サトザクラ(太白、千里香)など

皇居東御苑にて(その5)
 皇居東御苑でみたサトザクラの栽培種の紹介です。
 今回は、白い花が咲く2種類です。ともに「ケヤキの芝生」で撮りました。
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「ケヤキの芝生」の南端から(中央奥が天守台)


サトザクラ(太白=タイハク)
白色の花弁で、5枚
日本では絶滅された品種とされ、イギリスから逆輸入された品種
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花径はサクラの栽培品種の中で、最大(5~6cm)
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サトザクラ(千里香=センリコウ)
白色の花弁で、5~10枚
江戸荒川堤から広まった品種。香りが非常に良いことからこの名がある
アリアケと特徴が似ており、香りがよい枝代わりの一種とする説がある
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クルメツツジ (久留米躑躅)
二の丸で (奥の建物は「諏訪の茶屋」)
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ヤマツツジ (山躑躅)
二の丸雑木林で
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トウゴクミツバツツジ (東国三葉躑躅)
天守台付近で
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完全に逆光 (奥は、西洋シャクナゲ)
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 4月12日撮影。
 次回は、リンゴやナシの花を紹介します。
 (つづく)







我が家の花

 左下、プルモナリア (ムラサキ科) 終盤には赤くなります
 右下、クンシラン (ヒガンバナ科) やっと咲きました
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 左下、ナスタチウム (ノウゼンハレン科) 和名はキンレンカ
 右下、ローダンセマム・アフリカンアイズ (キク科) 多湿に弱い
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この記事へのコメント

  • eko

    サトザクラも様々ありますね。太白は花茎5~6㎝とは豪華な花ですね。千里香の香りが良い花も素敵です。非常に香りが強くても千里は無理ですね(笑)
    ツツジも咲きだしましたね。わが家の花も気が付いたら蕾が出来てもう咲きそうです。今年は全体に花が早いですね。
    長さんのお庭にも可愛い花が咲いていますね。
    2016年04月20日 17:47
  • みっきい

    ケヤキの大木があって、芝生の広場がある皇居東御苑のサトザクラのご紹介ですか。
    太白は英から逆輸入したものとは…、驚きです。
    千里香は良い香りの白いサトザクラですか。
    サトザクラはピンクばかりと思っていました。
    いや、黄緑も黄色もありましたね!(昨日見てきました)
    あまりのたくさんの品種で、サクラのイメージが膨らみ変わりました。つつじも咲いてますね。
    長さんのお庭も可愛い花が咲いてますね!!
    2016年04月20日 17:55
  • river

    太白はもともとイギリスで作られた桜と言う説もありますね。赤城千本桜にもウミネコ、カンパニュロイデス、アーコレード、ホソカワベニ、オカメなどイギリス産の桜が植えられています。サクラの品種改良を行っているのは日本だけではありません。
    2016年04月20日 18:14
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    太白は大きな花弁で、一重なのに存在感がある桜でした。一方の千里香は白の八重で総に付いた花が多く、遠目にも目立つ樹でした。香りが強いと言っても到底千里は無理で、命名したのは中国人?なんて疑ってしまいます。
    ナスタチウムとアフリカンアイズは先日、妻が買ってきたものです。
    2016年04月20日 18:58
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    サトザクラにも色々ありますね。白~ピンク、それに、ご覧になった黄緑や黄色ですね。
    日本では太白という名の桜は残っていないそうですが、駒繋という品種と同種だという研究もあります。
    2016年04月20日 19:01
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    赤城千本桜を昨年見に行きましたから、外国産出の桜が植えてあるのは知っていました。
    太白について言うと、多摩森林科学園のHPには、「英国のInglamが日本から得て栽培していたもの。荒川堤になく、英国から逆輸入された。しかし駒繋などは同一クローンであり、日本にも残されていたと考えられる」と出ています。
    2016年04月20日 19:06
  • mori-sanpo

    里桜は、日本特産の桜の園芸種だと思っていましたが、イギリスでも桜の園芸種が作られていたとは驚きです。
     太白はイギリスからの逆輸入でしたか。
     現在では遺伝子検査することにより、里桜の品種もはっきりしているでしょうね。
    2016年04月20日 20:23
  • shuuter

    我が家のクンシラン 寒さで葉がすべて萎れてしマイはがありません。
    でも小さい橙の花咲き出しました。
    健気に咲いていてくれます。
    2016年04月20日 21:01
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    イギリスでも桜の園芸種が作られているそうですが、この太白が創り出されたかどうか疑問があります。というのは、太白と同じDNAを持つ駒繋と言う品種が日本にあるからです。
    2016年04月20日 21:25
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    君子蘭は10℃以下の気温に2カ月晒さないと花茎が伸びないのだそうですが、霜にはめっきり弱いようです。お宅の君子蘭、霜に合いませんでしたか?
    2016年04月20日 21:27
  • 無門

    こんにちは

    日本で絶滅した桜も
    あるんですね
    ソメイヨシノに
    押されてしまったのかな
    2016年04月20日 21:43
  • なおさん 

    さまざまなサトザクラの品種を大切に守り育てることも重要ですね。多摩森林科学園でも桜保存林があり、苗木の育成もしているようです。
     サクラだけでなく、いろいろなツツジも綺麗ですね。逆光でも花に生き生きとした雰囲気がでますので、風景写真では重要なライティングとなります。
    2016年04月20日 22:43
  • nobara

    太白はこちらの公園では終わっていました。
    大きな白い花びらが綺麗ですよね。
    センリコウにも香りがあるのですか?
    駿河台匂いも枝垂れでもないのに枝が地面に下りてきて、香りもよかったです。数が増えています(挿し木で)
    桜守りの方たちが苗木の育成しています。
    ローダンセマム・アフリカンアイズ は花期も長いし・・我が家でも晩秋からず~と咲いています。蕾もまた出てきています。中心部の明るい色の点が魅力です。
    ナスタチウムはサラダにも使えますね~
    あしらいに最高です。葉も花も・・・
    2016年04月20日 23:35
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    太白は、たまたま、英国の園芸家が栽培をしていたものですが、品種によっては元々本数が少なく、それが日本では枯れてしまったと言うことなのでしょう。
    2016年04月20日 23:42
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    サトザクラの希少品種はどこか苗木の育成をしないと、いずれ忘れ去られるものも出てくるでしょうね。多摩森林科学園の活動は貴重だと思います。
    逆光で撮ると、背景が暗い場合は、花が浮き出てくる効果がありますね。
    2016年04月20日 23:45
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    太白はnobaraさんのマイガーデンにもありますか。千里香は香りがあるとのことですが、梢が高くて花に鼻が届かない(笑)。
    駿河台匂はたまたま昨日撮ったのですが、花の香りを確かめるのを忘れました。
    アフリカンアイズは日が陰ると花弁が立ってきますね。その運動が花を長持ちさせる秘密かもね。
    ナスタチウムは食用になりますか。妻に言っておきます。
    2016年04月20日 23:52
  • 小枝

    千里香、見事ですね。
    見惚れてしまいました。

    お庭にもいろいろなお花が
    咲き始めておいでのご様子。
    後発のお花も楽しみにさせて
    いただきます。
    2016年04月21日 00:38
  • 寿々木

    君子蘭がもう咲きましたか、早いですね、当穂隣家の庭にあってよく見えるのですが、まだ咲いてません。キンレンカ可愛い花です。草姿がカボチャのミニチュアといった感じで、戦時中防空壕の上に這わせた南瓜を想い出します。
    2016年04月21日 07:28
  • すーちん

    お早うございます
    八重桜そして、ツツジも咲いて
    きましたね~
    ヤマツツジのボケた様な色が
    好きですね~
    2016年04月21日 08:36
  • 信徳

    桜も終盤を迎え八重が綺麗です。
    ツツジの時期がきました。
    今年も1~2週間早い開花の様です。
    2016年04月21日 09:08
  • 長さん

    小枝さん、コメントありがとうございます。
    千里香はわずかにピンクが買っていますが、殆ど白に見える八重桜で、見事でした。
    猫の額ほどの庭ですから、咲いている花も少ないのですが、もう少し撮ってありますので、後日ご紹介しましょう。
    2016年04月21日 13:23
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    側屋の君子蘭はご近所より遅く咲きました。そちらではまでですか。
    キンレンカのことをカボチャみたいだなんて言うと、キンレンカが子を悪くしますよ(笑)。カボチャ、終戦後の食糧難の時はお世話になりましたが・・・。,
    2016年04月21日 14:15
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ツツジも街路樹の下で咲き出しましたし、これからツツジの季節ですね。やまつつじのぼけたような色、なるほど、そんな感じですね。
    2016年04月21日 14:17
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    今年は、染井吉野も八重桜も早く咲きましたね。ツツジも早い開花で、地球温暖化を感じさせますね。
    2016年04月21日 14:19
  • はるる

    桜からツツジへと、暖かくなると次から次へ花も進むのが早くなります。ツツジもこういうところですと背景がよくきれいです。
    お庭も毎日見ないと見損なってしまうほど、咲いてきて楽しいですね。
    2016年04月21日 19:46
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    ツツジがあちこちで咲き始めました。逆光の場合は、背景が黒いと引き立ちますね。
    猫の額ほどの我が家にも春になると花が咲きます。多年草も大抵は1年でだめにしてしまうのですが、プルモナリアや君子蘭は毎年咲いてくれます。
    2016年04月21日 20:19
  • 花咲か爺

    真っ赤なクルメツツジ、中々巧く撮れません。コンデジにも不得手な色がある様で真っ赤は苦手のようです。良くお出かけでお留守などされておられますが、綺麗に花を咲かせておられますね。お世話も大変でしょう。
    2016年04月23日 15:43
  • みっきい

    『サトザクラの白い太白は、日本では絶滅された品種とされ、イギリスから逆輸入された品種である。』
    長さんのこのブログで知りました。
    いつもありがとうございます。

    4月23日(土)付け朝日新聞の土曜版に、みち物語に
    「太白」里帰りの道(英国→日本)と、モスクワからシベリア鉄道に乗ってウラジオストックから京都へ帰ってきたという物語が書かれています。野生種はカタカナ、栽培種は漢字名で書こうというのも気になりました。
    「染井吉野」だけが桜じゃないというのもうなづけます。
    2016年04月23日 18:06
  • 長さん

    花咲か爺さん、コメントありがとうございます。
    赤い色の花はオートで撮ると色が薄く写ります。そんな場合は、コンデジの露出補正をマイナスにしてみてください。黄色は逆にプラス補正が良いようです。
    プルモナリアに君子蘭、ほったらかしでも咲く花が残ったのですよ。下の2種類は今年買ったものです。
    2016年04月23日 19:13
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    今日の朝日新聞「be」の6面に「太白」のことが乗っていますね。ネットではここまで詳しく調べきれなかったので、とても参考になりました。
    オオシマザクラもヤマザクラも寿命が長いので、ここの太白も大きくなって欲しいです。
    2016年04月23日 19:34

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