グラーベン通りは、ウィーン随一の繁華街・ケルントナー通りに行き当たりますが、その左奥に位置するのがシュテファン大聖堂(シュテファン寺院とも言う)です。
シュテファン大聖堂手前の広場では、日曜日のイベントか、ダンスが行われていました。
137mもあるという尖塔が高くて1枚の写真には収まらないので、上下2枚を合成しました。
4年前と比べ、尖塔や南側壁面の洗浄がかなり進んでいました。下は、2012年9月4日の写真ですが、上の写真を見ると、工事中の覆いが外されているのがお分りになると思います。
シュテファン大聖堂は世界遺産に登録されたウィーン歴史地区の中央にあり、観光名所のひとつである。
ハプスブルク家の歴代君主の墓所であるほか、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとコンスタンツェ・ウェーバーの結婚式が行われ、また葬儀が行われた聖堂としても知られている。
オーストリア公ルドルフ4世の命によって建造されたこの聖堂は、1359年に65年がかりで南塔が完成。137メートルの高さを持ち、教会の塔としてはウルム大聖堂(161メートル)、ケルン大聖堂(157メートル)についで世界で3番目の高さがある。
外観はゴシック様式で、内部の祭壇はバロック様式である。12世紀から建造が始まったこの聖堂で最古のものは13世紀の後期ロマネスク正面入口の門である。第二次世界大戦では直接の爆撃は受けることはなかったが、延焼により南塔にあったプムメリンという大きな鐘が落下するなど大きなダメージを受け、戦後寄付などにより再建修復が行われている。
(Wikipediaより)
ファサードは動画にしました。
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5分ほど時間がもらえたので、内部の写真を撮ってきました。4年前に観ていますが、何度観ても素晴らしい。
身廊正面の写真です。
身廊の左側と右側の写真です。
北側面の洗浄はかなり先のことになるようです。
昼食のレストランに向います。
古い城壁の一部が残されていました。右下は、城壁をデフォルメしたブロンズのディオラマ。
昼食をしたレストラン・KARDOSの入口と内部です(HPはこちら)。
飲み物はジンジャエール。料理はポタージュスープと、オーストリアの名物料理・シュニッツェル(豚肉をたたいて、大きく広げ、フライにしたもの。付け合わせのポテトフライが隠れている)。デザートのソフトクリームが溶けていたのはマイナス点。
午後はシェーンブルン宮殿に向います。
(つづく)
この記事へのコメント
寿々木
なおさん
137メートルもある尖塔、昔はこれだけのものを造るのはさぞかし大変だったことでしょう。
大聖堂の内部の様子も素晴らしいですね。
壁面の洗浄も大きい建物ですとさぞかし大変でしょう。ケルヒャーなどの高圧洗浄機で作業するのでしょうが、時間もかかりそうですね。
長さん
シュテファン大聖堂はウィーン歴史地区の観光ではメインと言える場所で、観光客も多いです。城壁は古い時代のものらしいです。ブロンズのディオラマは高さ、大きさともかなり誇張があるようです。
長さん
ウインナワルツなんでしょうが、くるくる回るというような感じではありませんでした。
137mもの高さでは、足場を組むだけでも大変ですよね。5分では内部のステンドグラスを撮る暇はありませんでした。
洗浄と修復をやっているようですが、その方法については分りませんでした。
river
shuuter
広場のダンス お年寄りと御婦人のダンス 盛り上がりますね。
みっきい
137mもあるという尖塔、1枚に入りきらないくらい高い!
建物洗浄中とは大変なことでしょうね!
ウイーンの繁華街、観光客も多いですね。
そこでダンスが見られたのは楽しかったですね!
民族服とまではいかない、エプロン姿の普段着みたいで親しみが持てます。
無門
一建築物というよりも
一つの世界がそこに存在して
人々を包み込んでいるようですね
eko
日曜日のダンスイベントも楽しそうですね。もちろんウィンナワルツ?
それにしても観光客で賑わっていますね。
けい婆(baba)
やはり、ウイーンを象徴する寺院ですね。
ウイーンには2度行っていますが、内部をゆっくり見学していません。
また行かれると良いな~と思います。
ウイーンはけい婆(baba)の大好きな街のひとつです。
次回もし行けたら寺院内部をゆっくりみたいです。
それと、アウガルテンという陶器の工場の見学もしたいです。
すーちん
ゴシック様式の外観
洗浄と言ってもたやすく
できそうにないですね
でも豪華な建築ですね~
mori-sanpo
また、内部は外観以上に素晴らしいですね。
月奏曲
食事だけなら伊仏と外来種料理のオンパレードと観光立国で万人受けに成り下がったスイスサイコーwww
毎回思うんですがやっぱり異文化の寺社ってなにか違う心の琴線に触れるなぁ…と思ったり。
まぁ欧州の方が清水寺や三十三間堂みて鳥肌立つくらい感動するのと一緒なんでしょうけどね。
長さん
大聖堂の中に入る時間が取れませんでしたか。それは残念でしたね。
600年も経ると、石造りの建物といえども風雨にさらされ、汚れがこびりついてきますね。何年計画か分りませんが、壁面洗浄が進んでしました。
心
シュテファン大聖堂は、美しい世界遺産ですね。
内部も重厚で美しいです。
ハプスブルク家の歴代君主の墓所なのですね。
また、モーツァルトの結婚式と葬儀が行われた聖堂のようですね。
ブロンズのディオラマ、塔の高さが際立っています。動画を楽しませて頂きましたが、ウイーンは観光で訪れる方々が多いですね。
長さん
ウィーン最大の教会で、歴史もあり、内部は威厳に満ちていました。
広場でのダンス、地元のイベントと言うより、日曜日ごとの観光ショー的な意味合いがあるのかも知れません。
長さん
大聖堂前の広場はかなり広いのですが、137mもあるとやはり広角レンズをもってしても1枚に入り切りませんでした。
600年の汚れがこびりついているので、洗浄は大変ですね。あらっぽくしたら壊れてしまいますものね。
日本だったら民族舞踊の保存会とか、同好会とか、そんな方たちが踊っておられるような感じでしたよ。
長さん
キリスト教の影響力というのは連綿として続いており、ウィーン随一の大教会は、それこそ、町のシンボル的な存在なのでしょうね。
長さん
ウィーンの観光でここは絶対外せないところですから、多くの観光客が集まってきます。勿論、我々もその一人。内部は4年前に見ていますが、やはり凄いですね。
壁面の洗浄作業は2001年に世界文化遺産に登録した後始まったのではないかと思います。大きいから、まだまだ大変です。
長さん
屋根のモザイク模様は綺麗ですよね。ドイツ系の教会に多いのでしょうか。チェコやハンガリーでも見かけたような(まだ写真整理していませんが)。
ここは4年前に中に入って見ています。最終日にまたウィーンに戻ってくるので、その時にも来てみようと思っています。
長さん
600年近くの汚れが付着しているので、一口に洗浄と言っても大変な作業だと思いますよ。現在は東の壁面を洗浄中ですが、形が複雑だから、時間がかかると思います。
長さん
Wikipediaには107mと書かれていますが、137mの間違いじゃないかと思います。外側に足場を組んだのでしょうが、大変な作業ですよね。65年かかったのも当然でしょう。
内部はご多分に漏れず天井が高く、荘厳な雰囲気を高めています。
長さん
ツアーの昼食ですから、スープ、メイン、デザートの3種類で、割とあっさりしています。イタリアほど量が多くないのが良いです。
キリスト教に限らず、有名な教会は、自然に頭を下げたくなるような雰囲気を持っていますね。
うふふ
歴史のある聖堂が洗浄されて姿を現した時はどんなだったでしょうね。
その時、見上げていた人たちと同じ気持ちになりました。
内部も本当に素晴らしい~!
5分でも見られて良かったですね。
私も見せていただいて感動しています。
長さん
長さん
大聖堂のファサードは一番最初に洗浄されたようで、とても綺麗でした。側面はそれより古い時期に作られているので、汚れも頑固なんでしょう。全部洗浄が終わった姿を見たら感動するでしょうね。2回目ですが、中に入る時間ができて良かったです。
OZMA
しかし、こういった素晴らしいものはゆっくり時間をとって観たいものですね。
動画で見るとやはり迫力があって、まるで自分がその場所にいるようでした。
shizuo
いいですね~♪日本ではあまり見られないステキな光景です。
「…何度観ても素晴らしい」。
そうですね、“素晴らしい”の一言ですねシュテファン大聖堂。
名物料理なんですね、シュニツェル。
長さん、よかったですねジンジャエールを飲みながら^^。
長さん
添乗員の判断で、少しだけ大聖堂の中に入れました。時間があれば、大制度の中を見て、北塔経由で尖塔にも登ってみたいところです。
動画はカメラワークが悪く、ちょっと恥ずかしい。
長さん
ウィーンは音楽の都でもあるので、地元の人がウインナワルツで歓迎してくれたのでしょう。
荘厳な大聖堂、観光最終日にウィーンに戻ってくるので、もう一度トライします。
シュニッツエル、そう美味しいものでもないですから、郷土料理は味合わないとね。
はるる
内部、5分は短かったかもしれませんが、見られて撮れてよかったです。本当にすばらしいです。
昼食、お肉が大きそうですが、全部食べられましたか。
ソフトクリームはとけるとおいしくないですね。
長さん
この日は日曜日でしたから、民族衣装のウィンナワルツは観光客歓迎のためではないかと思いました。
内部は一度見ていますので、5分でも当時を思い出すには十分でした。
この肉、大きそうに見えますね。豚肉をたたいて薄くしてあるので、量はそれほどでもありませんでした。でも、肉に隠れている、付け合わせのフライドポテトは残しました。