チェスキー・クルムロフは、1992年に世界文化遺産に登録されました。「世界で最も美しい町のひとつ」と言われ、旧市街には石畳の細い路地が入り組んで、中世そのままの雰囲気が残されています。
2002年8月には、ヴルタヴァ川が記録的な洪水を起こし、大きな被害をもたらしましたが、現在は十分に復興されています。
チェスキー・クルムロフ城の「赤い門」を出て、右にUターンするように、ラトラーン通りを旧市街へと下っていきます。門のように見えるのは、城から続く回廊です。
チェコの伝統的なトルデルニークを売る店です。トルデルニークとは、バームクーヘンのように生地を丸い棒に巻きつけて焼き、砂糖とシナモンをまぶした筒状のパンみたいなお菓子です。

旧聖ヨシット教会の塔が見えてきました。
城の「赤い門」から12枚も写真を掲載してしまいましたが、わずか5分ほどでヴルタヴァ川を渡る「床屋橋」にやってきました。橋のたもとに床屋があったのでだそうです。
床屋橋からみたヴルタヴァ川です。右手に聖ヴィート教会が見えます。左手のクリーム色の大きな建物の右側に展望台があり、後刻案内されました。
床屋橋から見たチェスキー・クルムロフ城です。
床屋橋から見た城の塔(フラデークの塔)です。フリータイムになったら昇りたいと思います。
ヴルタヴァ川を渡りきりました。
市庁舎があるスヴォルノスティ広場に向います。
(つづく)
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だまし絵
前回、前々回の記事に、「壁面がだまし絵」と書きましたが、分り難かったようですね。
下の写真は、チェスキー・クルムロフ城の第2の中庭で撮ったものです。
角を斜めに削り落とした灰色の石が積んであるように見えませんか?そう見えたあなたはだまされています。
これは平らな壁面にフレスコ画で陰影を描いただけなんですよ。
外灯や飾りの陰をよくご覧下さい。石に凹凸があるのなら、その部分で陰が曲がって見えるはずですが、これは真っ直ぐでしょう?
もし、壁面のへこみの陰が本物だったら、光は左上から射している筈。しかし、外灯や飾りの陰は光が右上から射していることを示していますね。
この記事へのコメント
なおさん
いろいろ見て回るのが面白そうです。
寿々木
うふふ
たくさんの人々は観光客でしょうか。
中世にはどんな服装の方がここを歩いていたのか知りたくなりました。
トルデルニークは召し上がりましたか?
お店の前に立つとシナモンの香りが漂ってきそう~♪
心
チェスキー・クルムロフは『世界で最も美しい町のひとつ』だそうですね。石畳の細い路地は、中世の雰囲気が残ってますね。トルデルニークは、バームクーヘンのようで美味しそうです(笑)
床屋橋から眺めたヴルタヴァ川、チェスキー・クルムロフ城、フラデークの塔、青空に映えて美しいです。
古き良きヨーロッパですね。
だまし絵、よくわかりました。有難うございました。
みっきい
思わず写真をたくさん撮りたくなるような…!
床屋橋からみたヴルタヴァ川は水量が多く流れが速いように見えます。2002年には水害もあったのですね?
だまし絵の説明で納得しました。だまされていました。
すーちん
お天気に恵まれましたね
街並みが綺麗ですね
お店に入りたくなってしまいます
長さん
前日はウィーンで雨が降りましたが、チェコに入ったら良い天気になりました。
石畳が残された町並み、中世のたたずまいを思わせ、「世界で最も美しい町のひとつ」と言われるのも尤もだと思いました。
長さん
石積みの建物だと思いますが、その上に漆喰を塗って、石積みの模様を描くという手の込んだ建物ですね。
長さん
ウィーンからプラハに向う途中にある町で、観光ルートに入っているんですね。第二次大戦以降、荒廃出ていたのを良くここまで復活させたものです。お陰で素朴な中世の町並みを満喫できました。
トルデルニーク、ひとつがかなり大きいので、買いませんでした。
長さん
中世の町並み、タイムスリップしたような感じで歩き回りました。
トルデルニーク。大きいし、甘そうなので遠慮しておきました。
天気が良かったので、写真に写った色も良いでしょう?
壁のだまし絵、良く描かれていますよね。
長さん
中世の町並み、細い路地にも入り込んでみたくなりました。写真もたくさん撮りましたよ。
水量が多い割に、河床が浅いのではないかと思います。それで、大洪水に見舞われたのでしょう。
だまし絵にだまされましたか。
長さん
良い天気で、気持ちよい観光日和になりました。
チェコは比較的物価が安いので、お土産を買いたくなりますが、まだ先は長いのです。
mori-sanpo
eko
お天気が良くて写真を撮るにはもってこい、中世の街並みを楽しまれましたね。
だまし絵なるほど納得です。
長さん
中世の石畳が続く町も良いですが、晴れて気持ちの良いです、ヴルタヴァ川の河原に降りて見たくなりました。
長さん
表通りは観光客目当てのお土産屋やレストランなどが並んでいますが、本当の良さを味わうには裏の路地をふらついてみた方が良かったのでしょうね。
だまし絵、良くできていますよね。
はるる
これだけ建物があるのですから、住んでいるんですよね。
優しい雰囲気が伝わってきます。
長さん
旧市街は元々人口が少ない上、私たちが観光したのはちょうど昼食時だったので、写っている人が少ないのかも知れません。後で、城の塔に上ってみたら、近郊に大きな団地のようなものが見えました。
りりい
観光バスを降りて解散、自由行動になったのはいいのですが、狭い路地が多く、塔の見学まではよかったのに、そのあと、バスの駐車場へ行く道が分からなくなってしまいました。
少し雨降りだったので、方向感覚が分からなくなって・・。
せっかくの観光の時間を無駄にした悲しい思い出です。
2回目に行ったときはばっちり良い天気で、リベンジしました。
長さんも青空の中で、きれいな写真がたくさん撮れましたね。
長さん
ここに2回もいらっしゃいましたか。
雨の中、道に迷いましたか。困りましたね。
傘を差すと足下に注意しなければならないので、視界が狭まりますよね。従って、目標となる景色の記憶が曖昧になりますよね。
今はスマホで位置が分るので、便利になったものです。