チェスキー・クルムロフでの昼食後、旧市街にあるスヴォルノスティ広場で14時から45分ほどフリータイムになりました。私たちは予定通り、城の塔(フラデークの塔)に上ってみることにしました。
写真は、旧市街で一番幅が広いシロカーナ大通りです。
上の写真では、右手前方向に歩きます。すると、直ぐに城のプラーシュティ橋が見えてきます。黒い橋は渡らず、右手、ヴルタヴァ川に沿って床屋橋の方向に進みます。
フラデークの塔が見えます。写真で矢印の先が塔の回廊になっていて、ここまで上っていくことができます。
途中は長くなるので写真は省略しますが、ラトラーン通りから近道を通って、第一の中庭へ入ります。第二の中庭に入って、案内板(左下)に従って左手前にある塔の入口へ。料金は50チェコ・コルナ(日本円で250円)でした。右下は、塔の途中にあるギャラリー?
フラデーク(小さな城という意味)の塔は、13世紀頃に質素なゴシック建築で建てられ、16世紀後半にルネッサンス様式へと模様替えされました。19世紀と20世紀に修復が行われ、現在の姿になったと言います。
160段の階段を上って、回廊に出てきました。以下、回廊からの眺めです。
東側、第一の中庭と赤い門が見えます

ほぼ南側、旧市街にある聖ヴィート教会が目立ちます

ヴルタヴァ川と床屋橋です

南西側、旧市街とヴルタヴァ川です

ほぼ西側、ヴルタヴァ川とチェスキー・クルムロフ城です

北西側、チェスキー・クルムロフ城と第二の中庭が見えます

ほぼ南側、旧市街にある聖ヴィート教会が目立ちます
ヴルタヴァ川と床屋橋です
南西側、旧市街とヴルタヴァ川です
ほぼ西側、ヴルタヴァ川とチェスキー・クルムロフ城です
北西側、チェスキー・クルムロフ城と第二の中庭が見えます
スヴォルノスティ広場に戻ってきました。大道芸人と、ソフトクリームを味わう地元のお嬢さん(その奥は市庁舎にあるインフォメーションセンター)。
シロカーナ大通りを通ってバスの駐車場に戻ります。大通りには蝋人形館や、エゴン・シーレ文化センター(下の写真)がありました。
2枚目の写真に写っている黒い橋を渡った先、城の石垣の下で、セイヨウニワトコが咲いていました。左下の写真の左上には、ベニバナトチノキの花も写っています。
城の裏側を、ヴルタヴァ川の分流に沿って、バスの駐車場へ戻ります。
ツアーバスは15時頃、プラハへ向って出発しました。
(つづく)
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ハクビシン
テレビ朝日系で放送されている「林修の今でしょ!講座」をご存じでしょうか?
明日、6月28日19時~21時48分に放送されるもの(3時間スペシャル)ですが、「身近にいる危険生物」というテーマで、陸・海の意外な危険生物が紹介されます。
その中で、ハクビシン被害について紹介する際に、私が2014年の元旦に自宅付近で撮影した「電線を歩くハクビシン」の画像が使用されるかも知れません。
この画像は、同年1月4日のブログ記事(こちら)で紹介しました。
この記事へのコメント
みっきい
160段の階段を上られたのですね!?
見上げる様な高い矢印の回廊まで登るのですね。
異国情緒たっぷり…、知らない欧州の景色を実際に見に出かけられ、旅された長さんご夫婦はお幸せね!!
明日28日、TV見られたら見ますわ~
river
チェコとスロバキアは1993年までは1つの国でしたね。
長さん
中世そのままの町、石畳の道を歩くのも良いですが、こうして高いところから橙色の屋根の家並みを見るのも中世の雰囲気が感じられます。これも中欧旅行の魅力のひとつです。
ハクビシンの写真、多分採用になると思うのですが…。
長さん
今回の旅行で高いところから町並みを見る機会が、ここを皮切りに何度かありました。どんな町なのか、一目で理解していただけますからね。
仰るように、旧市街の戸数から比べると城の大きさが目立ちますね。
チェコとスロバキアは言語も民族も異なるので、いずれ別れる運命にあったのでしょう。
shuuter
踊っているのはコブラですか。
ソフトクリームのお嬢さん 肌を出しても寒くないようですね。
うふふ
回廊から見る街の様子は、赤い積み木で作られたように可愛らしく感じました。
いろいろな色のある日本と違って、統一された美しさがありますね。
何かでこの風景の絵画を見たような気がするのですが、どうしても思い出せないでいます。
明日のテレビ放送を楽しみにしていますね。
心
チェスキークルムロフで一番高い塔に登られたのですね。160段の階段を!
ヴルタヴァ川と緑に囲まれたチェスキー・クルムロフ城、世界遺産の世界で最も美し街を堪能されましたね。
ハクビシン、色々と悪戯をするようですね。
明日、TVを見せて頂きます♪
長さん
大道芸人は、怪しげなメロディーを演奏し、おもちゃのコブラを足で操作しているようでした。
日差しがあると、体温の高いヨーロッパの人たちは少々暑いと感じたでしょうね。
長さん
世界遺産に登録された城と旧市街の町並み、高いところから見ると一層綺麗でした。橙色の瓦を載せた町並みは、実は大変多いのです。似たような風景をご覧になっているかも知れません。
多分ハクビシンの写真が採用されていると思うのですが…。
長さん
何故か、子どもの頃から高いところが好きなんですよ。幸い、夫婦ともスポーツクラブで足は良く動かしているので、難なく上って、風景を楽しみました。
ハクビシン、可愛い顔をしていますが、実は凄くどう猛なんです。
月奏曲
ものすごい冷静に考えると日本の家屋のほうが市街地でも庭があったりで欧州市街地よりぢつは家と家の間が広いと思うんです。
その分日本は広場みたいな場所がないみたいな?まぁあれ噴水とかで水くみ場の側面もあるんでしょうけど…
なのでなんというか…欧州みたいな『広場の文化』(大道芸とか露店とか)が日本はないんじゃないかなぁ?もったいないなぁ…みたいな?
まぁその分井戸端会議の文化があるのか…
mori-sanpo
茶色の屋根と周辺の緑、流石に世界遺産だけのことはありますね。
eko
世界遺産に登録された城と市街地の橙色の屋根と木々の緑、回廊からの眺めはほんとに綺麗です。
おとぎの国を見ているように感じます。
ハクビシンに住みつかれ、駆除に苦労した知人がいます。凶暴で厄介な動物です。
写真が採用されるのですね。明日忘れないようにφ(..)メモメモしました。
長さん
ハクビシンは体調60cm位で、尻尾も含めると1m位。体重は2~3㎏あります。日本家屋は屋根と天井の間に入り込みやすく、そこをねぐらにしているようです。
そう言われれば、日本には広場の文化って少ないようですね。人が集まるのはお寺とか神社が多いみたいな…。縁日も神社の境内なんてところが多いですね。
長さん
歴代城主も、高いところから市街地を眺め、その美しさにご満悦だったのでしょうね。世界遺産に登録され、この美しさを維持していくのもきっと大変だと思います。
長さん
フラデークの塔の階段は狭くて急なものでした。最初は石段でしたが、殆どは木製でした。入場料は取られますが、やはりこの景色を見ると満足できます。
ハクビシンはどう猛で、ネコは勿論、イヌもたじたじだそうですよ。頭から尾の先まで1mもあるのに細いワイヤの上を軽々と移動していました。
なおさん
セイヨウニワトコもハーブの1種のようで、いろいろ利用されたようですね。
ハクビシンの綱渡り、スゴイですよねえ。そこそこ大きいものでしょうが、ネコよりずっと身軽で敏捷なようですね。
うちでもなにかはわかりませんが、ネズミにしては大きいように感じられる足音が天井裏で夜中に聞こえたことがありました。
アライグマやらハクビシンやら増えて困っているところもあちこちあるようですね。
寿々木
すーちん
まるでおとぎの国に迷い込んだ
ようですね
エゴン・シーレ街並み描いてますね~
夜、ハクビシン、電線渡ってるの
見ました、ビックリでした
長さん
橙色の瓦は中世の建築の特徴のひとつです。以前に行った、ドイツ、イタリア、クロアチアなども同様でした。
セイヨウニワトコは、葉、茎、花に薬用があるそうですね。
ハクビシンは鼻の先から尾の先端まで1mもあるそうですが、身軽に電線を渡っていきました。もし、こんなやつが天井裏に住み着いたら、ネズミ予防には良いかも知れませんが、糞や尿で大変なことになります。
長さん
高い所から見る風景、大好きです。
チェコはEUに加盟したのでユーロも使えますが、ユーロの持ち合わせが少なかったので、2人分として3000円両替しました。
長さん
中世の家並み、外国製のおとぎ話に出てくるような風景でした。
ここにはエゴン・シーレ文化センターがありますが、彼の風景画も展示してあるのではないかと思います。
お宅の方でもハクビシンが出没するんですね。
はるる
画になります。
ハクビシンですか。昔住宅が少なかったころは、うちのまわりでも見かけたことあります。
アライグマとかクマとか今はいろいろな動物が住宅地を歩いて困ったものですね。
長さん
橙色の屋根瓦、伝統的な色なんでしょうね。多少色の濃淡はありますが、統一が取れて、綺麗でした。
ハクビシン、どう猛ですから下手に手を出すと大けがをします。
ブログ友さんの軽井沢の別荘でも近くに熊が出たんですって。
ロシアンブルー
トチノキがあちこちで見られるんですね。
ハクビシン、お近くに出没するのですか~、家の中に住みつかれたら迷惑ですね。
長さん
中世の風景そのままに、目にすることができるのは良いですね。
ベニバナトチノキが2カ所にありました。
我が町内には空き家もあって、そのどこかに巣を作っているのかも知れません。写真は採用されませんでした。