこかでいさかいや戦いがあります。
旅に出かけた場所が平和なところでなによりでした。
長さん
今、海外旅行で怖いのはテロ事件ですよね。幸い、中欧はさほどの心配もなく行ってこられました。昔は色々あったようですが、ボヘミアの大平原を見ていると、ほんと、平和な国だなと思います。