(会期:2016年1月7日~11日、会場:池袋サンシャインシティ文化会館)
今回はこれまでに紹介して来なかった原種ランに注目し、その色々を紹介しようと思います。今回も初めて見る原種が多数ありました。
出展者名は省略させていただきました。
ファレノプシス ベリナ
(=ファレノプシス ビオラセア) 胡蝶蘭の原種のひとつ
Phal.bellina(=violacea) fma coorukea 'Mei'
ボルネオ島、スマトラ島、マレー半島に原生する着生種

ファレノプシス セレベンシス
Phal. celebensis 'Hoshino'
インドネシア・セレベス(現スラウエジ)島に原生する着生種

マキシラリア シュンケアナ ウィキ
Maxillaria schunkeana wiki < 加藤洋らん苑賞 >
ブラジル原産の、小さな黒いラン(実際は濃い茶色ですが…)

ルディシア ディスカラー
Ludisia discolor 'FN-Beat'
中国南部から東南アジアが原産。和名:ホンコンシュスラン
宝石のようにも見えることから、ジュエルオーキッドとも呼ばれる

ゴンゴラ ルフェスケンス
Gongora rufescens
コロンビア~エクアドルに分布する着生種
ちょっと変わったかたちの花です。着地しようとする鳥にも見える

イダ ヒルツィー
Ida Hirzii (=Sudamerlycaste hirtzii)
コロンビア、エクアドルに分布する着生種

トリコセントルム スプレンディダム
Trichocentrum splendidum < In-Charm Orchids賞 >
= オンシジウム スプレンディダム (Oncidium splendidum)
グアテマラ、ホンジュラスに分布する着生種

アンキストロキルス ロスチャイルディアヌス
Ancistrochilus rothschildianus 'Shuyu'
西熱帯アフリカに分布する着生種

デンドロキラム ビカロッサム
Dendrochilum bicallosum 'Misako'
フィリピンに分布する着生種

コンパレッティア マクロプレクトロン
Comparettia macroplectron
コロンビアに分布する着生種
下垂する花茎に長い距を持つピンクの花を咲かせる


(=ファレノプシス ビオラセア) 胡蝶蘭の原種のひとつ
Phal.bellina(=violacea) fma coorukea 'Mei'
ボルネオ島、スマトラ島、マレー半島に原生する着生種
ファレノプシス セレベンシス
Phal. celebensis 'Hoshino'
インドネシア・セレベス(現スラウエジ)島に原生する着生種
マキシラリア シュンケアナ ウィキ
Maxillaria schunkeana wiki < 加藤洋らん苑賞 >
ブラジル原産の、小さな黒いラン(実際は濃い茶色ですが…)
ルディシア ディスカラー
Ludisia discolor 'FN-Beat'
中国南部から東南アジアが原産。和名:ホンコンシュスラン
宝石のようにも見えることから、ジュエルオーキッドとも呼ばれる
ゴンゴラ ルフェスケンス
Gongora rufescens
コロンビア~エクアドルに分布する着生種
ちょっと変わったかたちの花です。着地しようとする鳥にも見える
イダ ヒルツィー
Ida Hirzii (=Sudamerlycaste hirtzii)
コロンビア、エクアドルに分布する着生種
トリコセントルム スプレンディダム
Trichocentrum splendidum < In-Charm Orchids賞 >
= オンシジウム スプレンディダム (Oncidium splendidum)
グアテマラ、ホンジュラスに分布する着生種
アンキストロキルス ロスチャイルディアヌス
Ancistrochilus rothschildianus 'Shuyu'
西熱帯アフリカに分布する着生種
デンドロキラム ビカロッサム
Dendrochilum bicallosum 'Misako'
フィリピンに分布する着生種
コンパレッティア マクロプレクトロン
Comparettia macroplectron
コロンビアに分布する着生種
下垂する花茎に長い距を持つピンクの花を咲かせる
1月7日撮影。
もう1回、原種ランの紹介を予定しています。
(つづく)
次回は、皇居東御苑の「植物観察ガイド」の報告(つづき)です。
この記事へのコメント
goki
原種の蘭の花たちは彩り形も華やかでは
無いですが可愛い姿ですね
コンパレッティアは自然の中で咲いている
時の姿を想像して仕舞いましたが、上から
垂れ下がり咲いて居ると綺麗でしょうね。
なおさん
はじめのは黄緑と紫の色あいが何とも言えません。花屋さんで見るコチョウランとはずいぶんと趣が異なり、紫の色が良いですね。
みっきい
白やピンクのコチョウランの原種なのですね?
小さい黒いランもありますね。
ゴンゴラ ルフェスケンスと言う、着地しようとする鳥のような花は、オンシジウムの花色と似てますね。
上から長く下垂するランもあるのですね!
ほんとうに見た事のない珍しいランばかりですネ。
花咲か爺
無門
セレベス島の名を冠した
蘭の花もあるんですね
スラウェッシュ島では
3か月ほど生活しました
思いで深いところです
長さん
カトレア系交配種のように華麗さは少ないですが、原種ランもなかなか良いものです。
コンパレッティアのようなランの花にコロンビアの密林で出会ったら感動ものでしょう。
長さん
今回のらん展では原種の種類が多かったのが良かったです。それだけ原種の愛好家が多いのでしょうね。
1枚目のファレノプシスは、他にはちょっと見られないような紫色が魅力ですね。
長さん
1枚目のファレノプシスは、よく花屋さんで見かけるコチョウランとはちょっと形も色も異なりますね。
ゴンゴラ ルフェスケンスは黄色が基調です。オンシジュームの黄色が多いですね。着地しようとする鳥に見立てましたが、イギリス人は操り人形をイメージしたそうですよ。
長さん
マキシラリア・シュンケアナ・ウィキの花は濃い茶褐色ですが、花弁の厚みで黒く見えるのですね。
原種ランは青以外はすべての色があるような気がします。
長さん
スラウエジ島に3ヶ月滞在されましたか。お仕事だったのでしょうから、ランなど見に行く暇はなかったでしょうね。
nobara
見せるのに鉢を尻合わせにして
丈を出しているのが面白いと思いました。
私もそのように使って花を置いていますから(笑)
邪道ではなかったのかと変に納得でした。
すーちん
改良したものと違い
原種はシックな感じがします
mori-sanpo
原種のランには力強いものを感じることができました。
shuuter
それぞれに強烈な個性がアリ 多種多様です。これがランの魅力でしょう。
長さん
鉢を逆さにして台代わりに使った工夫はこの会場の他のランでも行われていました。買ってきた鉢植え、植物が枯れてしまうと処分に困りますが、こういう使い方もあったんですね。
長さん
原種ラン、華やかで大きな花は少ないですが、それなりに人を惹き付けるものがありますね。
長さん
希少種や有名になった原種は国際間の取引禁止になったものがあるようですが、愛好家は珍しいものを求めて探し歩いているのでしょうか。
river
長さん
ランの原種は実に多彩ですね。らん展に行くたびに未知の原種に出会います。
ミックン
すらすら読めそうもない、早口言葉の練習にもなるような珍しいネーミングに参ってます原種のランに目もまん丸くなってます
長さん
ご存じではない原種が登場しましたか。らん展に行くたびに未知のランに遭遇しますから、原種ランに嵌まった愛好家が多いことは容易に想像できますね。数万もある原種、これからも知らないランが登場する可能性は大ですね。
長さん
ランの名前はラテン語綴りの学名表記が一般的と言うことなので、日本人には、というか、外国の方だって戸惑っていると思いますよ。
eko
コチョウランの原種のファレノプシスベリナの花色が良いですね。
黒いランは珍しいのでしょうね。
長さん
ファレノプシス ベリナは素晴らしい配色ですね。画像の左下に青いリボンが写っていますが、リボン賞の一席と評価された個体です。
黒いランは何種類か展示されていました。
寿々木
長さん
1枚目のファレノプシス ベリナは花弁の形も見たことがないものですし、こんな紫色も珍しいですね。
ロシアンブルー
これが胡蝶蘭の原種かと思われる姿もあり、多種ですね。
色も落ち着いて、それぞれ適性地に添ったものなんですね。
長さん
ランの原種の数々を投稿していますが、品種の多さには驚くばかりです。同じ属でも花の変化が大きいのがランの特徴なんですよ。
はるる
今日伺って、似顔絵が写真になっています。
びっくりしました。
立派です。
でも似顔絵もよく描かれていますね。
長さん
3年ほど前から労組OB会で月1のスケッチを描いてみる会がありまして、昔やっていた絵画を再開しました。似顔絵は鏡を見ながら描いたものです。もうタイトル画も飽きたので、近影に変えてみました。