カジノキ、ヌマミズキ、シダレカツラ、メキシコラクウショウなど

小石川植物園にて(4)
 4月30日、小石川植物園で見た木の花などを記録しています。

カジノキ (梶の木)
クワ科コウゾ属の落葉高木。雌雄異株
中国、インドシナ、マレーシア原産
古くから和紙の原料として栽培される
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雄花序だが。まだつぼみ。白い花が咲くそうだ
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園内には雌株もあるそうだ


ヌマミズキ (沼水木)
ヌマミズキ科ヌマミズキ属の落葉高木。雌雄異株らしい
原産は北アメリカ東北部から東南部、および西南部にかけて
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長い花柄をもつ黄色い雄花。葉は柿に似ている
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欧米では紅葉する木として庭に植えられる


画像シダレカツラ (枝垂れ桂)
カツラ科カツラ属の落葉高木
日本各地、朝鮮半島、中国に
分布するカツラの突然異変種

400年前に岩手県の早池峰山山麓で
発見され、各地に植えられる
盛岡市内に3本の天然記念物があり
盛岡市の木にも指定されている

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メキシコラクウショウ (メキシコ落羽松)
ヒノキ科(またはスギ科)ヌマスギ属の半落葉性針葉高木
右から枝を伸ばす樹がそれ。その後ろはラクウショウ
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昨年の葉と今年の葉
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メキシコ・オアハカ州にある「トゥーレの木」と呼ばれる個体は
幹周が36m以上もあり、ギネスブックで世界一太い木として
認定されている。推定樹齢は1500~1600年位
国内では大阪市立大学植物園、鶴見緑地の生態園、
鹿児島大学植物園などでも植栽されている

 4月25日撮影。
 (つづく)





母の日プレゼント

 5月5日、長男夫妻が、妻に母の日のプレゼントをくれるというので、常磐線柏駅の改札で待ち合わせ。駅近くの和食レストランへ。
 プレゼントは、嫁さんが見立てたという、京都・北山杉の葉や樹皮を煮込んだ染料で染めた「杉の華染」のスカーフ。柔らかな色合いが素敵だ。それと、アンリ・シャルパンティエの「いちごフィナンシェ」。毎年、ありがとう(と、妻が言っていました)。
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 料理はコースにしましたが、久しぶりに美味しい和食を堪能しました。
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この記事へのコメント

  • 黄昏龍

    ゴールデンウイーク中に母の日のプレゼント
    優しいご子息夫妻ですね!
    やや早いですが・・・
    父の日のプレゼントも奥様が頂いたプレゼント
    に負けないもの期待したいですね・・・
    ぃれぐれも奥様の物にひがむ事が
    ない事を祈念しております。(笑)
    2016年05月06日 17:17
  • 無門

    こんにちは

    幹回り36mというと
    直径も10m以上だよね
    想像を絶する大きさ
    この先も永遠に生きるかも
    2016年05月06日 17:20
  • すーちん

    今晩は
    母の日のプレゼント
    素敵ですね
    父の日の見せて下さいね
    2016年05月06日 18:33
  • river

    ラクウショウの別名または和名がヌマスギですね。湿地帯に生えるので呼吸根(気根)が地面から出る様子が面白いです。
     カツラに木は別所温泉の北向き観音にある「愛染カツラ」(樹齢300年以上)は何回か見たのですがシダレカツラは見たことがありません。
    2016年05月06日 18:42
  • なおさん

    カジノキは諏訪神社の神文にもなっていますね。武蔵丘陵森林公園では雄雌の木があり、オレンジ色の実も生ります。

     シダレカツラは深大寺の境内にもありますね。なかなか面白いものです。

     毎年母の日のお祝いやらプレゼントをしてくれるというのは良いですねえ。エライものです。
    2016年05月06日 18:55
  • 長さん

    黄昏龍さん、コメントありがとうございます。
    日本では、父の日は母の日のついでに出来たようなものなので、妻へのプレゼントより負けないようなものを期待したりしたら、罰が当たるというものですよ。
    2016年05月06日 19:04
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    ヌマスギにとって水が豊富な土地であることが生育条件ですが、トゥーレの木は山水を続けることで生き残っているとか。
    2016年05月06日 19:11
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    妻は嫁さんのセンスを褒めていました。自分が欲しくなるものを選ぶのが秘訣とか。もし、父の日にもらえたらご披露しましょう。
    2016年05月06日 19:13
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    ラクウショウは、ご存じのように幹のまわりに膝根ができますね。ところが、メキシコラクウショウにはこれが出来ないんですって。
    川口松太郎の小説に出てくる愛染桂ですね。別所温泉に泊まったとき見てきました。シダレカツラにはビックリです。
    2016年05月06日 19:20
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    カジノキは古くから神木として尊ばれていたそうですね。ネットの写真によると、秋に出来る実は面白い形ですね。
    シダレカツラは深大寺にもありますか。早池峰山由来の木でしょうか。
    長男夫妻は毎年プレゼントをくれます。ありがたいことです。
    2016年05月06日 19:29
  • mori-sanpo

    シダレカツラ、記憶違いかも知れませんが、松戸にある千葉大園芸学部の庭園で見たような気がします。
     この場所のメキシコラクウショウは記憶残っていますが、ギネスブックに載るほどの大木になるとは思っても居ませんでした。
     母の日のプレゼント、嬉しいことですね。
    2016年05月06日 20:44
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    調べてみたら、千葉大園芸学部には確かにシダレカツラがありました。この木より枝をかなり広げているようです。
    メキシコラクウショウがメタセコイアより太い樹になるとはビックリです。
    毎年欠かさずプレゼントを用意してくれます。良く出来た息子です(笑)。
    2016年05月06日 22:06
  • shuuter

    母の日のプレゼント 素敵です。
    いつまでも元気で楽しいファミリーを維持したいです。

    お互い健康で楽しく過ごせる毎日を感謝したいです。
    元気にブログも継続したいです。
    2016年05月06日 22:35
  • nobara

    木々の花も興味あります。
    面白いというか・・概して地味ですけど・・
    カツラの木が大好きです。
    それも枝垂れるタイプだなんていいですね~
    私が撮った樹もヌマミズキだったのかな~
    判らないでいましたが。精査して見てみます。
    母の日、嬉しいですね~
    私も今日、息子&彼女さんとで吉祥寺で食事してきました。久しぶりに夫がいつになくご機嫌でした。
    2016年05月06日 23:05
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    毎年忘れずに母の日のプレゼントをくれる長男夫妻、ありがたいですよ。
    私も4月末で73歳になりましたが、健康不安はあるものの、何とかブログの毎日更新を続けています。
    2016年05月06日 23:38
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    今まであまり木の花に目を向けてきませんでしたが、色々と花の咲く木も多いのですね。
    ヌマミズキは初めて知りました。雌雄異株で、秋に紅葉するからその時にでも確認が出来そうです。
    カツラの枝垂れなんて珍しいです。カツラの木も花が咲くそうですが、これも雌雄異株なんだそうです。
    いつまでもお子さんやお孫さんと一緒に食事が出来るのは良いですね。
    2016年05月06日 23:45
  • りりい

    カジノキの花の形、珍しいですね。面白い形をしています。
    優しい息子さんご夫婦ですね.素敵なショールで、センスの良さが感じられました。
    2016年05月07日 09:15
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    カジノキの雄花序はまだつぼみでしたが、雌花は全く違う形をしていて、そちらも面白そうなので、機会があったら見てみたいと思います。
    良く出来た息子夫婦で、自慢しても良いですか(笑)。
    2016年05月07日 09:28
  • eko

    木々の花も沢山咲く季節ですが、目立たない花は気が付きもせず通り過ごしているようです。
    カジノキの花まだ蕾のようですがどんな花が咲くのか興味深いです。
    シダレカツラも珍しいですね。
    幹周り36mもの「トゥーレの木」樹齢が1500年~1600年とはこちらも凄いですね。
    母の日のプレゼントにお食事会、素敵ですね。やさしい息子さんご夫婦ですね。
    私も子どもたちから花籠と洋服のプレゼントをもらいました。いくつになってもプレゼントは嬉しいものです。
    2016年05月07日 09:44
  • みっきい

    メキシコのラクウショウで「トゥーレの木」と呼ばれる個体は幹周が36m以上もあり、世界一太い木としてギネスブックで認定されているそうですが、直径が10mの木が有るとはとても考えられません。推定樹齢は1500~1600年位ですか?植物の寿命は長いのですねぇ!大きくなるのですねぇ! 
    初夏の木にも花をつけているんですよね!
    ヒトツバタゴの白い花は印象的ですが、先回ヒトツバタゴ似の植物の樹種には、クスノキ、ニレ、イヌザクラ、ボダイジュなどがありますと書いてありました。
    高速道から見る山々には、白に近い新芽の塊の木が点々と有り、紅葉とはまた違う新緑の美しさでした。何の木だったのか?あれは「何じゃの木」と呼びました…。
    母の日プレゼント!奥様嬉しいですね!杉の皮染色ですか!?絞り模様みたいスカーフ、ステキですね。
    孝行息子さんですね!お嫁さんの力が大ですよ。
    御一緒にお食事、美味しいに決まってますね!!
    2016年05月07日 13:16
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    カジノキの枝が低いところにあったので花に気づきましたが、高い梢なら分らなかったでしょう。
    トゥーレの木は正確な年代測定が出来る前は樹齢6000年とも言われていたんですって。
    妻への母の日プレゼントにかこつけて、美味しい和食を食べに行きました。次は父の日かな。
    2016年05月07日 13:50
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    長寿の木は日本の縄文杉(屋久島)の方がずっと古いので驚きませんが、幹周りが36mというのは凄いですね。
    ナンジャモンジャノキと言われるのは地方ごとに異なっているようで、5種類以上になるようです。山に生える木の花はその時期しか見られないので、なんじゃあれはということになったのでしょう。
    何歳になっても子どもたちからのプレゼントは嬉しいものですね。
    2016年05月07日 13:59
  • はるる

    母の日プレゼントにお食事は楽しいですね。
    たまにはこういうことあると幸せ感じます。
    カツラの葉はいい形で、今新緑がきれいです。
    散歩中に何度か見かけました。
    2016年05月07日 20:35
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    私たちはあまり外食はしないので、こういう機会にかこつけてあじを楽しみました。
    カツラの丸っこい葉は可愛いですね。黄葉の頃、葉から良い香りの成分が出てくるそうです。
    2016年05月07日 21:24
  • 花咲か爺

    メキシコラクウショウの可愛い気根が整列していますね。枝垂れ桂、こちらでは西宮の緑化植物園にありますがそんな経緯がある木だったとは・・。次回心して見てきます。アンリ・シャルパンティエ、芦屋の名店で今や全国区、美味しい菓子で良くお使い物にします、奥様もご満足なされたことでしょうね。
    2016年05月09日 15:54
  • 長さん

    花咲か爺さん、コメントありがとうございます。
    ラクウショウとメキシコ・・・と隣り合わせに植えてあるので紛らわしいのですが、メキシコ・・・の方は気根が出来ないのだそうです。
    シダレカツラ、初めて見ました。珍しいので、各地の植物園が導入したようです。
    アンリ・シャルパンティエ、ご存じでしたか。嫁さんは京都で買ってきたような話をしていました。
    2016年05月09日 20:33
  • ROKO

    杉の華染、ステキです。
    そして、はじめて聞きました。
    ストールのお洒落は、最近の
    流行りですよね。
    父の日も、ストールだといいですね!
    2016年05月09日 22:19
  • 長さん

    ROKOさん、コメントありがとうございます。
    杉の華染め、素敵な色でした。これ、スカーフじゃなく、ストールっていうんですね。ファッションには疎いもので・・・。
    私にストールですか?似合わないと思いますが(笑)。
    2016年05月09日 23:15

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