スイートピー、シンビジューム、小さなユリなど

第65回関東東海花の展覧会にて(7)
 2月12日~14日、池袋サンシャインシティ

 一般財団法人日本花普及センター(JFPC)による「ジャパンフラワーセレクション」(註1)や「フロリアード2012」(註2)で受賞した品種の展示が行われていました。今回はその紹介、3回目です。
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 写真右肩のロゴはそれぞれの受賞花であることを示しています。
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スイートピー 「スプラッシュ ブルー」

白地に濃い青紫色の刷毛で掃いたような模様が入る
かつてない花色で、芳醇な香りがある
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スイートピー 「スプラッシュ パープル」

シックスでスタイリッシュな花色。甘い香りがある
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スイートピー 「スプラッシュ レッド」

しなやかな花姿で甘い香りがある
フレグランス特別賞を受賞
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スイートピー 「リップル ショコラ」

白地にチョコレート色の縁取りとスプレーで吹いたような模様が入る
花弁が大きく、フリルも多いので、シックな色ながら豪華な花
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スイートピー 「リップル ピーチ」

白地にピンクの縁取りとスプレーで吹いたような模様が入る
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ユリ 「プチ アンジェ」

スカシユリとヒメユリ(絶滅危惧種)の種間交雑で生まれた
山口県が開発した「プチシリーズ」中、一番小さい(花径10cm位)
花弁が厚く、花が長持ちする。アンジェは天使の意
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シンビジューム 「ビビアンイエローシャイン」

鮮やかな黄にリップの赤が映える、花立ちのよい丸弁中輪種
「メーテルリンク」同様、(株)河野メリクロンが開発した品種
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シンビジューム 「メーテルリンク」 

パステル系の透きとおるようなピンクのグラデーションが特徴
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アネモネ「ミストラル ローサチアロ」 (参考出品)

これまでのアネモののイメージを変える     
      個性的な花色と大きさが特徴の新品種
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 2月12日撮影。
 (つづく)

画像(註1) ジャパンフラワーセレクション(JFS)とは、「いい花の新基準。」を合言葉に、業界のプロによる公正な審査によって花きの新品種を評価し、その推奨を行うものです。
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(註2) 「フロリアード」(国際園芸博覧会)は10年に1回オランダ国内で開催、2012年にはフェンローで開催されました。日本の花きは、2012年の品種コンテストで、7品種が1席、4品種が2席、4品種が3席を受賞するなど、国際的にも高い評価を受けています。

この記事へのコメント

  • river

    スイートピーを見ると亡き叔母を思い出します。この花が大変好きで死ぬまで栽培していました。花が大好きで私とは何時も花談義をしていました。私もプランターで栽培できる矮性種を栽培したことがありますが絶えてしまいました。
    2016年02月27日 13:12
  • 寿々木

    綺麗な花が沢山、見事です。密集している花は切り花でしょうか。
    2016年02月27日 14:32
  • nobara

    スイートピー「リップル ショコラ」って
    ラディッシュを薄切りしたかんじですね。
    とっても美味しそうです。食い意地が張ってる?
    スイトピーって乙女心(大いに異論あり?)を擽りますね~すっかり、魅了されてしまいました☆
    意外に花の保ちもいいのですよね。
    2016年02月27日 14:46
  • goki

    こんにちは
    スイートピーの花が色彩豊に綺麗ですね
    そして、シンビジュームの、メーテル
    リンクに何か惹かれてしまいました。
    コミックの読みすぎですねぇ。
    2016年02月27日 15:01
  • shizuo

    ♪心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー
    つい口ずさんじゃいました^^;。
    スプラッシュ ブルー、スプラッシュ パープル、スプラッシュ レッド、リップル ショコラ…。
    有るんですね、ステキな色、可愛いスイートピー。
    我が家のシンピジューム“マル青洋ラン”、
    2.5ヶ月間の花が終わりました。
    2016年02月27日 16:02
  • なおさん

    素晴らしい花がこれでもかと飾られていて、見事ですね。甘い香りのスイートピーもずいぶんいろいろあるのですね。スプラッシュですと良いのですが、スプラッタなスイートピーですと、タイヘンですよねえ。
    2016年02月27日 16:26
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    スイートピーの花は淡い色合いが良いですよね。叔母さんがお好きでしたか。一年草ですが、冬は芽出しを待つ期間らしいので寒い群馬でも栽培が可能だったようですね。riverさんが花に興味を持ったのは叔母さんの影響でしょうか。
    2016年02月27日 18:47
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    割り当てられた展示スペースが狭いので、花が密集しています。シンビジューム以外はすべて切り花での展示です。
    2016年02月27日 18:48
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    スイートピーは確かに乙女チックなイメージがありますね。「リップル ショコラ」、ラディッシュを薄切りにして、食紅をちょっと垂らし、軽く揉んだらこんな感じでしょうか。
    2016年02月27日 18:54
  • 長さん

    gokiさん、コメントありがとうございます。
    これまでのスイートピーは淡い単色のイメージでしたが、こんな模様の品種が出来ているんですね。
    メーテルリンクは「青い鳥」ですが、銀河鉄道999はメーテルでしたね。
    2016年02月27日 18:56
  • 長さん

    shizuoさん、コメントありがとうございます。
    松田聖子の「赤いスイートピー」、流行ましたね。スイートピーはピンクや青系の淡い色が流行で、赤いスイートピーは殆ど見かけません。
    マル青洋蘭園という生産者がありますが、そこのシンビジュームでしょうか。
    2016年02月27日 19:01
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    スイートピーの説明に、刷毛で掃いたようなとか、スプレーで吹いたようなという表現がしてありましたが、赤いスプラッターの模様だったら怖いですねー。
    2016年02月27日 19:04
  • mori-sanpo

    スイートピーの花、マメ科とは思えないほどの形と多様な色彩をしていますね。
     麝香連理草といわれるのは甘い香りがあるからでしょうね。
    2016年02月27日 20:45
  • 無門

    こんにちは

    冬でもお花いっぱいで
    嬉しいですね
    先日母を送ったとき
    顔の周りだけでなく
    お棺いっぱいに
    お花で満たしました
    嬉しそうでしたよ
    2016年02月27日 20:52
  • すーちん

    今晩は
    シンビジュームの花の
    咲かせ方、矢張りプロですね~
    2016年02月27日 20:58
  • みっきい

    スイートピーは良い香りがするんですね!!
    淡いピンクのスイートピーしか知りませんが、青紫の筋が入った、初めの花を見て、スイートピーの世界も新品種が作られているのですね!
    シンビジュームの黄色い花や、ピンクのグラデーションの珍しい色で密集して咲いている下垂の花、欲しいですねぇ。
    我が家の平凡なシンビジュームの花も3か月咲いてくれると、長持ちして有難い花です。
    2016年02月27日 21:03
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    スイートピーの和名にはジャコウエンドウ(麝香豌豆)とか、カオリエンドウ(香豌豆)というのもあって、どれも香りのが付いていますね。
    2016年02月27日 21:31
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    葬儀には花が必需品ですね。私も、高価なものでなくても良いから、大好きな花に包まれて送ってもらいたいと思っています。
    2016年02月27日 21:34
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    我が家にもシンビジュームがあるのですが、こんなに花は付きません。また、花茎も弱いです。肥料も違うのでしょうね。
    2016年02月27日 21:36
  • 長さん

    みっきいさん、コメントありがとうございます。
    こんなスイートピーを見ると、スイートピーのイメージが変わりますね。今頃つくるフラワーアレンジメントには欠かせない素材です。
    2種類のシンビジューム、胡蝶蘭のような仕立て方をしていますから高いでしょうね。我が家のシンビジュームは一ヶ月くらいしか持ちませんでした。
    2016年02月27日 21:42
  • eko

    見事な花がたくさん飾られていますね。
    スイートピーもこんな素晴らしい花を見るとイメージが変わります。個人的には「リップル ショコラ」が良いですね。
    シンビジュームも花付きが凄いですね。
    2016年02月27日 22:12
  • ミックン

    こんばんは
    「スプラッシュブルー」という名のスイトピー、こんな色初めて見ました。大人の色をしていて、スイトピーの貴婦人と言う感じがします。実際に見てみたいものです。
    2016年02月27日 22:47
  • ロシアンブルー

    スイトピーの花もいろいろありますね。
    春を感じさせるピンクのスイトピーでしたがいろんな色がいろんなかおりを振りまいてくれますね。
    アネモネ、柔らかい雰囲気ですね。
    2016年02月27日 22:49
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    模様入りのスイートピーなんて、ちょっと前まで考えられなかったものですね。「リップルショコラ」がお気に入りですか。私はちょっと華やかな「リップルピーチ」が良いかな。
    シンビジューム、素晴らしいですね。買ったら高そう(笑)。
    2016年02月27日 22:52
  • 長さん

    ミックンさん、コメントありがとうございます。
    スイートピーの「リップルシリーズ」もそうですが、「スプラッシュシリーズ」も、どうやったらこんな模様を入れることが出来たのか興味があります。紫系統は大人の色気という感じですね。
    2016年02月27日 22:56
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    スイートピーは単色のイメージでしたが、模様入りのものも出来たんですよ。アネモネも今まで見たことがない咲き方で、雰囲気がずいぶん違いますね。
    2016年02月27日 22:59
  • K・たじまん

    ユリの「プチアンジュ」は清楚で可憐また燐とした佇まいで、たいへん魅力的です。
    2016年02月28日 11:48
  • 長さん

    K・たじまんさん、コメントありがとうございます。
    大きなユリは花瓶もそれなりのものを用意しなければなりませんが、「プチジュリアン」は手頃な大きさなので、扱いやすいと思いました。
    2016年02月28日 17:51
  • はるる

    スイートピーも種類が豊富で、まるで作り物のようにきれいです。作り物はこんなにきれいではないかもしれません。
    ユリの香りは大好きです。アネモネも豪華ですね。
    2016年02月28日 19:30
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    これらのスイートピーは交配などによって作り出されたものですから、「作り物」に間違いないですねー。
    小さなユリのせいか、あまり香りがしませんでしたよ。
    2016年02月28日 21:31

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