(会期:2016年1月7日~11日、会場:池袋サンシャインシティ文化会館)
今回はこれまでに紹介して来なかった原種ランに注目し、その色々の続きを紹介します。
出展者名は省略させていただきました。
ジゴペタルム マッケイー
Zygopetalum mackayi
ブラジル原産の地性種。香りが良い。唇弁の縦縞が特徴

セロジネ アサミカ
Coelogyne(Coel.) assamica ブータン、北東インド(アッサム)、
ビルマ、中国、ラオス、ベトナム、タイに原生する着生種

マキシラリア エラチオール
Maxillaria elatior
メキシコ~中央アメリカに分布する着生種。草丈は1mになるものがあるという

リンコスティリス ギガンテア
Rhynchostylis gigantea
ビルマ、中国南部~フィリピンの分布する大型の着生種
リンコスティリスを代表する原種。花には光沢がある

ディモルフォルキス ローウィ
Dimorphorchis lowii ボルネオ島に原生する着生種
同じ花茎に2種類の花を咲かせる奇妙な品種だそうだ

レリア アンデュラータ
Laelia undulata (= Schomburgkia undulata) カトレアに近縁の属
コロンビア原産の着生種。紫褐色のねじれた花を多数咲かせる

スカフィグロティス インブリカータ
Scaphyglottis imbricata 'Rio Arroz' (= = Hexisea imbricata)
メキシコ~南アメリカ西部に分布する着生種

エリア属の一種
Eria sp. エリア属は熱帯アジアに広く分布する
(日本南部から西はインド、南はオーストラリア)


ポリスタキア ガレアタ
Polystachya galeata ‘Napoleon’ CBR/AOS
熱帯アフリカ西部~ウガンダ、アンゴラい分布

ショエノルキス ジュンシフォリア
Schoenorchis juncifolia
ジャワ島原産の着生ラン。フジの花を連想させる

Zygopetalum mackayi
ブラジル原産の地性種。香りが良い。唇弁の縦縞が特徴
セロジネ アサミカ
Coelogyne(Coel.) assamica ブータン、北東インド(アッサム)、
ビルマ、中国、ラオス、ベトナム、タイに原生する着生種
マキシラリア エラチオール
Maxillaria elatior
メキシコ~中央アメリカに分布する着生種。草丈は1mになるものがあるという
リンコスティリス ギガンテア
Rhynchostylis gigantea
ビルマ、中国南部~フィリピンの分布する大型の着生種
リンコスティリスを代表する原種。花には光沢がある
ディモルフォルキス ローウィ
Dimorphorchis lowii ボルネオ島に原生する着生種
同じ花茎に2種類の花を咲かせる奇妙な品種だそうだ
レリア アンデュラータ
Laelia undulata (= Schomburgkia undulata) カトレアに近縁の属
コロンビア原産の着生種。紫褐色のねじれた花を多数咲かせる
スカフィグロティス インブリカータ
Scaphyglottis imbricata 'Rio Arroz' (= = Hexisea imbricata)
メキシコ~南アメリカ西部に分布する着生種
エリア属の一種
Eria sp. エリア属は熱帯アジアに広く分布する
(日本南部から西はインド、南はオーストラリア)
ポリスタキア ガレアタ
Polystachya galeata ‘Napoleon’ CBR/AOS
熱帯アフリカ西部~ウガンダ、アンゴラい分布
ショエノルキス ジュンシフォリア
Schoenorchis juncifolia
ジャワ島原産の着生ラン。フジの花を連想させる
1月7日撮影。
あと1回、「香りの審査コーナー」に出展されたランを紹介して終わりにします。
(つづく)
次回は、皇居東御苑「植物観察ガイド」の報告です。
この記事へのコメント
goki
原種ランの華麗な花々は色彩や形が
様々で次の花はと楽しみが湧きますね
其れに、形を見ていると思わずにっこり
してしまうユーモアも有りますねぇ。
river
長さん
ランの花の色や形はバラエティーがありますね。可愛いもの、面白いもの色々ですが、中にはちょっと気持ち悪いのもありますねー。
長さん
今回はリボン賞三席以上を主として撮りましたから、まだ他にも原種ランが出展されていたかもしれません。
ランは属の種類が多い上、発音し難いような名称もありますから、名前を記憶するつもりがないのですが、何となく初めてだなーと感じることがあります。
無門
ねじれた花の蘭
きっと何か事情でもあったんですね
こうまでして自分を表現するなんて
面白いですね
eko
藤の花のように垂れ下がってびっしり咲く花、地味な花色と見ていても飽きません。
なかなか見ることが出来ない花々を楽しませて頂きました。
長さん
捻れた花弁、このような発展を遂げたのは何か理由があったのでしょうね。ランの不思議さを垣間見た思いです。
長さん
フジの花のように長い花補に小さな花をたくさん咲かせるランは色々あるようですが、紹介したエリアの一種は色合いが地味ですね。しかし、なかなか味わいのある品種です。
shuuter
15鉢ほどあった土佐寒蘭の ほしい人に分け与えています。
5鉢にして栽培するつもりです。
洋ラン 小型の温室にいれていますが、子らも整理するつもりです。
ブログの毎日の更新に手が取られ ランの栽培に手が回らないのです。
お互いブログの毎日の更新 大変ですよね。
nobara
ほんとぉー 蘭もこうやって見ますと
いろいろですね~
そうこうするうちに今度は東京ドームに移るのですかね~
蘭さんたちも出張が大変ですね。
なおさん
リンコスティリスギガンティアとフウランの交配種はうちでも育てています。「紅雫」という銘ですが、香りは良いですね。
長さん
shuuterさんもブログを毎日更新されていますから、取材、写真整理、データ整理、投稿などと、時間を割かれていらっしゃるようですね。私も同様です。
ランは元々手を出さないようにしていましたので、現在は6鉢のみです。断捨離という言葉があるように、歳になったのでそろそろ不要なものを整理することを考えています。
長さん
ポリスタキア・ガレアタは花被片がリップを包むような形です。ランには見えないですよね。
東京ドーム、13日からですよね。前売り券を買ってしまいました。ここに出展したランはもう花期が終わっていますから、別の個体を出展するのでしょう。
長さん
東京ドームの前売り券を買いました。土日は混雑するでしょうから、昨年の経験から、平日の午後に行こうかなと思っています。
フウラン属とリンコスティリス属は相性が良いようで、交配種はネオスティリス属となっているそうです。フウランの交配種は香りの蘭コーナーにも出展されていました。
寿々木
みっきい
初めのブラジルの原種ラン、見ていると踊りだしたくなるような面白さが有ります。
レリア アンデュラータ、カトレアに近いそうですが?ねじれた花もユニークなものです。
エリア属の藤のような花も珍しい原種ランなのですね!!
東京ラン展が始まるんですか!!楽しみで~す!!
すーちん
一番上の蘭は蝶が舞ってる
様ですね~
見た事も無い様な形が一杯
有るんですね~
長さん
1枚目のジゴペタルムはリップの模様が独特ですね。
長さん
1枚目のジゴペタルム、葉脈みたいな縦縞模様とその他の花弁の斑が対照的ですね。
レリア アンデュラータの「アンデュラータ」とは「波打つ」という意味なんだそうですよ。
東京ドームの世界らん展日本大賞、見に行く予定なので、来週にはご報告できると思います。
長さん
1枚目のジゴペタルム、蝶が舞っているように見えましたか。模様が独特ですね。
展示作品には変わったものが他にもありましたが、余り蘭ばかり続ける訳にも行かず、又の機会にします。
はるる
東京ドームもお出かけになるのですね。
それは楽しみです。
長さん
ランの花が大好きなので、19回も引っ張ってしまいましたが、そう言っていただけると嬉しいです。昨年の東京ドームの方は17回も連載しました。今年はどうなるでしょう。