5月11日に行ったつくば植物園です。熱帯資源植物温室の東側添いの花壇?には、あまり丈が大きくならない植物が植えられていますが、時々珍しい草を見ることがあります。今回、エリカモドキ、バビアナ・ツビフローラなどが初めて見るものです。
エリカモドキ
クノニア科(←ユキノシタ科)エリカモドキ属の半耐寒性常緑低木
原産はオーストラリア南東部。 流通名:愛のかんざし

花径は1.5~2cm。エリカと言うより、ボロニアに似ている

チリアヤメ(ハーベルチア)
アヤメ科ヘルベルティア属の多年草(球根)
原産は南アメリカ(チリ、アルゼンチン)。一日花。花径は3cmほど
日本で流通しているのは、‘ラフエ’が一般的。良く増えるそうだ

バビアナ・ツビフローラ (Babiana tubiflora)
アヤメ科ホザキアヤメ属の多年草。原産は南アフリカケープ地方
名前が分らず、お尋ねサイトで教えてもらいました

長い筒状の花で、先端が6裂。うち3枚の花弁に赤い斑(2枚はハート形)

トリトニア属の一種
アヤメ科。詳細不明
トリトニア・クロカータ(アカバナヒメアヤメ)に似ているが、草丈が低い


アルクトティス・ベヌスタ
(アルクトティス・ウェヌスタ、アークトチス・ベヌスタ)
キク科ハゴロモギク属の多年草。和名はハゴロモギク(羽衣菊)
原産は南アフリカ。高温多湿に弱く、園芸上は一年草扱い

アステリスカス・マリティムス ‘ゴールドコイン’
キク科アステリスカス属の多年草。別名:オドントスペルマム
原産はカナリー諸島、地中海沿岸。 花径は4~5cm


アニソドンテア・マルウァストロイデス
アオイ科アニソドンテア属の常緑小低木
原産は南アフリカ。東ケープ地方から西ケープ地方に分布
温度があれば周年開花する。一日花。花径は4㎝くらい


クノニア科(←ユキノシタ科)エリカモドキ属の半耐寒性常緑低木
原産はオーストラリア南東部。 流通名:愛のかんざし
花径は1.5~2cm。エリカと言うより、ボロニアに似ている
チリアヤメ(ハーベルチア)
アヤメ科ヘルベルティア属の多年草(球根)
原産は南アメリカ(チリ、アルゼンチン)。一日花。花径は3cmほど
日本で流通しているのは、‘ラフエ’が一般的。良く増えるそうだ
バビアナ・ツビフローラ (Babiana tubiflora)
アヤメ科ホザキアヤメ属の多年草。原産は南アフリカケープ地方
名前が分らず、お尋ねサイトで教えてもらいました
長い筒状の花で、先端が6裂。うち3枚の花弁に赤い斑(2枚はハート形)
トリトニア属の一種
アヤメ科。詳細不明
トリトニア・クロカータ(アカバナヒメアヤメ)に似ているが、草丈が低い
アルクトティス・ベヌスタ
(アルクトティス・ウェヌスタ、アークトチス・ベヌスタ)
キク科ハゴロモギク属の多年草。和名はハゴロモギク(羽衣菊)
原産は南アフリカ。高温多湿に弱く、園芸上は一年草扱い
アステリスカス・マリティムス ‘ゴールドコイン’
キク科アステリスカス属の多年草。別名:オドントスペルマム
原産はカナリー諸島、地中海沿岸。 花径は4~5cm
アニソドンテア・マルウァストロイデス
アオイ科アニソドンテア属の常緑小低木
原産は南アフリカ。東ケープ地方から西ケープ地方に分布
温度があれば周年開花する。一日花。花径は4㎝くらい
5月11日、熱帯資源植物温室・東側面のスペースにて
次回は、熱帯資源植物温室やサバンナ温室の南側で咲いていた花を紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
nobara
お花は俯いて咲くのですか?
このトリトニアの一種?
かなりの矮性種のようですね。
アニソドンテア・マルウァストロイデス
アオイ科の中でも大好きな花です。
ミックン
みっきい
バビアナ・ツビフローは南アフリカが原産、アヤメ科ですか。
長さんでもわからない花がおありで、名前が分らないとすぐに調べられるのですね!?
ハートが二つ、なんて可愛い花でしょうか!!
なおさん
アステリスカス・マリティムス ‘ゴールドコイン’はこの間ホームセンターで売られていたのを買ってきました。
river
長さん
エリカモドキは俯いて咲きます。花弁はもっと開くようです。
このトリトニアは砂礫から直接花が咲いているような錯覚を覚えます。
アニソドンテア・マルウァストロイデスは小ぶりの花がたくさん咲きます。一日花というのが惜しいですね。
mori-sanpo
エリカモドキはオーストラリア原産ですか。
'愛のかんざし'という流通名は云い得て妙ですね。
shuuter
トリトニア属の花 アヤメ科でも赤系統の花があるのですね。面白いです。
長さん
珍しい花に出会えるのは植物園の良いところであり、魅力でもあります。チリアヤメは最近、公演などでも見かけることがあるそうですよ。
長さん
バビアナ・ツビフローラ、ヒガンバナ科かと思ったのですが、アヤメ科だそうです。名札がないと分らない花はまだまだ沢山あります。今回も初めて見る花が何種類もありました。
長さん
時期をちょっと外していくと、初めて見る花に出会える確率が高いようです。
アステリスカス・マリティムス‘ゴールドコイン’がホームセンターに並んでいましたか。‘ゴールドコイン’というのはラナンキュラスにもありますね。
長さん
和名もない珍しい花はラテン語綴りをカタカナで表記してあるので、絶対と言って良いほど覚えられません。
ここは高速道路を使うと我が家から1時間かからないので、年に何度も行っています。
長さん
エリカモドキは茎がまっすぐ伸び、花が俯いて咲くので、かんざしの飾りが揺れているように見えますね。
eko
チリアヤメは中心部の模様が印象的ですね。
バビアナ・ツビフローラはアヤメ科なんですね。赤いハートがなんとも可愛いです。
長さん
アヤメ科の花、紫、橙、クリームと揃えてみました。
トリトニアの一種とバビアナ・ツビフローラ以外は園芸店でも入手できるようです。
長さん
このスペースは温室の花だけ見に来たときも必ず見て回るところです。理由は珍しい植物が植えてあるからなんです。今回は、エリカモドキやバビアナ・ツビフローラを見ることが出来たのは収穫のひとつです。
寿々木
長さん
チリアヤメをご覧になりましたか。
アニソドンテア・マルウァストロイデスは樹高が2mほどになりますから、地植えか大きめな鉢が良いでしょうね。
K.たじまん
また、アニソドンテアは花弁がハートでいいね!
長さん
アニソドンテア・マルウァストロイデスはアオイ科らしい花弁の形です。今、あちこちで咲いているゼニアオイはこんな形をしていますよ。
はるる
名前は難しいですが、可愛くきれいなものばかりで楽しいです。
ヤマボウシで常緑があるんですね。
勉強になりました。
長さん
ここは関東でも最大の植物品種数を誇る植物園なので、いつ行っても初めて見る植物に出会える、そんなところです。
和名がない植物の名前は難しいですね。