ベルベデーレ宮殿から北上し、オペラ座の前を左折、旧市街を取り巻くリング(周回道路)に入りました。
ゲーテ像やブルク公園、モーツアルト像を右手に見て、美術史美術館、自然史博物館、国会議事堂などを左手に見て、ブルク劇場の前でバスを降りました。ここからフォルクス庭園を目指します。
実は、このあたりは2012年9月初旬、クロアチア旅行の帰途、立ち寄ったところです。
左下は、市庁舎。右下は、ブルク劇場。
フォルクス庭園は古くから一般市民に開放されていたところで、バラ園としても知られており、数千本が植えられているとのことです。左手奥の建物は王宮です。
左下、バレンシア(HT.1989、ドイツ)。 右下は不明。
噴水もあった。
フォルクス庭園を抜けると英雄広場で、正面は新王宮です。王宮は新王宮の左手にあります。
英雄広場の名の由来は、英雄2名(カール大公=ナポレオン軍と戦った=左下と、オイゲン公=フランス生まれながらフランス軍と戦った=右下)の騎馬像が建てられていることにちなみます。
こちらは、カール大公の兄、フランツ二世=神聖ローマ帝国最後の皇帝=の銅像。
王宮の南西側にあるブルク門。門の上に頭を出しているドームは、左が美術史美術館、右が自然史博物館。
左下、王宮は増築、増築を重ね、その時代・時代の建築様式で建てられています。右下、国旗がたくさん飾られています。王宮で国際会議でもあるのでしょうか。
王宮前のカフェテラス。
左下、王宮のアーチの下を通り抜けていきます。右下、新王宮は「シシィ博物館」になっています(シシィとは、時の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と結婚したエリザベートのこと)。
王宮の建物内にはスペイン乗馬学校があり、今でも乗馬訓練や、ビデオ画面のような騎馬ショーも行われている。
王宮を通り抜けたところです。画像がゆがんでいますが、3枚を合成したものです。
王宮前の広場には、ローマ時代の遺跡が保存されていた。
観光馬車。ウイーンではよく見かけました。
ホーフブルグ宮殿(王宮、新王宮など)
最初に作られたのは13世紀頃と言われている。その後ハプスブルク家の王宮となり、神聖ローマ帝国(オーストリア公国・オーストリア大公国)、オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝の宮殿として使用。宮殿と庭園の複合を形成している。
現在、この中にはオーストリアの連邦大統領の公邸がある。
(Wikipediaより)
旧市街随一の繁華街、ケルントナー通りに出て、シュテファン大聖堂に向います。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
素晴らしい庭園にす薔薇しい??バラが咲いて、美しさがより際立ちますね。
あちこちに青銅の銅像があり、見て歩くのも興味深いことでしょうし、大きな館が多いのですね。広角レンズでも全景を撮るのがタイヘンでパノラマ合成されたのですね。
漆黒の馬車もシックでさすが欧羅巴、という雰囲気です。平安朝の牛車とはだいぶ趣が異なりますね。
river
黄昏龍
今の時期とても良い季節なんでしょうね・・
観光馬車ののんびりとした風景が良いですね!
オグリ君
中欧の旅、貴重な街並みや風景など楽しみにしています。
私は、長さんのフットワークに引っ張られています。
今後ともよろしく!
無門
歴史の上に歴史が積み重なって
重厚な歴史が残されましたね
いったいいつの時代を
私たちは見ているのだろうか
みっきい
後方の王宮や憤水がよりバラを引き立てています。
歴史を語る銅像が立ち並ぶ王宮ですね!
建物の外でのカフェテラスでお茶がお好きな欧州人ですね。
観光馬車ですか?格好いいですね!
日本の人力車と言うところですか?
次は旧市街の方へ?
eko
あちこちに立ち並ぶ銅像が歴史を物語っていますね。
観光馬車で優雅に見て周るのも良いでしょうね。
K.たじまん
長さん
クロアチア旅行に行った帰り、ウィーン経由だったものですから立ち寄りました。
ちょうどバラが盛りだったときです。名札かと思って写真を撮ったら、記念樹の表示でした。
全景が入るところまで下がっているうちにツアーメンバーに置いてきぼりにされちゃいます。
馬車で当時の貴族の気分を味わうのも良いでしょうね。
長さん
王宮の経緯については仰る通りです。記事の末尾に、それらを追記しておきました。
イタリアに行ったときも、ハプスブルグ家の権勢をまざまざと見せつけられました。
長さん
フォルクス庭園のバラはちょうど見頃を迎えており、ツアーでなかったらのんびり散策したいところです。
観光馬車、歴史が古い町では良く目にする光景です。
長さん
今回はちょっと訳ありで、すこし値段が張るツアーに参加しました。チェコやハンガリー、ECに加盟したから、旅行しやすくなりました。
フットワークが良いと言っても、毎日のようにお出かけされるオグリ君さんには敵いません。
長さん
17世紀あたりから現代までの歴史の積み重ねを見てきました。その中で特に目に付くのは18世紀頃の建築物ですね。
長さん
ヨーロッパはバラの栽培には歴史がありますからね。市民が「○○さんを永久に愛す」なんて札が掛けられた記念植樹も多かったです。
観光馬車、優雅で良いですが、値段が高そうですよ。
nobara
日本だと人力車しか似合いません(笑)
フォルクス庭園のバラも見応えがありますね。
カフェテラスもよくマッチしています。
心
フォルクス庭園のバラ園、緑の芝生の中に鮮やかな花が咲き競ってるようです。
バラ園の後方に見える王宮、美しいです。
新王宮は「シシィ博物館」だそうですね、エリザベートの写真が・・。
王宮前のカフェテラス、優雅な観光馬車、歴史を感じお国柄が表れていますね。
長さん
ハプスブルグ家は13世紀頃から台頭し、第一次世界大戦頃に滅亡まで、中部ヨーロッパで権勢を振るったそうですが、マリア・テレジアの頃は権力に陰りが出始めた頃ですね。
長さん
石造りの町は日本と比べ観光地もスケールが大きいというか、馬車が似合う町並みですね。
フォルクス庭園、時間があればゆっくりしたいところです。
ヨーロッパの人たちは外で食事をしたりお茶するのがすきな人種のようです。冬、寒いのにカフェテラスでお茶していますからね。
長さん
広い庭園は市民に愛されているようで、観光客のみならず、小さな子ども連れで散策する人々も多いようです。
シシイ博物館では、美人の誉れが高かったエリザベートの私生活が垣間見えるそうです。
mori-sanpo
バラ園のバラ新鮮で綺麗ですね。
長さん
レスが前後してしまい、申し訳ありません。
フォルクス庭園は古くから市民に開放されていて、バラの栽培にも定評がある公園だそうです。
日本もそうでしょうが、国に貢献があった人たちの銅像を作って後生に名を知らしめるのでしょうね。
石畳の町には観光馬車が似合いますね。カフェテラスでゆっくりお茶して、馬車で観光するなんて旅行をしてみたいです。
長さん
ゲーテやモーツァルトも馬車で移動したんでしょうね。午後のフリータイムの時に、モーツァルトやゲーテの像を見てきましたよ。
月奏曲
日本の観光用馬車の馬ってばんばみたいな小柄で横幅広いお馬さん多いですが流石欧州!サラブレッドのような体型!スマート!
shuuter
ゆっくりとベンチでくつろぐ風景 市民に開放されているのですね。素敵な時間が過ごせそうです。
長さん
この馬たち、良く訓練されているようですよ。それに、毎日歩いていれば車にも慣れるでしょう。町並みもかっこよければ、馬もかっこいい(笑)。
長さん
ちょうどバラが美しい季節に行き会わせました。ウィーン市民もバラが好きなようで、ベンチで寛いだり、バギーを押した母親などを見かけました。
寿々木
すーちん
宮廷前のカフエテラスでは
優雅な気分に浸れますね
バラが咲き乱れ
気候は日本と
同じくらいなんですね
信徳
バラなども日本に遅れること半月のような状況ですね。
二度も見られるなんてこれまたラッキーですね。
長さん
ウィーンは観光馬車が多かったです。「サウンドオブミュージック」は帰りの機内で観ました。流石、オーストリア航空です。
長さん
ヨーロッパの人たちはカフェテラスが好きです。今回は機会がありませんでしたが、イタリア旅行ではカフェテラスでお茶しました。
平均気温は日本の5月頃で、半月ほど遅い感じです。
長さん
増築、増築で、かなり大きな宮殿でした。公園のバラを色々撮りたかったのですが、一行から置いて行かれちゃうので、残念でした。
OZMA
ハプスブルク家の王都としての繁栄をかいまみることができました。
長さん
王宮と新王宮は繋がっておおり、とてもおおきいので、全容が判るような写真が撮れませんでした。
この庭園、よく手入れがされており、散歩するには気持ちが良い所でした。
花咲か爺
長さん
王宮と言ってもそれは昔の事で、今、警戒厳重なのは大統領が居住したり執務したりする建物だけ、ここは比較的オープンな雰囲気でしたよ。しかし、有名なシェーンブルン宮殿ともなると、オープンカフェはチケット売り場の建物にあるカフェテラスだけでした。
はるる
風景的にもよく合いますね。
以前にも来たところなんですか。
立派なたてものです。
カフェテラス、賑わっていますね。
馬車、こういう景色にはぴったりです。
長さん
バラはこのような中世の建物が見える風景が似合いますね。
4年前、クロアチア旅行の帰りにウィーンに2泊しました。
この国の人たちもカフェテラスで食事したり、お茶したりするのがお好きなようです。