5月11日に行ったつくば植物園です。今回は熱帯資源植物温室とサバンナ温室で撮影したものですが、「カズラ」と名のつく植物の花と、筒花を取り上げました。
先ずは、大好きなヒスイカズラです。色と言い、形と言い、美しいです。
ヒスイカズラ (翡翠葛)
マメ科ヒスイカズラ属の常緑つる性植物
原産はフィリピン諸島

花の長さは6~8cmの爪形、数日で落下する

実ができていた (人工授粉が成功したのだろう)

自生地では、コウモリが花粉を運んで受粉するという

熱帯雨林温室にて
ローレルカズラ
キツネノマゴ科ヤハズカズラ属のつる性多年草
原産はビルマ・タイ・マレーシア半島・アンダマン諸島

ヤハズカズラによく似ている

熱帯雨林温室にて
ツンベルギア・バティスコンベイ
キツネノマゴ科ヤハズカズラ属の常緑つる性植物
原産は熱帯アフリカ。 花径は5cmくらい

「ツルにならないツンベルギア」として流通している

熱帯資源植物温室にて
ウンカリナ・グランディディエリ
ゴマ科ウンカリナ属の落葉小高木。原産はマダガスカル島
樹高は1~7m。葉を水に浸して揉むと、トロトロの液体になり、
シャンプーとして使えるので、「シャンプーの木」と呼ばれる

花が咲いているのは初めて見ました

花の後ろ側から

実はトゲトゲ

サバンナ温室にて
マメ科ヒスイカズラ属の常緑つる性植物
原産はフィリピン諸島
花の長さは6~8cmの爪形、数日で落下する
実ができていた (人工授粉が成功したのだろう)
自生地では、コウモリが花粉を運んで受粉するという
熱帯雨林温室にて
ローレルカズラ
キツネノマゴ科ヤハズカズラ属のつる性多年草
原産はビルマ・タイ・マレーシア半島・アンダマン諸島
ヤハズカズラによく似ている
熱帯雨林温室にて
ツンベルギア・バティスコンベイ
キツネノマゴ科ヤハズカズラ属の常緑つる性植物
原産は熱帯アフリカ。 花径は5cmくらい
「ツルにならないツンベルギア」として流通している
熱帯資源植物温室にて
ウンカリナ・グランディディエリ
ゴマ科ウンカリナ属の落葉小高木。原産はマダガスカル島
樹高は1~7m。葉を水に浸して揉むと、トロトロの液体になり、
シャンプーとして使えるので、「シャンプーの木」と呼ばれる
花が咲いているのは初めて見ました
花の後ろ側から
実はトゲトゲ
サバンナ温室にて
5月11日撮影。
次回も温室で見た花を紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
みっきい
写真は見ていますが、本物を見た事がありません。
実ができていたのですか?コウモリがいないから、人工授粉という事になりますか。
「シャンプーの木」とも言われる花が黄色い花ですね。
そしてその種がとげとげとは面白いです!不思議です。
eko
シャンプーの木があることは知っていましたが黄色の可愛い花が咲くのですね。こちらも初見です。実がトゲトゲなんですね。注意書きがあるということは相当鋭いようですね。
なおさん
紫や青系の花は好きな色なのですが、いろいろあり良いですね。
もこ
植物園の温室で二度見ましたが実がなるとは知りませんでした。
すーちん
ヒスイカズラ、素敵な
色してますね~
本物是非見てみたいです
shuuter
また冬にはお世話になる場所です。
K.たじまん
mori-sanpo
花が数日で落下するんですか。意外と短いんですね。
月奏曲
確かに翡翠ぽいですね。
なんだろう?人工物的な造形美みたいのがあって独特の雰囲気あって良いですね。
長さん
本州ではヒスイカズラは大きな温室でないと花を見ることが出来ません。その上、いつも咲いている訳でもないです。温室にはコウモリが飛んでこないので、人工授精させたんだと思いますよ。
シャンプーの木の実にでているトゲは堅そうでしたよ。
長さん
ヒスイカズラは沖縄では戸外で咲いていましたが、本州では温室でないと無理でしょうね。ヒスイカズラは受粉のタイミングなどが難しく、結実しにくい植物だそうなので。人工授粉で実ができたのは珍しいかも知れませんよ。
シャンプーの木の実からでているトゲは先端が鈎状なので、刺さらないとは思うのですが…。
長さん
ヒスイカズラ、新宿御苑の温室がリニューアルされて以来、今年初めて花が咲いたとのことで、3月に見に行きました。神代植物公園、市川動植物園、夢の島熱帯植物館でも見たことがありますが、実ができているのは初めて見ました。
長さん
ヒスイカズラの花、沖縄の植物園で初めて見て、魅了されました。実ができにくい植物だそうで、人工授粉でも珍しい冷夏も知れません。
長さん
ヒスイカズラは、お宅からだと、神代植物公園の温室が近いです。神代植物公園の花は2月末頃咲き始めるそうです。
長さん
温室の魅力は冬だけではありません。是非、ほかの季節にもいらして下さい。
長さん
ヒスイカズラの花色は素敵でしょう?
ドリアンをバンコクで食べたことがありますが、新鮮なものはあの強烈な匂いはしません。
長さん
ヒスイカズラ、花は短命で、この日も床にたくさん落ちていました。
市川動植物園でも見たことがありますよ。2010年2月中旬のことですが、居合わせた係員の方が、「植物園の中では一番早いんじゃないかな」と自慢そうでした。
長さん
ヒスイカズラ、いい色でしょう?先端はとがっていますが、翡翠の勾玉みたいな雰囲気でしょう?
しおん
ヒスイ蔓は本当に綺麗な色ですね。他の植物でこのヒスイ色の花なんてないでしょうね~
長さん
翡翠色の花は、ラケナリア・ヴィリディフローなど、いくつかあるようですが、わたしはヒスイカズラ以外は見たことがないです。
信徳
この中には蝙蝠などいないでしょうから人口受粉でしょうか?ぐんまフラワーパークで実を見たことがないので今度聞いてみましょう。
寿々木
ローレルカズラですか?温室の定番植物ベンガルヤハズカズラにソックリですね。
nobara
食べたり?できるのでしょうか・・・
ヤハズカズラのお仲間は似てるのが多いですね
ウンカリナ・グランディディエリはゴマ科なんですね~面白いです。葉だけみるとアオギリの仲間みたいです。
行き当たりばったり
ヒスイカズラ、実に見事な色合いですね。
実までできている---。栽培と、研究と---職員の方々、楽しいでしょうね。
りりい
2年ぐらい前に、我が家からもほど近いところの家の軒下に翡翠色をした花を見たことがあります。また、その道を通ってみたいと思います。
コウモリでも受粉をするんですね。びっくりしました。
バク2
その下に字を書いてみますが努力してみます。
どのような時に使うかは分かりませんが教わったことを生かしいろいろチャレンジしてみたいと思います。
OZMA
初めて見たとき、この色の美しさに驚きました。
まるで宝石のようですよね。
我が家でも育ててみたいと思いましたが、やはり栽培は素人には難しそうなので諦めました^^;
長さん
ヒスイカズラの人工授粉が成功したのでしょうね。もともと、実ができにくい植物なんですって。ぐんまフラワーパークでも努力しているのでしょう。
長さん
東南植物楽園のヒスイカズラ、再開後には見られなかったのですが、育てているとのことだったので、昔の姿に復活して欲しいです。
ローレルカズラとベンガルヤハズカズラは花がそっくりです。ベンガルヤハズカズラの方は葉の基部がハート型をしているので、見分けができます。
長さん
ヒスイカズラは結実率が低い植物なので、食用にはならないでしょう。似た形というと、マンゴーの若い実みたいな感じですかね。
ゴマ科の木本は珍しいです。ごま油を採るコマとは似ても似つかない。共通点は花が筒花という位しかないですね。
長さん
ヒスイカズラは7年前に沖縄の植物園で初めて見て、魅了されました。結実しにくい植物だそうで、実を付けさせるには、人工授粉を担当した係員のご苦労があっただろうと思います。
長さん
ヒスイカズラは苑は名の美しさ故、現地では乱獲が進んで絶滅が危惧されているそうです。日本では沖縄を除き、屋外で栽培している例はないそうですよ。
ご近所の翡翠色をした花、見てみたいです。ブルースターかな。
長さん
画像表示を大小で変化(強弱)をつけたり、横に並べたり、右(左)に寄せてその横に文字を入れたりと、色々テクニックがあります。少しずつ覚えましょう。
長さん
ヒスイカズラ、魅力的な花ですよね。結実率が悪いので、挿し木で増やすそうです。温室でもなければ日本本土での栽培は困難でしょうね。
うふふ
ヒスイカズラの青い色は独特の美しさがありますね。
実もなるのですか。
新宿御苑の温室にあると聞いてはいますが、まだ見たことがありません。
今度新宿御苑に行った時は、真っ先に温室にGO~ですね。
長さん
ヒスイカズラ、とても魅力のある花ですね。拙ブログにもたびたび登場しています。実ができているのは初めて見ました。
新宿御苑では今年2月上旬から咲き始めました。3月が見頃だったようですが、いつも咲いている訳ではないので、お出かけの際は問合せをした方が良いですよ。
無門
イスイカズラ
花の中のプリンスですね
気品もあり精悍さもあり
はるる
長さん
翡翠は古くから王のシンボルみたいな使われ方をしてきましたね。実がなるからプリンセスかも。
長さん
はるるさんもヒスイカズラに魅せられた人ですか。ヒスイカズラは結実しにくい植物で、人工授精でも皆がなるとは限らないそうです。
植物園は春夏秋冬、楽しめます。
コスモス
長さん
ヒスイカズラは、関東の温室展示では2月から3月に掛けて咲くのが一般的なようです。つくば植物園では2~3月のほかに、11月末にも咲いているのを見たことがありますが、5月に花を見たのは初めてでした。実は1.5㎏くらいになるそうです。